眼瞼下垂
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眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、先天的理由、後天的理由(眼筋疾患・加齢・コンタクトレンズ装用等)により、上眼瞼(上まぶた)の機能に障害が生じ、瞼が開きづらくなる疾病の一つ。神経内科や神経眼科で診断治療を受けることになる。
視界が制限され、無意識に眉毛を挙上して瞼を開こうとするため、あるいは顎を挙上するため、頭痛や肩こりを併発することがある。眼科または形成外科で、重瞼形成術と同じく上眼瞼上の皮膚をまたは結膜円蓋部を切開し、上眼瞼挙筋から続いている眼瞼腱膜(levator aponeurosis)またはミュラーMuller筋(場合により結膜も)を短縮する手術を行うことにより、治療できる。ただし、この方法を、眼瞼挙筋の挙上力が著しく弱くしかもベル現象が認められない症例にもちいた場合、兎眼を生じることがある。
韓国の盧泰愚元大統領、水泳の田中雅美選手がこの手術をしたことで有名。
眼筋疾患による眼瞼下垂は、疲労により、症状が出現する。一日の中で症状の強さが動くため、切開の調整が難しく、通常手術はあまり行われない。軽度の眼瞼下垂の場合、あまり自覚症状がないが、重症化すると、距離感がつかめず、また突然見えない状態になるので、怪我や階段での転倒、自動車事故などが非常に多い疾患である。特に、両眼性眼瞼下垂が長時間出現すると、視力はあるのに、目が開かない状態で、機能的盲目に陥る。対処療法的な治療はあるが、治癒することはなく、症状が進むと、開眼失行(目がまったく開かなくなる)に至る。遮光眼鏡で、陽光を和らげることで、筋肉の負担を減らし、進行を遅らせることができる。
[編集] 関連項目
- まぶた
- 重症筋無力症:眼筋型
- ミトコンドリア病:進行性外眼筋麻痺
- 眼瞼痙攣

