1962年の阪神タイガース

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1962年の阪神タイガース
成績
日本シリーズ敗退
2勝4敗1分(対東映[1]
セントラル・リーグ優勝
75勝55敗3分 勝率.577[2]
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場
甲子園球場
Hanshin Koshien Stadium 2007-21.jpg
球団組織
オーナー 野田誠三
経営母体 阪神電気鉄道
監督 藤本定義
« 1961
1963 »

1962年の阪神タイガース(1962ねんのはんしんタイガース)では、1962年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

この年の阪神タイガースは、シーズン途中で就任をした1961年を含めて、藤本定義監督の2年目のシーズンである。

概要[編集]

1947年以来優勝から遠ざかるチーム立て直しのため、藤本監督は自らの教え子である青田昇を打撃兼ヘッドコーチに招聘。また投手陣でも前年不振だった小山正明が開幕から勝ち星を重ねれば、2枚看板の村山実も勝ち星を重ねて好調だった。打撃陣では三宅秀史吉田義男の1・2番コンビが健在で、4番にはマイク・ソロムコ、さらに下位打線にはルーキーの藤井栄治やバックトスの名人・鎌田実が控えたが、全体ではやや低調だった。チームは開幕から大洋と首位争いを展開し、9月6日の三宅の負傷脱落で一度は大洋に流れが傾いたものの直接対決で勝ち越すなどして最終的に4ゲーム差を付けて優勝し、藤本監督の胴上げがようやく実現した。日本シリーズは巨人時代の教え子である水原茂監督率いる東映との師弟対決となり、第3戦まで2勝1分と好調だったが舞台が明治神宮野球場後楽園球場に移ると打線が東映投手陣の前に沈黙。2連勝のあと悪夢の4連敗を喫し、藤本監督の日本一は夢と消えた。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー[3]
1 三宅秀史
2 吉田義男
3 並木輝男
4 藤本勝巳
5 ソロムコ
6 藤井栄治
7 鎌田実
8 山本哲也
9 小山正明
1962年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 大洋 -- 大洋 -- 大洋 -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 --
2位 阪神 0.0 阪神 1.0 阪神 2.5 大洋 2.0 大洋 2.5 大洋 4.0
3位 巨人 1.0 巨人 1.5 巨人 4.5 巨人 8.0 中日 6.5 中日 5.0
4位 中日 1.5 国鉄 5.0 国鉄 6.0 中日 9.5 巨人 8.0 巨人 8.0
5位 広島 1.5 中日 5.0 中日 10.0 国鉄 12.5 広島 16.5 広島 19.0
6位 国鉄 2.0 広島 5.5 広島 13.0 広島 16.0 国鉄 20.5 国鉄 24.0
1962年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 阪神タイガース 75 55 3 .577 -
2位 大洋ホエールズ 71 59 4 .546 4.0
3位 中日ドラゴンズ 70 60 3 .538 5.0
4位 読売ジャイアンツ 67 63 4 .515 8.0
5位 広島カープ 56 74 4 .431 19.0
6位 国鉄スワローズ 51 79 4 .392 24.0

[2]

日本シリーズ[編集]

1962年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月13日(土) 第1戦 東映フライヤーズ 5-6 阪神タイガース 阪神甲子園球場
10月14日(日) 第2戦 東映フライヤーズ 0-5 阪神タイガース
10月15日(月) 移動日
10月16日(火) 第3戦 阪神タイガース 2-2 東映フライヤーズ 明治神宮野球場
10月17日(水) 第4戦 阪神タイガース 1-3 東映フライヤーズ
10月18日(木) 第5戦 阪神タイガース 4-6 東映フライヤーズ 後楽園球場
10月19日(金) 移動日
10月20日(土) 第6戦 東映フライヤーズ 7-4 阪神タイガース 阪神甲子園球場
10月21日(日) 第7戦 東映フライヤーズ 2-1 阪神タイガース
優勝:東映フライヤーズ(初優勝)

[1]

オールスターゲーム1962[編集]

選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出回数
コーチ 藤本定義
投手 村山実 4
小山正明 6
遊撃手 吉田義男 9
外野手 並木輝男 2
  • 太字はファン投票による選出。取り消し線は出場辞退した選手。

できごと[編集]


選手・スタッフ[編集]

表彰選手[編集]

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
村山実 最高殊勲選手 初受賞
最優秀防御率 1.20 3年ぶり2度目
小山正明 最多奪三振 270個 初受賞
最高勝率 .711 初受賞
沢村賞 初受賞
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
村山実 投手 初受賞
吉田義男 遊撃手 2年ぶり7度目
並木輝男 外野手 2年ぶり2度目

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 1962年度日本シリーズ”. 日本野球機構. 2016年5月29日閲覧。
  2. ^ a b 年度別成績 1962年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2016年5月29日閲覧。
  3. ^ 『読売新聞』1962年4月8日付朝刊、14版、7面