よみうりランド

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よみうりランド
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よみうりランド
施設情報
キャッチコピー 空から行けちゃう遊園地
事業主体 株式会社よみうりランド
管理運営 株式会社よみうりランド
開園 1964年9月24日
所在地 206-8725
東京都稲城市矢野口4015-1(株式会社よみうりランド本社ビル)
位置 北緯35度37分33秒
東経139度31分7秒
座標: 北緯35度37分33秒 東経139度31分7秒
公式サイト http://www.yomiuriland.co.jp/

よみうりランドは、東京都稲城市神奈川県川崎市多摩区にまたがる場所にある遊園地。運営は株式会社よみうりランド

遊園地の概要[編集]

1964年に開園。多摩丘陵南部にある郊外型の遊園地で、園内にはローラーコースター観覧車などの遊戯施設、野外劇場などの施設がある。近年は、スーパー銭湯や老人向け介護サービス施設、医療機関などが敷地内に開設されている。かつては、日本唯一の常設の「水中バレエ劇場」や園内を一周するモノレールよみうりランドモノレール」があった。

所在地は東京都稲城市矢野口と表記されているが、これは京王よみうりランド駅前に所在する株式会社よみうりランド本社事務所の住所で、実際は南側の丘にある大部分の敷地が神奈川県川崎市多摩区菅仙谷4丁目に属し、電話番号も川崎MAの044となっている。また、川崎市側の敷地内にある読売ジャイアンツ旧室内練習場跡地の一部は稲城市の飛地になっている。

入園料(2016年3月18日~)
  • 大人:1800円
  • 中高生:1500円
  • 子供:1000円
  • シルバー(65歳以上):800円
1日乗り放題の「ワンデーパス」他、各種乗り物券あり[1]

遊園地の施設[編集]

園内の施設[編集]

遊戯施設

  • バンデットローラーコースター
    • 最高時速110kmは、1988年当時で世界最速で、現在でも神奈川県最速である地形を利用したコースにより、後半でも大きな落下が用意されている。最高点と最下点の高低差は78m。トーゴ製。夏季は全身ずぶ濡れになる「スプラッシュバンデット(通常のバンデットと交互で運営)」が、冬季はイベント「ジュエルミネーション」で、車両にLEDを取り付け、コース途中で炎柱が上がる「スターライトバンデット」が運営される。これまでに期間限定で、同じコースを後ろ向きに走る「逆走バンデット」や、コース途中で火柱が上がる「ファイヤーバンデット(スターライトバンデットに継承)」などのイベントが行われた。
  • ループコースター MOMOnGA(座り乗り、立ち乗り)
    • 開業した1979年当時は日本初のループコースターとして登場した。1982年には立ち乗り型の車両が登場し、世界初のスタンディングコースターとなった。名称も当初は「ループコースター」、立ち乗り登場時は「ループ&スタンディングコースター」で、2002年にレールのカラーリングを変更して現在の名称となった。
  • クレージーヒューストン(タワー型垂直上昇&落下マシン)
    • 「クレージーヒュー」と「クレージーストン」により構成される。クレージーヒューは、4Gの力で地上約60mまで打ち上げられ、クレージーストンはゆっくり上昇し、地上約60mから-2Gの力で強制落下する。垂直上昇と垂直落下のマシンが揃うのはここだけである。
  • バンジージャンプワンデーパス使用不可
    • 都内で唯一のバンジージャンプ施設。料金は900円。
    • バヌアツ共和国の成人の儀式「ナゴール」がバンジージャンプの起源である事に因み、毎年成人の日に新成人は誕生日が記載された証明書を見せれば、料金が1回無料になるイベントが行われている。
    • 2008年より、日本初となるビデオ撮影サービスが開始された。これは、バラエティ番組でよく見かけるCCDカメラ付きヘルメットをかぶって跳ぶもので、他計4か所のカメラで撮影された映像をDVDに編集してくれる。バンジー利用料金とは別で2000円。
  • ジャイアントスカイリバー
    • 地上25mの高さから、4人乗りのビニール製円形ゴムボートに乗り、水路を下るウォータースライダーアトラクション。夏期はプール施設の一部となる為、連絡通路を通りプール施設内へ入る必要がある。この時、プール入場チケットを持っていない場合は利用不可。
  • ルーピングスターシップ
  • ミルキーウェイ
  • お化け屋敷「無黒屋」
  • ヒーロートレーニングセンター"ミッション8"
  • レーザーアスレチック 〜太陽の神殿〜
  • アニマルレスキュー
  • 大観覧車
  • ゴーカート
    • 2人乗りのファミリーコース(全長600m)、1人乗りのハイウェイロングコース(全長1000m)がある。
  • アニマルコースター
  • アシカショー
  • スイーツカップ

