井上広大

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井上 広大
阪神タイガース #32
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大阪府大東市
生年月日 (2001-08-12) 2001年8月12日(19歳)
身長
体重
187 cm
97 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2019年 ドラフト2位
初出場 2020年10月14日
年俸 720万円(2020年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

井上 広大(いのうえ こうた、2001年8月12日 - )は、大阪府大東市出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。阪神タイガース所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

大東市立南郷小学校2年で「ANTブルージェイズ」に入団しソフトボールを始め[1]大東市立南郷中学校時代から野球に転向し「東大阪シニア」でプレー[2]。主に捕手を務めていた[2]

履正社高等学校に進学後、外野手として1年夏からベンチ入り[2]。「6番・右翼手」として先発出場した2年夏の北大阪大会準決勝では[3]根尾昂藤原恭大らを擁する大阪桐蔭に対して1点リードで9回を迎えるも2死走者なしから逆転負けを喫し甲子園大会出場を逃した[4]。新チームとなった2年秋から4番に座り[5]、3年春の選抜大会に出場。しかし、初戦の星稜戦で奥川恭伸に4打数0安打2三振と抑え込まれ、チームも奥川に計17三振を奪われて完封負けを喫した[6][7]。その後、不振から下位打線への降格なども経験したが[8]、再び4番として迎えた3年夏の大阪大会では7試合で打率.407、4本塁打の活躍でチームを初の甲子園春夏連続出場へ導くと[2][7]甲子園でも26打数10安打の打率・385、3本塁打、14打点を記録[2]。星稜との決勝戦では奥川から3ラン本塁打を放つなどの活躍で、選抜の雪辱を果たすとともに履正社初の甲子園優勝に貢献した[2][8]。高校通算49本塁打。2学年上に安田尚憲がいる[3]

2019年のNPBドラフト会議にて、阪神タイガースから2巡目指名を受けた[2]。契約金6000万円、年俸720万円で仮契約(金額は推定)[9]。背番号は32[10]

プロ入り後[編集]

2020年高知県安芸市での二軍春季キャンプに参加。キャンプ中の実戦ではチーム方針により4番打者として出場を続ける中で存在感を示し[11][12][13][14]、ウエスタン・リーグ開幕後も4番打者として本塁打・打点の二部門でリーグトップを争う活躍を見せていた[15][16]。この活躍を受け、10月15日にプロ入り後初めて一軍昇格すると[17]、同日の対中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)に「7番・右翼手」としてスタメン出場し一軍初出場を果たした[17]。阪神の高卒新人野手によるスタメンでの一軍初出場は1968年川藤幸三以来52年ぶりの出来事[17]。その後、出場3試合目となった10月16日の対東京ヤクルトスワローズ戦(阪神甲子園球場)の8回裏に代打で中越適時二塁打を放ち、プロ入り後初安打・初打点を記録した[18]。阪神の高卒新人野手による安打は1997年濱中治以来23年ぶり、打点は1974年の掛布雅之以来46年ぶりの出来事[19]

選手としての特徴[編集]

身長187cm、体重97kgと恵まれた体格に[20][21]、高校通算49本塁打を誇るパワーが持ち味の右打の長距離打者。自身も「シーズン40本以上を打ちたい」と抱負を語っている[5][22]。遠投115m、50m走は6秒3[23]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2020 阪神 6 11 11 0 1 1 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 5 0 .091 .091 .182 .273
通算:1年 6 11 11 0 1 1 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 5 0 .091 .091 .182 .273
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



外野












2020 阪神 2 2 0 1 0 .667
通算 2 2 0 1 0 .667
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 32 (2020年 - )

登場曲[編集]

  • 「君に捧げる応援歌」 - HIPPY (2020年 - )

脚注[編集]

  1. ^ 阪神ドラ2井上 “特別ルール”努力の才能をさらに伸ばした Sponichi Annex 2019年12月3日
  2. ^ a b c d e f g 阪神、履正社の4番・井上広大を2位指名 今夏甲子園決勝で奥川から3ラン Sponichi Annex 2019年10月17日
  3. ^ a b 井上広大(履正社)が最強の4番打者になるまで。奥川と対戦して自分の無力さを知った【前編】 高校野球ドットコム 2019年10月16日
  4. ^ 今夏、大阪桐蔭が最も苦しんだ一戦 履正社の先発右腕が明かす逆転劇の真相 Full-count 2018年8月30日
  5. ^ a b 目指せG岡本!阪神D2位・井上、一撃必殺ボディーや マッチョ計画明かした SANSPO.COM 2019年10月22日
  6. ^ 星稜・奥川恭伸vs履正社打線。打者有利の夏に新たな伝説は生まれるか web Sportiva 2019年8月21日
  7. ^ a b 履正社ナインが語る豪打の秘密。ねじ伏せられた屈辱が才能に火をつけた web Sportiva 2019年8月16日
  8. ^ a b 履正社・井上が涙の優勝弾 母の「やめれば」に奮起 - 高校野球夏の甲子園 日刊スポーツ 2019年8月22日
  9. ^ 阪神ドラ2の井上 契約金6000万円で仮契約 弟に「野球道具を買ってあげたい」 デイリースポーツonline 2019年11月5日
  10. ^ 阪神入団会見 ドラ1西は背番号15 過去には御園生、湯舟も… デイリースポーツonline 2019年12月2日
  11. ^ 阪神2位井上を4番英才教育や!起用法は継続の方針 日刊スポーツ 2020年3月17日
  12. ^ 阪神・平田2軍監督 ドラ2井上を4番固定 打順継続を明言&猛ゲキ デイリースポーツonline 2020年6月2日
  13. ^ 阪神D2・井上、実戦3発目!1安打3打点 SANSPO.COM 2020年3月14日
  14. ^ 阪神ドラ2井上が実戦5発目、変則右腕に打席で工夫 日刊スポーツ 2020年6月15日
  15. ^ 阪神井上が2軍4番完走宣言「何としても最後まで」 日刊スポーツ 2020年10月13日
  16. ^ 阪神2位井上1軍初合流、初昇格へ 2軍で打撃2冠 日刊スポーツ 2020年10月14日
  17. ^ a b c 阪神井上1軍昇格を母に電話報告「頑張ってきーや」 日刊スポーツ 2020年10月15日
  18. ^ 阪神井上初ヒット「ほんまかいな」母喜びのツッコミ 日刊スポーツ 2020年10月16日
  19. ^ 阪神井上、初安打記念球とバットが甲子園歴史館展示 日刊スポーツ 2020年10月17日
  20. ^ 阪神2位井上はビックリ大食漢 本塁打もおかわりや 阪神2位井上はビックリ大食漢 本塁打もおかわりや 日刊スポーツ 2019年10月21日
  21. ^ ドラ2井上、虎のおかわり君になる 大食い伝説持つ大砲「日本の4番打てるように」 デイリースポーツonline 2019年10月21日
  22. ^ ドラ2の井上「ホームラン王になりたい」 指名あいさつ受け決意新た デイリースポーツonline 2019年10月21日
  23. ^ ワクワク止まらん虎新時代!阪神2位・井上、本塁打王取る「40本必ず」/ドラフト サンケイスポーツ 2019年10月18日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]