2021年の阪神タイガース
2021年の阪神タイガース | |
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成績 | |
CS第1ステージ敗退 | |
CS1st | 0勝2敗(対巨人) |
セントラル・リーグ2位 | |
77勝56敗10分 勝率.579 | |
本拠地 | |
都市 | 兵庫県西宮市 |
球場 | 阪神甲子園球場 |
球団組織 | |
オーナー | 藤原崇起 |
経営母体 | 阪神電気鉄道 |
球団社長 | 藤原崇起 |
監督 | 矢野燿大 |
選手会長 | 近本光司 |
キャプテン |
チーム:大山悠輔 投手:岩貞祐太 |
スローガン | |
挑・超・頂 -挑む 超える 頂へ- | |
« 2020 2022 » |
2021年の阪神タイガースでは、2021年シーズンについての阪神タイガースの動向をまとめる。
このシーズンの阪神タイガースは、矢野燿大監督の3年目のシーズンである。チームスローガンは「挑・超・頂 -挑む 超える 頂へ-」。
概要
[編集]シーズン前
[編集]2020年度ドラフト会議で4球団競合の末近畿大学の佐藤輝明の獲得に成功し、またKBOリーグから巨人との競合の末獲得したロハス・ジュニアや、アルカンタラといった大物選手を補強し、前年度最多セーブを挙げたスアレスが残留し、開幕前から「今年は阪神と巨人のマッチレースになるのではないか」という予想が多かった[1][2]。オープン戦は9勝2敗2分けで首位となり、佐藤が最多本塁打を放った。
開幕後
[編集]神宮でのヤクルト戦で開幕3連勝。4月4日に首位に立つと、4月9日から20日にかけて7年ぶりの8連勝を記録する。野手陣ではサンズ、マルテ、佐藤が本塁打を量産し、糸原や新人の中野が3割を超える打率を残すなど全体的に打線が好調。また、投手陣も青柳、秋山、ガンケルや新人の伊藤らの好投が光り、4月終了時点で20勝9敗と開幕ダッシュに成功した。5月に入ると打線の勢いに陰りが見えだすものの、大きく負け越すことはなく交流戦に突入する。デーゲームに非常に強く、ナイターは5割だったがデーゲームだけで16連勝、貯金16を作った[3]。
交流戦
[編集]交流戦前から続いていたオセロ現象(勝ち負けを一試合ごとに繰り返す現象)に突入し、6月5日のソフトバンク戦では開幕から続いていたデーゲームの連勝がストップ[4]。翌日も敗れ連敗という形でオセロ現象から脱出する。しかし、日本ハム、(交流戦時点の)パリーグ首位楽天相手に6連勝し交流戦優勝争いに浮上[5][6]。最後はオリックスに交わされるものの、交流戦2位(貯金4)という好成績を残し、借金1に沈んだ巨人と大きく差を開けることに成功する。打線も西武戦で佐藤がセ新人では長嶋茂雄以来63年ぶりに一試合3本塁打を放って逆転勝利するなど[7]上向き加減であり、また中野が交流戦だけで8盗塁を記録するなど、足を駆使した攻撃も目立った。
リーグ戦再開~前半戦終了
[編集]しかしリーグ戦に復帰すると、佐藤やサンズといった主力の不振や大山の離脱、岩崎をはじめとするリリーフ陣の疲弊などの影響で、小刻みに連敗を繰り返すようになり、徐々に下位とのゲーム差が減少。最大7あった二位とのゲーム差[8]も最大1ゲーム差まで接近し、一転首位陥落の危機に陥る。しかしそこから巨人も首位浮上とまではいかず、2ゲーム差程度を維持。ヤクルトが浮上してくるなど、三つ巴の様相を呈しつつもなんとか首位でのターンに成功する。
後半戦
[編集]エキシビションマッチは佐藤や大山、サンズが復調するなど、期待の持てる内容だったが、後半戦が開幕するとその佐藤も8月後半からセ・リーグワースト記録となる59打席連続無安打を記録し[9]二軍落ちといった内容で、近本や中野、マルテの好調にもかかわらず打線は湿ったままであった[10]。しばらくはAクラス3チームが同時に連勝・連敗を続ける展開が続いたが、8月27日から広島に痛恨の三連敗を喫し、14度目の首位陥落危機で遂に首位から陥落[11]。引き分け数の少なさが災いして「最多貯金のまま、首位巨人と-0.5ゲーム差で3位に転落する」珍現象が発生する[12]。
再度首位浮上~陥落
[編集]しかし、次の中日のカードで連敗を4でストップすると、巨人との首位攻防戦となるカードで二戦連続逆転勝利[13][14]、そして六点差を引き分けに持ち込む[15]など、大失速し始めた巨人を抜いて再び首位に浮上。その後しばらくは首位を維持するものの、ヤクルトが急浮上し、9月22日に再び2位に陥落[16]。この後もヤクルトは9勝5分け、2連敗を挟み8連勝で快進撃を続け、阪神も5連勝するなど粘ったが、10月8日のヤクルトとの直接対決に敗れ、ついにヤクルトにマジック11が点灯[17]。ゲーム差も3まで広がり[注 1]、リーグ制覇に土俵際まで追い込まれる。
最終盤
[編集]しかし、10月に入るとロハス、佐藤や糸原らが復調し、正捕手梅野の不振によりスタメン起用された坂本の好リードや、高橋ら投手陣の好投もあって5連勝(2分け)を記録。月間で貯金を7つ作ることに成功する。首位打者争いに入っていた近本や9月以降絶好調だった大山が離脱するアクシデントがあるも、ヤクルトがもたつく隙をついて10月23日には遂にヤクルトとのゲーム差を0まで接近[18][19]。翌24日も広島相手に勝利し、ヤクルトがナイターの巨人戦で勝利したため首位奪還とはならなかったものの、最終戦で勝利すればヤクルト(当時残り試合3)が負け越しで優勝という展開まで望みをつないだ[20]。
しかし、最終戦の中日戦ではシーズン通じて懸念材料だった拙守、そして貧打が原因で敗戦を喫し、同日ヤクルトが勝利したためV逸が確定[21]。ヤクルトとの最終のゲーム差は0、わずか5厘差の2位であり、引き分け数の少なさが響くシーズンとなった。
ポストシーズン
[編集]クライマックスシリーズはファーストステージを本拠地甲子園で3位巨人と対戦したが、ストレートの2連敗で2019年以来のファイナルステージ進出とはならなかった。
総括
[編集]例年苦手としていた巨人戦を勝ち越す(貯金4)[22]など、2位ながらも5球団相手に負け越しなしを達成し、優勝したヤクルトに対してはカード別最多貯金タイの5(5位中日相手にも貯金5)を記録している。一方で広島・DeNA相手に勝負所で3連敗するなど、Bクラスに大幅勝ち越ししたヤクルトに対し[23]、阪神は4位広島に貯金0の5割、6位DeNAに貯金3と取りこぼしたことが優勝を逃す一因となった[23]。
野手陣では日本一となった1985年以来のマルテ・大山・サンズ・佐藤による「20発カルテット」が成立[24]。ドラフト6位ルーキーの中野が30盗塁で盗塁王を獲得。近本は三年連続盗塁王こそならなかったが最多安打となる178安打を放った。投手陣も最高勝率、最多勝を獲得した青柳をはじめとして、秋山、藤浪以来の新人で10勝を挙げた伊藤、ガンケル、そして岩崎や最多セーブのスアレスの活躍が目立った。一方で投打の軸と期待された大山や西勇輝は不振で終わり、梅野やサンズの後半戦の不振、高橋がケガの影響で出遅れるなど誤算もあった。
チーム成績
[編集]レギュラーシーズン
