クールポコ。
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クールポコ。 | |
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メンバー |
せんちゃん 小野まじめ |
別名 | クールポコ |
結成年 | 2000年 - |
事務所 | ワタナベエンターテインメント |
活動時期 | 2000年 - |
出会い | インターネットの掲示板 |
旧コンビ名 | サシャナゴン |
現在の活動状況 | テレビ・ライブなど |
芸種 | 漫才 |
ネタ作成者 | 両者 |
公式サイト | クールポコ。公式プロフィール |
クールポコ。は、せんちゃんと小野まじめからなる日本のお笑いコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
公式プロフィールでは「クールポコ。」と語尾に「。」が付く。
YouTube | |
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チャンネル | |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル | エンターテイメント |
登録者数 | 1.15万人 |
総再生回数 | 217万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年7月25日時点。 |
来歴[編集]
インターネットの相方募集の掲示板で知り合う[1]。当時、路上コントをしていたもののコンビは組まなかった。せんちゃんは別の相方と組んでいて小野はピンだったが、その後2000年11月にコンビを結成。
2001年10月に、せんちゃんがお菓子の紗々(ロッテ)が好きで、小野が清少納言が好きなところから取った『サシャナゴン』にコンビ名を改名[2]。
最終的に現在のコンビ名は、事務所の先輩、名倉潤(ネプチューン)が名付けた[2]。クールは2人の行きつけの美容室(蒲田駅東口「coeur」)の名前。ポコは名倉がせんちゃんの顔を見て決めた[3]。なお、変更時期は不明だが、現在の公式プロフィールでは「クールポコ。」と語尾に「。」が付いている[2]。
ゼロ年代後半『爆笑レッドカーペット』などのネタ番組で杵と臼を用いた『真の男らしさとは何なのかを訴える』コンセプトのもちつきネタが受け一世を風靡した[4]。
2023年現在もCM等に起用され、芸風が再評価されつつある[4][5]。
メンバー[編集]
せんちゃん:仙庭 健太郎(せんば けんたろう)
- 1977年8月4日(46歳)ツッコミ(返し手)担当[注釈 1]。立ち位置は、向かって左。身長183cm、体重72kg。AB型。東京都中野区出身
- 趣味は、カクテル(カクテル協会に在籍[6])、スキューバーダイビング[7]。映画[8]。特技は、サッカー、卓球[9][注釈 2]。黒夢(清春、SADS)、マキシマムザホルモン、X JAPAN、LUNA SEAのファン[6][10]。好きな漫画は三国志[7]、GIANT KILLING[8]。ドラゴンボール、NARUTO、幽☆遊☆白書、HUNTER×HUNTER[6]。2017年6月14日、飲食店に勤務する3歳下の一般人女性と結婚した。
小野まじめ(おの まじめ):小野 頼孝(おの よりたか)
- 1977年7月21日(46歳)ボケ(搗き手)担当[注釈 3]。立ち位置は、向かって右。身長170cm、体重76kg。O型。東京都練馬区出身。2008年から紅白の縦縞の模様の腹帯を着用している。
- 目黒高等学校(現・目黒学院高等学校)、青森大学社会学部卒業[11]。ラグビーを高校・大学の7年間やっており、高校時代は東京大会で準決勝進出、大学では青森学生選抜メンバーにもなった[9]。その他、多趣味であり、スキューバーダイビング[7]、バイク(TWを所持)、アメ車[8]、トランペット[8]、大工、ケーキ作りと多岐にわたる。特技は、ラグビー、スノーボード、スキー、クルージング、水上オートバイ、釣り、サバイバルゲーム[7]、指相撲[12]、パンスト綱引き、剣道(初段の資格有り)[13]であり、スノーボードではスノーボードクロスのTEITOカップ大会で一般の部のセミファイナルまで進出している[9]。海が好きで、小型船舶操縦士1級の免許、特殊小型船舶(水上オートバイ)の免許の所持や[13]。サーフィンもやっている。アマチュア無線技士4級の資格有り[13]。船専門誌「Boat CLUB」の2009年9月号から連載をしている。Kemuriの大ファンで「青春そのもの」という[10]。他に好きなのは10-FEET、パンクやスカパンクのバンド[6]。好きな漫画はONE PIECE[8]。好きなテレビドラマは北の国から、スクール☆ウォーズ[6]。2010年11月22日に5歳年下の元看護師の一般人女性と結婚した。後輩と「Pay-Nee」というバンドをやっており[14]、担当はボーカルと、たまにトランペット[8]。
