機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍

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機動戦士ガンダムの登場人物 地球連邦軍(きどうせんしガンダムのとうじょうじんぶつ ちきゅうれんぽうぐん)は、テレビアニメ及びアニメーション映画機動戦士ガンダム』に登場する架空の人物のうち、地球連邦軍に所属している人物を列挙する。

民間人に関しては機動戦士ガンダムの登場人物 民間人を、ジオン公国軍に所属している人物は機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (あ行-さ行)と、機動戦士ガンダムの登場人物 ジオン公国軍 (た行-わ行)を、ザビ家の人間に関してはザビ家を、特に説明が必要な人物は各人の項目を参照。

個別記事のある人物[編集]

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ア行[編集]

アントニオ・カラス[編集]

Antonio Callas

- 二又一成 / 丸山詠二(劇場版II)

地球連邦軍ジャブロー基地の防衛司令官で、階級は中佐。ジオン軍の襲撃に際して防衛を指揮し、ジャブロー南ブロックに第二戦闘態勢を宣言した後に第一戦闘配置に切り替えさせた。

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ウッディ・マルデン[編集]

Woody Malden

声 - 田中秀幸 / 岡部政明(劇場版II) / 稲葉実(特別版) / 松山鷹志ガンダムさん

地球連邦軍の軍人でジャブロー所属の技術仕官。階級は大尉。29話(及び劇場版『機動戦士ガンダムII 哀 戦士編』)にて、それまでの戦いで損傷を被っているホワイトベースの修理責任者として登場する。

マチルダ・アジャンの婚約者であり、オデッサ作戦が終わったら結婚するはずだった。それを知ったアムロはショックを受けると共に、自分の未熟さのためにマチルダを守りきれなかったことを詫びようとする。ウッディはそんなアムロに対して思い上がりを一喝すると共に、マチルダが身を挺して守ろうとしたホワイトベースに対する特別な愛着を吐露した。

そんな中シャア率いるマッドアングラー隊と、ジオン北米キャリフォルニアベースから発進した援軍がジャブローに対して総攻撃を敢行する。ジオン軍の侵入を知ったウッディは、修理と気密処理の完了したホワイトベースを守るためにファンファンで出撃。「ホバークラフトじゃ無理です!ウッディ大尉!」と退くよう呼びかけるアムロを無視し、シャアのズゴックとアムロのガンダムによる戦闘の間に割って入り、ミサイルでズゴックのモノアイを潰すが、ズゴックの腕でコクピットを叩き潰され、戦死。奇しくもマチルダと同様の死に様を遂げた。

小説版ではマチルダへプロポーズする場面があるが、ほんの端役に過ぎずアムロとの絡みも無く戦死もしない。

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エルラン[編集]

Elran

声 - 永井一郎 / 仲木隆司(劇場版II)

地球連邦軍高官で階級は中将。部下のジュダックを通じマ・クベに内通しており、オデッサ作戦実施の情報を漏らす。そしてその開始と同時に地球連邦軍を裏切る予定であったが、アムロとセイラにジュダックの内通を知られ、報告に赴いたアムロを隠密裏に射殺しようとする。しかし、かねてからエルランに疑念を抱いていたレビル配下の情報将校と兵士らに現場を押さえられ肩を負傷、ジュダックと共に逮捕される。これにより、マ・クベが彼の裏切りを想定して手薄に配備していたエルラン軍方面の防衛ラインが真っ先に突破され、ジオンのオデッサ戦敗北のきっかけを作った。

劇場版『哀 戦士編』では見せ場のマ・クベとの内通やオデッサ戦が丸々カットされており、ホワイトベースへやたらと肩入れするレビルに些か懐疑的な意見を吐く連邦の一将軍に過ぎない。

漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ルウム戦役に敗れジオン軍に捕らわれの身となっていたレビルを、特殊部隊を使いデギン公王の手引きで救出した手柄を自らの政争のカードとして利用するなど、地球連邦軍の腐敗の一端を象徴するような人物として描かれている。なお、オデッサ作戦においてスパイ行為が発覚する展開はTV版と少々異なり、レビルと同じ陸上戦艦に乗艦している際に感づかれる流れに変更された。この時、乗艦へのジオンの核攻撃が迫る中「退艦させて下さい」とレビルに涙ながらに懇願する醜態を見せた。なおオデッサ作戦時の役職は作戦部長となっている。

ゲーム『ギレンの野望シリーズ』では、オデッサ作戦時に彼がジオンのスパイであるとの情報を入手でき、逮捕するか否かのイベントが発生する。逮捕しなかった場合やそもそも情報を入手できなかった場合はジオンに寝返り、以降敵キャラクターとして登場する。一方、『ジオン独立戦争記』では彼の忠誠値を高く保つことにより、内通で得たマ・クベの核兵器情報を暴露しガンダムとは別に核兵器発射を阻止することもできる。

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オスカ・ダブリン[編集]

Oscar Dublin

声 - 鈴木清信(5・6・7・11話及び16話以降) / 鈴木誠一(2話) / 古川登志夫(3・6・7話) / 池田秀一(12話)他 / 島田敏(劇場版I) / 酒井克也(劇場版II) / 村田光広(劇場版III) / 田中一成(特別版)

オスカー・ダブリンとも表記する。眼鏡をかけたホワイトベースの正規オペレーター(レーダー手。肩書きはオペレーターだが、実際は索敵・管制担当)。マーカーと共に文字通りホワイトベースの「目」となった。ホワイトベースに迫るシャアのザクを「通常の三倍のスピードで接近」と報告したのは彼である。

雑誌「SDクラブ」で連載された漫画『機動戦士ガンダム 英雄伝説』では、宇宙世紀0094年頃にサイド1「シャングリラ」の情報局局員として登場する。

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オムル・ハング[編集]

Omle Fang

声 - 古川登志夫(7・17・24話) / 池田秀一(12話) / 二又一成(25話) / 塩沢兼人(21・26・28・32・38話・劇場版I) / 鈴木清信(31話) / 村田光広(劇場版II) / 高塚正也(特別版)

アフロヘアが特徴的なホワイトベース隊員の一人。17話で脱走を図る捕虜のコズンをバズーカで吹き飛ばす場面では初めて人を殺した体験に戦慄して立ちすくみ、セイラに慰められる。ブライトの台詞によれば、MSパイロットを担当する可能性もあったらしい。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ホワイトベースの整備部班長をしており階級は兵曹長。MSの整備でパイロットと接する機会も多い。

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カ行[編集]

カミラ[編集]

Camilla

声 - 飯塚昭三

地球連邦軍の軍人で、階級は少尉。リードのサラミス乗組員であり、リードがカプセルで地球へ降下する際に後事を託される。悲観的な上官と対照的に、容貌と万事に楽観的な言動から「楽天家」という印象を持たれており、それで今まで生き残ってきたと自負してもいる。

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カル[編集]

Kal

声 - 二又一成

ホワイトベースの小柄な少年メカマン。ジョブ・ジョンやフムラウと、脱走したアムロが敵ジオンへ寝返る可能性について噂し合っていた。カイに似た髪色、容貌をしている上、皮肉っぽい言動までよく似ていた。戦場の多忙さとマチルダを失ったクルーたちの心情を表すシーンの後、Gアーマーに馴れるために搭乗したセイラ出撃シーンの台詞を最後に登場しなくなった。 

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キッカ・キタモト[編集]