[編集]開幕:3/26 | 5/2 | 6/1 | 7/1 | 8/13 | 9/1 | 10/1 | ||||||||
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1 | 中 | 近本光司 | 中 | 近本光司 | 中 | 近本光司 | 中 | 近本光司 | 中 | 近本光司 | 中 | 近本光司 | 中 | 近本光司 |
2 | 二 | 糸原健斗 | 二 | 糸原健斗 | 遊 | 中野拓夢 | 二 | 糸原健斗 | 二 | 糸原健斗 | 遊 | 中野拓夢 | 遊 | 中野拓夢 |
3 | 一 | マルテ | 一 | マルテ | 一 | マルテ | 一 | マルテ | 一 | サンズ | 一 | マルテ | 一 | マルテ |
4 | 三 | 大山悠輔 | 三 | 佐藤輝明 | 三 | 大山悠輔 | 左 | サンズ | 三 | 大山悠輔 | 左 | サンズ | 三 | 大山悠輔 |
5 | 左 | サンズ | 左 | サンズ | 左 | サンズ | 右 | 佐藤輝明 | 右 | 佐藤輝明 | 二 | 糸原健斗 | 二 | 糸原健斗 |
6 | 右 | 佐藤輝明 | 右 | 陽川尚将 | 右 | 佐藤輝明 | 三 | 大山悠輔 | 左 | ロハス・ジュニア | 三 | 大山悠輔 | 右 | 小野寺暖 |
7 | 捕 | 梅野隆太郎 | 捕 | 梅野隆太郎 | 捕 | 梅野隆太郎 | 遊 | 中野拓夢 | 遊 | 中野拓夢 | 右 | 小野寺暖 | 左 | 糸井嘉男 |
8 | 遊 | 木浪聖也 | 遊 | 中野拓夢 | 二 | 木浪聖也 | 捕 | 梅野隆太郎 | 捕 | 梅野隆太郎 | 捕 | 梅野隆太郎 | 捕 | 梅野隆太郎 |
9 | 投 | 藤浪晋太郎 | 投 | ガンケル | 投 | 西勇輝 | 投 | ガンケル | 投 | 西勇輝 | 投 | 伊藤将司 | 投 | 伊藤将司 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 9月終了時 | 最終成績 | |||||||
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1位 | 阪神 | --- | 阪神 | --- | 阪神 | --- | 阪神 | --- | 巨人 | --- | ヤクルト | --- | ヤクルト | --- |
2位 | 巨人 | 2.5 | 巨人 | 4.5 | 巨人 | 3.0 | 巨人 | 2.0 | 阪神 | 0.5 | 阪神 | 1.0 | 阪神 | 0.0 |
3位 | ヤクルト | 3.5 | ヤクルト | 6.0 | ヤクルト | 6.0 | ヤクルト | 2.5 | ヤクルト | 1.5 | 巨人 | 5.0 | 巨人 | 11.0 |
4位 | 広島 | 6.5 | 中日 | 9.5 | 中日 | 13.0 | 中日 | 12.5 | 中日 | 12.5 | 中日 | 13.0 | 広島 | 13.0 |
5位 | 中日 | 7.5 | 広島 | 10.5 | DeNA | 15.0 | 広島 | 13.5 | DeNA | 13.5 | 広島 | 13.5 | 中日 | 18.5 |
6位 | DeNA | 13.0 | DeNA | 16.0 | 広島 | 16.5 | DeNA | 14.0 | 広島 | 13.5 | DeNA | 15.0 | DeNA | 20.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 東京ヤクルトスワローズ | 73 | 52 | 18 | .584 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 77 | 56 | 10 | .579 | 0.0 |
3位 | 読売ジャイアンツ | 61 | 62 | 20 | .496 | 11.0 |
4位 | 広島東洋カープ | 63 | 68 | 12 | .481 | 13.0 |
5位 | 中日ドラゴンズ | 55 | 71 | 17 | .437 | 18.5 |
6位 | 横浜DeNAベイスターズ | 54 | 73 | 16 | .425 | 20.0 |
セ・パ交流戦
[編集]順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | オリックス・バファローズ | 12 | 5 | 1 | .706 | 優勝 |
2位 | 阪神タイガース | 11 | 7 | 0 | .611 | 1.5 |
3位 | 横浜DeNAベイスターズ | 9 | 6 | 3 | .600 | 2.0 |
4位 | 中日ドラゴンズ | 9 | 7 | 2 | .563 | 2.5 |
5位 | 東京ヤクルトスワローズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.5 |
6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 9 | 8 | 1 | .529 | 3.0 |
7位 | 埼玉西武ライオンズ | 7 | 7 | 4 | .500 | 3.5 |
8位 | 千葉ロッテマリーンズ | 8 | 9 | 1 | .471 | 4.0 |
9位 | 読売ジャイアンツ | 7 | 8 | 3 | .467 | 4.0 |
10位 | 北海道日本ハムファイターズ | 7 | 11 | 0 | .389 | 5.5 |
11位 | 福岡ソフトバンクホークス | 5 | 9 | 4 | .357 | 5.5 |
12位 | 広島東洋カープ | 3 | 12 | 3 | .200 | 8.0 |
クライマックスシリーズ
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
11月6日(土) | 第1戦 | 読売ジャイアンツ | 4 - 0 | 阪神タイガース | 阪神甲子園球場 |
11月7日(日) | 第2戦 | 読売ジャイアンツ | 4 - 2 | 阪神タイガース | |
勝者:読売ジャイアンツ |
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入団・退団
[編集]シーズン開幕前
[編集]本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの支配下選手・育成選手の登録・抹消について記述する。なお、抹消の去就は、球団職員又はスポーツ関係・芸能関係の職業に転身した場合等、去就が公のものとして扱われるもののみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。また、退団区分は自由契約・任意引退・詳細不明である場合については、記載しない。
支配下選手 | |||||||
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登録 | 抹消 | ||||||
