最優秀バッテリー賞

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最優秀バッテリー賞(さいゆうしゅうバッテリーしょう)は、日本プロ野球選手表彰の一つ。

概要[編集]

スポーツニッポン電池工業会の共催により、1991年に制定された。優勝などのチーム成績に関係なく、「最強のバッテリー」を選ぶ賞である。

スポーツニッポン新聞社専属評論家等による選考委員会により、両リーグから各1組のバッテリー(投手一人、捕手一人)が選ばれ、受賞者には賞金100万円と副賞として乾電池一年分やカーバッテリーがそれぞれ贈られる。まれに著しい活躍をした選手が特別賞として表彰されることもある。

選考基準[編集]

  • 投手
先発ローテーションの軸として、あるいは抑え投手として1年間活躍することが最低条件。先発投手は10勝、リリーフは20セーブポイントが目安。
  • 捕手
リード、盗塁阻止率の高さ、捕逸の少なさなどを総合的に判定。レギュラーもしくはそれに準ずる試合数に出場していることが最低条件。

歴代受賞者[編集]

年度 セントラル・リーグ パシフィック・リーグ 特別賞
投手 捕手 所属球団 投手 捕手 所属球団
1991 西村龍次 古田敦也 ヤクルト 工藤公康 伊東勤 西武
1992 岡林洋一 古田敦也 ヤクルト 石井丈裕 伊東勤 西武 達川光男広島
1993 山本昌広 中村武志 中日 金石昭人 田村藤夫 日本ハム 古田敦也(ヤクルト)
1994 桑田真澄 村田真一 巨人 吉田豊彦 吉永幸一郎 ダイエー
1995 テリー・ブロス 古田敦也 ヤクルト 平井正史 中嶋聡 オリックス
1996 斎藤雅樹 村田真一 巨人 西口文也 伊東勤 西武 西山秀二(広島)
1997 田畑一也 古田敦也 ヤクルト 西口文也 伊東勤 西武
1998 佐々木主浩 谷繁元信 横浜 西口文也 伊東勤 西武
1999 野口茂樹 中村武志 中日 工藤公康 城島健司 ダイエー 上原浩治(巨人)
2000 五十嵐亮太 古田敦也 ヤクルト 吉田修司 城島健司 ダイエー
2001 藤井秀悟 古田敦也 ヤクルト 田之上慶三郎 城島健司 ダイエー
2002 上原浩治 阿部慎之助 巨人 豊田清 伊東勤 西武
2003 井川慶 矢野輝弘 阪神 斉藤和巳 城島健司 ダイエー
2004 川上憲伸 谷繁元信 中日 三瀬幸司 城島健司 ダイエー
2005 藤川球児 矢野輝弘 阪神 渡辺俊介 里崎智也 ロッテ
2006 川上憲伸 谷繁元信 中日 斉藤和巳 的場直樹 ソフトバンク
2007 高橋尚成 阿部慎之助 巨人 成瀬善久 里崎智也 ロッテ
2008 セス・グライシンガー 阿部慎之助 巨人 岩隈久志 藤井彰人 楽天 藤川球児(阪神)
2009 ディッキー・ゴンザレス 阿部慎之助 巨人 涌井秀章 銀仁朗 西武
2010 前田健太 石原慶幸 広島 杉内俊哉 田上秀則 ソフトバンク
2011 吉見一起 谷繁元信 中日 田中将大 嶋基宏 楽天
2012 内海哲也 阿部慎之助 巨人 吉川光夫 鶴岡慎也 日本ハム
2013 前田健太 石原慶幸 広島 田中将大 嶋基宏 楽天
2014 菅野智之 阿部慎之助 巨人 金子千尋 伊藤光 オリックス
2015 石川雅規 中村悠平 ヤクルト 大谷翔平 大野奨太 日本ハム
2016 野村祐輔 石原慶幸 広島 石川歩 田村龍弘 ロッテ

主な記録[編集]

  • 最多回数選出バッテリー・最多連続年数選出バッテリー
西口文也 - 伊東勤(3回・1996 - 1998年[1]
  • 最多回数選出選手
投手:西口文也(3回)
捕手:古田敦也、伊東勤、阿部慎之助(6回)
  • 新人選手の選出
三瀬幸司(投手・2004年)

脚注[編集]

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  1. ^ 97年・98年はベストナイン及びゴールデングラブ賞の投手・捕手部門も独占した。

外部リンク[編集]