その他の施設[編集]

太陽の広場(2011年)
  • WAI(Water Amusement Island)
    • 流れるプール
    • 波のプール
    • ダイビングプール
    • スイミングプール
    • それいけ!アンパンマンプール
    • キャンペーンガール
  • 聖地公園
    釈迦如来堂・時の塔・聖門・妙見菩薩像(重要文化財)・昭和天皇御製[2]
  • 太陽の広場
    キャラクタショー、アマチュア道場などが開かれる。
  • ふれあい芝広場
  • 日テレ らんらんホール
    2014年3月19日、ホワイトキャニオン跡地にオープンした全天候型多目的ホール。
    壁や床が可動する構造で、可動する客席の下にはプールを整備し、水を使った演出も可能。収容人数は床が上にある状態で500人、床が下にある状態で1,000人。正面の芝生広場を客席として利用でき、収容人数をさらに増やすことも可能。
  • バーベキューパーク JU-JU
  • 屋内遊戯施設 キドキド
  • グッジョバ!!
    2016年3月18日にオープンした。
    日本最大となる様々な「モノづくり」が体験できる15種類のアトラクションがある。
    スポンサーはコクヨ日清食品ワールド島精機製作所日産自動車アルソックなど

営業を終了した施設[編集]

  • 読売ゴルフパブリックアウトコース
    1961年11月1日 - 1964年5月1日。インコースは後の『よみうりゴルフ倶楽部』
  • 読売スキーセンター
    1963年8月5日 - 1972年3月5日。グラススキーが楽しめる人工スキー場・人工シャンツェ(ジャンプ台)があり、純ジャンプのナショナルチームの練習にも使用された。なお、ジャンプ台へ登るためのタワーは現在も健在であるが、立ち入る事は出来ない。
  • 谷間の野外音楽堂
    1963年8月5日 - 1970年頃。読売日本交響楽団の練習所に隣接されていた、オープンシアターEASTとは異なる。
  • 水中バレエ劇場
    1964年10月5日 - 1997年12月1日。開業当時の名称は『龍宮城』。近藤玲子主宰による水中バレエが繰り広げられた。
  • よみうりランドアイススケート場
    1966年12月25日 - 1999年頃。当時は400Mのトラック状のリンクもあった。
  • よみうりランドモノレール
    1964年1月1日 - 1978年11月30日。8月28日から遊園地(ランドホテル)→大駐車場→サッカー場→スカイロード→遊園地の周回コースで環状軌道。当時世界最長のモノレール・日立アルヴェーグ式
  • 海水水族館マリンドーム
    1964年3月19日 - 2000年11月5日。海水は鎌倉市稲村ヶ崎海岸からトラック輸送された。
  • ラッコ・マナティ館
    マリンドーム終了後も細々と営業を継続するも、マナティの死去等の事由により2002年2月28日閉鎖。ラッコ達は国内の水族館に引き取られた。
  • よみうりボウル
    1981年11月20日 - 2003年3月31日。ボウリング場閉鎖後、新社屋竣工までの間は本社事務所が入居していた。
  • よみうりテニスガーデン
    1974年7月20日 - 2000年頃。最盛期には23面のクレーコートがあり、一部のコートは夜間営業も行われていた。
  • サーキットギャング
    1983年3月20日 - 2003年3月31日。全長2300mのゴーカート。モノレールの営業終了後、土台をゴーカートのコースとして再利用されたもの。
  • よみうりランド会館
    1964年10月5日 - 2004年8月31日。開業当時の名称は『学生ホテル』。
  • ホワイトキャニオン
    1994年4月9日 - 2013年1月14日。ボルトとレール以外は全て木で造られた、東日本初の木製コースター。狭い木組みの中を通る場所が多く、世界最大の横Gが特徴であった。跡地は「日テレ らんらんホール」となっている。
  • SLコースター
    1988年4月6日 - 2011年5月8日。前身は『ジェットシューター』(1966年4月9日 - )スタート直後の巻き上げが無く、いきなり急降下した後、池の水面ギリギリを走るコースターとして人気があった。
  • スリラーカー
    1965年9月1日 - 1970年頃。
  • ロープウェイ
    1966年4月1日 - 1975年頃。聖地公園内の展望台から池を渡り、水中バレエ劇場近くを結んでいた。現在の『スカイシャトル』とは異なる。
  • 極楽園
    1966年12月25日 - 1974年頃。池に船を設置していたもの、『バンデット』建設に伴い閉鎖。 極楽船は1984年頃撤去。
  • ロックンローラー
  • お化け屋敷
    2009年9月に営業終了したが建物はそのまま残され、現在は期間限定イベントのお化け屋敷として利用されている。
  • ミステリー・ザ・ワールド
  • ローラースケート場
    1964年3月19日 - 1984年5月6日。跡地には、後に読売巨人軍の室内練習場が建設された。
  • よみうりランドホテル(本館・別館)
    1964年7月1日 - 1999年頃。開業当時の名称は『読売観光ホテル』、1974年に昭和天皇・皇后両陛下が来園し、休憩した部屋が貴賓室とされていた。
  • 読売フィッシングセンター
    1962年9月24日 - 1964年3月18日。いわゆる釣り堀、後に規模を縮小して『ひょうたん池』として営業を存続するも1968年8月9日営業終了。
  • パラシュートタワー(よみうりランドで最初の乗り物)
  • ふれあいの里・ワンニャン村
  • スカイロード
    1971年4月1日 - 1999年頃。長大な動く歩道で、京王よみうりランド駅前から読売ジャイアンツ球場あたりまでを結んでいた。有料。鉄道アクセスを担っていたが『スカイシャトル』への世代交代に伴い廃止。
  • 屋内植物園
    1975年11月30日 - 2000年頃。株式会社よみうりサポートアンドサービスが運営していた。
  • 大正天皇御料車展示館
    1967年1月- 2003年8月。聖地公園内にあり、7号御料車が展示されていた。(現在は鉄道博物館に移設)
  • オープンシアターEAST(よみうりランドEAST)
    1983年4月17日 - 2013年5月6日
    客席数は固定席4,182(アリーナに最大412席の仮設席設置可能)、芝生席約4,000名が収容可能。
    約10,000人の収容が可能な、日本最大級の常設野外ステージ[3]
    1990年前後までは広くコンサート等に利用されてきたが、以降は昼間のイベント(アイドル握手会・子供向けショーなど)がメインとなった。
    2013年5月6日を以って閉鎖し、代替施設として2014年3月19日に全天候型の「日テレ らんらんホール」がオープン。(敷地の一部はEAST跡地にかかっている。)
  • ファミリー広場
    2013年5月6日を以って閉鎖。
  • ツイストコースター ロビン(ローラーコースター)
    2014年3月19日 - 同日。日本初となる車両が外側に傾いて曲がる逆カントカーブを採用したコースターであった。オープン初日に、車両が逆走してプラットホームに待機していた車両に衝突する事故が発生した。それ以降は長らく運行を中止していたが、2016年1月12日に公式ホームページ上で撤去されることが発表された。

