椎葉剛
| 阪神タイガース #26 | |
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2024年3月9日 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | 大阪府堺市南区 |
| 生年月日 | 2002年3月18日(23歳) |
| 身長 体重 |
183 cm 89 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2023年 ドラフト2位 |
| 初出場 | 2025年6月12日 |
| 年俸 | 1000万円(2026年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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椎葉 剛(しいば つよし、2002年3月18日 - )は、大阪府堺市南区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。阪神タイガース所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]堺市立三原台小学校1年生のときに高倉台ポニーズで野球を始める。堺市立三原台中学校では富田林ボーイズで投手としてプレーした[2][3]。小・中では捕手も経験していたが、富田林ボーイズで捕手の練習についていけず投手一本となった[4]。
進学先は甲子園出場歴がある島根県内の私立高校を周囲から勧められたが、椎葉自身は納得がいかず悩んでいたところ、長崎県の島原中央高等学校の李崇史監督から声を掛けられ、「この人と野球がしたい」と決め進学[5]。当初、島原中央は別の右投手が入学予定だったが急遽キャンセルとなり、李監督が中学2年の時にチェックしていた椎葉を思い出し勧誘したという[6]。
高校では1年春から公式戦に出場[3]。捕手不足のチーム事情で、経験があったことから入学直後から主に捕手としてプレーしていた[3][7]。リリーフを任された2年春に右肩を痛め半年間ノースローで過ごし、3年春は再発防止のため40球限定で登板していた。3年夏は県大会1回戦の佐世保北戦で捕手として先発出場し、リリーフ登板もしたが2-5で逆転負けし初戦敗退を喫した[8]。
投手としてセレクションを受け、高校卒業後はミキハウスへ入社。1年目の5月に初登板したが、2年目に腰痛を発症するなど実戦から遠ざかり、3年目のシーズン後に戦力外通告を受けた。3年間で公式戦には1試合の登板に留まった[9]。
四国IL徳島時代
[編集]ミキハウスから独立リーグ・徳島に入った先輩選手の後押しもあり、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスのトライアウトを受験して合格し、2023年より入団。日本ハムやオリックスなどで指導経験がある徳島の岡本哲司監督はトライアウトで初めて椎葉を見て、「投げる歯車が全然合っていなかった。腰の回転と上体が合ってない感じ」と欠点を見抜き、ただ体つきは一級品で「糸井嘉男の体によく似ていた。身のこなしなども」と評していた[10]。
初めて本格的なウエイトトレーニングに取り組み、入団時の最高球速が148km/h[注 1]だったところ[2]、シーズン中は常時150km/h台を投げられるようになり[3]、6月下旬には最速157km/hを計測[11]。リリーフとして勝ちパターンを担い、秋には徳島がリーグ制覇し自身初の優勝を経験。独立リーグ日本一を決めるグランドチャンピオンシップの準々決勝では自己最速の159km/hを計測した[9]。11球団から調査書が届き[3]、同年10月26日に開催されたドラフト会議にて、阪神タイガースから2位指名を受けた[7]。独立リーグからの2位指名は同年の大谷輝龍や、過去には2013年の又吉克樹に並び歴代最高タイ記録となった[12]。11月12日、契約金7000万円・年俸1000万円という内容で仮契約を結んだ(金額はいずれも推定)[13]。背番号は26[14]。担当スカウトは渡辺亮[15]。
阪神時代
[編集]2024年、ルーキーの中で唯一一軍キャンプに参加したがオープン戦で結果を残せず、一軍での登板はなかった。二軍では主に中継ぎで23試合に登板し、防御率4.45[16]。