No | 選手名 | 前所属 | 区分 | No | 選手名 | 去就 | 区分 |
投手 | |||||||
14 | チェン | 千葉ロッテマリーンズ | 自由契約 | 14 | 能見篤史 | オリックス・バファローズ | 自由契約 |
27 | 伊藤将司 | JR東日本 | ドラフト2位 | 22 | 藤川球児 | 球団特別補佐・野球解説者・YouTuber | 現役引退 |
30 | 佐藤蓮 | 上武大学 | ドラフト3位 | 26 | 呂彦青 | 味全ドラゴンズ(練習生契約) | 自由契約 |
41 | 村上頌樹 | 東洋大学 | ドラフト5位 | 30 | 高野圭佑 | 中信兄弟 | 自由契約 |
44 | アルカンタラ | 斗山ベアーズ | 新外国人 | 35 | 才木浩人 | 育成再契約 | 自由契約 |
54 | 加治屋蓮 | 福岡ソフトバンクホークス | 自由契約 | 40 | 福永春吾 | 四国IL・徳島[26] | 自由契約 |
69 | 石井大智 | 四国IL・高知 | ドラフト8位 | 69 | 島本浩也 | 育成再契約 | 自由契約 |
75 | スアレス | 阪神タイガース | 自由契約 | 75 | スアレス | 再契約 | 自由契約 |
77 | ガルシア | 中信兄弟 | 自由契約 | ||||
91 | 横山雄哉 | 球団アカデミーコーチ | |||||
捕手 | |||||||
39 | 榮枝裕貴 | 立命館大学 | ドラフト4位 | 57 | 岡﨑太一 | 球団スカウト[27] | |
内野手 | |||||||
00 | 山本泰寛 | 読売ジャイアンツ | 金銭トレード | 00 | 上本博紀 | 球団アカデミーコーチ[28] | |
8 | 佐藤輝明 | 近畿大学 | ドラフト1位 | 41 | ボーア | ジャイアンツ傘下AAA | 自由契約 |
51 | 中野拓夢 | 三菱自動車岡崎 | ドラフト6位 | ||||
67 | 髙寺望夢 | 上田西高 | ドラフト7位 | ||||
外野手 | |||||||
24 | ロハス・ジュニア | KTウィズ | 新外国人 | 8 | 福留孝介 | 中日ドラゴンズ | 自由契約 |
51 | 伊藤隼太 | 四国IL・愛媛選手兼野手コーチ[29] | 自由契約 |
育成選手 | |||||||
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登録 | 抹消 | ||||||
No | 選手名 | 前所属 | 区分 | No | 選手名 | 去就 | 区分 |
投手 | |||||||
120 | 島本浩也 | 支配下選手 | 再契約 | 126 | 牧丈一郎 | 再契約 | 規定による自由契約 |
121 | 才木浩人 | 支配下選手 | 再契約 | ||||
122 | 岩田将貴 | 九州産業大学 | 育成ドラフト1位 | ||||
123 | 鈴木翔太 | 中日ドラゴンズ | 自由契約 | ||||
126 | 牧丈一郎 | 育成選手 | 再契約 | ||||
内野手 | |||||||
125 | 藤谷洸介 | 育成選手 | 再契約 | 125 | 藤谷洸介 | 再契約 | 規定による自由契約 |
シーズン開幕後
[編集]本節では、本シーズン開幕から終了までの入退団について記述する。
支配下選手 | ||||||||||
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登録 | 抹消 | |||||||||
月 | No. | 選手名 | 守備 | 前所属 | 区分 | 区分 | No. | 選手名 | 守備 | 去就 |
4月 | 金銭トレード | 34 | 谷川昌希 | 投手 | 北海道日本ハムファイターズ | |||||
7月 | 34 | 二保旭 | 投手 | 福岡ソフトバンクホークス | トレード | 60 | 中谷将大 | 外野手 | 福岡ソフトバンクホークス |
育成選手→支配下 | |||
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月 | No. | 選手名 | 守備 |
4月 | 127→97 | 小野寺暖 | 外野手 |
マイナビオールスターゲーム2021
[編集]ファン投票 | |
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岩崎優 | |
スアレス | |
梅野隆太郎 | |
マルテ | |
中野拓夢 | |
佐藤輝明 | |
近本光司 | |
選手間投票 | 佐藤輝明 |
監督推薦 | 青柳晃洋 |
代表選出選手
[編集]東京オリンピック
[編集]日本代表 |
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岩崎優 |
青柳晃洋 |
梅野隆太郎 |
選手・スタッフ
[編集]
|
試合結果
[編集]7月19日から8月12日まで、2020年東京オリンピック開催により公式戦が中断された[32]。
凡例 | |||
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勝利試合 | 敗北試合 | 引き分け | 中止 |
2021年 レギュラーシーズン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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個人成績
[編集]投手成績
[編集]- 色付きは規定投球回数(143イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
- 完封合計は継投も含む
選手 | 登 板 |
完 投 |
完 封 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
青柳晃洋 | 25 | 0 | 0 | 13 | 6 | 0 | 0 | .684 | 156.1 | 143 | 11 | 48 | 3 | 104 | 48 | 43 | 2.48 |
西勇輝 | 24 | 2 | 0 | 6 | 9 | 0 | 0 | .400 | 143.2 | 143 | 12 | 40 | 4 | 95 | 68 | 60 | 3.76 |
伊藤将司 | 23 | 1 | 0 | 10 | 7 | 0 | 1 | .588 | 140.1 | 119 | 15 | 34 | 3 | 79 | 42 | 38 | 2.44 |
秋山拓巳 | 24 | 1 | 0 | 10 | 7 | 0 | 0 | .588 | 132.2 | 121 | 18 | 25 | 3 | 107 | 43 | 40 | 2.71 |
ガンケル | 20 | 0 | 0 | 9 | 3 | 0 | 0 | .750 | 113.0 | 99 | 10 | 24 | 3 | 87 | 39 | 37 | 2.95 |