芸風[編集]
杵と臼を使い、『餅搗きのスタイルで男らしく女にもてるところをついていく。』という芸風である。
「餅を搗く」と「イタい所を突く」をかけている。
ネタの導入
前フリ
- 小野 - 「おーし!今日も一丁、搗いていくか!」
- せんちゃん - 「へい!師匠、お願いします!」(ここで杵を小野に渡す。)
- 小野 - (杵をとった後)「よーし!じゃあ世の中にはどんな男がいるんだぁ!?」
本ネタ(一例)[注釈 4]
- せんちゃん - 「カッコつけて、フランス料理を食べてる男がいたんですよ~」
- 小野 - 「な~〜にぃ〜~!? やっちまったな!!!!」
- せんちゃん - 「男は黙って、」
- 小野 - 「握り飯!」
- せんちゃん - 「男は黙って、」
- 小野 - 「握り飯!」
- せんちゃん - 「あらら~裸の大将かよ~。」
- 小野 - 「次!」
- ※ 繰り返す
締め
- 小野 - 「本日は以上!!」
- 2人 - 「クールクールクールポコ! オス! あざした!!!」
エピソード[編集]
2007年2月に自主的に東北行脚「男は黙って・みちのく旅」を決行。東北各県「福島・山形・宮城・秋田・岩手・青森」を廻り、「男とは何か」を探しながら、各県の主要駅で路上ライブをしたという。最後の青森では雪に降られながら青森駅前で路上ライブをした。そしてそれだけでは終わらず、さらに本州最北端の大間町まで行き、路上ライブを決行。前日に青森のローカル番組に出させてもらい、大間でのライブを告知したらしいが、見に来てくれた客は子供2人だけだった(しかもほとんどウケなかった)という[15]。
ネタは二人で作っている[1]。
ネタで使う杵は2500円、臼は1000円で小野がヤフーオークションで購入したそうである(ちなみに送料は5000円)。入札者は小野だけしかいなかったという[16]。レプリカではなく本物で、30kgもの重量がある[17]。
せんちゃんは、小野曰く相当の「アホ」とのこと。初めて会ったその日、せんちゃん行きつけのラーメン屋に行くと、せんちゃんがスープまで飲んでから替え玉を注文し店員を呆れさせたと言う(ちなみに店員は替え玉と一緒にスープもくれたとのこと)。
東五反田でクールポコ。自らバー「せんBar」を経営している。同じ事務所所属の後輩芸人がアルバイトとして入っている[18]。
その他[編集]
最近ではバラエティ番組で別の芸人がセリフを噛んだりスベったりした時に、小野が「やっちまったな!」とツッコミを入れる事がある。
過去にラップ形式のネタを行っていた時期があった[1]。2009年に『悪魔の連帯保証人』で取り上げられた際は本人達も当時のスタイルを忘れかけており、当時のネタ映像を見て恥ずかしさから苦笑していた。また染之助・染太郎のように和傘の上で毬や升を回す芸を練習していた。
小野のスタイルは事務所の先輩であるゴルゴ松本をイメージしており[1]、『爆笑レッドカーペット』では「大師匠」として黄金の杵を持ったゴルゴとコラボネタを行なったことがある[19]。
小野が実際にもてようとしてやったがふられた話を自分で締める、自虐ネタが存在する(ライブのみだったが、2008年6月11日の放送の爆笑レッドカーペットでも暴露した)。その時には「な~〜にぃ〜~!? 俺じゃねえか!!!」と返している。ネタ中の笑いが少ないときは小野が「今日の餅は固ぇようだなぁ!」とクッションを置いて次のネタに入ることもある。
歌手の山下達郎・竹内まりや夫妻[20] 及び、紺野美沙子が彼らのファンである[21]。
一発屋扱いされている節があり「タカトシ×くりぃむのペケ×ポン」の「旬ものはどれだ」のコーナーで「旬じゃない芸人ルーム」にいることが増えており[22]、旬ものを当てられなかった芸人に「な~に~」、「やっちまったな~」など彼らの芸を行わせることが定番になっている。
出演[編集]
テレビ[編集]
- エンタの神様(日本テレビ) - キャッチフレーズは「杵と臼の男道(ダンディズム)」
- 笑いの金メダル(テレビ朝日)
- くるくるドカン〜新しい波を探して〜(フジテレビ)
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合) - 戦績0勝2敗 最高337KB
- トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜(フジテレビ)
- ゲンセキ(TBSテレビ) - 「サシャナゴン」時代
