機動戦士Ζガンダム
機動戦士Ζガンダム | |
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ジャンル | ロボットアニメ |
アニメ | |
監督 | 富野由悠季 |
アニメーション制作 | 日本サンライズ(現:サンライズ) |
製作 | 名古屋テレビ 創通エージェンシー 日本サンライズ |
放送局 | 名古屋テレビ |
放送期間 | 1985年3月2日 - 1986年2月22日 |
話数 | 全50話 |
シリーズ作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『機動戦士Ζガンダム』(きどうせんしゼータガンダム、MOBILE SUIT Ζ GUNDAM)は、サンライズが制作した「ガンダムシリーズ」のテレビアニメ。名古屋テレビをキー局としてANN系列で1985年(昭和60年)3月2日から1986年(昭和61年)2月22日まで全50話が放送された(放送時間帯は毎週土曜日17時30分 - 18時00分)。『機動戦士ガンダム』の続編にあたる。略称は「Ζ(ゼータ)」。
本項では2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて制作、および松竹系にて公開された劇場映画版『機動戦士Ζガンダム A New Translation』(-ア・ニュー・トランスレーション)シリーズについても記述する。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
物語
宇宙世紀0087。一年戦争終結から7年後の世界が舞台である。
ジオン公国軍に勝利した地球連邦軍は増長し、コロニーに対し支配と圧力を強めていた。やがて連邦軍内部に「ジオンの残党狩り」を名目に、スペースノイドへの強権的制裁を加えるエリート部隊「ティターンズ」が創設された。急速に勢力を拡大したティターンズに反発する一部の連邦軍人やスペースノイド達は、反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成する。エゥーゴはティターンズの拠点であるサイド7のコロニー「グリーンオアシス」を襲撃、コロニーの住民カミーユ・ビダンがその戦闘に巻き込まれていく。
劇中の物語はここから始まり、エゥーゴとティターンズの戦いを主軸に、地球連邦軍、さらにジオン公国軍残党の一部が結成した軍事組織アクシズの動きを絡めて描かれていく。
作品解説
空前のヒット作として社会現象にまでなった『機動戦士ガンダム』の続編(厳密にはテレビシリーズではなく、劇場版三部作の設定を引き継いだ続編である)。登場人物およびガンダムのデザインは刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再登場する。前作の「連邦対ジオン」という明快な図式に対して、本作は連邦政府と反政府組織との対立を中心に、終盤ではジオンの残党勢力が絡んでくる複雑な構図となっている。前作に多くみられたモビルスーツによる白兵戦闘シーンが減り、ビームライフル等による射撃戦闘シーンが多く描かれた。
ナレーションは劇中でヘンケン・ベッケナーを演じる小杉十郎太が担当した[1]。前作のように戦況を解説するナレーションは少なく、主に本編冒頭のモノローグ、前回のダイジェスト、次回予告が中心であった。次回予告は毎回「君は、刻(とき)の涙を見る」というキャッチフレーズで締めくくられた。
「ゼータ」に当てられる文字として読みの上で正しいのはギリシャ文字の"Ζ"であるが、入力の容易さ・形状の類似からラテン文字の"Z"(ゼッド)が代用されることが多い[2]。
人物およびメカキャラクターの刷新、作中に次々と登場する専用機や可変MS、そして難解な内容などのために旧作のファンからは不評を買ったが、新しいファンには受け入れられた[3]。本作は放映当時こそ賛否両論あったものの、20世紀末以降の若いファンにはスタンダードな作品になっている[4]。
準備稿のタイトルは、「逆襲のシャア」であった(後述の小説版参照)。
関東地区の平均視聴率6.4%、最高視聴率は11.7%、キー局である中京圏の名古屋テレビでは関東地区よりも高い平均視聴率12.3%、最高視聴率は17.7%を記録。これは再放送を除いたガンダムシリーズで最も高い。
企画の経緯
『戦闘メカ ザブングル』、『聖戦士ダンバイン』、『銀河漂流バイファム』、『重戦機エルガイム』などと立て続けに制作されてきたバンダイとサンライズのロボットアニメは商業的にはガンダムに勝らなかった[4]。一方、ガンダムは『模型情報』や『コミックボンボン』などの雑誌で展開していたものの、劇場版三部作が公開されていた当時よりも売上が落ち込んでいたことからバンダイにより本作が企画された。なお、前作のメインスポンサーであり、玩具を商品化したクローバーが(既に)倒産しているため、バンダイはプラモデルにとどまらず玩具も担当している。
企画は『ダンバイン』の放映時から始まっている。間に『エルガイム』の放映期間を挟むので、テレビアニメとしてはかなりの準備期間があった。ところがこのように長い準備期間をとったにもかかわらずΖガンダムはその複雑なデザインや変形機構のため、デザイン決定や商品化が遅れた。このためΖガンダムの登場は第3クールにスケジュール変更された。Ζが登場するまでの2クールの主人公MSをどうするかが問題になり、「MSV(モビルスーツバリエーション)」の流れを取り入れることが提案され、MSVのフルアーマーガンダムとヘビーガンダムのような「強化されたガンダム」をコンセプトとしたガンダムMk-IIが主人公機になった[5]。
