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日本の水族館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大分生態水族館マリーンパレス(1960年代)

この記事では日本の水族館(にほんのすいぞくかん)について解説する。 日本は、人口あたりの水族館数が世界一と言われており、水族館大国である。

日本の水族館の歴史

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日本の水族館の一覧

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凡例

  • (動物園):動物園付属施設であることを示す。
  • (植物園):植物園付属施設であることを示す。
  • (爬虫類):爬虫類館を示す。
  • ★:日本動物園水族館協会(JAZA)加盟園館 加盟状況は日本動物園水族館協会HP[7]を参照(令和6年2月27日時点のデータ)
  • ☆:日本水族館協会(JAA)加盟園館 加盟状況は日本動物園水族館協会HP[8]を参照(令和6年2月27日時点のデータ)
  • ⚪︎:文部科学省 指定施設(旧博物館相当施設)[9]を参照(令和6年2月27日時点のデータ)
  • ◎:文部科学省登録博物館[10]を参照(令和6年2月27日時点のデータ)

北海道

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登別マリンパークニクス

東北

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浅虫水族館
アクアマリンふくしま

関東

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葛西臨海水族園
鴨川シーワールド

中部

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名古屋港水族館北館
シーライフ名古屋 (レゴランド併設)

近畿

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京都水族館
神戸市立須磨海浜水族園

中国

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四国

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九州・沖縄

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沖縄美ら海水族館

閉鎖後再開された水族館

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閉鎖された水族館

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規模

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日本におけるランキング(屋内水槽)
※堀込水槽・野外水槽・プールの類を除く。
(世界におけるランキングは「水族館」を参照)
順位 名称 所在地 開館年 水量
1 沖縄美ら海水族館 「黒潮の海水槽」 沖縄県 2002年 7,500t
2 大阪海遊館 「太平洋水槽」 大阪府 1990年 5,400t
3 大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター 「第二水槽」 高知県 2009年 3,300t
4 葛西臨海水族園 「大洋の航海者水槽」 東京都 1989年 2,200t
5 大阪海遊館 海洋生物研究所以布利センター 「第一水槽」 高知県 1997年 1,600t
5 のとじま臨海公園水族館 「ジンベエザメ館 青の世界」 石川県 2010年 1,600t
7 アクアマリンふくしま 「潮目の海水槽」 福島県 2000年 1,500t(2,050t)
7 横浜八景島シーパラダイス 「魚類大水槽」 神奈川県 1993年 1,500t
7 いおワールドかごしま水族館 「黒潮大水槽」 鹿児島県 1997年 1,500t
10 マリンワールド海の中道 「パノラマ大水槽」 福岡県 1995年 1,400t
日本におけるランキング(延床面積)
※建物は大きく単棟型と分棟型(パビリオン型)、部分型(建物内の一部)に分けることができ、いずれをも含む。
順位 名称 所在地 広さ タイプ
1 名古屋港水族館 愛知県 41,529m2 分棟型
2 海遊館 大阪府 31,044m2 単棟型
3 鳥羽水族館 三重県 24,981m2 単棟型
4 鴨川シーワールド 千葉県 22,699m2 分棟型
5 マリンワールド海の中道 福岡県 21,079m2 単棟型
6 アクアワールド・大洗 茨城県 20,299m2 単棟型
7 沖縄美ら海水族館 沖縄県 19,199m2 分棟型
8 横浜・八景島シーパラダイス(アクアリゾーツ) 神奈川県 18,204m2 分棟型
9 アクアマリンふくしま 福島県 15,233m2 単棟型
10 葛西臨海水族園 東京都 14,772m2 分棟型
11 神戸市立須磨海浜水族園 兵庫県 14,500m2 分棟型
12 下関市立しものせき水族館 山口県 14,400m2 分棟型
13 島根県立しまね海洋館 島根県 14,394m2 単棟型
14 いおワールドかごしま水族館 鹿児島県 13,163m2 単棟型
15 新江ノ島水族館 神奈川県 12,804m2 単棟型
16 マクセル アクアパーク品川 東京都 11,535m2 部分型
17 新潟市水族館 マリンピア日本海 新潟県 11,463m2 分棟型
18 京都水族館 京都府 10,974m2 単棟型
19 大分マリーンパレス水族館 大分県 10,881m2 単棟型
20 登別マリンパークニクス 北海道 10,576m2 分棟型
日本におけるランキング(水槽総容量)
順位 名称 所在地 開館年 総水量 タイプ
1 名古屋港水族館 愛知県 1992年 24,600t 分棟型
2 八景島シーパラダイス(アクアリゾーツ) 神奈川県 1993年 16,500t 分棟型
3 鴨川シーワールド 千葉県 1970年 12,000t 分棟型
4 大阪海遊館 大阪府 1990年 11,000t 単棟型
5 沖縄美ら海水族館 沖縄県 1997年 10,400t 分棟型
6 マリンワールド海の中道 福岡県 1989年 6,050t 単棟型
7 鳥羽水族館 三重県 1955年 6,000t 単棟型
8 アクアワールド・大洗 茨城県 2002年 5,100t 単棟型
9 アクアパーク品川 東京都 2005年 4,800t 部分型
10 島根県立しまね海洋館 島根県 2000年 4,500t 単棟型
日本におけるランキング(年間入場者数)2018年度
順位 名称 所在地 入場者数
1 沖縄美ら海水族館 沖縄県 372万人
2 海遊館 大阪府 277万人
3 名古屋港水族館 愛知県 211万人
4 サンシャイン水族館 東京都 173万人
5 マクセル アクアパーク品川 東京都 171万人

