リード・ギャレット

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リード・ギャレット
Reed Garrett
埼玉西武ライオンズ #33
Reed Garrett.jpg
AAA級ナッシュビル時代
(2019年6月21日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 バージニア州ヘンライコ郡ヘンライコ英語版
生年月日 (1993-01-02) 1993年1月2日(28歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト16巡目
初出場 MLB / 2019年3月29日
NPB / 2020年6月19日
年俸 8,500万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

リード・ギャレットReed Garrett, 1993年1月2日 - )は、アメリカ合衆国バージニア州ヘンライコ郡ヘンライコ英語版出身のプロ野球選手投手)。右投右打。埼玉西武ライオンズ所属。

経歴[編集]

プロ入りとレンジャーズ傘下時代[編集]

2014年MLBドラフト16巡目(全体486位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級スポケーン・インディアンス英語版でプロデビュー。16試合(先発9試合)に登板して6勝1敗、防御率4.06、46奪三振を記録した。

2015年はA級ヒッコリー・クロウダッズとA+級ハイデザート・マーベリックスでプレーし、2球団合計で25試合に先発登板して10勝8敗、防御率4.58、96奪三振を記録した。

2016年はA+級ハイデザート、AA級フリスコ・ラフライダーズ、AAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、3球団合計で29試合(先発18試合)に登板して4勝9敗、防御率6.24、86奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2017年はAA級フリスコでプレーし、44試合(先発4試合)に登板して2勝5敗10セーブ、防御率4.98、70奪三振を記録した。

2018年はAA級フリスコとAAA級ラウンドロックでプレーし、2球団合計で51試合に登板して4勝2敗21セーブ、防御率2.04、61奪三振を記録した。

デトロイト・タイガース時代[編集]

2018年12月13日にルール・ファイブ・ドラフトデトロイト・タイガースから指名され、移籍した[2]

2019年は開幕25人枠入りし、3月29日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー[3]。5月16日にDFAとなった[4]。タイガースでは13試合に登板して防御率8.22、10奪三振を記録した。

レンジャーズ傘下復帰[編集]

2019年5月20日、ルール・ファイブ・ドラフトの規約でレンジャーズに戻ることになった[5]。AAA級ナッシュビル・サウンズ[注 1]へ配属され、34試合に登板して1勝3敗2セーブ、防御率4.91、40奪三振を記録した。

西武時代[編集]

2019年12月24日に埼玉西武ライオンズと契約を結んだ[6]

2020年6月26日の対福岡ソフトバンクホークス戦で8回に3番手で登板し、木村文紀が逆転満塁本塁打を放ったことで来日初勝利を挙げた[7]。8月8日の対日本ハム戦において、来日後最速となる162km/hを記録した[8]

開幕から勝ちパターンの一角を任されたものの、調子を落としてからは森脇亮介にセットアッパーの座を譲り、ホールドの付かない場面での登板が中心となった。また、10月3日のロッテ戦では「ブルペンデー」での先発を任され、これが来日初先発となった。49試合に登板し、3勝2敗16ホールド、防御率3.10の成績を残したが、シーズン終了後の球団との残留交渉が期日までにまとまらず、12月2日付でNPBから一旦自由契約選手として公示された[9]。24日、翌年の契約を更新したことが発表された[1]

2021年は新型コロナウイルスの影響でチームへの合流と調整が遅れるも、無事に開幕を一軍で迎え、4月4日の福岡ソフトバンクホークス戦で来日初セーブを挙げた。森脇が右肩痛で不在ということもあり再び勝ちパターンの一角を担い、増田達至が不調で抹消されると試合展開に応じて平良海馬と共に8,9回を任されるようになった[10]。しかし、背信投球が目立つようになり、5月28日の阪神タイガース戦では2点リードの9回表に登板するも2/3回を投げて5失点で敗戦投手[11]。これが抑えとしての登板では3度目の救援失敗となり、その後は平良が抑えに固定された。

選手としての特徴[編集]

