新屋島水族館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
新屋島水族館
New Yashima Aquarium
NewYashimaAquarium.JPG
施設情報
前身 屋島山上水族館
専門分野 総合
管理運営 せとうち夢虫博物館株式会社
開館 2006年12月23日
所在地 761-0111
香川県高松市屋島東町字屋島峯1785番地1
位置 北緯34度21分30.5秒
東経134度6分0秒
座標: 北緯34度21分30.5秒 東経134度6分0秒
テンプレートを表示

新屋島水族館(しんやしますいぞくかん、英称:New Yashima Aquarium)は、香川県高松市屋島東町にある水族館。標高約300mの屋島山上にある日本でも珍しい水族館であり、2006年7月現在魚類を中心に286種類の動物を飼育している。

概要[編集]

新屋島水族館は、1969年四国電力の子会社などが出資し、屋島山上水族館(やしまさんじょうすいぞくかん)として開館した。 運営は、高松琴平電気鉄道の関連会社である株式会社屋島水族館が行っていたが2006年9月30日限りでいったん閉館。10月1日付けでせとうち夢虫博物館株式会社に事業売却され、整備改修後、12月23日に「新屋島水族館」として営業再開した。せとうち夢虫博物館は、世界的水槽メーカーの日プラの子会社で、本水族館は日プラの最初の納入先であるいわば同社の事業の原点であることから経営を引き継ぐことを決めた。 今回の改修の目玉は回遊プールの新設で、このプールは、直径10m・地上部分2.2m・地下部分2.2mで、2頭のカマイルカを360°継ぎ目なく観ることが出来る。また、バンドウイルカのペアも隣のプールで観ることが出来る。

2008年3月29日には、旧レオマワールド内にあったせとうち夢虫館が隣接地に移転オープンした(当初は2007年9月の予定であったが、当館の開業に伴う道路混雑から見送られていた)。しかし、瀬戸内海国立公園内で建造物に制約があり、当初予定していた外観の変更や展示方法が実現できなかったことも一因となって、移転からわずか1年後の2009年3月31日限りで閉館となった。

2014年11月11日、運営元の日プラが、施設の老朽化や国立公園内であることによる施設の抜本的改修の困難性を理由に2015年にも閉鎖することを発表したが、その後の報道で2016年3月までは営業を継続すると表明した[1]。2016年1月18日、日プラは施設をリニューアルしての存続を検討する方針を発表したが、国の規制への対応等で行政のバックアップが前提としている[2][3]。香川県内では宇多津町三豊市小豆島町が水族館の新設を計画しており、新屋島水族館の存廃はそれらに影響を与える可能性があると報じられている[2]。行政からの支援について確定した報道はないが、いったん期限とされた2016年3月末を過ぎても営業は継続している[4]。日プラは「時間はかかっても、今の場所で営業を続けながら改修を進める」方針に転じたと報じられており、高松市は屋島活性化のため国立公園内での規制に対する配慮を国に対して求めている[5]

水族館の生き物たち[編集]

新屋島水族館ではたくさんの生き物たちが暮らしている。日本では美ら海水族館と新屋島水族館のみで見られる貴重なアメリカマナティー。その他バンドウイルカフンボルトペンギンゼニガタアザラシバイカルアザラシオタリアコツメカワウソなどが飼育されている。

ショータイム[編集]

イルカのショーは平日が1日3回、土日祝が1日4回。アシカのショーは1日2回行っている。なお新屋島水族館ではショーではなくライブという形で行っている。その他、マナティの給餌解説やゼニガタアザラシ&バイカルアザラシ、カワウソやペンギンの餌やりイベントもある。イルカライブでは現在、土日祝のみ日本初のお芝居仕立てによるライブが行われている。2017年は「走れ!侍!」と「爆烈海洋戦隊ドルフィンジャー」

アクリルボート[編集]

世界初の全面アクリルで出来たボートに乗りイルカを間近で観察したり餌をあげたりするイベントが行われてる。運行は土日祝のみ。有料(一人500円)となっている。

利用[編集]

  • 車で行く場合は屋島ドライブウェイ2017年7月20日まで有料道路であったが現在は無料で通行可能)を通る必要がある。
  • 当水族館開館に併せ、琴電屋島駅~屋島山上間のシャトルバスが開設された。当初は土曜・休日のみの運行であったが、好評のため2007年4月1日よりJR屋島駅に乗り入れ、毎日運行となる。
  • 入館料は大人1200円、中学生・高校生700円、小学生・3歳以上の幼児500円、65歳以上の高齢者700円。屋島山上水族館時代よりも中学生と3歳以上の幼児が値上げ、高齢者が値下げとなった。

脚注[編集]

  1. ^ “日プラ、高松の水族館の営業継続 来年4月以降は「白紙」”. 日本経済新聞. (2015年12月12日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO95056220R11C15A2LA0000/ 2016年1月3日閲覧。 
  2. ^ a b “新屋島水族館 存続を検討”. 読売新聞. (2016年1月21日). http://www.yomiuri.co.jp/local/kagawa/news/20160121-OYTNT50169.html 2016年1月24日閲覧。 
  3. ^ “新屋島水族館 存続も 閉館から一転、施設改修を検討”. 毎日新聞. (2016年1月19日). http://mainichi.jp/articles/20160119/ddl/k37/020/522000c 2016年1月24日閲覧。 
  4. ^ 公式ウェブサイトの「水族館日記」の更新が2016年4月以降もおこなわれている。
  5. ^ “香川の景勝地・屋島、挑む観光再生 水族館を改修存続”. 日本経済新聞. (2016年4月15日). http://style.nikkei.com/article/DGXKZO99659810U6A410C1LA0000 2016年12月3日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]