1978年のヤクルトスワローズ

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1978年のヤクルトスワローズ
成績
日本一
4勝3敗(対阪急[1]
セントラル・リーグ優勝
68勝46敗16分 勝率.596[2]
本拠地
都市 東京都新宿区
球場
明治神宮野球場
Tokyo - Baseball (3410369438).jpg
球団組織
オーナー 松園尚巳
経営母体 ヤクルト本社
監督 広岡達朗
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1978年のヤクルトスワローズ(1978ねんのヤクルトスワローズ)では、1978年のヤクルトスワローズにおける動向をまとめる。

この年のヤクルトスワローズは、広岡達朗監督の3年目(途中就任の1976年を含む)のシーズンであり、球団創設29年目にして、初のリーグ優勝と日本一に輝いたシーズンである。

概要[編集]

前年の2位からの躍進が期待される中、広岡達朗監督提案のユマでのキャンプ中に獲得したヒルトンを布陣に入れ序盤は巨人、大洋と三つ巴を演じつつ首位戦線に食い込む。 8月末には巨人3連覇の可能性が囁かれる中巨人との直接対決に2勝1分で勝ち越し9月19日~9月21日の中日戦では3試合連続のサヨナラ勝利で完全に勢いに乗り首位をキープ。10月4日の中日戦に勝利し球団創設29年目にして初のリーグ優勝を達成。 日本シリーズでも阪急有利との圧倒的な下馬評不利な状況の中王手をかけた第7戦、6回裏の大杉の勝ち越しホームランの判定に阪急上田監督が長時間の抗議するも判定は変わらずさらに直後のマニエルなどのHRで阪急を突き放しついには球団史上初の日本シリーズ制覇を果たした。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー[3]
1 ヒルトン
2 水谷新太郎
3 若松勉
4 マニエル
5 大杉勝男
6 福富邦夫
7 八重樫幸雄
8 渡辺進
9 安田猛
1978年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 巨人 -- 巨人 -- ヤクルト -- 巨人 -- 巨人 -- ヤクルト --
2位 大洋 0.0 大洋 0.5 巨人 2.5 ヤクルト 2.0 ヤクルト 1.5 巨人 3.0
3位 中日 3.0 ヤクルト 1.5 大洋 3.0 大洋 5.5 大洋 3.5 広島 5.0
4位 ヤクルト 3.5 中日 3.5 中日 5.5 中日 10.5 広島 5.5 大洋 7.5
5位 阪神 4.0 広島 9.0 広島 8.5 広島 11.0 中日 9.0 中日 20.0
6位 広島 4.5 阪神 12.5 阪神 19.5 阪神 22.0 阪神 25.5 阪神 30.5
1978年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 ヤクルトスワローズ 68 46 16 .596 -
2位 読売ジャイアンツ 65 49 16 .570 3.0
3位 広島東洋カープ 62 50 18 .554 5.0
4位 横浜大洋ホエールズ 64 57 9 .529 7.5
5位 中日ドラゴンズ 53 71 6 .427 20.0
6位 阪神タイガース 41 80 9 .339 30.5

日本シリーズ[編集]

1978年 日本シリーズ
日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月14日(土) 第1戦 阪急ブレーブス 6-5 ヤクルトスワローズ 後楽園球場
10月15日(日) 第2戦 阪急ブレーブス 6-10 ヤクルトスワローズ
10月16日(月) 移動日
10月17日(火) 第3戦 ヤクルトスワローズ 0-5 阪急ブレーブス 阪急西宮球場
10月18日(水) 第4戦 ヤクルトスワローズ 6-5 阪急ブレーブス
10月19日(木) 第5戦 ヤクルトスワローズ 7-3 阪急ブレーブス
10月20日(金) 移動日
10月21日(土) 第6戦 阪急ブレーブス 12-3 ヤクルトスワローズ 後楽園球場
10月22日(日) 第7戦 阪急ブレーブス 0-4 ヤクルトスワローズ
優勝:ヤクルトスワローズ(初優勝)

[1]

オールスターゲーム1978[編集]

  • 選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出回数
コーチ 広岡達朗
投手 鈴木康二朗 2
井原慎一朗
捕手 大矢明彦 5
二塁手 ヒルトン
三野手 角富士夫
外野手 若松勉 7
  • 太字はファン投票による選出。

できごと[編集]

選手・スタッフ[編集]

[4]

表彰選手[編集]

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
若松勉 最優秀選手 初受賞
鈴木康二朗 最高勝率 .813 初受賞
松岡弘 沢村賞 初受賞
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
大矢明彦 捕手 初受賞
ヒルトン 二塁手 初受賞
若松勉 外野手 3年連続6度目
マニエル 初受賞
ダイヤモンドグラブ賞
選手名 ポジション 回数
大矢明彦 捕手 4年連続5度目
若松勉 外野手 2年連続2度目

ドラフト[編集]

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 原田末記 投手 北海道拓殖銀行 入団
2位 南秀憲 投手 市岡高 入団
3位 有沢賢持 投手 日産サニー札幌 入団
4位 谷松浩之 外野手 PL学園高 入団

出典[編集]

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  1. ^ a b 1978年度日本シリーズ”. 日本野球機構. 2015年10月19日閲覧。
  2. ^ 年度別成績 1978年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2015年10月19日閲覧。
  3. ^ 『読売新聞』1978年4月2日付朝刊、14版、18面
  4. ^ ベースボールマガジン 1998年夏季号