スアレス | 62 | 0 | 0 | 1 | 1 | 42 | 0 | .500 | 62.1 | 40 | 0 | 8 | 0 | 58 | 9 | 8 | 1.16 |
アルカンタラ | 24 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 6 | .500 | 59.1 | 55 | 6 | 14 | 0 | 48 | 25 | 23 | 3.49 |
岩崎優 | 62 | 0 | 0 | 3 | 4 | 1 | 41 | .429 | 57.2 | 47 | 6 | 15 | 0 | 51 | 21 | 17 | 2.65 |
髙橋遥人 | 7 | 2 | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | .667 | 49.0 | 30 | 1 | 5 | 0 | 55 | 10 | 9 | 1.65 |
藤浪晋太郎 | 21 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 4 | .500 | 48.1 | 47 | 4 | 40 | 4 | 52 | 29 | 28 | 5.21 |
馬場皐輔 | 44 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 10 | 1.000 | 47.1 | 43 | 5 | 17 | 0 | 39 | 23 | 20 | 3.80 |
及川雅貴 | 39 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 10 | .400 | 39.0 | 31 | 4 | 24 | 2 | 38 | 18 | 16 | 3.69 |
岩貞祐太 | 46 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 12 | 1.000 | 38.2 | 42 | 4 | 14 | 3 | 33 | 21 | 20 | 4.66 |
齋藤友貴哉 | 19 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | .500 | 23.1 | 23 | 1 | 12 | 0 | 26 | 14 | 12 | 4.63 |
小川一平 | 19 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1.000 | 21.1 | 15 | 2 | 7 | 0 | 19 | 7 | 7 | 2.95 |
小林慶祐 | 22 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | .000 | 20.0 | 17 | 1 | 11 | 0 | 16 | 8 | 5 | 2.25 |
石井大智 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 17.1 | 17 | 3 | 6 | 0 | 16 | 12 | 12 | 6.23 |
二保旭 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 15.1 | 17 | 3 | 7 | 1 | 9 | 10 | 9 | 5.28 |
小野泰己 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 14.2 | 17 | 1 | 8 | 1 | 14 | 13 | 13 | 7.98 |
チェン・ウェイン | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 9.1 | 10 | 0 | 3 | 0 | 7 | 5 | 4 | 3.86 |
西純矢 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 8.0 | 4 | 0 | 7 | 0 | 2 | 3 | 3 | 3.38 |
エドワーズ | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 7.0 | 6 | 1 | 4 | 0 | 7 | 3 | 2 | 2.57 |
桑原謙太朗 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 7.0 | 8 | 2 | 4 | 1 | 7 | 7 | 7 | 9.00 |
浜地真澄 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 6.0 | 8 | 0 | 2 | 0 | 6 | 3 | 3 | 4.50 |
加治屋蓮 | 7 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | .333 | 5.2 | 7 | 1 | 1 | 1 | 3 | 6 | 5 | 7.94 |
村上頌樹 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 5.1 | 9 | 3 | 5 | 0 | 0 | 10 | 10 | 16.88 |
岩田稔 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 3.0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0.00 |
湯浅京己 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 3.0 | 10 | 0 | 2 | 0 | 2 | 7 | 6 | 18.00 |
守屋功輝 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | 3.0 | 5 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | 4 | 12.00 |
合計 | 6 | 16 | 77 | 56 | 43 | 92 | .578 | 1257.0 | 1136 | 115 | 388 | 31 | 986 | 508 | 461 | 3.30 |
打撃成績
[編集]- 色付きは規定打席(443打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高。
選手 | 試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
近本光司 | 140 | 612 | 569 | 91 | 178 | 33 | 5 | 10 | 251 | 50 | 24 | 7 | 4 | 2 | 33 | 4 | 58 | 6 | .313 | .354 |
マルテ | 128 | 526 | 446 | 55 | 115 | 18 | 1 | 22 | 201 | 71 | 0 | 0 | 0 | 2 | 74 | 4 | 72 | 16 | .258 | .367 |