Kikka Kitamoto

声 - 井上瑤 / 荘真由美(TV版『Zガンダム』) / 小松由佳(劇場版『Ζガンダム』) / 広橋涼ガンダムさん

ホワイトベースに乗っていた民間人の子供で孤児。元気な女の子でカツ、レツと共に殺伐としがちなホワイトベース内を和ませた。口癖は「ニャンニャン」。17話ではミライ入浴中のバスルームで水道の蛇口を壊したり、22話ではフラウと入浴中にカツの痛烈な指摘を受けて大声で泣き出したり大いにやんちゃな個性を発揮していた。最大の見せ場は第30話。ジャブローに潜入したジオンの工作員に遭遇、カツ、レツと共に捕縛されるも脱出し、GM工場内に仕掛けられた時限爆弾を残らず解除してバギーで運び出すまでを全て三人組だけでやってのける大活躍により、そんじょそこらの幼児とは訳が違うことを実証。ホワイトベース残留を確定的にしたと言える。最終話では、ア・バオア・クーから脱出するアムロのコア・ファイターを3人でテレパシー誘導し、高いニュータイプ能力の片鱗をみせた。

小説版にもやんちゃな少女として登場する。サイド7からの避難民として木馬(ペガサス)へ収容されるまではアニメ版と変わらないが、民間人はルナツーで全員下艦させられてしまう。以後は終戦までフラウ・ボゥやカツ、レツと共にルナツーでひたすら下働きに明け暮れ、木馬のマスコット的な存在となることもなく終わる。

一年戦争後、ハヤトとフラウが結婚し、カツ・レツと共にその養子となり、キッカ・コバヤシKikka Kobayashi)となる。『機動戦士Ζガンダム』登場時の成長した彼女のビジュアルについては、キャラデザインの安彦良和は『Z』の企画自体に乗り気ではなく、サンライズからの要請で渋々引き受けた仕事だけに「メインストーリーにも絡まないサービス出演のキャラをそこまで美化する必要もないし、まあ(ビジュアル的に)こんなものじゃないですかね」と発言している。劇場版『機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛』では、新作カットで登場シーンが増えている。

なお、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン』には、タカシ・キタモト大尉なるサイド7出身の連邦軍パイロットが登場。ジオンの軍事活動によってサイド7に住む家族が行方不明になったという設定であるが、キッカの血縁者かどうかは不明。

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キムラ[編集]

Kimura

劇場版『めぐりあい宇宙編』に名前のみ登場したホワイトベース隊員の一人。ブライトに命じられバギーでテキサスコロニー内をセイラやオムル、ジョブ・ジョン、ロウルらと探索した。

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コーリン[編集]

声 - 加川三起 / 近藤多佳子(劇場版)

育児担当の女性士官。カツ・レツ・キッカの3人組をジャブロー内の育児センターへ引き取ろうとするが、ホワイトベースへの残留を頑なに希望する彼らに逃げられてしまう。3人組に散々振り回された末、カイやアムロをはじめとするクルーの説得もあり、3人組のホワイトベース残留を認める。

劇場版『哀・戦士編』で初めて名前が付与された。

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ゴップ[編集]

Gopp

声 - 永井一郎 / 細井重之(劇場版II)

地球連邦軍参謀本部の所属で階級は大将(提督)。ミライの父とは個人的に付き合いがあった。ミライの仲人を買って出る発言をしており、相当に親密な仲だったと推察される。レビルと違い終始前線に出ずジャブローの司令部に篭っていたため「ジャブローのモグラ」という不名誉なあだ名を付けられ、劇中では特に有能という描写はなくむしろ官僚主義的な人物として描かれている。 だが近年ネット上の掲示板のファンから

「ジャブロー強襲の際には敵部隊の規模から敵軍の狙いを正確に把握しており、ソロモン陥落後はジオンが和平交渉に乗り出してくるとの予想も的中させている」(デギン公王が直々に行動を起し、和平交渉に赴いたが、ギレンのソーラ・レイでデギン諸共、連邦軍主力艦隊が大打撃を被ったため実現しなかった)

