室戸市
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むろとし 室戸市 | |||||
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国 |
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地方 |
四国地方 中国・四国地方 | ||||
都道府県 | 高知県 | ||||
市町村コード | 39202-2 | ||||
法人番号 |
7000020392022 ![]() | ||||
面積 |
248.18km2 | ||||
総人口 |
11,576人 [編集] (推計人口、2021年2月1日) | ||||
人口密度 | 46.6人/km2 | ||||
隣接自治体 | 安芸郡東洋町、奈半利町、北川村 | ||||
市の木 | ウバメガシ | ||||
市の花 | ハマユウ | ||||
市の鳥 | メジロ | ||||
室戸市役所 | |||||
市長 | 植田壮一郎 | ||||
所在地 |
〒781-7185 高知県室戸市浮津25番地1 北緯33度17分23.8秒東経134度9分7.3秒座標: 北緯33度17分23.8秒 東経134度9分7.3秒 ![]() | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
太平洋に突き出した室戸岬があり、水産業とホエールウォッチングで知られ、近年では海洋深層水で知られる。夏から秋にかけては台風の通過が多く、枕崎市(鹿児島県)、串本町(和歌山県東牟婁郡:潮岬)などと並び台風銀座の一つである。
基幹産業である水産業の衰退、人口流出等による過疎化が進行しており、2020年11月1日現在、人口は高知県内11市で最も少なく(11,645人)、北海道以外の46都府県(本州、四国、九州、沖縄県)の全738市で人口の最も少ない市である[1]。なお全国772市の中で最も人口が少ない市は北海道歌志内市(2020年9月30日現在:3,062人)である。
全域が、室戸ユネスコ世界ジオパークである。
地理
地形
山地
- 主な山
- 野根山 (983m)
- 小坂山 (748m)
- 大角山 (703m)
河川
- 主な河川
- 室津川
- 佐喜浜川
- 羽根川
海岸
- 主な岬
- 室戸岬
- 羽根岬
- 行当岬
人口
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室戸市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 室戸市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 室戸市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
室戸市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
隣接している自治体
歴史
沿革
- 1934年(昭和9年)9月20日 - 室戸台風が通過し、伊勢湾台風、枕崎台風につぐ史上3位の死者・行方不明者3,036人(全国)の惨事となる。
- 1959年(昭和34年)3月1日 - 安芸郡室戸町・室戸岬町・吉良川町・佐喜浜町・羽根村が合併して室戸市が発足。
- 1961年(昭和36年)9月16日 - 第2室戸台風が通過し、室戸岬測候所では日本気象観測史上2位となる最大瞬間風速84.5m/sを記録。
- 1971年(昭和46年)9月11日 - 集中豪雨により市内の中小河川が氾濫。死者1人、民家の全半壊17戸、浸水625戸[2]。
政治
行政
施設
警察
- 高知県室戸警察署
- 佐喜浜駐在所
- 吉良川駐在所
- 羽根駐在所
消防
- 室戸市消防本部・室戸市消防署
医療
- 主な病院
- 室戸中央病院
- 室戸病院
郵便局
- 主な郵便局
- 吉良川郵便局
- 羽根郵便局
- 室戸郵便局
- 室戸岬郵便局
運動
- 高知県立室戸体育館
- 室戸広域公園野球場(室戸マリンスタジアム)- 高知ファイティングドッグスの本拠地の1つ。
- 室戸勤労者体育センター
経済
産業
商業
- 主な商業施設
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
教育
市独自の奨学金制度として「室戸市奨学資金貸与条例」が定められている。なお、奨学金は返還義務がともなう。
高等学校
