機動戦士ガンダム 戦場の絆II

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機動戦士ガンダム 戦場の絆II
ジャンル ドームスクリーン式
戦術チーム対戦ゲーム
対応機種 アーケードゲーム
開発元 バイキング
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
人数 1〜6人
稼働時期 2021年7月27日
デバイス アナログレバー×2
ペダル×2
ボタン×3
ICカード
インカム(ヘッドセット
システム基板 System BNA1 Rich
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機動戦士ガンダム 戦場の絆II』(きどうせんしガンダム せんじょうのきずなツー)は、バンダイナムコアミューズメントより発売されたアーケードゲーム2021年7月27日稼働開始。アニメ機動戦士ガンダム』を題材とした3D対戦アクションゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』の続編。

2024年3月28日2時をもってオンラインサービスを終了し、同日7時よりオフラインモードのみでの稼働となる[1][2]

ゲームシステム[編集]

本作は前作と違い、ターミナルでのみプレイ料金を支払うように変更されているのでプレイするには支払いからプレイまでの流れをよく熟読する必要がある。

本作に登場する機体のカテゴリは以下の4つに分かれており、それぞれのカテゴリには「ブーストアクション」と呼ばれるアクションが追加されている[3]

2023年9月13日のアップデートにて一人プレイ用のスコアアタックモードが追加された。こちらはオフラインモードでも稼働できることになっている。

格闘型
格闘の攻撃力が高く、敵との距離を詰めた接近戦を得意とする[3]。ブーストアクションである「ブーストキャンセル」は、格闘によるキャンセルである[3]
近距離戦型
格闘や射撃で戦局に応じて幅広く対応する事ができる[3]。また、シールドで防御しながら射撃を行うこともできる[3]
射撃型
射撃武器を活かした遠距離戦を得意とする[3]。連続射撃技「ジャストショット」を持つ[3]
砲撃型
長距離武器で敵拠点に大ダメージを与えられる[3]。砲撃時の角度は「仰角調整」で行う[3]

登場機体[編集]

地球連邦軍[編集]

格闘型
型式番号 機体名 備考
RGM-79[G] 陸戦型ジム
RGM-79L ジム・ライトアーマー
RGM-79FP ジム・ストライカー
RXー78NT-1 アレックス
RX-78XX ピクシー
RX-79[G]Ez8 ガンダムEz8
近距離型
RX-79BD-1 BD1号機
RGM-79[G]RR ジムRR
RGM-79 ジム
RGM-79G ジム・コマンド
RGM-79F 装甲強化型ジム
RGM-79C ジム改
RAG-79 アクア・ジム
射撃型
RGM-79[G] ジム・スナイパー
RX-77-2 ガンキャノン
RX-78-3 G-3ガンダム
RX-79[G] 陸戦型ガンダム
RX-80PR ペイルライダー
RX-78-GP01 ガンダム試作1号機
砲撃型
型式番号 機体名 備考
RGC-80 ジム・キャノン
RX-75 ガンタンク
RTX-440 陸戦強襲型ガンタンク
RX-78-6 マドロック
RX-79[G]RR ガンダムRR

ジオン公国軍[編集]

格闘型
型式番号 機体名 備考
MS-05B ザクI
MS-06F ドアン専用ザク
MS-07B グフ
MS-08TX イフリート
MS-08TX[EXAM] イフリート改
MSM-07 ズゴック
MS-14S シャア専用ゲルググ
YMS-15 ギャン
AGX-04 ガーベラ・テトラ
近距離型
型式番号 機体名 備考
MS-06F ザクII
MS-06S ザクII [シャア専用機]
MS-06FZ ザクII改
MS-07B-3 グフカスタム
MS-14A ゲルググ
MS-18E ケンプファー
射撃型
型式番号 機体名 備考
EMS-10 ヅダ
MS-09 ドム
MS-05L ザクI・スナイパータイプ
RX-79BD-2 BD2号機
砲撃型
型式番号 機体名 備考
MS-06K ザクキャノン
MS-06V ザクタンク
MS-09K-2 ドム・キャノン
YMT-05 ヒルドルブ
YMS-16M ザメル

拠点[編集]

戦場[編集]

開発の経緯[編集]

プロデューサーの塚田夢人はJAEPO2020に合わせて行われたインタビューの中で、『戦場の絆』の新作を制作するに至った理由として、「初代『戦場の絆』が現役で稼働を続けていますが、[中略]14年前の筐体やハードウェアでは、さまざまな事情で運営を継続することが難しくなってきていました。しかし、いまだにプレイを続けてくれているプレイヤーさんも多く、[中略]これから5年、10年と『戦場の絆』を盛り上げていくためにも、ソフトとハードウェアの限界値を1回リフレッシュし、新しい『戦場の絆』をお届けしたいと考えました。」と説明している[4]

前作『戦場の絆』の最大プレイ人数は8対8だったが、ユーザーから人数が多すぎて連携をとるのが難しいと指摘が多く寄せられている上、それより人数の少ないモードに人気が集中していることから、本作の最大プレイ人数は6対6に変更されている[4]

前作の構想の段階では予定されていたが見送られたシールドを用いたアクションが正式に導入された[4]

変遷[編集]

2022年3月20日から、塚田の後を受け前作の開発経験がある新プロデューサーとして正路千暁の就任が発表された。稼働当初から数多くのバグがプレイヤーから指摘されていたが、就任にあたり進行不能バグの存在と対策が発表されている。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]