遊園地外にある施設[編集]

よみうりランドの所有する敷地内にあり、運営・管理を行っているが、遊園地の施設ではない施設。
よみうりランド丘の湯

敷地賃借施設[編集]

よみうりランドの所有する敷地内にあるが、運営主体は別にある施設(既に閉鎖されているものも含む)。

ナイター営業「よるランド」[編集]

会社創立60周年を記念し、開業以来初となるナイター営業「よるランド」を、2009年12月5日から1月11日の金・土・日・祝、12月23日から1月3日までの24日間にわたり開催した。

各日16時よりナイター営業チケットが販売され、アトラクション乗り放題と入園料込[5]で一律1000円。20時まで開園していた[6]

園内には数々のイルミネーション、降雪・流れ星の演出、人気コースター「バンデット」のナイター営業特別バージョン「スターライトバンデット」[7]の運行を行なった。

以降冬期限定で、イルミネーションイベント「ジュエルミネーション」が開催されている。

その他[編集]

  • 毎年、オープンシアターEAST(よみうりランドEAST)において、ファンイベント「GOGO巨人軍」がキャンプイン直前の1月最終日曜に開催される[8]
  • マスコットキャラクターとしてイヌの「ランドドッグ」がいる。2016年より設定を変更し、オスの『グッド』に、メスの『ラッキー』が加わった[9]
    • 以前は、腹話術人形の「よみうりランドくん」がマスコットキャラクターであった。
  • 以前は「きらきらサンデー」という、文化放送のアイドルが中心で歌を披露する公開放送番組を行っていた(毎週日曜12:30-13:00、1990年代後半まで)。
  • 1980年代後半にはペプシコーラ主催の夏BOYコンテストが行われた。
  • 2016年3月29日に放送された「日経スペシャル ガイアの夜明け」で「グッジョバ!!」のオープンまでの道のりが紹介された。

交通アクセス[編集]

よみうりランドでロケが行われた作品[編集]