MS(モビルスーツ)デザイン
前作で登場したデザインの系譜を受け継ぎ、なおかつ新しいものを生み出すという意図のもと、若い世代のデザイナーが多数参加した。
当初は富野の指示により、本作の前番組『重戦機エルガイム』のデザイナーである永野護がデザインを進めていたが、彼が提出したリック・ディアス、ガルバルディβが、サンライズ上層部での評価が芳しくなかったため永野は番組放送直前で降板。代わって、急遽前作のデザイナーである大河原邦男に加えて当時21歳の藤田一己が招聘され、永野、大河原のアイデアを藤田がまとめるという方式で作業が進められた。例えばガンダムMk-II、ハイザック、アッシマーは大河原→藤田、百式は永野→藤田という流れでまとめられている。
最初に登場する数点のデザインワークが終了した後しばらくは、藤田一人がデザインを担当することとなったが、さらに多くの可能性を探るため終盤にかけては後にΖΖガンダムをデザインすることになるイラストレーター/モデラーの小林誠を筆頭に、漫画家の近藤和久、アニメーターの大畑晃一、はばらのぶよし、デザイナーの佐山善則、岡本英郎など多くのデザイナーを登用、一度降板した永野にも再度発注が行われキュベレイとハンブラビが描かれている。
MSVからも数点のMSが登場しており、MSVシリーズの商品がパッケージを換えて本作のプラモデルラインナップに組み込まれ、再発売されている。富野は7年間の時間の経過を強調する要素として、一年戦争当時の旧式MSの登場の必要性を感じ、特に一目でそれと分かるような外観に特徴があるものを中心に選んだという[6]。
商業効果
本作は放映された年のガンプラの売上を倍増させるなど商業面では好調であったが[7]、川口克己は「バンダイ側の売り上げの期待値を達成できなかった」と述べている[8]。松本悟によるとデザインの複雑化によるコストアップのための商品価格の高騰が原因としている[9]。
1994年にバンダイビジュアルから発売されたLD-BOXはPart1、2ともに3万5千セットのヒットとなった。これは当時のバンダイビジュアルの売上の2割に相当した[10]。またオリコンLDチャートではPart1が2位、Part2が1位を記録。2001年にDVD-BOXが発売され、こちらは単品換算95万枚のヒットになった[11]。前述のLD-BOXを単品換算すると45万5千枚なので売上枚数が大きく伸びている[12]。DVD-BOXと同時に発売された単品DVDと後のレンタルDVDを加えると128万枚に達している。
BGM
日本音楽著作権協会(JASRAC)は2005年5月18日、2004年度の著作物使用料に基づく分配額のランキングを発表。このランキングの第10位に「機動戦士Ζガンダム BGM(作曲 三枝成章)」が入った。『スーパーロボット大戦』などの関連ゲームのみならず、テレビのニュース、ワイドショー、バラエティ番組で同サウンドトラック音源が使用される機会が多い[13]。
登場人物
- カミーユ・ビダン(声:飛田展男)
- クワトロ・バジーナ(声:池田秀一)
- アムロ・レイ(声:古谷徹)
- ブライト・ノア(声:鈴置洋孝)
- パプテマス・シロッコ(声:島田敏)
- ハマーン・カーン(声:榊原良子)
- ジェリド・メサ(声:井上和彦)
- エマ・シーン(声:岡本麻弥)
- レコア・ロンド(声:勝生真沙子)
- ヤザン・ゲーブル(声:大塚芳忠)
- ジャミトフ・ハイマン(声:西村知道)
- バスク・オム(声:郷里大輔)
- ジャマイカン・ダニンガン(声:キートン山田)
- ヘンケン・ベッケナー、ナレーション(声:小杉十郎太)
登場兵器
モビルスーツやモビルアーマーなど機動兵器に分類されるものは、宇宙世紀の登場機動兵器一覧#機動戦士Ζガンダムを参照。
それ以外のものについては、ガンダムシリーズの登場艦船及びその他の兵器一覧#機動戦士Ζガンダムを参照。
スタッフ
- 企画:日本サンライズ
- 原案:矢立肇[14]
- 原作・総監督:富野由悠季
- キャラクターデザイン:安彦良和
- メカニカルデザイン:大河原邦男、藤田一己
- 編集:布施由美子
- 音楽:三枝成章
- 色彩設定:高島清子
- 特殊効果:干場豊
- 美術:東潤一
- デザインワークス:永野護
- メカニカル作画監督:内田順久
- 動画チェック:江山梨恵、吉沢亮吉
- 撮影監督:斎藤秋男
- 音響監督:藤野貞義
- 音響制作:千田啓子
- 効果:横山正和
- 調整:依田章良
- 録音:ニュージャパンスタジオ
- 現像:東京現像所
- 色彩設定:高島清子
- 設定ベース:永瀬唯
- プロデューサー:森山涇、大西邦明、内田健二
- デザイン協力:伸童舎
- オープニング、エンディングアニメ:梅津泰臣、寺沢伸介、北爪宏幸
- 制作:名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
主題歌・挿入歌
- 『Ζ・刻を越えて』(原題:BETTER DAYS ARE COMING)
- 原作詞・作曲:ニール・セダカ、日本語版作詞:井荻麟、編曲:渡辺博也、歌:鮎川麻弥
- オープニング(第1話 - 第23話)
- ※オリコン週間シングルチャート
- 20位(1985年3月4日付)、17位(3月11日・18日付)、15位(3月25日付)、20位(4月1日付)
- 機動戦士ガンダムΖΖ第1話でもBGMとしてかかったこともある。
- 『水の星へ愛をこめて』(英題:FOR US TO DECIDE)