- ひらめ筋GOLD(日本テレビ)
- ロンドンハーツ(テレビ朝日)
- お昼ですよ!ふれあいホール(NHK総合)
- お笑い登竜門ガッハ(フジテレビ)
- ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円(TBSテレビ) - 『ゴールドラッシュ』に出演、3週勝ち抜き本戦出場権獲得。
- ザ・プレゼンテーション(TOKYO MX)
- 爆笑レッドカーペット(フジテレビ) - キャッチフレーズは「これが男の生きる道」。
- メントレG(フジテレビ)
- 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!(テレビ朝日) - 不定期
- Touch! eco 2008 明日のために…55の挑戦?スペシャル(2008年6月8日、日本テレビ)
- 一攫千金!日本ルー列島(2008年6月20日・7月18日、フジテレビ)
- 爆笑問題のドッキリ パニックフェイス王(2008年9月9日、TBSテレビ)
- タモリのボキャブラ天国大復活祭スペシャル(2008年9月28日、フジテレビ) - キャッチコピーは「怒りの餅つき大会」
- もしも(2008年10月18日・25日、フジテレビ) - 「もしも自分勝手を禁止したら」をテーマに10日間紐につながれながら生活。
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(2008年12月3日、フジテレビ)
- シャキーン!(NHK教育テレビ) - 3・3・7拍子
- すイエんサー! 冬休みは一家団らん!!スペシャル(2009年12月26日、NHK総合)
- お笑いDynamite!(TBSテレビ) - キャッチコピーは「餅つき男塾」
- 全種類。(2010年5月20日、TBSテレビ) - 「女の子でも笑える下ネタ仕分け」
- 先駆け情報局(テレビ埼玉)
- ペケ×ポン(フジテレビ) - 「旬モノはどれだ」のコーナー内の『旬じゃない芸人』として出演
- PON!(2011年1月4日、日本テレビ)
- キャくれ家(2011年1月14日、朝日放送)
- 大!天才てれびくん(2011年4月27日、NHK教育) - 『札式蹴り野球』に出演
- TV・局中法度!(2013年2月23日、テレビ神奈川・千葉テレビ放送・テレビ埼玉・サンテレビジョン) - 小野のみ、「城熱大陸」の稲葉正勝 役
- AKBINGO!(2014年5月17日、日本テレビ)
- 欅って、書けない?(2018年1月8日、テレビ東京)
- わらたまドッカ〜ン(2018年6月25日、NHK Eテレ)
- スマートフォンデュ (2018年8月30日、テレビ朝日)
- 勇者ああああ(テレビ東京) - 旧コンビ名「サシャナゴン」として出演
- 有田P おもてなす(NHK総合)
テレビドラマ[編集]
- 好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜 第3話(2012年10月26日、テレビ東京)
- ボクの妻と結婚してください。 第2話(2015年5月17日、NHK BSプレミアム) - 本人役
- 最高のオバハン 中島ハルコ 第2シリーズ 最終話(2022年12月11日、東海テレビ)
- 連続テレビ小説 らんまん 第36回・第39回・第118回(2023年5月22日・25日・9月13日、NHK) - 脇田伝助 役(小野)、配達員 役(せんちゃん)[23]
ラジオ[編集]
CM[編集]
- エイチ・アイ・エス
- 株式会社ラルズネット(不動産★連合体)
- アオキーズ・ピザ(東海地区のみ)
- 帝都運転代行(岩手県ローカル・ふじポンと共演)
- 高野山スズキ(山口県ローカル)
- 秀光ビルド
- 明治『即攻元気』(2020年) - 小野は上半身裸ではなくTシャツと法被を着用。
- 資生堂 ウーノ バイタルクリームパーフェクション『なーにー?』」篇(2019年)[24]
- 明星食品 ロカボNOODLES(2023年)
- サントリー - ペプシ 『ペプシ BIG〈生〉「全額返金シール やす子とクールポコ。」篇』(2023年)[25]
脚注[編集]
- ^ たまにボケも担当する。『返し手』とは餅を返す人のこと。返し手とも言う。
- ^ サッカーは小学生時代から高校生時代までやっており、卓球は中学生時代1年間やっていた。
- ^ たまにツッコミも担当する。『搗き手』とは杵で餅をつく人のこと。
- ^ 同じ形式のまま、内容を変えネタを繰り返す。ライブの場合は、せんちゃんひとりで違う行動を始めたり(餅をつこうとする、踊り出すなど)小野に怒られるなどして、またネタのパターンに戻る。また、軽いトークなどを行う場合もある。
