木谷高明

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きだに たかあき
木谷 高明
木谷 高明
本名 木谷 高明(きだに たかあき)
別名義 キッダーニ男爵
生年月日 (1960-06-06) 1960年6月6日(58歳)
出生地 日本の旗 石川県金沢市
国籍 日本の旗 日本
職業 実業家
ジャンル ゲームテレビアニメ
主な作品
#作品節を参照

木谷 高明(きだに たかあき、1960年6月6日 - )は、日本実業家石川県金沢市出身[1]武蔵大学経済学部卒業。ブシロードグループの創設者で、2017年10月以降はブシロード取締役デジタルコンテンツ部本部長兼広報宣伝部部長、ブシロードミュージック代表取締役社長を務める。ブシロードレスリングなどではキッダーニ男爵(きっだーにだんしゃく)名義での活動も行っている。

ブロッコリー代表取締役の初代社長、有限会社ナカ企画[2]のちの株式会社ブシロードグループパブリッシング代表取締役社長、新日本プロレスリング株式会社取締役会長、ブシロード代表取締役社長などを歴任した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

武蔵大学経済学部卒業後、1984年山一證券に入社。アメリカ勤務などをこなす。同世代の勉強会である透水会の初代会長。同僚に鮎川純太がいた。

ブロッコリー創業後[編集]

1994年山一を退社。同年3月25日ベンチャー企業のブロッコリーを設立。当初はイベント運営を主な業務とし、1994年〜1998年には同人誌即売会コミックキャッスルを開催。1996年にはキャラクターグッズ販売店ゲーマーズの1号店を開店。「DC(デジタルキャラクター)マーケット」のキャッチフレーズを掲げ、キャラクタービジネスを中心にアニメゲームなど多角的に展開した。1998年に始まるデ・ジ・キャラットのヒットで業績を伸ばし、2001年にはJASDAQ上場を果たした。

しかし急激な事業拡大が祟り、2000年には赤字転落。2003年タカラの支援を受け傘下に入った。2005年5月26日、木谷は社長を辞任、代表取締役社長から代表取締役会長兼最高開発責任者となり、コンテンツ開発機能の強化を行うとされた[3]2006年10月19日、ブロッコリーの代表権を返上し取締役会長・最高開発責任者となり、経営は現経営陣に一任し、企画開発・プロデュースに専念するとされた[4]2007年4月26日付で、取締役会長・最高開発責任者を辞任、自ら創業したブロッコリーの経営から完全に離れた[5]

ブシロード創業[編集]

2007年5月、カードゲーム商品等を手がける会社として株式会社ブシロードを設立、代表取締役社長に就任。社名の由来は、ブロッコリー時代に自ら主導で企画しながら諸事情で映像化が果たせなかった『熱風海陸ブシロード』にちなんでいる。小説版の執筆や世界観設定・監修を担当していた吉田直は2004年に既に他界していたため、吉田の両親に対し「どうか、新会社の名に直君の作品名を下さい」[6]と直接相談し、了承をもらったうえで命名している。

2012年1月、自身が所有するブシロードグループパブリッシングを通じて、ユークスから新日本プロレスリングの全株式を5億円で取得した。それにともない、谷口行規の後任として、新日本プロレスリング取締役会長に就任した[7]。2012年2月には新日本プロレスリングより第三者割当増資を引き受け、発行済み株式23.3%を保有する株主にもなった。なお、2013年9月24日に会長を辞任を発表し[8]、以降はオーナーとしてバックアップに専念するとを宣言している。

2013年12月31日、社名の由来となった『熱風海陸ブシロード』が特別番組としてテレビアニメ化され、木谷にとっての10年越しの悲願を果たした(完成に合わせて吉田の実家を訪問し、墓前報告を行っている)。

シンガポールに転勤[編集]

2014年8月より、ブシロードTCG及び日本のエンタメを東南アジアや世界に広げるため、3年程シンガポールを拠点に活動する予定である[9]

2016年、内藤哲也IWGPヘビー級王座奪取以降何かとリングの上やインタビューなどで口撃のターゲットにされている。

ブシロード社長退任、一取締役へ[編集]

2017年10月20日に開催される株主総会においてブシロード社長の座を降り、代表権も返上、一取締役として、デジタルコンテンツ部本部長・広報宣伝部部長、並びに子会社であるブシロードミュージックの代表取締役社長に就任し、“コンテンツ作りの最前線”についた。その理由として木谷は「役員クラスとなると、どうしても現場から離れがちになる」「ブランドと版権と流通力がない会社は、役員クラスが現場を熟知する必要がある」とし、「徐々に自分自身から後進へとバトンタッチさせて行く」意向も明らかにしている[10][11]

2018年3月31日までで先述のシンガポール常駐を終え、日本を拠点に戻し、本格的にものづくりに力を入れていくとしている[12]

人物[編集]

メガネスーツ七三分けがトレードマークで、イベントやラジオ番組によく出演する。既婚者であり、家族構成は妻と1男2女の三児。イベント等で木谷に名刺を下さいと言うと名刺がもらえるが、理由として「会社の宣伝」という意味と「色々な方々に憶えてもらいたい」という願いが込められている[要出典]

2012年4月9日に行われた、ダルビッシュ有のデビューマウンドでもあるアメリカ大リーグシアトル・マリナーズテキサス・レンジャーズの試合の始球式を務めた。これはブシロードが2012年から、レンジャーズ本拠地であるレンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントンのバックネット裏広告を展開したことによる[要出典]