- 作詞:売野雅勇、作曲:ニール・セダカ、編曲:馬飼野康二、歌:森口博子
- オープニング(第24話 - 第50話)
- ※オリコン週間シングルチャート
- 16位(1985年8月19日付)、17位(8月26日付)、18位(9月2日付)
- 『星空のBelieve』(原題:BAD AND BEAUTIFUL)
- 原作詞・作曲:ニール・セダカ、フィリップ・コーディ、日本語版作詞:竜真知子、編曲:渡辺博也、歌:鮎川麻弥
- エンディング(第1話 - 第50話)
- 機動戦士ガンダムΖΖ第20話でもBGMとしてかかったこともある。
- 『ハッシャバイ』
- 作詞:井荻麟、作曲:井上忠夫、編曲:宮川泰、歌:間嶋里美
- 挿入歌(第13話のみ)
- 『銀色ドレス』
- 作詞:井荻麟、作曲・編曲:馬飼野康二、歌:森口博子
- 挿入歌(第20話のみ)
『Ζ・刻を越えて』(原曲は1972年のアルバム「Solitaire」収録)と『星空のBelieve』(原曲は1976年のアルバム「Steppin' Out」収録)は、過去のニール・セダカのアルバム収録曲に新たな詞がついたものだが、『水の星へ愛をこめて』は新規に提供されたものである。『Ζ・刻を越えて』の原曲「BETTER DAYS ARE COMING」のニール・セダカ ヴァージョンは後に10ccとなるメンバーが全員参加している。「Solitaire」のアルバムは永年CD化されていなかったが、「Emergence/Solitaire」として2008年10月にオリジナルの形でCD化された。
また、永野がテレビ放送当時に参加したイベントの席上で発言したところによると、当初主題歌についてはヴァン・ヘイレンに未使用曲を譲ってもらおうという案も出ていたらしい。この『水の星へ〜』を歌った森口はこの曲が芸能界デビューである。
間嶋里美の歌う『ハッシャバイ』は元々『無敵鋼人ダイターン3』のイメージソングとして録音された楽曲である。間嶋の夫・古谷徹が演じるアムロ・レイの登場シーンに劇中歌として使用された(小説版の同シーンにおいても使用されている)。
本作が1988年秋に名古屋テレビで再放送された際は、第2話から後期オープニングに変更されている。バンダイチャンネルによるインターネット配信版[15]では、権利関係上オープニング・エンディング曲の差し替えがなされているため、本来の形で視聴できるのはビデオ・LD・DVDなどの媒体、もしくは地方局などの再放送において、ということになる。
また、アーケードゲーム『機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ』およびそのバージョンアップ版の『同DX』には『星空〜』を除く上記3曲は収録されている[16]ものの、そのコンシューマ機移植版であるPS2・GC用『機動戦士ガンダム ガンダムvs.Ζガンダム』では収録されていない。VS.シリーズ第7作の『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』では、登場作品中唯一主題歌が収録されていない[17]。第8作となる『NEXT』でも、劇中のBGMでの代用となっている[18]。
放送リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | 黒いガンダム | 大野木寛 斧谷稔 |
今川泰宏 | 北爪宏幸 | 1985年 3月2日 | |
2 | 旅立ち | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
滝沢敏文 | 関田修 | 小林利充 | 3月9日 |
3 | カプセルの中 | 川崎知子 斧谷稔 |
横山広行 | 兵頭敬 | 3月16日 | |
4 | エマの脱走 | 丸尾みほ 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 山田きさらか | 3月23日 | |
5 | 父と子と… | 大野木寛 斧谷稔 |
杉島邦久 | 金山明博 | 3月30日 | |
6 | 地球圏へ | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
井内秀治 | 関田修 | 北爪宏幸 | 4月6日 |
7 | サイド1の脱出 | 丸尾みほ 斧谷稔 |
知吹愛弓 | 横山広行 | 小林利充 | 4月13日 |
8 | 月の裏側 | 大野木寛 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 兵頭敬 | 4月20日 | |
9 | 新しい絆 | 丸尾みほ 斧谷稔 |
杉島邦久 | 山田きさらか | 4月27日 | |
10 | 再会 | 大野木寛 斧谷稔 |
今川泰宏 | 関田修 | 金山明博 | 5月4日 |
11 | 大気圏突入 | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
網野哲郎 | 横山広行 | 北爪宏幸 | 5月11日 |
12 | ジャブローの風 | 平野靖士 斧谷稔 |
知吹愛弓 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 小林利充 | 5月25日 |
13 | シャトル発進 | 大野木寛 斧谷稔 |
杉島邦久 斧谷稔 |
杉島邦久 | 山田きさらか | 6月1日 |
14 | アムロ再び | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