- 県立
中学校
- 市立
小学校
- 市立
- 室戸市立佐喜浜小学校
- 室戸市立三高小学校
- 室戸市立室戸岬小学校
- 室戸市立室戸小学校
- 室戸市立元小学校
- 室戸市立吉良川小学校
- 室戸市立羽根小学校
- 室戸市立中川内小学校
交通
空港
市内に空港は存在しない。最寄りの空港は、高知龍馬空港(南国市)である。室戸市役所からの距離は約60km(走行距離)
鉄道
市内を通過する鉄道路線はない。なお、阿佐線が計画され路線の一部が着工または開業したが、市内の区間は1971年に室戸駅から奈半利駅間の工事実施計画が認可されたものの、着工されないまま未成線となった。 また、JTB時刻表には、室戸バス停が中心駅として記載されている。
バス
- 路線バス
- 都市間バス(高速バス)
(※昼行便・1日1往復のみ。室戸市役所から約3.5km離れた海の駅とろむ発着)
- 廃止路線
高知龍馬空港・高知駅方面への直通便は2007年(平成19年)3月をもって、大阪方面への夜行高速バスは2008年(平成20年)5月をもって廃止されている。
道路
- 国道
- 市内を走る一般国道: 国道55号
港湾
- 漁港
- 第3種漁港
- 室戸岬漁港
- 第2種漁港
- 椎名漁港
- 三津漁港
- 第1種漁港
- 高岡漁港
- 行当漁港(ぎょうどぎょこう)
- 避難港
- 室津港
観光
名所・旧跡
- 主な寺院
- 四国八十八箇所第24番札所 室戸山最御崎寺(東寺)
- 最御崎寺にある木造薬師如来坐像、木造月光菩薩立像は国の重要文化財に指定されている[4]
- 四国八十八箇所第25番札所 宝珠山津照寺(津寺)
- 四国八十八箇所第26番札所 龍頭山金剛頂寺(西寺)
- 仏海庵
- 主な神社
観光スポット
- 室戸岬
- 室戸スカイライン
- 吉良川の町並み(吉良川町は国の重要伝統的建造物群保存地区として選定)
- 室戸ジオパーク
- ホエールウォッチング(春先にマッコウクジラやコビレゴンドウ、イルカ類が見られる。詳しくは土佐湾を参照)
- 海の駅とろむ(上記都市間バス(高速バス)の起終点)
- むろと廃校水族館
文化
祭事・催事
- 吉良川の御田祭:隔年(奇数年)の5月3日に催行、日本三大奇祭・国の重要無形民俗文化財に指定されている[5]
- 御田八幡宮秋祭(神祭):毎年秋開催、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」(選択無形民俗文化財)に選択されている[6]
- 佐喜浜八幡宮大祭:毎年10月9日・10日
- シットロト踊り:旧暦6月10日開催、県の無形民俗文化財に指定されている[7]
- 義長神社の大祭:国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」(選択無形民俗文化財)に選択されている[8]
- 室戸岬灯台まつり
- 室津郷馬子唄
出身・関連著名人
- ゆかりのある人物
- 中岡慎太郎
その他
- 日本の音風景100選: 室戸岬・御厨人窟の波音
- 世界ジオパーク: 2011年(平成23年)9月18日、ユネスコの支援を受けた国際機関が認定。国内では5件目。
脚注
- ^ 高知県室戸市"都市再生整備計画 高岡地区"平成18年2月(2010年11月14日閲覧。)
- ^ 「室戸では310戸が孤立 1人死ぬ 浸水600戸越す」『中國新聞』昭和46年9月11日 15面
- ^ “室戸市議選(定数12=立候補15)”. 高知新聞. 2019年5月13日閲覧。
- ^ “高知の文化財”. 高知県. 2015年2月20日閲覧。
- ^ “御田祭”. 室戸市. 2018年12月2日閲覧。
- ^ “国選択文化財「吉良川御田八幡宮神祭のお舟・花台行事」”. 室戸市. 2018年12月2日閲覧。
- ^ “シットロト踊”. 高知県. 2015年2月21日閲覧。
- ^ “義長神社の大祭”. 高知県. 2018年12月2日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
- 地図
- 地図 - Google マップ
室戸市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 高知県室戸市 (39202A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ(左側基準年月日のチェック操作で行政区域の変遷を見ることができる)
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