2025年、5月22日にプロ2年目で初めて一軍に昇格したが、登板機会のないまま同28日に登録抹消。再昇格後、6月12日の埼玉西武ライオンズ戦(ベルーナドーム)でプロ初登板を果たした[17]。二軍ではチーム最多の42試合に登板し、4勝2敗1セーブ、防御率2.20[18]。シーズン終了後に参加したみやざきフェニックス・リーグでは、10月14日の斗山ベアーズ戦のリリーフ登板で失点し、二軍監督の平田勝男から、同じく失点を喫した木下里都とともに「全然ダメだよ。椎葉、木下」「フェニックスなめとるよ」「ただ投げてるだけ。力んで。なんにもないこの2人」などと苦言を呈された[19]。
選手としての特徴
[編集]球種は最速159km/hのストレートと、スライダー、カーブ、フォーク[5]。
プロ入り後、軸足の使い方をつかめず「独立リーグの時にあった、足で土をかむ感じが消えてしまった」と語り、直球が平均140km/h台中盤まで落ちたが、オフに台湾でのウィンターリーグに参加し他球団の選手・コーチに意見を聞き、上を向くぐらいの気持ちで投げることで軸足に体重が乗る感覚を持てるようになり、2年目は150km/h近くまで戻っている[20]。
人物
[編集]三兄弟の三男で、「下の子だけど強く育ってほしい」という思いを込め「剛」と命名された[5]。サイン色紙には「誰のものかひと目で分かった方がいい」として、徳島時代から「剛」の1字を崩さずに書いている[21]。
阪神ファンだった父の影響で自身も幼少期から大の阪神ファンで、憧れの選手は藤川球児[22]。
徳島時代はチームメイトの井上絢登の紹介で、鳴門市内のホテルでアルバイトをしていた[23]。
趣味は釣りで、2024年に入寮時にも釣り竿を持参した[24]。同年オフの秋季練習では同じく釣りを趣味とする監督の藤川球児からマンツーマン指導を受け、釣り竿をしならせるように投げる〝釣り竿投法〟のアドバイスを受けている[25]。
テレビ長崎のインタビューで、藤川球児の「火の玉ストレート」のように自身のストレートに名前を付けることを提案され、磯部翔アナウンサーから徳島の特産品にちなんだ「すだちストレートはどうですか?」と言われたが、「いやいや、ダサいでしょ(笑)。これから見つけていきます」と答えている[26]。
詳細情報
[編集]記録
[編集]NPB
[編集]- 初記録
- 初登板:2025年6月12日、対埼玉西武ライオンズ3回戦(ベルーナドーム)、7回裏に3番手で救援登板、1回無失点[17]
- 初奪三振:2025年9月14日、対中日ドラゴンズ21回戦(阪神甲子園球場)、9回表に石伊雄太から空振り三振[27]
独立リーグでの年度別投手成績
[編集]出典はリーグのデータサイト[28]。
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 徳島 | 22 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1.000 | 161 | 39.0 | 19 | 0 | 25 | - | 3 | 51 | 7 | 0 | 10 | 10 | 2.31 | 1.13 |
| 通算:1年 | 22 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 1.000 | 161 | 39.0 | 19 | 0 | 25 | - | 3 | 51 | 7 | 0 | 10 | 10 | 2.31 | 1.13 | |
背番号
[編集]- 15(2023年)
- 26(2024年[14] - )
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「阪神 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2026年1月6日閲覧。
- ^ a b 「【阪神】ドラ2椎葉剛、球速アップの秘訣は焼き肉!?「頑張って食べました」1年間体重6キロ増」『日刊スポーツ』2023年10月31日。2023年12月14日閲覧。
- ^ a b c d e f 「【26日ドラフト注目候補】最速142キロだった椎葉剛 ミキハウス戦力外後1年で159キロに」『スポーツ報知』2023年10月22日。2023年12月14日閲覧。
- ^ 【ROOKIES 猛虎ファイル】ドラ2椎葉(2) 名門ボーイズでエース、高校では打力にも磨き
- ^ a b c 【阪神ドラフト選手特集・椎葉剛(1)】「グラウンドには神様がいてる。自分に自信持て」 父の教えが信念
- ^ 【阪神ドラフト選手特集・椎葉剛(2)】「合っていた」自主性重んじる島原中央・李監督の指導方針
