上本博紀

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上本 博紀
UEMOTO
阪神タイガース #4
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 広島県福山市
生年月日 1986年7月4日(29歳)
身長
体重
173 cm
64 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手
プロ入り 2008年 ドラフト3位
初出場 2010年7月8日
年俸 4,000万円(2015年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

上本 博紀(うえもと ひろき、1986年7月4日 - )は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手内野手)。 2014年より阪神選手会長を務めている。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

広島県福山市出身。実弟は広島東洋カープ上本崇司。福山市立松永小学校4年生の時に「松永ソフトボールクラブ」にてソフトボールを始めた。中学時代には地域の軟式野球のクラブチーム「松永ヤンキース」に所属し、1年生の秋から1番・二塁に定着。3年生のときには年間約60試合のリーグ戦のなかで122個の盗塁を記録した。

広陵高校時代には1年夏から甲子園に4季連続で出場し、2003年の選抜高等学校野球大会では1番打者として西村健太朗白濱裕太らと共に優勝に貢献。21打数で選抜大会の個人最多安打記録タイまであと1安打に迫る12安打、3打点を挙げた。同年の全国高等学校野球選手権大会ではチームは2回戦で敗退したものの、先頭打者本塁打を含む10打席連続出塁(6打数6安打4四球1本塁打)を記録した。その年に行われたアジアAAA選手権に2年生ながら日本代表に選出され、最優秀守備選手賞を獲得した。

主将を務めた2004年の選抜高等学校野球大会には、チームの捕手不足のためコンバートされ[2]、3番・捕手として出場した。全国高校野球選手権大会の広島地方大会では1番・二塁に戻ったが、準々決勝で岩本貴裕を主将に擁する広島商に敗れ、5季連続甲子園出場はできなかった。

その後早稲田大学スポーツ科学部)に進学、1年からレギュラー出場し、4年まで全104試合にフルイニング出場を果たした。4年次には主将も務めた。通算411打数109安打、打率.265, 4本塁打、46打点。通算109安打は当時歴代13位の記録で、また全試合フルイニング出場は慶應義塾大学高橋由伸以来であった。東京六大学野球ベストナインを5回受賞。日米大学野球選手権大会世界大学野球選手権大会日本代表でもレギュラーとして活躍した。4年春の早慶戦一回戦では、ホームスチールを成功させ、決勝点を導いた。

2008年プロ野球ドラフト会議で阪神から3位指名を受け、12月2日に契約金7,000万円、年俸1,000万円で仮契約。

プロ入り後[編集]

プロ1年目の2009年は一軍出場がなく、二軍のウエスタン・リーグでチーム1位の88試合に出場。打率.241, 0本塁打、25打点、16盗塁、OPS .618の成績を記録した。

2010年、7月8日の対東京ヤクルトスワローズ戦で一軍初出場。7月9日の対横浜ベイスターズ戦の8回から代走で出場し、二塁へ盗塁した際、相手捕手橋本将の送球が上本の身体に当たり外野に転がる間に一気に本塁へ生還。プロ初盗塁が初得点となった。8月25日の対広島戦では、梅津智弘からプロ初安打を放つとともに初打点も記録。9月5日の対広島戦において、8番二塁手でプロ入り初スタメン出場し、プロ入り初の猛打賞を記録した。

2011年、7月1日の対横浜戦(倉敷マスカットスタジアム)で、大原慎司からプロ入り初の本塁打を記録、7月27日の対中日ドラゴンズ戦でチェンからプロ入り2号となる満塁本塁打を記録した。しかし翌2012年オープン戦の守備中に左肘内側の副靱帯を痛め、7月1日になってようやく出場選手登録された。