中野拓夢 | 135 | 525 | 466 | 45 | 127 | 15 | 4 | 1 | 153 | 36 | 30 | 2 | 20 | 4 | 29 | 6 | 81 | 6 | .273 | .321 |
大山悠輔 | 129 | 512 | 466 | 55 | 121 | 23 | 2 | 21 | 211 | 71 | 2 | 1 | 0 | 7 | 37 | 2 | 89 | 15 | .260 | .313 |
糸原健斗 | 125 | 488 | 441 | 34 | 126 | 17 | 3 | 2 | 155 | 30 | 6 | 5 | 1 | 3 | 41 | 2 | 61 | 9 | .286 | .347 |
サンズ | 120 | 461 | 408 | 47 | 101 | 21 | 1 | 20 | 184 | 65 | 1 | 1 | 0 | 3 | 49 | 1 | 89 | 11 | .248 | .328 |
梅野隆太郎 | 130 | 458 | 404 | 33 | 91 | 15 | 3 | 3 | 121 | 33 | 8 | 4 | 6 | 2 | 41 | 5 | 107 | 14 | .225 | .303 |
佐藤輝明 | 126 | 455 | 425 | 56 | 101 | 25 | 0 | 24 | 198 | 64 | 6 | 2 | 0 | 2 | 25 | 3 | 173 | 2 | .238 | .284 |
ロハス・ジュニア | 60 | 206 | 189 | 18 | 41 | 7 | 0 | 8 | 72 | 21 | 1 | 3 | 0 | 0 | 15 | 2 | 58 | 3 | .217 | .282 |
木浪聖也 | 92 | 132 | 119 | 9 | 27 | 8 | 0 | 1 | 38 | 15 | 0 | 0 | 2 | 3 | 7 | 1 | 20 | 1 | .227 | .269 |
糸井嘉男 | 77 | 119 | 106 | 8 | 22 | 5 | 0 | 3 | 36 | 18 | 1 | 0 | 0 | 3 | 9 | 1 | 37 | 4 | .208 | .269 |
島田海吏 | 57 | 78 | 70 | 7 | 17 | 3 | 0 | 0 | 20 | 9 | 8 | 1 | 3 | 0 | 5 | 0 | 13 | 0 | .243 | .293 |
坂本誠志郎 | 45 | 73 | 65 | 4 | 12 | 2 | 1 | 1 | 19 | 6 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | 0 | 21 | 0 | .185 | .239 |
小野寺暖 | 34 | 73 | 67 | 7 | 12 | 2 | 0 | 1 | 17 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 19 | 2 | .179 | .247 |
原口文仁 | 56 | 58 | 49 | 3 | 10 | 2 | 1 | 0 | 14 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 4 | 12 | 0 | .204 | .328 |
北條史也 | 33 | 57 | 50 | 6 | 10 | 2 | 0 | 1 | 15 | 6 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 1 | 11 | 1 | .200 | .273 |
陽川尚将 | 41 | 52 | 46 | 2 | 8 | 1 | 0 | 2 | 15 | 6 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 2 | 19 | 2 | .174 | .255 |
山本泰寛 | 69 | 51 | 43 | 8 | 8 | 3 | 0 | 0 | 11 | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 | 10 | 0 | .186 | .294 |
青柳晃洋 | 25 | 51 | 43 | 3 | 7 | 1 | 0 | 0 | 8 | 2 | 0 | 0 | 7 | 0 | 1 | 0 | 25 | 1 | .163 | .182 |
伊藤将司 | 23 | 44 | 39 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 25 | 1 | .051 | .119 |
西勇輝 | 24 | 42 | 35 | 2 | 5 | 2 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 1 | 0 | 12 | 0 | .143 | .167 |
秋山拓巳 | 24 | 41 | 31 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | 1 | 0 | 15 | 1 | .065 | .094 |
ガンケル | 20 | 37 | 31 | 3 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 16 | 0 | .161 | .188 |
小幡竜平 | 43 | 25 | 23 | 5 | 6 | 1 | 1 | 0 | 9 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 7 | 0 | .261 | .320 |
板山祐太郎 | 43 | 17 | 14 | 5 | 2 | 1 | 1 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 6 | 0 | .143 | .250 |
髙橋遥人 | 7 | 16 | 14 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | .143 | .143 |
藤浪晋太郎 | 21 | 13 | 9 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | .111 | .111 |
アルカンタラ | 24 | 12 | 9 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | .111 | .111 |
植田海 | 64 | 7 | 6 | 15 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 10 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | .333 | .429 |
熊谷敬宥 | 73 | 6 | 5 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