「尾けられてジャブローの侵入口を露見してしまったホワイトベースを「永遠に厄介者」と評す一方、ジオンが彼らに注目し、その戦闘力を高く評価していると判断。ホワイトベースを第13独立部隊に任じ、反攻作戦の陽動を命令。この作戦は成功し、ジャブローから発進した連邦軍主力艦隊は無防備な打ち上げ直後を狙える位置にいたシャアの迎撃を受けることなく宇宙への進出を果たしている。」 (なお、ホワイトベース発進時に際しては直々に訓令をしている。) という事実の指摘があり、ネット掲示板で再評価が行われた。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ジャブロー計画推進司令本部の計画担当部長として登場(当時より大将、本作では将軍)。ジャブロー建設と共にジオンのMS開発に注目してテム・レイに開発を一任し、計画が凍結されたサイド7を開発施設として新たに建設するように秘密裏に斡旋するなど「連邦のMS開発の推進者」として、それを可能とする権力を有する軍人となっている。また、軍政家としての面が強調されており、戦略家のレビルとは色分けされて描かれているが、状況に積極的に介入することは無くあくまで状況に対応するといったスタンスに留まっている。星一号作戦時には元帥に昇格[1]している。軍の最高責任者としてレビル亡き後に目標をア・バオア・クーに変更、攻撃作戦司令官にワッケインを任命している。自らは連邦政府要人に戦況を説明、五分の勝算で攻撃を続行する方針を追求されるも、ソーラ・レイ照射前後の状況からジオン公国が内部分裂を起こしていると判断しており、状況の推移によっては政治解決もあると匂わせている。また前述のワッケインの抜擢を含めて政治家たちからの反対意見が多い中、冷静に一歩も退くことなく説得するしたたかな面も見せていた。

漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、宇宙世紀0090年代時に連邦議会議長に就任している。旧世紀より自らの名を冠する自然公園を管理する名家の出身で、マ・クベと同様に白磁の愛好家でもある。一年戦争時には、軍政面を担当し前線に出て指揮を執ることはなかったが、レビル更迭論を抑え、V作戦が発動するように工作を行った他、軍の運営資金捻出、物資の確保などで連邦軍の勝利に充分過ぎる貢献を行った(実際ヤザンも一年戦争中に物資で困ったことはなかったとゴップの貢献を肯定している)。戦後はヤシマグループのバックアップの元、政治家に転身。グリプス戦役第一次ネオ・ジオン抗争にかけて、対立派閥が組織したティターンズやエゥーゴが崩壊する中、中立を保ち続け、結果議会における最大派閥となる。なお、この作品はMSV公式続編という位置づけにある。

ゲーム『ギレンの野望』シリーズでは、全キャラクター中最低の能力に設定されることが多く、言動も無責任かつ自己中心的なものであり、階級だけ高いだけの無能な将官となっている[2]

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サ行[編集]

サンマロ[編集]

Sunmalo

声 - 塩沢兼人 / 西川幾雄(劇場版III)

ホワイトベース医療班の看護兵。階級は軍曹。ホワイトベース傷病兵及び救助将兵・民間人の看護に当たる。眼鏡をかけていたり、かけていなかったりする。

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ジュダック[編集]

Judock

声 - 二又一成

地球連邦軍の兵士だが、実はジオン公国軍のスパイであり、エルランとマ・クベの間の連絡係を務めていた。黒い三連星が地球へザンジバルで降下したという情報がレビルに伝えられるや、エルランから二重スパイではないかと疑われたりもした。劇中でジオン・連邦の軍服を両方とも着用した唯一のキャラ。

Gアーマーの慣熟飛行中だったアムロとセイラに、ジオン軍の基地から連邦軍所属の小型飛行機(ドラゴン・フライ)で飛び立つのを発見されてしまい、内通が露見してエルラン共々逮捕されてしまう。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では中佐となっており、スレッガー・ロウに「エルランの腰巾着」と揶揄されていた。エルラン逮捕を知り逃亡を図るもアムロのガンダムに捕らえられ、テレビ版においてアムロがエルランを責める台詞は、代わってジュダックが受ける事になった。また以前のレビル将軍ジオン脱出作戦にもエルランの下で関与していた事が示されている。

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ジョブ・ジョン[編集]

Job John

声 - 鈴木清信 / 古川登志夫 / 龍田直樹 / 塩沢兼人 / 二又一成 / 三輪禎大(劇場版II) / 小林通孝(劇場版III) / 岸尾大輔(特別版)