趣味はプロレス、特にWWE (WWF) とPRIDEのファンで時間を見つけては海外まで行く程である。酒豪であるが、大の甘党でもあり、特に和菓子、チョコレート等が好物である。

あかほりさとると親交が深く、月刊コミックブレイド2012年11月号より連載中の『業界偉人伝 ジンカン 〜人の間はおもしろく生きる〜 木谷高明物語』では脚本を担当している。長島☆自演乙☆雄一郎と交流があり、2010年には木谷の誕生日パーティーと長島の壮行会が合同で開催された[13]

ブシロードレスリング」では、黒の帽子仮面で正体を隠し、「キッダーニ男爵」を名乗ってリングに登場することがある。プロレスの試合中はセコンドを務めているが、相手側陣営から「あれ、木谷社長だろ」[14]と指摘されることもある。自身が企画を担当する『ヴァンガードTV』においても、いつもどおりの衣装で木谷として出演することもあれば、正体を隠してキッダーニ男爵として出演することもあった[15]。同番組中において、レギュラー出演者の森嶋秀太より、木谷とキッダーニ男爵が同一人物であることが明かされた[16]。新日本プロレスでは、木谷会長としては登場するが、キッダーニ男爵は本興行では一切登場しない。

元プロレスラーで文部科学大臣馳浩を、2016年春に開催された東京ドームでのμ'sファイナルライブに招待している[17]

作品[編集]

ゲーム[編集]

2010年、シャーロック・ホームズ博物館にて

テレビアニメ[編集]

2010年11月、「アニメ・フェスティバル・アジア」にて

OVA[編集]

2010年11月、「アニメ・フェスティバル・アジア」にて

Webアニメ[編集]

テレビドラマ[編集]

アニメーション映画[編集]

実写映画[編集]

ミュージカル[編集]

著書[編集]

出演[編集]

ラジオ[編集]

レギュラー出演

ゲスト出演

ゲーム[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 木谷高明の初の著書「煽動者 〜徹底プロモーション 仕掛人の哲学〜」
  2. ^ 資産管理会社として設立
  3. ^ ブロッコリー代表取締役の異動に関するお知らせ2005年4月19日
  4. ^ ブロッコリー代表取締役の異動に関するお知らせ2006年10月19日
  5. ^ ブロッコリー取締役の辞任に関するお知らせ2007年4月18日
  6. ^ 木村誠『ブシロード製トレーディングカードゲーム:ヴァイスシュヴァルツ(2007〜2010)2011年3月31日
  7. ^ 「新日本プロレスがブシロードに全株式売却」『新日本プロレスがブシロードに全株式売却/主要ニュース速報/デイリースポーツonline神戸新聞社2012年2月1日
  8. ^ 新役員人事決定のお知らせ”. 新日本プロレス (2013年9月25日). 2013年9月25日閲覧。
  9. ^ 本人のtwitterより” (2014年8月5日). 2014年8月5日閲覧。
  10. ^ 代表木谷の代表取締役退任について(株式会社ブシロードインフォメーション)(2017年10月2日、2017年10月3日閲覧)
  11. ^ コラム「社長木谷の視点」第32回、「バンドリ!武道館公演の成功、そして陣頭指揮をとる為の社長退任」(2017年10月3日、同日閲覧)
  12. ^ 第35回 必要なのはスピードと大胆さ。「電撃戦」で勝利をつかむ|株式会社ブシロード(2018年4月3日、2018年4月4日閲覧)
  13. ^ 西又葵「長島☆自演乙☆雄一郎壮行会with木谷高明50th Birthday」『長島☆自演乙☆雄一郎壮行会with木谷高明50th Birthday | miety's LifeDiva2010年6月5日
  14. ^ 「ブシロードレスリング〜長島☆自演乙☆雄一郎プロレスデビュー戦〜」『スポーツナビ|格闘技|速報』ワイズ・スポーツ。
  15. ^ 木谷高明企画、伊東雅司・櫻井たつし構成、和泉大樹演出『ヴァンガードTV』BSジャパン2011年6月12日
  16. ^ 木谷高明企画、伊東雅司・櫻井たつし構成、和泉大樹演出『ヴァンガードTV』BSジャパン、2011年6月19日
  17. ^ 馳文科相「ラブライバー大臣」宣言!! デイリースポーツ 2016年4月2日、同4日閲覧。

関連人物[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『ゲーム・声優・アニメーション業界就職年鑑』'97年度版、ノアール出版、1996年ISBN 9784931396029
  • オトナアニメ編集部・前田久編著『あかほりさとる全書――“外道”が歩んだメディアミックスの25年』洋泉社2012年ISBN 9784800300003

外部リンク[編集]

ビジネス
先代:
谷口行規
新日本プロレスリング会長
2012年 - 2013年
次代:
菅林直樹
先代:
(新設)
ブシロードグループパブリッシング社長
初代:2011年 - 2013年
次代:
(会社解散)
先代:
(新設)
ブシロード社長
初代:2007年 - 2017年
次代:
橋本義賢
先代:
戸塚恵一
ブシロードミュージック社長
3代目:2017年 -
次代:
(現職)
先代:
(新設)
ブロッコリー会長
初代:2005年 - 2007年
次代:
(廃止)
先代:
(新設)
ブロッコリー最高開発責任者
初代:2005年 - 2007年
次代:
(廃止)
先代:
(新設)
ナカ企画社長
初代:2002年 - 2011年
次代:
(廃止)
先代:
(新設)
ブロッコリー社長
初代:1994年 - 2005年
次代:
吉田眞市