今川泰宏 | 金山明博 | 6月8日 | |
15 | カツの出撃 | 丸尾みほ 斧谷稔 |
横山広行 | 関田修 | 北爪宏幸 | 6月15日 |
16 | 白い闇を抜けて | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
本橋鷹王 | 小林利充 | 6月22日 | |
17 | ホンコン・シティ | 遠藤明吾 | 川瀬敏文 | 山田きさらか | 6月29日 | |
18 | とらわれたミライ | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
杉島邦久 横山広行 |
杉島邦久 | 金山明博 | 7月6日 |
19 | シンデレラ・フォウ | 遠藤明吾 | 甚目喜一 | 平林淳 | 北爪宏幸 | 7月13日 |
20 | 灼熱の脱出 | 関田修 | 小林利充 | 7月20日 | ||
21 | ゼータの鼓動 | 大野木寛 斧谷稔 |
本橋鷹王 斧谷稔 |
本橋鷹王 | 山田きさらか | 7月27日 |
22 | シロッコの眼 | 丸尾みほ 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 金山明博 | 8月3日 | |
23 | ムーン・アタック | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
杉島邦久 | 北爪宏幸 | 8月10日 | |
24 | 反撃 | 遠藤明吾 | 横山広行 | 関田修 | 小林利充 照日四郎 |
8月17日 |
25 | コロニーが落ちる日1 | 鈴木裕美子 | 斧谷稔 | 平林淳 | 山田きさらか | 8月24日 |
26 | ジオンの亡霊 | 遠藤明吾 | 井内秀治 | 本橋鷹王 | 北爪宏幸 | 8月31日 |
27 | シャアの帰還 | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
川瀬敏文 | 金山明博 | 9月7日 | |
28 | ジュピトリス潜入 | 遠藤明吾 | 森一浩 | 関田修 | 小林利充 | 9月14日 |
29 | サイド2の危機 | 鈴木裕美子 | 世良邦男 杉島邦久 |
杉島邦久 | 大森英敏 | 9月21日 |
30 | ジェリド特攻 | 遠藤明吾 | 横山広行 | 平林淳 | 山田きさらか | 9月28日 |
31 | ハーフムーン・ラブ | 鈴木裕美子 斧谷稔 |
森一浩 斧谷稔 |
妻方仁 | 瀬尾康博 | 10月5日 |
32 | 謎のモビルスーツ | 遠藤明吾 | 井内秀治 | 本橋鷹王 | 金山明博 | 10月12日 |
33 | アクシズからの使者 | 甚目喜一 | 関田修 | 小林利充 | 10月19日 | |
34 | 宇宙が呼ぶ声2 | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 | 山田きさらか | 10月26日 | |
35 | キリマンジャロの嵐 | 森一浩 | 平林淳 | 瀬尾康博 | 11月2日 | |
36 | 永遠のフォウ | 遠藤明吾 | 杉島邦久 | 北爪宏幸 | 11月9日 | |
37 | ダカールの日 | 鈴木裕美子 | 横山広行 | 金山明博 | 11月16日 | |
38 | レコアの気配 | 遠藤明吾 | 世良邦夫 斧谷稔 |
関田修 | 小林利充 | 11月23日 |
39 | 湖畔 | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 | 山田きさらか | 11月30日 | |
40 | グリプス始動 | 遠藤明吾 | 森一浩 斧谷稔 |
平林淳 | 寺東克己 | 12月7日 |
41 | 目覚め | 鈴木裕美子 | 杉島邦久 | 瀬尾康博 | 12月14日 | |
42 | さよならロザミィ | 遠藤明吾 | 横山広行 | 恩田尚之 | 12月21日 | |
43 | ハマーンの嘲笑 | 世良邦夫 | 関田修 | 金山明博 | 12月28日 | |
44 | ゼダンの門 | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 | 小林利充 | 1986年 1月11日 | |
45 | 天から来るもの | 遠藤明吾 | 森一浩 | 平林淳 | 山田きさらか | 1月18日 |
46 | シロッコ立つ | 鈴木裕美子 | 川瀬敏文 杉島邦久 |
杉島邦久 | 瀬尾康博 | 1月25日 |
47 | 宇宙の渦2 | 遠藤明吾 | 横山広行 | 恩田尚之 | 2月1日 | |
48 | ロザミアの中で | 鈴木裕美子 | 滝沢敏文 | 関田修 | 金山明博 | 2月8日 |
49 | 生命散って | 遠藤明吾 | 世良邦夫 | 平林淳 | 敷島博英 | 2月15日 |
50 | 宇宙を駆ける2 | 川瀬敏文 | 小林利充 | 2月22日 | ||
|
名古屋テレビ 土曜17時台後半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
重戦機エルガイム
(1984年2月4日 ‐ 1985年2月23日) |
機動戦士Ζガンダム
(1985年3月2日 ‐ 1986年2月22日) |
機動戦士ガンダムΖΖ
(1986年3月1日 ‐ 1987年1月31日) |
関連作品
劇場版
機動戦士Ζガンダム劇場版 | |
