探偵オペラ ミルキィホームズ 2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Project MILKY HOLMES > 探偵オペラ ミルキィホームズ 2
探偵オペラ ミルキィホームズ 2
ジャンル 探偵ロマンアドベンチャー
対応機種 PSP
開発元 アートディンク
発売元 ブシロード
プロデューサー 木谷高明
ディレクター 木谷高明
シナリオ 山根直樹
美術 たにはらなつき
人数 1人
発売日 2012年8月23日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
売上本数 17,454本[1]
テンプレートを表示

探偵オペラ ミルキィホームズ 2』(たんていオペラ ミルキィホームズ ツー、英語Detective Opera Milky Holmes 2)は、2012年8月23日に日本のブシロードからPlayStation Portable用ソフトとして発売されたアドベンチャーゲーム

概要[編集]

ブシロードが展開するメディアミックス企画「Project MILKY HOLMES」が展開する作品群のひとつとして製作された。作品群のなかには、漫画小説ブラウザゲームカードゲームテレビ番組ラジオ番組など多くの種類が存在するが、ゲームはそのなかでも原作として位置づけられている。

前作での主人公は探偵養成機関の指導教官「小林オペラ」であったが、本作では主人公を交代させ、別のキャラクターを新たな主人公に据えたことが大きな話題となった[要出典]

バージョンとしては、「限定版1.5有」、「限定版1.5無」、「通常版」、「PS Storeダウンロード版」の4つが存在する[2]。「1.5無」「1.5有」とは、前作のエクストラ版である『探偵オペラ ミルキィホームズ 1.5』の同梱の有無を示している。いずれのバージョンも2012年8月23日に発売である[2]

評価[編集]

評価
ゲームレビュー
評価者 点数
週刊ファミ通 PSP: 28(7,7,7,7)/40[3]

週刊ファミ通』の2012年8月23日・30日合併号では、「前作と同様のシステムだが、キャラクターがよく喋りアニメを見ている様にプレイが出来る。」と評された[3]

ストーリー・設定[編集]

世界観[編集]

怪盗と探偵が、トイズと呼ばれる能力を互いに駆使して戦う「大探偵時代」が舞台である。「偵都ヨコハマ」に設立された探偵養成機関「ホームズ探偵学院」に入学した生徒たちが、探偵チーム「ミルキィホームズ」を結成し成長していく。

登場人物[編集]

ストーリーは、探偵を目指し「ミルキィホームズ」を結成した「シャーロック・シェリンフォード」、「譲崎ネロ」、「エルキュール・バートン」、「コーデリア・グラウカ」を中心に展開される。前作での主人公はミルキィホームズの指導教官「小林オペラ」であったが、本作では新キャラクター「エラリー姫百合」が登場し、主人公を担当する[4]。なお、新キャラクターの表記については、当初「ヒラリー姫百合」と報じていたマスメディアもあったが[4]、後日、Project MILKY HOLMESから「エラリー姫百合」の誤植である旨が公式アナウンスされている。

スタッフ[編集]

開発は前作『探偵オペラ ミルキィホームズ』に引き続きアートディンクが行った。製作総指揮・原案は、Project MILKY HOLMESを立ち上げた木谷高明が担当する。木谷は当時ブシロードの社長であり、このメディアミックス企画の発案者でもある。メインキャラクターデザインは、EDEN'S NOTESたにはらなつきが担当する。木谷やたにはららは前作より引き続き続投するが、他のメインスタッフの一部は交代している。

主題歌[編集]

オープニングテーマ「プロローグは明日色
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 森慎太郎 / 歌 - ミルキィホームズ
最終話オープニングテーマ「Whodunit night?
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - クボタシンゴ / 編曲 - 高田暁 / 歌 - SV TRIBE(美郷あき遠藤正明きただにひろし
エンディングテーマ「バイバイエール!
作詞 - こだまさおり / 作曲・編曲 - 原田アツシ / 歌 - ミルキィホームズ

脚注[編集]

  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 
  2. ^ a b ファミ通』1210号、エンターブレイン、2012年2月23日、154頁。
  3. ^ a b 週刊ファミ通2012年8月23日・30日合併号』、エンターブレイン、2012年8月、51頁。 
  4. ^ a b 「偵都ヨコハマ三大勢力分布ノ図」『コンプティーク角川書店

外部リンク[編集]