ためしてガッテン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ためしてガッテン
ジャンル 生活情報番組
放送時間 毎週水曜 20:00 - 20:43(44分)
放送期間 1995年4月5日 - 放送中
放送国 日本
制作局 NHK
出演者 司会
立川志の輔
小野文恵アナウンサー
パネリスト
山瀬まみ
その他週代わりゲスト2名
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 あり
外部リンク 公式サイト

特記事項:
ナレーターは生野文治が担当。

ためしてガッテン』は、1995年4月5日からNHK総合テレビで放送されている生活情報番組である(字幕放送)。

目次

[編集] 番組概要

[編集] 内容

毎回、身近な生活の話題の一つのテーマを、最新の科学を駆使・実践していくことで今までの常識を覆し、新しい常識を発見していく。民放の情報番組と比べると演出はやや抑え気味で、地味なテーマを取り上げることもある。

以前は、同じジャンルの代表的な2つの物(例としてコーヒーと緑茶)を比較し、それぞれの相対的な良い点と悪い点を上げていくというスタイルで行われていた。しかし、結論は毎回とも適材適所となっていた。現在は一つのモノを対象に深く掘り下げ、効果的な利用方法の紹介というスタイルに改められている。最近は、雑誌や民放が放送した番組でセンセーショナルに取り上げた健康食品等の効果を再検証し、その信憑性に警鐘を鳴らす企画も放送している。

番組で特定の企業に属する商品は取り扱わず、一般的に全国規模で生産されている健康食品などを取り扱うことが多い。効果ありと取り上げられた品物は爆発的に売れることが多く、よく知られた自然食品の中には翌日、売り切れする店が続出している。また、古くからある自然食品などにおいて、民放などが有害成分があるなどと警鐘を鳴らすと、それについても反証を行うなどし安全性を確認している。

2000年からは、過去の放送や要望の多いテーマについて、視聴者からの疑問・質問に答える「?にお答えします」を不定期に放送。検証や追加実験などで分かった新事実を交えて、解決法を紹介している。

実験や物事が失敗したときはバック音楽をスロー再生にしたり寺の鐘が鳴ったりする。

放送をまとめたVHSビデオが第1期・第2期はそれぞれ5巻発売されている。DVDはポニーキャニオンより4タイトル2007年8月17日に発売された。

2009年2月4日の放送はインフルエンザの急激な流行に伴い「緊急生放送!インフルエンザ最新対策」として急遽予定を変更し生放送で放送された(NHKワールド・プレミアムも国内の放送から2時間後に録画放送)。字幕放送もリアルタイム字幕放送の形式で行った。

2009年5月20日の放送は横浜中華街がテーマでエンディングにゲストの小林幸子ブルー・ライト・ヨコハマを歌った。

[編集] 形式

番組は司会者2名がゲスト3名へ説明する形で進行する。番組のゲストは、各パートの終わりに理解度を「ガッテン台」と呼ばれる物で計り(ゲストが納得したら手元のボタンをたたく)、エンディングの「小論文」で番組の内容をまとめる。2001年ごろにガッテン台のデザインが変更された。

初期はオープニングのミニクイズに「基礎講座」、各パートに「国語」「歴史」「数学」など学科名がつけられていた。「小論文」コーナーはその名残である。

デジタル総合テレビ・デジタル衛星ハイビジョンはデータ放送がある。このうちデジタル衛星ハイビジョンでは、双方向機能を使ったクイズがあり(その日の番組内容から出題)、応募者の中から抽選で番組の記念品や書籍がプレゼントされた。また、ゲストがガッテン台を叩いて「合点」する際には、視聴者もガッテンできるよう配慮されており、「ガッテン」の音声合成もデータ放送で配信されている。

デジタル総合テレビでは、番組終了時に双方向機能を使ったアンケートが実施され、回答者のうちから抽選で記念品がプレゼントされる。

[編集] 放送回数

2006年8月30日放送の「血液サラサラ健康法」で放送回数が500回となった。

2008年11月19日放送の「慢性痛・最新治療術」で放送回数が600回となった。

[編集] 問題

1999年2月17日の放送は、朝食を食べられるようにする方法というテーマだったが、実習コーナーで電子レンジを使った卵料理についてやったところ、家庭でまねた人たちの卵が爆発するという事例が多発し、けが人も出た。NHKはこの回を再放送せず、後日、電子レンジの使い方をテーマにした回で、謝罪と説明を放送した。

2006年4月5日の当番組に捏造疑惑があると、2007年4月7日号の『週刊現代』が報じた。尼崎市の職員の生活改善でアディポネクチンが増加するという実験で、実際は減少している人を「変化なし」としていたというものである。これに対してNHKが発行元の講談社に抗議した。2007年4月11日の放送後、小野アナウンサーが「統計学的に有意な減少幅にならなかったために変化なしと表現したのであって、捏造の事実はない」という説明をした。

2008年7月9日放送の「今年も猛暑!お宅の『氷』激ウマ大革命」で紹介された「ムペンバ効果」という現象について、早稲田大学の大槻義彦名誉教授がこの取り上げ方を批判した。

2009年4月29日放送予定分は、高齢者の転倒防止がテーマとなっていたが、同年3月15日にこの回を収録中に、エキストラとして出演していた60歳代の女性が、転倒の様子を観察する実験の最中に、転倒して左手首を骨折していたことが発覚した。NHKは、本放送分では、事故のあった実験の含まれる部分は除外して放送するとしている(関連記事)。

[編集] 出演者

  • 司会
    立川志の輔
    山本志保アナウンサー(1997年3月まで)
    小野文恵アナウンサー(1997年4月から。2007年6月の日本語センター出向後も引き続き担当している)- 毎回小野アナの「はいテーマです!」というセリフで番組は進行していく。
  • レギュラー
    山瀬まみ
  • ゲスト
    女性と男性が1名ずつ。おもにベテランの俳優・女優、歌手など。
  • ナレーター
    生野文治
  • 2005年から出演者紹介のテロップで、小野アナの名前に「アナウンサー」という文字が入らなくなった。以前は毎週のように「小野文恵アナウンサー」と紹介されていた。ただし「鶴瓶の家族に乾杯」「土曜スタジオパーク」では「アナウンサー」が表記されている。
  • 志の輔と山瀬は、かつての裏番組『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』 (1988年 - 1995年・日本テレビ)のレギュラーでもあった(それぞれナレーターと解答者)。志の輔は裏番組(=「ガッテン」)司会就任のため「ショーバイ!!」を降板した。

[編集] 放送時間(2009年4月現在)

  • NHK総合テレビ
    本放送・水曜日20:00 - 20:43(番組開始 - 1996年3月は20:00 - 20:38だったが、1996年4月 - 1999年12月は20:00 - 20:44、2000年1月以降は現在の放送時間となる)
    再放送・火曜日16:05 - 16:48(大相撲中継・国会中継・高校野球中継などが編成される場合は再放送はない)
  • NHK衛星第2テレビジョン
    木曜日8:15 - 9:00(デジタル放送16:9サイズで放送。国会中継・高校野球中継などが編成される場合は休止される)

なお、デジタル衛星ハイビジョンでも地上波より先行放送されていたが、2006年末で打ち切りとなっている。またいずれも特別番組などにより、休止・放送時間変更の場合がある。海外でもNHKワールド・プレミアムで放送されている。

[編集] 類似番組

[編集] 外部リンク

[編集] 前後番組の入れ替わり

NHK総合 水曜20:00枠
前番組 番組名 次番組
ためしてガッテン
NHK総合 生活情報番組枠
なせばなるほど
(木曜20時台に放送)
ためしてガッテン