- ^ a b 「【ドラフト会議】阪神がIL・徳島の159キロ右腕・椎葉剛を2位指名 ここにも佐々木朗世代!」『スポニチ Sponichi Annex』2023年10月26日。2023年10月26日閲覧。
- ^ 佐世保北 5-2 島原中央 全国高校野球選手権長崎大会(1回戦)
- ^ a b 林亮佑「【ドラフト】阪神2位の四国IL徳島・椎葉剛「第2の藤川球児」宣言 最速159キロ右腕」『日刊スポーツ』。2023年10月26日閲覧。
- ^ 【阪神ドラフト選手特集・椎葉剛(3)】挫折続き一転 わずか1年で急成長シンデレラボーイに
- ^ 「徳島インディゴソックスのロドルフォ・マルティネス投手が、驚愕の最速164キロをたたき出す!」『高校野球ドットコム』2023年6月25日。2023年12月14日閲覧。
- ^ 「【ドラフト】東都1位7人は史上最多 明大14年連続指名は最長記録更新中/アラカルト」『日刊スポーツ』2023年10月27日。2023年10月27日閲覧。
- ^ 原田遼太郎「最速159キロ阪神D2位右腕・椎葉剛、〝お化けフォーク〟で守護神狙う 新兵器「練習しています」」『サンスポ』2023年11月13日。2023年12月6日閲覧。
- ^ a b 「【阪神】新人8選手の背番号発表 ドラ1下村「19」ドラ2椎葉「26」ドラ3山田「52」」『日刊スポーツ』2023年12月11日。2023年12月11日閲覧。
- ^ 「【阪神】ドラフト2位・椎葉剛、開幕ストッパーに名乗り 最速159キロ右腕「自信はある」」『スポーツ報知』2023年11月13日。2024年10月24日閲覧。
- ^ 2024年度 阪神タイガース 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)
- ^ a b 「【阪神】プロ初登板で苦しむ椎葉剛に…木浪聖也、熊谷敬宥、坂本誠志郎が激励 無失点支える」『日刊スポーツ』2025年6月12日。2025年6月12日閲覧。
- ^ 2025年度 阪神タイガース 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)
- ^ 「阪神 投壊で大敗 平田監督はリリーフの椎葉、木下に苦言「フェニックスなめとるよ」一問一答」『デイリースポーツ online』2025年10月14日。2025年10月15日閲覧。
- ^ 阪神・椎葉 1軍初昇格つかんだ直球の球速アップの秘密「軸足の使い方をしっかり見直したことが大きい」
- ^ 椎葉剛、サインが「剛」の理由「ひと目で分かった方がいい」剛球操る虎の剛腕
- ^ 「【ドラフト】阪神D2位指名の四国ILp徳島・椎葉剛「〝第二の藤川〟と呼ばれるように…」湯浅、石井に続く独立L出身右腕」『サンスポ』2023年10月27日。2023年10月27日閲覧。
- ^ 井上絢登 (16 December 2023). “「徳島でトップ3に入れば、NPBに行ける」井上 絢登(DeNA6位)が語る“最強育成球団”での激烈な日々<インディゴソックス ドラフト指名6人全員インタビュー②後編>”. 高校野球ドットコム (Interview). Interviewed by 河嶋宗一. WoodStock. 2023年12月27日閲覧.
- ^ 【阪神】椎葉剛が釣りざお持参、ブリに「挑戦している」 本業では守護神でセーブ王釣り上げる!
- ^ 阪神・椎葉剛、藤川球児監督から〝釣り竿投法〟指導 共通の趣味でイメージ一致「下から連動して気持ちよく振れる」
- ^ 全国の虎ファンも注目!長崎・島原中央が生んだ“159キロ右腕”のデビューは 阪神タイガースのルーキー椎葉剛投手
- ^ “【阪神】23年ドラ2椎葉剛が甲子園デビュー1回3人斬り「力みあったが楽しく」最速153キロ - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年9月14日閲覧。
- ^ 投手成績 椎葉剛 - 四国アイランドリーグplusデータサイト
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 椎葉剛 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 選手プロフィール - 阪神タイガース公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 椎葉剛 (@tuyoshi318) - Instagram