- ^ a b c d “クールポコ ネタパクるザキヤマに感謝「おかげで仕事増えた」”. NEWSポストセブン (2016年3月5日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ a b c “改名したことを知らなかったお笑いタレントランキング”. gooランキング (2009年6月17日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “やりまっせー!!”. クールポコオフィシャルブログ (2007年6月21日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ a b “クールポコ。空前のネタブームの中から生まれた独自の「餅つきネタ」が再評価 | お笑いTVコラムサイト”. www.owarai.tv. 2023年7月24日閲覧。
- ^ “Twitterが「クールポコ。」の“クソコラ”まみれに ペプシ公式アカウントが高解像度な写真を投稿”. ITmedia NEWS. 2023年7月24日閲覧。
- ^ a b c d e “得意トーク一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年3月6日閲覧。
- ^ a b c d “特技一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年3月6日閲覧。
- ^ a b c d e f “趣味一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年3月6日閲覧。
- ^ a b c “スポーツ一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年3月6日閲覧。
- ^ a b 麻布台出版社『お笑いポポロ』2006年11月号より。
- ^ クールポコ。小野まじめtwitter 2014年10月21日(2017年3月6日閲覧)
- ^ クールポコ小野まじめ 男道(2017年3月6日閲覧)より。
- ^ a b c “資格一覧”. ワタナベエンターテインメント. 2017年3月6日閲覧。
- ^ “Pay-Neeだー!”. クールポコオフィシャルブログ (2010年3月2日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ DVD「クールポコ THE 男」(ビクターエンタテインメント)より。
- ^ “傘回し習得したクールポコ 餅つきネタより盛り上がることも”. NEWSポストセブン (2016年3月13日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “第26走者|クールポコ。 | 日本列島お笑い駅伝 | マガジン | フクポン”. www.fukupon.com. 2021年2月15日閲覧。
- ^ せんBar Facebook
- ^ “大師匠ぉー!”. クールポコオフィシャルブログ (2009年2月20日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “出演情報!”. クールポコオフィシャルブログ (2007年6月5日). 2017年3月6日閲覧。
- ^ “☆はなまる☆”. クールポコオフィシャルブログ (2008年7月3日). 2017年3月6日閲覧。
- ^ “ペケポン 2013年3月17日放送回”. gooテレビ (2013年3月17日). 2017年3月6日閲覧。 など
- ^ “NHK朝ドラ「らんまん」せんちゃん登場でクールポコ。そろい踏み!万太郎役・神木隆之介と餅つきポーズも”. サンスポ. 産経新聞社. 2023年9月15日閲覧。
- ^ “平成で大ブレイクした芸人クールポコ。さん、ねづっちさん、波田陽区さんが登場 資生堂unoコラボレーションで懐かしネタをリバイバル初披露!”. PR TIMES. 2023年9月15日閲覧。
- ^ “Play ペプシ BIG〈生〉「全額返金シール やす子とクールポコ。」篇”. サントリーペプシ. 2023年7月25日閲覧。
外部リンク[編集]
- クールポコ。せんちゃん (@Cool1000chan) - Twitter
- クールポコ。小野まじめ (@coolpoko_ono) - Twitter
- クールポコ。TV - YouTubeチャンネル
- ワタナベエンターテインメントのプロフィール
- クールポコ オフィシャルブログ「やっちまったなーブログ」 - Ameba Blog (2010年1月から)