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映画:機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者- | |
監督 | 富野由悠季 |
制作 | サンライズ |
封切日 | 2005年5月28日 |
上映時間 | 95分 |
映画:機動戦士ΖガンダムII-恋人たち- | |
監督 | 富野由悠季 |
制作 | サンライズ |
封切日 | 2005年10月29日 |
上映時間 | 98分 |
映画:機動戦士ΖガンダムIII-星の鼓動は愛- | |
監督 | 富野由悠季 |
制作 | サンライズ |
封切日 | 2006年3月4日 |
上映時間 | 99分 |
テンプレート - ノート |
タイトル・スタッフ
- 第一部『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』(2005年5月28日公開)
- 興行収入:8億6000万円(キネマ旬報より)
- 第二部『機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-』(2005年10月29日公開)
- 興行収入:6億(キネマ旬報より)
- 第三部『機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-』(2006年3月4日公開)
- 興行収入:4億9000万円(キネマ旬報より)
- なお、『星の鼓動は愛』の初期題名は「三つ巴」だった。
- 製作:吉井孝幸
- 企画:内田健二
- 原案:矢立肇
- 原作・脚本・絵コンテ:富野由悠季
- キャラクターデザイン:安彦良和
- メカニカルデザイン:大河原邦男、藤田一己
- キャラクター作画監督:恩田尚之
- メカニカル作画監督:仲盛文
- 美術監督:東潤一(I)、甲斐政俊
- デジタル色彩設計:すずきたかこ
- 撮影監督:木部さおり
- スタジオ演出:松尾衡
- 編集:山森重之(I)、坂本久美子(II・III)
- オリジナルコンテ提供:原田奈奈、宅野誠起(II・III)
- 設定協力:山根公利(II)、カトキハジメ(III)
- 音楽:三枝成彰
- 主題歌:Gackt
- 音響監督:藤野貞義
- 音楽プロデューサー:大田敏明、ボーダーライン
- 音楽協力:キングレコード
- 音響効果:西村睦弘、フィズサウンドクリエイション
- 録音:高木創
- 動画:ガイナックス、マッドハウス
- 背景:スタジオジブリ(II)
- 配給:松竹
- 制作協力:バンダイビジュアル、名古屋テレビ(現在の名称はメ〜テレ)[19]
- プロデューサー:松村圭一(サンライズ )、久保聡(バンダイビジュアル)
- 企画・製作:サンライズ
- 総監督:富野由悠季
作品解説
テレビシリーズ『機動戦士Ζガンダム』20周年作品。『劇場版∀ガンダムI 地球光』と『劇場版∀ガンダムII 月光蝶』以来3年ぶりのガンダムシリーズの劇場アニメでもある。企画当初は『機動戦士ガンダム』や『∀ガンダム』と同様にテレビ版の再編集作品だったが、富野は殺伐さと悲劇しかなかったストーリーを新たな解釈と異なる視点を加えることで、健やかな物語に再構成するというテーマのもと、自ら全三部作に再編集(監督・脚本・絵コンテ)した[20]。当時の放送局であった名古屋テレビも製作協力として制作に関わっている。
キャッチコピーは「再会は躍動する魂。とき放て"Ζ"!!」「キスの記憶…」「誰も知らないラスト…新訳Ζ完結編。人は虚無の宇宙にぬくもりを見つけられるか!」。
劇場版のフィルムは、テレビ版カット(以降、旧作画)に同じフレーム内で劇場版カット(以降、新作画)を加えるという特殊な方法で編集された。旧作画と新作画の新旧のカットの質感を近づける「エイジング」(経年変化の意)と呼ばれる処理が行われた[21]。公開当時、富野は完全に新作にしてしまうと『Ζガンダム』ではなくなってしまうため、あえてこの形式をとったと発言している。カットによっては旧作画のフレーム内の一部(例えばコクピット内のコンソール表示など)を部分的に追加・修正するといった加工もされている。
TV版の声優のクレジットはシャア・アズナブルが先頭だったが、劇場版の『恋人たち』からはカミーユ・ビダンが先頭になっている。
新作画部分にはテレビ版の後に製作された『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するジム・キャノンII、ジム・カスタム、ジム・クゥエルや『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』のガンダムTR-1[ヘイズル]などのモビルスーツがカメオ出演している。
物語
大まかなストーリーの流れはテレビ版と同じ。いくつかのエピソードがカットされた他[22]、健やかな物語として再構成するためにテレビ版では反抗的だったカミーユの性格が素直でやや穏和になり、テレビ版での悲劇的な結末は変更された。このほかにもテレビ版のセリフの多くが変化・割愛されているなどの変更点がある。
声優の変更
映画化に際しては20名以上に上る大幅なキャストの変更が行われた。富野はカミーユ役の飛田展男にオーディションをしており、飛田は富野に「当日にキャスト変更もありうる」と言われたという。また、ファ・ユイリィ役の松岡ミユキのようにテレビ版の声優の引退に伴う変更もあった。この変更は劇場版公開後に発売されたΖガンダム関係の各種ゲームにも影響を与えており、現在ではほとんどのゲームで変更後の声優が起用されている。