飼育展示数・飼育種類数

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一般的に水族館で飼育されている生物の展示数・種類数は動物園より多い。
日本における展示数ランキング
※ 展示数は絶えず変動しているので、順位も流動的であることに注意。
順位 名称 所在地 展示数(種類数)
1 アクアマリンふくしま 福島県 210,000点(約750種)
2 アクアワールド・大洗 茨城県 068,000点(約580種)
3 東京タワー水族館 東京都 050,000点(約900種)
4 サンシャイン水族館 東京都 037,000点(約750種)
5 鳥羽水族館 三重県 030,000点(約1200種)
5 海遊館 大阪府 030,000点(約580種)
日本における種類数ランキング
※ 種類数は絶えず変動しているので、順位も流動的であることに注意。
順位 名称 所在地 種類数(展示数)
1 鳥羽水族館 三重県 約1200種(30,000点)
2 東京タワー水族館 東京都 0約900種(50,000点)
3 鴨川シーワールド 千葉県 0約800種(11,000点)
4 アクアマリンふくしま 福島県 0約750種(210,000点)
5 サンシャイン水族館 東京都 0約750種(37,000点)
6 沖縄美ら海水族館 沖縄県 0約740種(21,000点)
7 京都大学白浜水族館 和歌山県 0約629種(10,796点)
8 神戸市立須磨海浜水族園 兵庫県 0約600種(13,000点)
9 アクアワールド・大洗 茨城県 0約580種(68,000点)
10 海遊館 大阪府 0約580種(30,000点)

参考文献・脚注

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  1. ^ a b 鮫島叡 「開園10周年・これからの水族館」(神戸市立須磨海浜水族園公式Webサイト、2010年1月22日時点のインターネット・アーカイブ)
  2. ^ a b マリンピア松島水族館の概略史 Archived 2007年12月12日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 阪神ナウ! 「甲子園の開発 Archived 2007年9月27日, at the Wayback Machine.」。1936年(昭和11年)にゴンドウクジラを飼育と記載。
  4. ^ 鈴木克美 『水族館への招待』 丸善株式会社、平成6年、190-192頁。1935年(昭和10年)にゴンドウクジラを飼育と記載。
  5. ^ 堀家邦男 『水族館の魚達』 秦流社、昭和51年、95-116頁。1937年(昭和12年)に和歌山県太地町で捕獲されたゴンドウクジラ4頭を飼育と記載(オープンは昭和9年とされている)飼育年については阪神ナウ!、鈴木、堀家の間でぶれが見られる。またこれらにはゴンドウクジラの飼育と記述されているが、和歌山県太地で捕獲された個体であるとの堀家の記述から、コビレゴンドウであると解釈される。
  6. ^ “茨城)ペンギンの散歩始まる アクアワールド”. 朝日新聞. (2014年11月6日). オリジナルの2014年11月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141111051725/http://www.asahi.com/articles/ASGB03T81GB0UJHB00L.html 
  7. ^ 正会員名簿【水族館】”. 2024年2月27日閲覧。
  8. ^ 正会員名簿”. 2024年2月27日閲覧。
  9. ^ “法律上の位置付けがある登録博物館・指定施設”. 文化庁. (2024年2月27日). https://museum.bunka.go.jp/guide/ 
  10. ^ “法律上の位置付けがある登録博物館・指定施設”. 文化庁. (2024年2月27日). https://museum.bunka.go.jp/guide/ 
  11. ^ https://smartaqua-sz.jp/
  12. ^ https://kingyomuseum.com/
  13. ^ https://www.kingyoen.com/
  14. ^ 群馬県水産学習館”. 2009年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月16日閲覧。
  15. ^ 群馬県立水産学習館”. 2009年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月16日閲覧。
  16. ^ 「公共施設のあり方に関する最終報告書」について”. 群馬県. 2016年10月16日閲覧。
  17. ^ 中村元. “群馬県水産学習館”. Web水族館. 2016年10月16日閲覧。
  18. ^ https://chinobouken.com/kamakurasuizokukan/
  19. ^ 『保存版 糸魚川・妙高・頚南今昔写真帖』(2007年9月20日、郷土出版社発行)104ページ。
  20. ^ 長浜水族館復活を 住民団体が署名提出

関連項目

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外部リンク

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