2013年、開幕前の2月26日に開催された阪神とWBC日本代表との強化試合(京セラドーム大阪)で阪神の1番・遊撃として先発出場した際、6回表の守備で日本代表チームの坂本勇人の飛球を追って後退した際に、左翼手伊藤隼太と交錯し転倒。そのまま起き上がれなくなり、グラウンド上から担架で運び出された。右目周辺の裂傷に加え左足首の前距腓靱帯を損傷しており[3]、6月5日に二軍の全体練習に合流したものの、その後左足首の痛みが再発したため、同月24日に左足関節内のクリーニング手術を受けた[4]。8月29日に出場選手登録されると、同日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)に2番・三塁で先発出場、プロ入り初めて三塁手での出場となった。9月3日の横浜DeNAベイスターズ戦では、この年初めての本塁打を記録した[5]。9月18日の対広島戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では、7回表から弟・崇司が遊撃の守備に就くと、兄である博紀もその裏の守備から二塁手として登場。いずれも守備固めとしての起用ながら、人生で初めて同じ試合に兄弟揃って出場した[6]

2014年から阪神選手会の第15代会長に就任[7]。この年1月25日に、知人の紹介で2012年末から交際していた一般人の女性と結婚することを発表[8]。開幕はベンチスタートだったが、前年の正二塁手だった西岡剛の故障離脱後は1番・二塁としてスタメンに定着。4月10日の対DeNA戦(甲子園)では、9回裏の第5打席でプロ入り後初のサヨナラ安打を記録[9]。5月3日の対ヤクルト戦(明治神宮野球場)で、二塁の守備で雄平の打球を右手に受けて親指末節骨を骨折し登録抹消された[10][11]が、セ・パ交流戦から復帰し、再び1番・二塁に戻った。その後は成績が低下したが、最終的に自己最多の131試合に出場し、初めて規定打席に到達。キャリアハイとなる打率.276, 出塁率 .368, 7本塁打、38打点を記録した。一方で守備においてはリーグ最多の17失策を記録した。オフの10月21日に、「日本プロ野球80周年記念試合」の阪神・巨人連合チームに選出された事が発表された[12]

2015年8月4日の広島戦でダイビングした際に腰と股関節を強打[13]。6日に出場登録を抹消された[14]。7日、精密検査の結果左上前腸骨棘亀裂骨折と診断された[15]。26日に一軍復帰を果たした[16]

選手としての特徴[編集]

ボールゾーンスイング率が低く、優れた選球眼を持つ[17]。高校時代の監督である中井哲之は上本について「彼は間違いなく天才です。プロとしては体が小さいですが、それを補って余りあるほど野球IQが高い。」などと評している[18]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2010 阪神 28 16 15 11 5 1 0 0 6 2 2 1 0 0 1 1 0 1 1 .333 .375 .400 .775
2011 67 131 108 20 27 7 0 3 43 13 8 3 7 2 14 0 0 27 0 .250 .331 .398 .729
2012 62 224 197 22 50 13 1 1 68 7 13 4 2 1 19 0 5 46 3 .254 .333 .345 .678
2013 25 70 59 13 15 3 0 2 24 8 2 1 2 0 8 0 1 19 1 .254 .353 .407 .760
2014 131 600 515 90 142 28 5 7 201 38 20 10 7 2 70 0 6 97 7 .276 .368 .390 .758
通算:5年 313 1041 894 156 239 52 6 13 342 68 45 19 18 5 112 1 12 190 12 .267 .355 .383 .738
  • 2014年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]


二塁 遊撃 三塁
試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
2010 8 8 8 0 0 1.000 - -
2011 33 37 51 4 11 .957 9 9 25 0 2 1.000 -
2012 52 135 135 5 27 .982 - -
2013 14 27 39 2 7 .971 - 3 0 1 1 0 .500
2014 129 279 371 17 75 .975 - -
通算 236 486 604 28 120 .975 9 9 25 0 2 1.000 3 0 1 1 0 .500
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰[編集]

記録[編集]

背番号[編集]