2019年の投球データ[注 2]
球種 配分 平均球速 水平運動 鉛直運動
% mph km/h in in
フォーシーム 63 96 155 -6 9
カーブ 27 86 138 0 -3
スライダー 7 91 147 1 3
スプリット 3 88 142 -8 4

2020年の最速球速は101mph(約162km/h)[12]縦に落ちるパワースライダー、最速140km/hを計測するナックルカーブが武器で、空振りが奪える上に、ゴロを打たせることもできる[13]

変化球の制球にやや難があり、変化球が決まらずフォーシームに偏った配球になると崩れやすい傾向があるため、好不調の波が激しい。

交流戦に備えた打撃練習では柵越えを3発披露している[14]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2019 DET 13 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 77 15.1 24 3 11 0 1 10 0 0 15 14 8.22 2.41
2020 西武 49 1 0 0 0 3 2 0 16 .600 220 49.1 52 2 20 0 3 45 1 0 20 17 3.10 1.46
MLB:1年 13 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 77 15.1 24 3 11 0 1 10 0 0 15 14 8.22 2.41
NPB:1年 49 1 0 0 0 3 2 0 16 .600 220 49.1 52 2 20 0 3 45 1 0 20 17 3.10 1.46

年度別守備成績[編集]



投手












2019 DET 13 0 0 0 0 ----
2020 西武 49 4 4 1 0 .889
MLB 13 0 0 0 0 ----
NPB 49 4 4 1 0 .889
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

NPB

背番号[編集]

  • 50(2019年)
  • 33(2020年 - )

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2019年よりレンジャーズ傘下
  2. ^ 13救援・15.1回。Brooksbaseball.netに基づく(小数点以下四捨五入)[12]

出典[編集]

  1. ^ a b 西武ギャレットが契約更新「GO! LIONS!」”. 日刊スポーツ (2020年12月24日). 2021年2月1日閲覧。
  2. ^ 2018 Rule 5 Draft results: Pick-by-pick” (英語). MLB.com (2018年12月13日). 2020年4月7日閲覧。
  3. ^ Detroit Tigers at Toronto Blue Jays Box Score, March 29, 2019” (英語). Baseball-Reference.com. 2020年4月7日閲覧。
  4. ^ Mark Polishuk (2019年5月16日). “Tigers Designate Reed Garrett For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年4月7日閲覧。
  5. ^ Steve Adams (2019年5月20日). “Tigers Return Rule 5 Pick Reed Garrett To Rangers” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年4月7日閲覧。
  6. ^ 西武 リード・ギャレット投手の獲得発表 背番号33、中継ぎで期待”. 西日本新聞 (2019年12月24日). 2020年4月7日閲覧。
  7. ^ 木村文紀の満塁弾で埼玉西武が逆転勝利。好救援のギャレットが来日初勝利をマーク【6/26試合結果】” (日本語). スポーツナビ. 2020年6月28日閲覧。
  8. ^ 西武ギャレットが来日最速162キロ、場内どよめき”. 日刊スポーツ (2020年8月8日). 2021年6月14日閲覧。
  9. ^ 2020年度自由契約選手”. 日本野球機構. 2021年6月14日閲覧。
  10. ^ “西武増田が抹消に辻監督「自分を取り戻して」代役抑えは「試合の流れで」”. 日刊スポーツ. (2021年5月4日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202105040000853_m.html 2021年5月4日閲覧。 
  11. ^ “西武・ギャレットの配置転換は… 辻監督「そんな簡単に変えられない」”. Sponichi Annex. (2021年5月28日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/05/28/kiji/20210528s00001173587000c.html 2021年6月14日閲覧。 
  12. ^ a b BrooksBaseball.net Player Card: Reed Garrett”. www.brooksbaseball.net. 2020年7月5日閲覧。
  13. ^ 西武新外国人ギャレットが会見 第1子誕生に笑顔”. 日刊スポーツ (2020年2月6日). 2020年4月7日閲覧。
  14. ^ 西武投手陣が打撃練習 ギャレットは柵越え3発のパワーを披露”. Sponichi Annex (2021年5月19日). 2021年5月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]