二保旭 | 4 | 6 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | .000 | .200 |
チェン・ウェイン | 2 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .250 | .250 |
江越大賀 | 31 | 3 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
岩貞祐太 | 46 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 |
馬場皐輔 | 44 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 |
及川雅貴 | 39 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
村上頌樹 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 1.000 |
西純矢 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 |
合計 | 5265 | 4704 | 541 | 1164 | 208 | 23 | 121 | 1781 | 517 | 114 | 30 | 82 | 33 | 406 | 40 | 1082 | 95 | .247 | .311 |
タイトル
[編集]表彰
[編集]- 近本光司
- J.マルテ
- ベストナイン(一塁手部門、初)
- オールスターゲーム 敢闘選手賞(第2戦)
- R.スアレス
- 月間MVP 〈投手5月〉(初受賞)
- 佐藤輝明
- 青柳晃洋
- 月間MVP〈投手6月〉(初受賞)
- 月間最優秀バッテリー賞(6月、7月)
- 梅野隆太郎
- 月間最優秀バッテリー賞(6月、7月、9月)
- 大山悠輔
- スカパー! サヨナラ賞 (7・8月)
- 髙橋遥人
- 月間最優秀バッテリー賞(9月、10月)
- 伊藤将司
- 月間MVP〈投手10・11月〉(初受賞)
- セ・リーグ 連盟特別表彰(新人特別賞)
- 坂本誠志郎
- 月間最優秀バッテリー賞(10月)
- 中野拓夢
- セ・リーグ 連盟特別表彰(新人特別賞)
- 糸原健斗
- スピードアップ賞(打者部門)
達成記録・出来事
[編集]- 1月6日 - 岩田稔と球団職員1名が新型コロナウイルスに感染したことが判明[33][34]
- 3月28日 - 3月26日からのヤクルト1~3回戦(神宮)でヤクルトに3連勝、神宮3連戦の3連勝は2007年の5月11日から13日にかけてのヤクルト6~8回戦(神宮)で3連勝して以来14年ぶり
- 4月18日 - 小野寺暖が育成契約から支配下登録される[35][36]
- 4月18日 - ヤクルト5回戦(甲子園)で勝利し、中日が同日に広島6回戦(バンテリンドーム)で敗戦を喫し、1999年9月22日より上回って最大通算の敗戦数が59つけられた(2013年4月4日)が中日に追いつく(5394勝5061敗325分、中日は5348勝5061敗274分)
- 4月27日 - 中日4回戦(バンテリンドーム)で敗戦を喫し対中日通算1000敗目、カード別の対戦成績の1000敗目は巨人戦に次ぐ2球団目(952勝1000敗45分)
- 5月7日 - 佐藤輝明がDeNA7回戦(横浜)で4回に中川虎大から本塁打を放ち、チーム33試合目で10号本塁打を記録[37]。史上3位タイのスピード記録で、ドラフト制度以降では2003年の村田修一(横浜)の36試合や、左打者に限ると1984年の小早川毅彦(広島)の53試合を抜き史上最速[38]
- 5月11日 - 中日7回戦(甲子園)で対中日の通算2000試合目、カード別の対戦で2000試合を迎えたのは史上初(953勝1001敗46分)
- 5月15日 - 巨人8回戦(東京ドーム)で対巨人の通算2000試合目、カード別の対戦で2000試合を迎えたのは4日前の中日に続き2球団目(834勝1094敗71分)
- 5月21日 - 5月21日からの(マツダ)での広島3連戦が広島球団に新型コロナウイルスの感染者が複数出た影響により中止を広島球団が発表
- 5月28日 - 佐藤輝明が西武1回戦(メットライフドーム)で2回、6回と高橋光成から、9回にリード・ギャレットから本塁打を放つ、1試合3本塁打は球団では2018年9月16日のDeNA20回戦(横浜)の大山悠輔以来3年ぶりで球団史上18人目(22度目)で、新人の1試合3本塁打は長嶋茂雄が1958年6月22日の大洋10回戦(川崎)で達成して以来、史上4人目
- 6月16日 - 青柳晃洋と岩崎優の二名が東京五輪の野球日本代表(侍ジャパン)に選出された
- 6月18日 - 梅野隆太郎が日本代表(侍ジャパン)に選出された。選出されていた會澤翼(広島)が試合中の怪我で代表を辞退のため
- 7月2日 - 中谷将大とソフトバンクの二保旭とのトレードが発表
- 7月4日 - 佐藤輝明が広島10回戦(マツダ)で1試合5三振を喫する、史上19人目
- 7月6日 - ヤクルト13回戦(神宮)で5回二死一、二塁の佐藤輝明を打席に迎えた場面で二走・近本光司の手の動きを巡り両チームの首脳陣が言い合いとなり試合がストップする
- 7月17日 - 佐藤輝明がオールスター第2戦(楽天生命パーク)で2回に宮城大弥(オリックス)から本塁打を放つ、新人では史上5人目
- 7月17日 - 近本光司がオールスター第2戦(楽天生命パーク)で3回と5回に安打を放ち、2年前のオールスター第2戦(甲子園)で5打数5安打を記録したのに続いて7打席連続安打で2001年の第2、3戦でペタジーニ(ヤクルト)が持っていた6打数連続安打を抜く新記録
- 8月13日 - 佐藤輝明が広島11回戦(京セラドーム)で2回に大瀬良大地から三振を喫しシーズン122三振目、1999年の福留孝介(中日)が持つNPB新人三振記録を更新
- 8月20日 - 佐藤輝明がDeNA18回戦(東京ドーム)で9回に三嶋一輝から本塁打を放ちシーズン23本目、1969年の田淵幸一が持つ球団新人本塁打記録を更新[39]
- 9月10日 - 西勇輝が広島17回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)に先発で出場し通算100勝を達成、通算100勝は史上140人目、平成生まれでは読売ジャイアンツ・菅野智之に続き2人目[40]
- 9月11日 - 糸井嘉男が広島18回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で8回にケムナ誠―會澤翼のバッテリーから二盗を記録し通算300盗塁[41]、通算300盗塁は史上31人目、40歳1ヶ月での到達は史上最年長
- 9月16日 - 俊介の今季限りの引退発表[42]
- 9月20日 - 桑原謙太朗の今季限りの引退を発表
- 9月21日 - 中野拓夢が中日18回戦(バンテリンドーム)で8回に又吉克樹から二塁打を放ち新人遊撃手として100安打を達成[43]