  • 4 (2009年 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ “契約更改 阪神”. 日刊スポーツ. http://www.nikkansports.com/baseball/professional/koukai/2015/team/koukai-tigers.html 2015年1月4日閲覧。 
  2. ^ 第76回センバツ 頑張れ中国勢”. 中国新聞. 2011年2月9日閲覧。
  3. ^ “上本、左足首の靱帯損傷…和田監督は「時間がかかりそう」”. スポーツニッポン. (2013年2月28日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/28/kiji/K20130228005293470.html 2013年3月5日閲覧。 
  4. ^ “【阪神】上本、左足首手術「1日も早く」”. 日刊スポーツ. (2013年6月25日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130625-1147597.html 2013年6月26日閲覧。 
  5. ^ “虎上本千金弾 初グラティ恥ずかしかった”. 日刊スポーツ. (2013年9月4日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20130904-1183819.html 2013年9月4日閲覧。 
  6. ^ “阪神&広島 上本兄弟が同時出場”. 日刊スポーツ. (2013年9月18日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130918-1191552.html 2013年9月18日閲覧。 
  7. ^ “【阪神】上本が来季の選手会長に就任”. 日刊スポーツ. (2013年11月26日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20131126-1223555.html 2013年12月19日閲覧。 
  8. ^ “阪神・上本が結婚 「ドキンちゃん似」一般人女性と”. スポーツニッポン. (2014年1月26日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/01/26/kiji/K20140126007461910.html 2014年1月26日閲覧。 
  9. ^ “阪神上本プロ初サヨナラ打 2日前の雪辱”. 日刊スポーツ. (2014年4月11日). http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20140411-1283717.html 2014年4月15日閲覧。 
  10. ^ “阪神上本が右手にタオルまき球場出る”. デイリースポーツ. (2014年5月3日). http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2014/05/03/0006930237.shtml 2014年5月5日閲覧。 
  11. ^ “上本骨折…痛すぎる二塁手また離脱”. デイリースポーツ. (2014年5月5日). http://www.daily.co.jp/tigers/2014/05/05/0006933254.shtml 2014年5月5日閲覧。 
  12. ^ 2014 SUZUKI 日米野球シリーズ 阪神・巨人連合チーム出場選手発表 阪神タイガース公式サイト (2014年10月21日) 2015年5月26日閲覧
  13. ^ “上本 腰と股関節痛め欠場…抹消?和田監督「あすの様子を見て」”. スポーツニッポン. (2015年8月6日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/08/06/kiji/K20150806010883230.html 2015年8月10日閲覧。 
  14. ^ “【阪神】上本、左腰骨打撲で抹消 7日にも精密検査へ”. スポーツ報知. (2015年8月6日). http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20150806-OHT1T50095.html 2015年8月10日閲覧。 
  15. ^ “上本は左上前腸骨棘を亀裂骨折”. デイリースポーツ. (2015年8月7日). http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2015/08/07/0008282987.shtml 2015年8月10日閲覧。 
  16. ^ “上本 意地の一発!6点差の9回2死から次戦につなぐ2ラン”. スポーツニッポン. (2015年8月30日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/08/30/kiji/K20150830011033300.html 2015年8月31日閲覧。 
  17. ^ Plate Disciplineで打者のタイプを知る ~「勝てる野球の統計学」トークライブ開催直前コラム~”. Baseball LAB (2014年7月19日). 2015年5月17日閲覧。
  18. ^ エースや4番打者よりプロ野球この曲者たちが面白え! ヤクルト・雄平広島・一岡 中日・大島阪神・上本オリックス・佐藤達 日ハム・大引楽天・福山ほか”. 現代ビジネス (2014年7月14日). 2015年5月16日閲覧。
  19. ^ “阪神・上本 真っ青3失策 あゝセ二塁手ワーストタイ”. スポーツニッポン. (2014年6月30日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/06/30/kiji/K20140630008473990.html 2014年6月30日閲覧。 
  20. ^ スポーツニッポン関西版2014年8月2日付4面

関連項目[編集]

外部リンク[編集]