ジョー・ガンケル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ジョー・ガンケル
Joe Gunkel
阪神タイガース #49
HT-Joe Gunkel20211010.jpg
阪神タイガース時代
(2021年10月10日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州パームビーチ郡ボイントンビーチ英語版
生年月日 (1991-12-30) 1991年12月30日(29歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 ボストン・レッドソックスから18巡目(全体533位)で指名
初出場 2020年6月24日
年俸 7,880万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョセフ・ディロン・ガンケルJoseph Dillon "Joe" Gunkel, 1991年12月30日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州パームビーチ郡ボイントンビーチ英語版出身のプロ野球選手投手)。阪神タイガース所属。

愛称は「ガンク[2]、「ガンケル先生」。

経歴[編集]

AAA級ニューオーリンズ時代
(2019年6月21日)

2013年のMLBドラフト18巡目(全体533位)でボストン・レッドソックスから指名され[3]、2013年~2019年は大リーグのマイナーに所属し、7年間で計15球団を渡り歩いた。マイナーリーグの安い給料を補うために、オフシーズンにはニュージャージー州の高校で臨時教員をするなどして過ごした[4]

2019年12月15日、NPBの阪神タイガースと1年契約で合意したことが発表された[5]。推定年俸は50万ドル(約5500万円)[5]。背番号は49[6]

2020年、開幕ローテーションに名前を連ねるも、6月24日の対東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)でシーズン初先発すると4回3失点で敗戦投手となり、試合後に二軍降格が決まった[7]。二軍降格と同時にリリーフへ転向し、一軍再昇格後は中継ぎとして11ホールドを記録したほか、シーズン終盤は再び先発としても起用された[8]。最終的に28試合に登板して防御率3.18、2勝4敗を記録した。シーズン終了後、球団から1年契約で残留することが発表された[9]

2021年も先発として開幕ローテーションに入り、開幕カード3試合目となる3月28日の対ヤクルト戦(神宮)で先発として初勝利を挙げる[10]。これを皮切りに安定した投球を続け、6月24日の対中日ドラゴンズ戦(バンテリンドーム ナゴヤ)まで無傷の6連勝を達成する[11]。7月14日の対横浜DeNAベイスターズ戦(阪神甲子園球場)で敗戦投手となった[12]ことで連勝は止まったものの、ジーン・バッキーの9連勝(1964)、トレイ・ムーアの7連勝(2003)に次ぐ球団外国人単独3位の開幕連勝記録を築いた[11]。9月26日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)で6回を1失点と好投し勝ち投手となったことで、所属球団を除くセ・リーグ全5球団から勝利を挙げたこととなった[13]

選手としての特徴 [編集]

196cmの高身長とサイドスローから最速151km/hのツーシームに加え、スライダースプリットシンカーなどを投げ分ける。ゴロを打たせる投球スタイルが持ち味のグラウンドボールピッチャーで、マイナー通算では与四球率1.5という数字を誇る抜群の制球力が武器。来日1年目には対右打者の被打率が.219に対して対左打者では.290と左打者を苦手とする傾向を見せていたが、2年目には大きく改善を見せ、左右同程度の被打率となっている。

詳細情報 [編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2020 阪神 28 6 0 0 0 2 4 0 11 .333 232 56.2 54 6 13 1 3 39 0 0 21 20 3.18 1.18
2021 20 20 0 0 0 9 3 0 0 .750 465 113.0 99 10 24 1 3 87 0 0 39 37 2.95 1.09
通算:2年 48 26 0 0 0 11 7 0 11 .611 697 169.2 153 16 37 2 6 126 0 0 60 57 3.02 1.12
  • 2021年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2020 阪神 28 5 11 0 3 1.000
2021 20 7 19 1 1 .963
通算 48 12 30 1 4 .970
  • 2021年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
  • 初登板・初先発登板:2020年6月24日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(明治神宮野球場)、4回3失点で敗戦投手
  • 初奪三振:同上、2回裏に嶋基宏から見逃し三振
  • 初ホールド:2020年7月31日、対横浜DeNAベイスターズ7回戦(阪神甲子園球場)、8回表に3番手で救援登板、1回無失点
  • 初勝利:2020年9月10日、対横浜DeNAベイスターズ15回戦(横浜スタジアム)、6回裏に4番手で救援登板、1回3失点
  • 初先発勝利:2021年3月28日、対東京ヤクルトスワローズ3回戦(明治神宮野球場)、6回無失点
打撃記録

背番号[編集]

  • 49 (2020年 - )

登場曲[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ “サンズ1・5億円超 阪神4助っ人は単年で契約更新”. 東京スポーツ. (2020年12月22日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202012210000845_m.html 2021年2月7日閲覧。 
  2. ^ 阪神「ガンク」が渡した友情のキャップ 今季初勝利と「人柄」は無関係ではない - スポニチ Sponichi Annex 野球” (日本語). スポニチ Sponichi Annex. 2021年8月31日閲覧。
  3. ^ Joe Gunkel #95”. Minor League Baseball. 2021年4月10日閲覧。
  4. ^ “Orioles pitcher Joe Gunkel in the zone as substitute teacher during offseason”. (2017年3月6日). https://www.baltimoresun.com/sports/orioles/bs-sp-orioles-spring-training-0307-20170306-story.html 
  5. ^ a b 阪神がガンケルを年俸約5500万で獲得 先発期待 - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2021年8月31日閲覧。
  6. ^ 阪神が新助っ人5選手の背番号発表 ボーアは「41」、サンズは「52」” (日本語). Full-Count(フルカウント) ― 野球ニュース・速報・コラム ― (2019年12月25日). 2021年8月31日閲覧。
  7. ^ 阪神ガンケルが即2軍降格 初登板も安定感欠く 矢野監督「現状はガルシアの方が上」”. デイリースポーツ (2020年6月25日). 2020年12月21日閲覧。
  8. ^ セーブ王スアレス、勝負強さ見せたサンズ、ボーアは17本塁打も好不調の波激しく…2020年シーズンの助っ人外国人選手を振り返る<阪神編>”. ベースボールチャンネル(BaseBall Channel) (2020年11月28日). 2020年12月21日閲覧。
  9. ^ サンズ1・5億円超 阪神4助っ人は単年で契約更新 - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2021年8月31日閲覧。
  10. ^ 阪神ガンケル先発で初勝利 ヤクルトに昨年の雪辱 - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2021年8月31日閲覧。
  11. ^ a b ゴロの魔術師!阪神ガンケルが無傷の6連勝 来日最長7回無失点 - プロ野球 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com. 2021年8月31日閲覧。
  12. ^ 阪神・ガンケル 神通力も及ばず開幕からの連勝6でストップ 甲子園での貯金もついに消えた - スポニチ Sponichi Annex 野球” (日本語). スポニチ Sponichi Annex. 2021年8月31日閲覧。
  13. ^ 阪神・ガンケル リベンG!今季巨人戦初星でセ界制覇 フォーム修正6回1失点で8勝目/デイリースポーツ online” (日本語). デイリースポーツ online. 2021年10月3日閲覧。

関連項目 [編集]

外部リンク[編集]