髪は金髪。予備パイロットとしてホワイトベースに乗艦したが、ガンペリーやガンタンクのサブパイロット、砲撃手を務めるなど様々な役割を果たし、一年戦争を最後まで生き延びた。コズンを独房へ連行したり、民間のパイロットを装って潜入したブーンとキャリオカの部屋に歩哨で立つなど、パイロット任務以外の仕事もする。ア・バオア・クーから脱出する際には、救命用スペースランチのパイロットを務めた。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、レギュラーの一人として出番もそれなりに多く、ガンキャノンの正パイロットとして務めている。またアムロ達にルウム戦役時の黒い三連星の活躍を語るなどリュウと共に先輩的立場を務めていたが、スレッガーには新米扱いされていた。ア・バオア・クー攻略戦では、強化装甲ジムのパイロットを務めた。

機動戦士ガンダムF90』では、第一次オールズモビル戦役期にサナリィの幹部として登場。フォーミュラ計画のモビルスーツ開発に関わり、F90やF91の機体設計を行ったという。

機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』では「一年戦争展」のプレオープンでカイと再会。戦後故郷に帰ってから、戦時中の情報が広まるにつれてひどくなった周囲の扱いに耐え切れず軍を退役、サナリィに参加するまでの間はスペースデブリの回収作業員をしていたと言う。

主な搭乗機:RX-75 ガンタンク、RX-77-2 ガンキャノン(『THE ORIGIN』)、ガンペリー

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シン[編集]

Shin

声 - 二又一成/ 村山明(劇場版III)

地球連邦軍のMSパイロットで階級は少尉。ソロモンを攻略する第36話において、ジムに搭乗しボール数機の部隊を率いて出撃。ソロモンの表面に着地したものの、ビグ・ザムに遭遇。部下のボール隊は相手の戦力を見極めてからという彼の忠告も聞かずに飛び出してしまい壊滅。彼もビグ・ザムの攻撃で戦死。

「非・安彦デザイン」キャラクターの一人。また、作中で唯一の名前のあるジムパイロットだった関係から、当時発売のプラモデル「1/144 ジム」にて箱絵に書き添えられている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、ホワイトベース搭乗員でガンキャノン小隊指揮官になっており、テキサスコロニーで迎え撃つブラウ・ブロに乗機を破壊され、命からがら逃げ出している。また、アムロのハンドサインに気付かず、経験のなさに悪態をつかれている。なお、本作では安彦キャラでないキャラクターながら、デザイン変更がなされなかった。

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セキ[編集]

Seki

声 - 鈴置洋孝 / 藤本譲(劇場版II)

連邦軍の技術士官で階級は大佐。オデッサに向かうホワイトベースのエンジンを修理すると共に、Gファイター(劇場版ではコア・ブースター)を配備した。階級が下であるマチルダ中尉に対して敬語を使っており、一方でマチルダ中尉はセキ大佐に対して命令を下しており、いささか描写に混乱が見られる。

劇場版『哀 戦士編』ではニュータイプ描写が前倒しで描かれた関係から、彼の台詞も大幅に増えている。アムロをニュータイプの貴重なサンプルと見なし、セイラにもニュータイプの素養を認め、本部ジャブローの指示でコア・ブースターのパイロットに抜擢した。いかにも善良そうな容貌をしていながら、アムロとセイラを「実験用モルモット」とキッパリ言い放つ冷徹な性格であった(劇場版では登場しないモスク・ハンの立ち位置を踏襲している)。マチルダ中尉とは互いに敬語で会話する立場。

小説版にも登場するが、階級は大幅に下がり技術大尉となっている。G-3ガンダムのマグネット・コーティング処理を再チェックするだけの端役であった。

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タ行[編集]

タムラ[編集]

Tamura

声 - 永井一郎 / 屋良有作(劇場版III)

