菊次郎の夏

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菊次郎の夏
監督 北野武
脚本 北野武
製作 森昌行
吉田多喜男
出演者 ビートたけし
岸本加世子
関口雄介
音楽 久石譲
撮影 柳島克己
編集 北野武
太田義則
配給 オフィス北野
日本ヘラルド
公開 フランスの旗 1999年5月20日CIFF
日本の旗 1999年6月5日
上映時間 121分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 3億7千万
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菊次郎の夏』(きくじろうのなつ)は、北野武の監督作品。1999年公開。第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式参加作品。カンヌ国際映画祭でも評判は上々だったが、賞は獲れなかった[1]

あらすじ[編集]

夏休み、一人ぼっちの小学三年生の正男(関口雄介)は、遠く離れて暮らしているという母親に会うために、お小遣いを持って家を飛び出す。それを知って心配した近所のおばさん(岸本加世子)は、自分の旦那でチンピラ中年、菊次郎[2](ビートたけし)を正男に同行させて母親のもとへと旅に出る。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督:北野武
  • プロデューサー:森昌行、吉田多喜男
  • 脚本:北野武
  • 撮影:柳島克己
  • 美術:磯田典宏
  • 照明:高屋齋
  • 音楽監督:久石譲
  • 録音:堀内戦治
  • 編集:北野武、太田義則
  • 音響効果:帆苅幸雄
  • 衣装:岩崎文男
  • スクリプター:中田秀子
  • スチール:熊谷貫

作品解説[編集]

静岡県、および愛知県豊橋市などでロケが行われた。この作品には北野が絶賛するパフォーマンス集団THE CONVOYのメンバーが出演している。

音楽[編集]

音楽を依頼する際、いつもは「自分の専門じゃないから」と音楽担当の久石譲に任せ、まず久石が仮に作ったデモ盤を聴いた後に変更等の注文をつけることが多いが、本作では映画製作前に北野から具体的なイメージによる注文がされた。北野がイメージを具体的に示すのは珍しく、余程のこだわりがあったのだろうと久石のアルバム『joe hisaishi meets kitano films』のライナーにて森昌行が回想しコメントしている。

また主題曲「Summer」は2000年2002年にかけて、北野が出演した9代目(E120系)トヨタ・カローラのテレビ・ラジオCMのBGMにも使われた。

受賞歴[編集]

ノミネート[編集]

カンヌ国際映画祭 パルム・ドール

脚注[編集]

  1. ^ 東京スポーツは、「たけし一冠の終わり」という見出しを出した。これには北野も苦笑するほかなかったという。
  2. ^ 「菊次郎」はたけしの亡き父の名前である。

外部リンク[編集]