フォウ・ムラサメ役が島津冴子からゆかなに、サラ・ザビアロフ役が水谷優子からIIでは池脇千鶴、IIIでは島村香織に変更されたことに関して、島津と水谷は「映画出演のオファーがなかった」と明かした。また、島津が公開した手記の中で、島津に問いただされた際に富野は「音響監督に騙された」と発言。富野は後に「フォウ、サラには最初から新人の起用を考えていた」「音響監督とよく検討して決めた」と発言した。
なお、鈴置洋孝(ブライト・ノア役)と戸谷公次(カクリコン・カクーラー役)が第三部『星の鼓動は愛』収録後に逝去し、当作品が遺作になった。また、第三部の最後にはすでに故人だった井上瑤(セイラ・マス役)も当時の音声を編集して出演(ライブラリ出演)している。
テレビ版と劇場版の結末の違い
- 劇場版の結末はテレビ版から変更されたため、カミーユの状態やガンダムMk-IIの喪失、またアクシズの前線撤退などテレビ版の続編『機動戦士ガンダムΖΖ』には直接繋がらない形となった(いわゆるパラレルワールド)。富野は『ΖΖ』新訳版制作に関しては否定的なコメントを残しており、またファーストから『逆襲のシャア』までの劇場版を7部作とする旨の発言もしている。
- したがって、宇宙世紀にはテレビ版と劇場版の2種類の歴史が存在することとなった。ただし公式にどちらが正当な流れかという判断は存在しない。
- 『ガンダム30周年記念上映』に劇場版が上映される事により、プログラムには劇場版に沿った公式年表が掲載された。これまでのTV版のものをベースにしつつ、カットされたエピソードの項目が削除され、メールシュトローム作戦の日付が2月20日に変更された。その後の『機動戦士ガンダムΖΖ』に当たる部分はTV版のものがそのまま使用されている。
- 劇場版の設定に沿ったことぶきつかさによる漫画作品『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』では、劇場版のラスト以降にカミーユやファ、シンタとクム達はアーガマを下船したことがセリフで語られている。さらにアーガマは『ΖΖ』の冒頭同様にサイド1 シャングリラらしき場所に寄航したことも語られているが、その時点でジュドー・アーシタ達は乗船していない様子である。上記の年表では起こっているはずのネオジオンとの戦いが起こっていない事から、結果的に劇場版からさらに派生したパラレルワールドを描くことになってしまった。
主題歌・BGM
主題歌は富野の友人であり、熱烈なガンダムファンでもあるGacktが担当した。BGMはテレビ版と同じく三枝成彰が担当[23]。
また、MSの動作音をはじめとするSEの音源がE&Mプランニングセンター(現 サウンド・リング)からフィズサウンドクリエイションのものに変更されており、結果的に『機動戦士ガンダム』や『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』との統一が計られることとなった[24]。
- 『機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-』オープニングテーマ「Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜」
- 『機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-』エンディングテーマ「君が待っているから(Remix ver.)」
- 『機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-』エンディングテーマ「mind forest」
- 『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』エンディングテーマ1「Love Letter」
- 『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』エンディングテーマ2「Dybbuk」
- 『機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-』挿入歌「ハッシャバイ」
- 作詞:井荻麟、作曲:井上忠夫[26]、編曲:宮川泰、歌:間嶋里美
本作品の影響
『機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-』は上映映画館がそれほど多くなく、日本全国で83か所だったが、週間映画ランキングで3位にランクイン。上映してから5週間、ベスト10入りしている[27]。また、『第5回東京アニメアワード』において劇場映画部門優秀作品賞をも受賞している。 『機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-』の上映は104か所、『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』では最終的に106館だった。同時期に各メディアで『機動戦士Ζガンダム』が再評価された。
映像
フル3DCGによる短編映像作品『GUNDAM EVOLVE(ガンダムイボルブ)』でも本作をモチーフとしたものが数編作られた。
- 第2作「GUNDAM EVOLVE II RX-178 GUNDAM Mk-II」
- 第9作「EVOLVE../9 MSZ-006 Z-GUNDAM」
- 第12作「EVOLVE../12 RMS-099 RICK-DIAS」
- 第13作「EVOLVE../13 RMS-108 MARASAI」