ホワイトベースの司厨長。ホワイトベース艦内における逼迫した食糧事情の中にあって、恰幅・顔色とも良かったのでカイに自分だけ美味いものを食べているのではないかと疑われた事もある。リュウとアムロだけは正規パイロット並の食事を用意するようブライトに指示されていた。備蓄の塩が底をついているとブライトに訴え、塩湖へ進路を向けさせたこともある。尚、この回でブライトは捕虜となったコズンに「食事は悪い」「我々だってロクな物が食べられない」と発言しているが、塩が足りない逼迫した事情だけが原因ではないような真に迫る響きがあった。サイド6に立ち寄った際、フラウやアムロとエレカに乗って食料の買出しに出かけ、買い物の袋を大量に抱え店を出る姿が見られたのを最後に登場しなくなった。劇場版での階級は中尉。

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ティアンム[編集]

Tianem

声 - 永井一郎 / 藤城裕士(劇場版III)

地球連邦軍の軍人で階級は中将。一年戦争開戦時、コロニー落としを阻止するべく艦隊を率いて出撃、ジオン軍と交戦。しかし敵の新型兵器「モビルスーツ」の性能、機動力の前に艦隊は苦戦し、コロニーのジャブロー直撃だけは免れたものの大損害を被ってしまう。その直後のルウム戦役の時は予備の戦力と共に後方で待機していた。この二つの戦いでほぼ壊滅状態となった連邦軍宇宙艦隊を建て直すため、ビンソン計画を立案しその実現に努力した。この戦力強化が後に、オデッサ作戦・ジャブロー防衛戦後の迅速な反攻と早期のジオン本土防衛線陥落へ繋がる伏線となる。

それから時を経て一年戦争末期、地球連邦軍がチェンバロ作戦を実行し、宇宙要塞ソロモンに攻め入った際(TV版第35、36話)には第2連合艦隊の指揮官として、ソーラ・システムの展開作業を指揮。ソロモンに対して大ダメージを与える事に成功する。その後ソロモンへの攻撃に参加するが、ビグ・ザムが発射した大型メガ粒子砲によって乗艦タイタン(マゼラン級戦艦)ごと撃破され戦死。

レビルの陰に隠れて目立たないティアンムだが、連邦の勝利に貢献したという意味では偉大な提督である。後にその功績を讃えて、ラー・カイラム級戦艦の一つが「アドミラル・ティアンム(ティアンム提督)」と名付けられている。

なお公式設定というわけではないが、漫画『アウターガンダム』では、フルネームをマクファティ・ティアンム (Mcfaty Tianem)としている。これはあくまでこの漫画独自の設定だが、ゲーム『エンブレム オブ ガンダム』『ガンダムバトルユニバース』で、この名前が使用されている。

機動戦士ガンダム THE ORIGINでも有能な軍人として描写される。ルウム戦役では彼が率いる艦隊はギレン・ザビからも連邦宇宙軍最強と明言されており、ジオン側にもその名を知られている事が窺える。しかし、同戦闘ではジオン軍の正面艦隊に大打撃を与えたが、レビルの主力艦隊に入り込まれたドズルのジオン艦隊には気づかなかったため、大敗。自身の戦力は無事だったが、撤退を余儀なくされた。ソロモン攻略戦の戦闘経緯は本編と大差がないが、連邦軍艦隊の攻撃が通じないビグ・ザムが急接近した際にはノーマルスーツ着用を薦める兵士に対して「もう、遅い」と回答。砲撃を受けて乗艦タイタンを撃沈され戦死した。

w:en:Admiral Tianem

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ハ行[編集]

パオロ・カシアス[編集]

Paolo Cassius

声 - 政宗一成(TV版・劇場版I) / 中村秀利機動戦士ガンダム (セガサターン))/ 長克巳(特別版)

ホワイトベースの初代艦長で階級は中佐。RX計画のV作戦において製造されたガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの3機種のMSを受領するべく、ホワイトベースでジャブローからサイド7へ入港した。