- 9月26日 - 大山悠輔が巨人22回戦で(東京ドーム)で、3回に山口俊から看板直撃の特大本塁打を放つ、史上61人目(108度目)で球団史上5人目(6度目)
- 9月28日 - 中田賢一の今季限りの引退発表[44]
- 9月29日 - 佐藤輝明が広島20回戦(甲子園)で5回に代打で出場し九里亜蓮に左飛に打ち取られ54打席連続ノーヒット、1993年のトーベ(オリックス)の野手の連続打席無安打記録を更新
- 9月30日 - 岩田稔の今季限りの引退を発表[45]
- 10月12日 - 巨人23回戦(東京ドーム)で勝利し14年ぶりの巨人戦の勝ち越しを決める
- 10月17日 - 佐藤輝明が広島22回戦(甲子園)で9回に代打で出場し栗林良吏から三振に喫しシーズン通算167三振、2014年のマウロ・ゴメスがもっていた球団シーズン三振記録を更新
- 10月24日 - 佐藤輝明が広島25回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で2回に九里亜蓮から本塁打を放ちシーズン通算100安打、中野拓夢と共に新人の100安打以上はドラフト制以降初で、NPB全体では1958年の広島の小坂佳隆と森永勝治が打って以来、球団では1948年に後藤次男と別当薫がマークして以来73年ぶり2度目[46]
- 12月5日 - 新外国人選手のアーロン・ウィルカーソンと契約の締結を発表[47]
- 12月18日 - 新外国人選手のカイル・ケラーと契約の締結を発表[48]
ドラフト指名選手
[編集]新人選手選択会議 | ||||
---|---|---|---|---|
順位 | 選手名 | 守備 | 所属 | 結果 |
1位 | 森木大智 | 投手 | 高知高 | 入団 |
2位 | 鈴木勇斗 | 投手 | 創価大学 | 入団 |
3位 | 桐敷拓馬 | 投手 | 新潟医療福祉大学 | 入団 |
4位 | 前川右京 | 外野手 | 智辨学園高 | 入団 |
5位 | 岡留英貴 | 投手 | 亜細亜大学 | 入団 |
6位 | 豊田寛 | 外野手 | 日立製作所 | 入団 |
7位 | 中川勇斗 | 捕手 | 京都国際高 | 入団 |
育成選手選択会議 | ||||
順位 | 選手名 | 守備 | 所属 | 結果 |
1位 | 伊藤稜 | 投手 | 中京大学 | 入団 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 実際は引き分け数が少ない阪神にとっては4.5ゲーム差を詰めなければ首位浮上が不可能であった
- ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数 (2)当該球団間の対戦勝率の高い球団 (3)前年度順位で順位が決定される。
- ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績(3チーム以上並んだ場合は省略)(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。
- ^ 2021年限りの特別ルールとして、6月17日までに全日程を消化していない場合、6月17日時点での勝率で順位を決定する。ただし、「15試合以上消化し、勝率.500以上」が優勝条件となるが、消化試合が15試合未満でも、未消化試合を負けとして加算しても勝率が1位球団を上回る場合、その球団を優勝とする。また、優勝条件を満たす球団が1つもない場合は、全球団が未消化試合を負けとして加算し、その時の勝率で優勝球団を決定する[25]。
- ^ 広島の九里亜蓮と同率。
出典
[編集]- ^ “【順位予想】掛布雅之氏は開幕前から変更…阪神と巨人のV争いにDeNA大きく影響”. スポーツ報知 (2021年8月13日). 2021年11月7日閲覧。
- ^ “ニッカン評論家25人のセパ順位予想/一覧 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月8日閲覧。
- ^ “阪神史上初の快挙、デーゲーム開幕16連勝で貯金16 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “阪神、デーゲーム神話止まった “オセロ状態”ついにプロ野球記録タイ「16」 /デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “阪神交流戦6連勝で貯金20!近本が決勝打 スアレス12戦連続セーブ - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ なおこの年はDeNA(貯金3、3位)や中日(貯金2、4位)も交流戦で好調だったため、12年ぶりにセリーグが勝ち越しを果たした。https://full-count.jp/2021/06/16/post1098269/
- ^ “佐藤輝が衝撃の1試合3本塁打! 解説陣も驚嘆「そんなに強振してないのに…」”. ベースボールキング. 2023年12月12日閲覧。
- ^ 巨人とのゲーム差は最大8まで広がっているが、ヤクルトが二位に浮上しているため、首位阪神と「二位との最大ゲーム差」は7である。 https://baseball-freak.com/chart/
- ^ “阪神佐藤輝明4の0で59打席連続無安打、セ・リーグのワースト記録更新 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月8日閲覧。
- ^ “【大石大二郎】阪神打線、好調近本とマルテの打順を近づける策もあり - 評論家コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “【データ】阪神14度目危機しのげず、ついに首位陥落 貯金は依然セ最多 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “阪神 痛恨の3連敗で一気に3位転落 最大8ゲーム差も巨人が首位、ヤクルト2位浮上”. デイリースポーツ. 2023年12月12日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2021年9月3日). “ホンマかいな! 勝率・088の阪神が9割超の巨人に奇跡の逆転勝ち”. サンスポ. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “阪神・大山 劇的奪首弾!しびれた逆転サヨナラ「もう死ぬ気で」連夜のG倒決めた”. デイリースポーツ (2021年9月5日). 2023年12月12日閲覧。
- ^ “巨人・原監督迷采配 最大6点差痛恨ドロー 坂本ベンチ下げ→遊撃若林失策から4失点”. デイリースポーツ. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “ヤクルト5連勝!-0・5ゲーム差で今季初の首位浮上 8月以降の首位浮上は6年ぶり - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年11月7日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “ヤクルトに優勝へのマジックナンバー「11」が初点灯”. NHKニュース. 2021年11月7日閲覧。