  • アルプスの若大将(1966年5月28日。東宝系劇場公開) - 京南大学スキー部の練習シーンで「エバースノースキー場」として登場する。
  • ウルトラマン 第24話「海底科学基地」(1966年12月25日。TBS系) - 海水水族館や水中バレエ劇場がそれぞれ潜水艇の窓の外の魚類や水中でダイバーが活躍するシーンに使用された。
  • 快獣ブースカ 第31話「飛んで来た遊園地」・第32話「すてきな快獣の日」(1967年6月7・14日。日本テレビ系)
  • ウルトラファイト(1970年 - 1971年。TBS系)
  • ウルトラマンA 第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」(1972年5月5日。TBS系) - O型の血液を持つ女性が蟻地獄に引き込まれるシーンに登場。
  • パパと呼ばないで 第4話(1972年10月25日、日本テレビ系) - 噴水広場(のちのEAST)で主人公がデートの待ち合わせをする。
  • 太陽にほえろ! 第28話「目には目を」(1973年1月26日。日本テレビ系列で放映) - 誘拐犯との身代金受け渡し現場としてアイススケート場が登場。
  • ロボット刑事 第3話「時計発狂事件」(1973年4月19日。フジテレビ系)
  • 仮面ライダーX 第4話「ゴッド恐怖の影!!」(1974年3月9日。毎日放送制作・NET系) - 小暮博士の娘・冴子が友人2人と遊びに来た遊園地として登場。
  • 大都会 PARTIII(日本テレビ系) 第8話「野獣の叛乱」(1978年11月21日)および、第17話「誘拐」(1979年1月30日)
  • ゆうひが丘の総理大臣 第20話(1979年2月28日。日本テレビ系) - 生徒がデートする遊園地としてアイススケート場や園内が登場。
  • 江戸川乱歩の美女シリーズ『炎の中の美女』(1984年11月10日、テレビ朝日系) - 犯人と主要人物が極楽門からEAST場内で言い争いをし始め、明智探偵がEASTステージ上で犯罪の謎を解く。同シリーズの「妖しい傷あとの美女」(1985年3月9日)では近藤玲子水中バレエ団が撮影協力をしている。
  • ビー・バップ・ハイスクール(1985年12月14日、東映系劇場公開) - 冒頭のアクションシーンおよびヒロイン(中山美穂)が観覧車に連れ込まれるシーンで登場。
  • あぶない刑事 第9話「迎撃」(1986年12月7日。日本テレビ系) - 犯罪者に追われた松村課長が逃げ込んだ先。EASTのステージで事件が解決を迎える。
  • CHAGE and ASKA PV「夢の番人」(1993年3月3日)
  • ウルトラマンティガ 第10話「閉ざされた遊園地」(1996年11月9日。毎日放送制作・TBS系) - ゴーカートなどが登場。劇中、ジェットコースターのミニチュアがウルトラマンティガが転倒した拍子に破壊されている。
  • ウルトラマンダイナ 第5話「ウイニングショット」(1997年10月4日。毎日放送制作・TBS系)
  • Run for money 逃走中 第21回「大統領暗殺計画」(2011年3月6日。フジテレビ系) - 架空のテーマパーク「卑弥呼ランド」として企画の舞台となった。来園中の大統領の暗殺計画が進行している設定で進行された。
  • クイズ☆タレント名鑑 第23回(2011年4月24日。TBS系) - 「run for money 逃走中」のパロディ企画「ギリギリ有名人が逃走中」が収録された。
  • ルーリー・うめ子の何でもやります課!? - 2011年8月と9月(撮影は同年6月)
  • ヒルナンデス!(2013年8月13日。日本テレビ系)
  • ハナエ MV「JUVENILE!!!!」(2013年10月23日)
  • 相棒 Season 12 第14話「顔」(2014年2月5日。テレビ朝日系)

脚注[編集]

  1. ^ チケット料金 よみうりランド公式サイト
  2. ^ 他には釈迦の聖髪など、正力松太郎に寄贈されたものが多い。
  3. ^ 日比谷野外音楽堂は最大6,000人前後である。
  4. ^ 当店と川崎砂子店は直営店であり、遊園地内にお弁当等の飲食物持ち込みは可能である。
  5. ^ 入園料は実質無料であった。
  6. ^ アトラクションの営業終了時間は各アトラクションにより異なった。
  7. ^ 車両に多数のLEDを付けて流れ星に見立てる演出や、コース途中の特殊装置から炎を吹き上げる演出などがあった。
  8. ^ ただし、2009年は原辰徳がWBC日本代表監督に選出された関係で開催されなかった。
  9. ^ よみうりランドマスコットキャラクター ランドドッグ 新キャラクター誕生! (PDF) - 株式会社よみうりランド・2016年2月

参考文献[編集]

  • 『よみうりランド レジャーとともに40年』 よみうりランド社史編纂委員会編、1989年
  • 『僕たちの大好きな遊園地』 洋泉社MOOK シリーズStartLine 15、2009年(p.79-81)

外部リンク[編集]