漫画
テレビ版放映当時、近藤和久による漫画版が、漫画雑誌「コミックボンボン」にて連載された。基本的にはアニメのストーリーをなぞっているが、漫画独自のMSもいくつか登場させている。また、同じく近藤の手による、本作を元にしたパラレルワールド作品『サイドストーリーオブガンダムΖ』が模型雑誌「模型情報」、および「B-CLUB」にて掲載された。バスクに妹セイラを人質に取られたシャア(クワトロ)はティターンズに所属、エゥーゴはジオンの残党、カミーユは元ジオン市民、主役MSの名前は「Ζグスタフ」などの独自設定で描かれたが、未完のまま終了している。
テレビ版放映当時、近代映画社よりジ・アニメフィルムコミックスとして本作のフィルムを使用して漫画仕立てにしたものが刊行された。1巻につき5話収録の全10巻。カバー・セル原画は作画監督として参加した瀬尾康博が担当。編集者による大幅なセリフの変更・割愛が目立つものとなっている。2009年には、近代映画社より完全復刻版が刊行された。
- 『機動戦士Zガンダムフィルムコミックス[完全復刻版]BOX-1』 ISBN 978-4764822573(2009年7月15日発行)
- 『機動戦士Zガンダムフィルムコミックス[完全復刻版]BOX-2』 ISBN 978-4764822641(2009年9月10日発行)
劇場版公開時、漫画雑誌「ガンダムエース」に劇場版のコミカライゼーションが連載された[28]。各作品の担当作家はそれぞれ異なっている。同誌には、劇場版の外伝作品『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』も連載された[29]。
2011年からは、「ガンダムエース」において、本作で作画監督を務めた北爪宏幸による『機動戦士Ζガンダム Define』が連載された。これは同作者の漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』の設定を引継ぎ、シャア(クワトロ)視点で描かれたコミカライゼーションとなっている。
小説
アニメの放映当時、富野由悠季による小説版が全5巻が講談社から、後に角川書店から刊行されている。前作『機動戦士ガンダム』の小説版同様、本作でもテレビ版と展開が異なっている。また、小説版『機動戦士ガンダム』とはストーリーがつながっていない。
もともとテレビ版放映開始前の1984年頃、『逆襲のシャア』のタイトルで「ガンダム」の続編小説が企画されており、テレビ版製作決定と共にその小説版にシフトしたという経緯がある。
講談社版のカバーイラストは永野護が担当し、アニメとは異なるディテールのメカやキャラクター、コスチュームが描かれていた。特にメカニックについては当初「永野版」的扱いだったのが、模型雑誌モデルグラフィックスによって設定を付加され、後に『ガンダム・センチネル』の設定上の骨子となった「アナハイム・ガンダム」の先駆ともなった。
角川文庫版はカバーイラストを美樹本晴彦が担当。アニメに準拠したキャラクターやメカで描かれていた。一方、口絵のMSのイラストは藤田一己により、アニメに準拠したものではなく、大きくデザインが変更された[30]。
1986年、遠藤明吾著で『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』がアニメージュ2月号付録として発表された。これは、フォウ・ムラサメの本編登場以前の過去を書いた物で、『機動戦士ガンダム』のあるキャラクターも主要人物として登場している。2001年9月に加筆再構成の上、角川スニーカー文庫で刊行された。なおカバーイラスト・口絵イラスト・キャラクター紹介イラストは北爪宏幸が1986年当時に描いた物がそのまま使用されている。
- 遠藤明範 『機動戦士Ζガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…』 ISBN 978-4044119065(2001年9月1日発行)
ゲーム
『スーパーロボット大戦シリーズ』を筆頭に本作が登場するゲーム作品は無数にあるため、ここでは本作を題材に単独商品化された作品のみ記述する。
- LSI GAME 機動戦士Ζガンダム グリプスの攻防
- 機動戦士Ζガンダム(1985年/バンダイ、PC-8801・FM-7用)
- シミュレーションボードゲーム
- 機動戦士Ζガンダム・ホットスクランブル(バンダイ、ファミリーコンピュータ用)
- 機動戦士Ζガンダム AWAY TO THE NEWTYPE(スーパーファミコン用)3.3万本
- 機動戦士Ζガンダム前編 Ζの鼓動(セガサターン用)8万本
- ガンダムMk-IIを操作し、ガブスレイ戦までを戦うアクションゲーム。敵がステージ上のみならず画面手前や奥にも出現するため、これらを攻撃するには専用のアクションが必要になる。仲間を呼び出して援護してもらうことができるが、仲間が倒した敵は得点にならない。
- 機動戦士Ζガンダム後編 宇宙を駆ける(セガサターン用)1.6万本
- Ζガンダムを操作し、原作最後まで戦う。基本的操作は前編を引き継ぐが、Ζガンダムがジャンプせず流れるように移動し、ウェイブライダーへの変形とハイメガランチャーの溜め撃ちが可能。ボス戦では1対1になり格闘ゲームのような雰囲気になる。前編のセーブデータがあればクワトロの百式を操作できるステージが出現する。
- 機動戦士Ζガンダム(プレイステーション用)
- 機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズ(アーケードゲーム・プレイステーション2用)