- ^ 引き分けの都合上ヤクルトが首位のまま。“2位阪神ドローもぎ取り首位と0差に ヤクルトのマジック3を減らさず - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “ヤクルト 阪神引き分けで2位転落ならずも優勝争いは“混沌” 最短Vは両者とも26日に - スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “セ・リーグ優勝争い、ヤクルトと阪神の優勝条件は? 残り試合と勝敗パターンで分析”. ベースボールチャンネル. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “阪神V逸と「29年前の因縁」 中日に敗れ当時も優勝逃す...抑えは与田剛、捕手は矢野燿大”. J-CASTニュース. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “阪神14年ぶりの巨人戦勝ち越し、青柳12勝目 巨人は優勝可能性完全消滅 - プロ野球戦評 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ a b ヤクルトは巨人戦には5割だったものの、広島相手に貯金6、中日相手に貯金7、DeNA相手に至っては貯金11を記録している。 https://npb.jp/bis/2021/stats/std_c.html
- ^ “阪神36年ぶり20発カルテット!大山悠輔が金本以来の球団2年連続20号 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年11月7日閲覧。
- ^ “コロナ禍で開催要項が変更!セ・パ交流戦のルールをおさらい”. ベースボールキング (2021年5月24日). 2021年5月27日閲覧。
- ^ "元阪神の福永春吾が四国ILの徳島入団「NPB復帰を目す」". スポーツ報知. 報知新聞社. 29 January 2021. 2021年1月29日閲覧。
- ^ "元阪神岡崎、現役引退の舞台裏 プロスカウト就任へ". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 23 December 2020. 2020年12月23日閲覧。
- ^ "阪神・上本が現役引退 来季からタイガースアカデミーコーチ就任". デイリースポーツ. 神戸新聞社. 22 December 2020. 2020年12月22日閲覧。
- ^ "元阪神伊藤隼太が四国IL・愛媛入団 コーチ兼任で". nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社. 22 January 2021. 2021年1月22日閲覧。
- ^ a b 2020年度NPB公示 NPBHP
- ^ a b ニュース 阪神タイガース公式HP
- ^ 2021年 プロ野球行事日程NPB.jp 日本野球機構
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- ^ “阪神・岩田稔がコロナ陽性”. スポーツニッポン (2021年1月7日). 2021年10月3日閲覧。
- ^ “阪神19年育成1位小野寺と支配下契約「まず始めにお母さんに連絡」”. 日刊スポーツ (2021年4月18日). 2021年9月26日閲覧。
- ^ “小野寺暖選手との支配下選手契約締結について”. 阪神タイガース (2021年4月18日). 2021年10月6日閲覧。
- ^ “阪神・佐藤輝 ドラフト新人最速の10号弾! 03年村田修一の36試合を更新 あと少しで場外の特大弾”. スポニチ. 2021年10月16日閲覧。
- ^ “【データ】阪神佐藤輝明 ドラフト制後新人最速10号、左打者でも一番”. 日刊スポーツ新聞社. 2021年5月8日閲覧。
- ^ “【阪神】佐藤輝明、球団新人最多更新の23号「もっとホームランを」田淵幸一の記録を52年ぶり更新”. スポーツ報知 (2021年8月19日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ “阪神・西勇輝が平成生まれ2人目の通算100勝達成 5回1失点で“8度目の正直””. Full-Count. 2021年9月10日閲覧。
- ^ “阪神・糸井が300盗塁達成 史上31人目”. デイリースポーツ (2021年9月11日). 2021年9月26日閲覧。
- ^ “阪神俊介が引退 会見で涙「12年間あっという間。悔いはないです」”. 日刊スポーツ (2021年9月16日). 2021年9月16日閲覧。
- ^ “阪神・中野、新人遊撃手100安打到達 球団では吉田義男以来68年ぶり”. デイリースポーツ (2021年9月22日). 2021年9月22日閲覧。
- ^ “阪神中田賢一が今季限りで現役引退 100勝79敗1S、今季1軍登板なし”. 日刊スポーツ (2021年9月28日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ “阪神が岩田稔の引退発表 10・1に会見 来季は球団内にポスト用意も”. 日刊スポーツ (2021年9月30日). 2021年9月30日閲覧。
- ^ “阪神佐藤輝明&中野拓夢がドラフト制後史上初の新人100安打コンビ”. 日刊スポーツ (2021年10月24日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ 外国人選手との契約締結について阪神球団公式サイト2021年12月5日配信
- ^ 外国人選手との契約締結について阪神球団公式サイト2021年12月18日配信
- ^ “阪神タイガース 選択選手一覧”. 日本野球機構. 2021年10月11日閲覧。
関連項目
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セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 東京ヤクルトスワローズ | 2位 | 阪神タイガース | 優勝 | オリックス・バファローズ | 2位 | 千葉ロッテマリーンズ |
3位 | 読売ジャイアンツ | 4位 | 広島東洋カープ | 3位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 4位 | 福岡ソフトバンクホークス |
5位 | 中日ドラゴンズ | 6位 | 横浜DeNAベイスターズ | 5位 | 北海道日本ハムファイターズ | 6位 | 埼玉西武ライオンズ |
:日本一 :日本シリーズ出場 :CSファイナル敗退 | |||||||