猪苗代町

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いなわしろまち ウィキデータを編集
猪苗代町
Nagahama Iwanashiroko.jpg
猪苗代町旗 猪苗代町章
猪苗代町旗
1975年昭和50年)12月12日制定
猪苗代町章
1975年昭和50年)12月12日制定[1]
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
耶麻郡
市町村コード 07408-0
法人番号 1000020074080 ウィキデータを編集
面積 394.85km2
(境界未定部分あり)
総人口 13,248[編集]
推計人口、2021年11月1日)
人口密度 33.6人/km2
隣接自治体 福島市二本松市郡山市会津若松市耶麻郡磐梯町北塩原村
山形県米沢市
町の木 ナナカマド
町の花 サギソウ
町の鳥 ハクチョウ
猪苗代町役場
町長 前後公
所在地 969-3192
福島県耶麻郡猪苗代町字城南100番地
北緯37度33分28秒 東経140度6分17.3秒 / 北緯37.55778度 東経140.104806度 / 37.55778; 140.104806
Inawashiro town office.JPG
外部リンク 公式ウェブサイト

猪苗代町位置図

― 市 / ― 町・村

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猪苗代町中心部
亀ヶ城公園から眺めた猪苗代町内(2002年平成14年)4月撮影)

猪苗代町(いなわしろまち)は、福島県会津地方に位置し、耶麻郡に属する

概要[編集]

猪苗代湖の北岸に面し、東西北の三方を会津磐梯山をはじめとする山々に囲まれた自然豊かな町[2]日本海式気候で、冬は積雪1~2mとなる[2]。医師であり世界的な細菌学者の野口英世の生誕地としても知られる。

近代に入り、猪苗代湖畔皇族の別邸が建てられて以来、リゾート地として賑わいを見せている。特に昭和天皇香淳皇后新婚旅行先として猪苗代町に訪れてからは、一般にも広く知れ渡るようになった。猪苗代湖の湖水浴やスキーが代表的な観光である。

特産品は、米の生産調整対策に伴う転作作物としてのそばをはじめ、磐梯トマト、七ツ森牛乳、磐梯黄金みそ、あげまんじゅう、笹だんご、ふなの甘露煮、山菜加工品、湯の華、中ノ沢こけし、つる細工、清酒などである[2]

地理[編集]

北西に磐梯山がそびえ、南には猪苗代湖を湛える。活火山を3つも抱える珍しい自治体である。

隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

古代・中世[編集]

近世[編集]

近現代[編集]

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
猪苗代町町域の変遷(年表)
月日 現猪苗代町町域に関連する行政区域変遷
1889年(明治22年) 4月1日 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足。[3][4]
  • 猪苗代町 ← 猪苗代町単独で町制施行
  • 磐瀬村 ← 磐瀬村単独で村制施行
  • 磐保村 ← 磐保村単独で村制施行
  • 翁島村 ← 三ツ和村・長田村・磐根村・翁沢村
  • 千里村 ← 千代田村・堅田村・西舘村・磐里村
  • 月輪村 ← 中小松村・金田村・関都村・壺楊村・山潟村
  • 吾妻村 ← 若宮村・蚕養村
  • 長瀬村 ← 八幡村・三郷村・川桁村
1941年(昭和16年) 4月1日 磐瀬村・磐保村は猪苗代町に編入。
1955年(昭和30年) 3月1日 猪苗代町・翁島村・千里村・月輪村・吾妻村が合併し猪苗代町が発足。
7月20日 長瀬村は猪苗代町に編入。
  • 変遷表
猪苗代町町域の変遷表
1868年
以前
明治元年 - 明治22年 明治22年
4月1日
明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
本町 明治8年
猪苗代町
幸島村 猪苗代町 昭和30年3月1日
猪苗代町
猪苗代町 猪苗代町
新町
中町
北窪村
今和泉村
東谷地村
長坂新田村 明治8年
磐瀬村
磐瀬村 昭和16年4月1日
猪苗代町に編入
渋谷村
見禰村
土町 磐保村 磐保村
町堤崎村
町島田村
三城潟村 明治8年
三ツ和村
翁島村 翁島村
新在家村
五十軒村
大在家村 明治8年
長田村
釜井村
烏帽子小屋村
東真行村
南真行村
西真行村
西久保村 明治8年
磐根村
桜川村
行津村
土田新田村
袋新田村
本町の一部
新町上分の一部
蟹沢村 明治8年
翁沢村
金滓沢新田村
戸ノ口村
三本木新田村
南土田村 明治8年
千代田村
千里村 千里村
嘉堂観村
北高野村
牛沼新田村 明治8年
堅田村
入江村
蜂屋敷村
相名目村
廻谷地村
西舘村
島田村 明治8年
磐里村
堤崎村
百目貫村
谷地村
中目村 明治8年
中小松村
月輪村 月輪村
小平潟村
松橋村
金曲村 明治8年
金田村
夷田新田村
壺下村 明治8年
壺楊村
楊枝村
関脇村 明治8年
関都村
都沢村
山潟村
酸川野村 明治8年
若宮村
吾妻村 吾妻村
木地小屋村
大原新田村
小田村 明治8年
蚕養村
白木城村
内野村 明治8年
八幡村
長瀬村 長瀬村 昭和30年7月20日
猪苗代町に編入
明戸村
白津村
東舘村
堀切村 明治8年
三郷村
下館村
荻窪村
水沢村
幸野村 明治8年
川桁村
曲淵村
新屋敷村