- 機動戦士Ζガンダム エゥーゴvs.ティターンズDX(アーケードゲーム・プレイステーション2・ニンテンドーゲームキューブ用)
- 機動戦士ガンダム ガンダムvs.Ζガンダム(プレイステーション2・ニンテンドーゲームキューブ用)
ゲームブック
- 機動戦士Ζガンダム Vol.1 グリーン・ノアの決断
- 機動戦士Ζガンダム Vol.2 パレオロガス漂流
- ホビージャパンより刊行された上記二冊は本編同様にカミーユが主人公(PC=プレイヤー・キャラクター)。Vol.1はアニメ冒頭をベースとしたもので、プレイヤーの選択によってはカミーユがティターンズと共にエゥーゴを撃退するという展開にもなる。Vol.2はゲームブックオリジナルストーリーで、一部の登場人物は同じくホビージャパン発行のΖΖゲームブック3部作にも重要な立場で登場する。
- 機動戦士ガンダム0087 ジェリド出撃命令
その他
岡山県にある道の駅久米の里には個人が制作した約1/3スケールのΖガンダムの模型がある[31]。脚部には油圧シリンダーなどを組み込んでおり、動かすことも可能[32](Zガンダムも参照)。
脚注
- ^ キャスト欄での小杉のクレジット表記は登場人物のヘンケンではなく、ナレーターである
- ^ 富野は「ガンダムはこれで終わりにする」という意味を込めたとインタビューで答えている
- ^ 機動戦士Ζガンダム大事典
- ^ a b 猪俣謙次『ガンダム神話Ζ』
- ^ GREAT MECHANICS5
- ^ コミックボンボン緊急増刊『機動戦士Ζガンダムを10倍楽しむ本』
- ^ トイジャーナル1986年5月号
- ^ 柿沼秀樹・加藤智『バンダイキャラクタープラモ年代記』
- ^ 俺たちのガンダム・ビジネス
- ^ 日経BP社技術研究部『進化するアニメ・ビジネス』
- ^ 日経BPムック『大人のガンダム』
- ^ DVDはLDより普及率が高いので、このようなことは珍しいことではないが、オリコン調べによると『機動戦士ガンダムΖΖ』はDVD-BOXがLD-BOXを下回っており、本作と明暗が別れた
- ^ ただし、本作における楽曲のスコア自体は、三枝が1980年の映画「動乱」のBGM用として作曲したものの焼き直しが多く含まれている[要出典]
- ^ サンライズ作品で版権管理の都合上用いられる名義。実際の原案は富野。
- ^ 2007年2月上旬から3月上旬までにおいて「バンダイチャンネル@ShowTime」で配信された5話限定無料視聴ラリーにおいて本来の形で視聴できていた。
- ^ PS2版『エゥーゴvs.ティターンズ』のみ、ミッションモードクリア後のエンディングテーマとして『星空のBelieve』が収録されている。
- ^ 厳密に言えば、隠し要素として登場した『機動戦士ガンダム00』も主題歌が収録されていない。劇中のBGMによる代用もない。
- ^ 『ガンダム00』についてはファーストシーズン後期の主題歌が収録されており、主題歌が収録されていない作品はΖのみとなっている。ただしROMによっては『逆襲のシャア』の主題歌が収録されていないことがある(その場合はΖの劇中BGMで代用される)。
- ^ 第一部は「名古屋テレビ」だったが、第二部以降は「メ〜テレ」とクレジットが変更された。
- ^ 富野は本作のために新たにFinal Cut Proによるノンリニア編集を習得している(アップルジャパン「映画監督 富野由悠季」)
- ^ 旧作画は映像内の塵やホコリの除去や色、ズレの修正。新作画はワザと汚したりしたりするなどを行う処理法のこと、手塚治虫の実験映画『おんぼろフィルム』など特殊な例を除き長丁場の映像作品としては本作で初めて行われた
- ^ 漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』は、カットされたエピソードのいくつかを題材にしている。
- ^ テレビ版で使用されていた物と、展開にあわせ新たに編曲、あるいは新規に作曲され録音された物もある。
- ^ E&Mプランニングセンターは1995年に活動を終結している。
- ^ 『機動戦士ΖガンダムIII -星の鼓動は愛-』に限り、クラウンレコードと表記されていた。
- ^ ただし、スタッフロールにおいてのクレジット上では井上大輔と表記。
- ^ 上映館の数についてはバンダイビジュアルの資料より抜粋
- ^ 各話の第1話は「ガンダムエース増刊 Ζガンダムエース」に掲載
- ^ 「Ζガンダムエース」(読み切り)から「ガンダムエース」(連載)に変わっている。
- ^ こちらは通称「藤田版」として知られており、ガンダムMk-IIやΖガンダムはガレージキット化もされている
- ^ デザインは角川スニーカー文庫版「Ζガンダム」の挿絵などに描かれる俗に言う「藤田版」
- ^ 当初は要望により動かしていたが、現在は動かしていない。そのかわりに年に数回だが、コクピットに乗せてもらえる機会がある。 道の駅 久米の里ホームページ
外部リンク
- サンライズ公式Web
- 機動戦士Ζガンダム 公式サイト
- 劇場版3部作 公式サイト -
- バンダイチャンネル
テレビ朝日系 土曜17時台後半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
重戦機エルガイム
(1984年2月4日 ‐ 1985年2月23日) |
機動戦士Ζガンダム
(1985年3月2日 ‐ 1986年2月22日) |
機動戦士ガンダムΖΖ
(1986年3月1日 ‐ 1987年1月31日) |