人口[編集]


猪苗代町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


文化財・天然記念物[編集]

天鏡閣

国指定[編集]

  • 天鏡閣(重要文化財)
  • 旧高松宮翁島別邸(現福島県迎賓館)(重要文化財)
  • 旧馬場家住宅(会津民俗館に保存)(重要文化財)
  • 製蝋用具及び蝋釜屋(会津民俗館に保管)(重要有形民俗文化財)
  • 会津藩主松平家墓所保科正之墓所)(史跡)
  • 猪苗代湖ミズスギゴケ群落(天然記念物)
  • 見祢の大石(天然記念物)
  • 猪苗代湖のハクチョウ及びその渡来地(天然記念物)

県指定[編集]

  • 石造宝篋印塔観音寺)〔県重文〕
  • 旧佐々木家住宅(会津民俗館に保存)〔県重文〕
  • 猪苗代兼載書八代集秀逸〔県重文〕
  • 猪苗代城跡〔県史跡〕
  • 達沢大山祇神社社叢〔県天然〕

教育[編集]

小学校[編集]

  • 猪苗代町立猪苗代小学校
  • 猪苗代町立翁島小学校
  • 猪苗代町立千里小学校
  • 猪苗代町立長瀬小学校
  • 猪苗代町立吾妻小学校
  • 猪苗代町立緑小学校

中学校[編集]

  • 猪苗代町立猪苗代中学校
  • 猪苗代町立東中学校
  • 猪苗代町立吾妻中学校
    • 令和4年4月に3校が統合されて新しい猪苗代町立猪苗代中学校となる予定

高校[編集]

この他、福島県立富岡高等学校国際スポーツ科のサテライトキャンパスが猪苗代高校に間借りする形で設置されている。

特別支援学校[編集]

産業[編集]

  • 観光
  • 農業(特に蕎麦栽培が盛ん)

郵便[編集]

  • 猪苗代郵便局(集配局)
  • 吾妻郵便局
  • 猪苗代駅前郵便局
  • 川桁郵便局
  • 月輪郵便局
  • 沼尻郵便局
  • 野口英世の里郵便局

交通[編集]

猪苗代町は、福島県中通り地方と会津地方を結ぶ主要街道の中継地点として古来より交通の要衝として戦略上重要視されてきた。現在も福島市・郡山市と会津若松市の中間地点、また観光地裏磐梯への玄関口として交通上重要な役割を果たしている地域である。

鉄道[編集]

猪苗代駅

路線バス[編集]

高速バス[編集]

道路[編集]

港湾[編集]

  • 翁島港(地方港湾、猪苗代湖)

観光[編集]

温泉[編集]

旧跡・名勝[編集]

猪苗代湖北岸の浜[編集]

観光スポット・博物館・資料館[編集]

野口英世記念館

スキー場[編集]

猪苗代スキー場からみた猪苗代湖

ゴルフ場[編集]

  • ボナリ高原GC
  • 猫魔ホテル猪苗代GC

特産品・催事・その他[編集]

施設[編集]

作品[編集]

音楽[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

出身有名人[編集]

その他[編集]

2009年にフリースタイルスキー世界選手権が猪苗代町で開催されたが、開催までには紆余曲折があった。契約書を全く理解せずに誘致するという組織委員会の不手際等で、当初の財務計画5億7900万円をはるかに超える21億円以上の予算となることが発覚した。開催地である猪苗代町の負担は財政的にも不可能であり、福島県に差分を補填してもらう以外に手段は無かった。非常に難しい情勢であったが、大会は予定通り3月2日から3月8日まで行われ、上村愛子が2個の金メダルを獲得するなど話題を集めた。(2009年フリースタイルスキー世界選手権参照)

脚注[編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p49
  2. ^ a b c 猪苗代町 福島県市町村要覧2015(財)福島県市町村振興協会
  3. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 7 福島県』、角川書店、1981年 ISBN 4040010701より
  4. ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より

外部リンク[編集]