しかし、サイド7に向かう途中にゲリラ掃討作戦から帰還途中のシャアのムサイ級戦艦「ファルメル」に後をつけられてしまい、サイド7へ侵入したザクにMS工場などを目撃され戦闘となる。ガンダムがサイド7内で史上初のモビルスーツ戦をしている傍ら、ファルメルの迎撃に自ら加わるが、第2話冒頭でミサイルの爆風により破片が宇宙服に多数突き刺さる重傷を負う。そしてホワイトベースは3機のMSを積み込んでサイド7を脱出。シャアの追撃を必死に振り切りつつルナツーに逃げこむも、融通の利かない生硬な対応しかしない司令官ワッケインを苦しい息の中で懸命に説得。シャアの罠に掛かったマゼラン艦がゲートを塞いだ形となった際にワッケインがホワイトベース主砲で排除させたが、そのバックファイアの衝撃により息を引き取る。彼の亡骸はホワイトベースのクルーらによって宇宙葬にされた。

民間人の少年アムロがガンダムを操縦していたことに関しても、「初陣にはやや若すぎるが、古来15、6歳の出陣が無かった訳ではない」と、柔軟な対応を見せている。

劇場版ではルナツー内で治療のために病院へ収容されて下艦した形となっており、その後の消息は描かれていない。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、従来、階級が不相応に低かったワッケインを少将にしパオロよりも上位になったため、パオロをワッケインより目上の立場として描写するための措置として、非常時の任務に駆り出された予備役の老兵であり、兵学校の教官としてワッケインらに教練を施した経験を持つという新たなキャラクター設定がなされている。サイド7では自らリュウらと共に宇宙雷撃艇でファルメルに攻撃をかけるが被弾、この際に重傷を負う。その後ルナツーの病室でワッケインとの会話中に静かに息を引き取った。

なお、TV版エンディングでは名前ではなく「艦長」としかクレジットされなかった(『劇場版I』では名前でクレジット)。

w:en:Paolo Cassius

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バロ[編集]

声 - 塩沢兼人

ソロモン攻略戦のさ中にハヤトが負傷して帰還したとの報告を聞き医療班の手伝いを志願したフラウの代理として、ブライトに命じられオペレーターを務める。

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ハワド[編集]

Haward

声 - 塩屋翼

ホワイトベースの少年メカマン。脱走から戻ったアムロに対するブライトの甘過ぎる処置に不満を抱き、当てつけるようにハヤト、カイ、マクシミリアンと共にバギーで脱走。追いかけてきたリュウに説得されて帰還した。この一件で気が合うようになったのか、その後ジャブロー内でもハヤト、カイ、マクシミリアンと共にバギーに乗る姿が見られた。ソロモン攻略戦のさ中に被弾したスレッガー機の修理を担当。「(修理に)15分ください」と言うが、スレッガーに「10分だ」と釘を刺される。食事に行った彼の行方をミライ少尉から尋ねられ、場所を教えたのが最後の出番となった。

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バンマス[編集]

Vammas

声 - 古川登志夫 / 山田俊司(劇場版III) / 西前忠久(特別版)

地球連邦軍の兵士で、ホワイトベースの乗組員。階級は曹長。第36話にて、スレッガーの身を案じるミライに代わってホワイトベースの操舵を一時的に担当した。通常はホワイトベースの第2ブリッジにいる。38話ではハヤトの看護に当たるフラウの代理でオペレーターまでさせられていた正に便利屋。

「非・安彦デザイン」キャラの一人。

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フムラウ[編集]

Humrau

声 - 塩沢兼人

目の小さい地味なホワイトベース隊員の一人。脱走したアムロが敵ジオンへ寝返る可能性を危惧してカルやジョブ・ジョンと噂し合っていた。

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マ行[編集]

マーカー・クラン[編集]

Marker Clan

声 - 鈴木清信 / 龍田直樹 / 古川登志夫 / 森功至 / 塩沢兼人 / 塩屋翼(劇場版I) / 船木浩行(劇場版II) / 三輪禎大(劇場版III) / 福山潤(特別版)

ホワイトベースの正規オペレーター(肩書きはオペレーターだが、実際はレーダー手として索敵・管制担当)。眼鏡をかけておらず目が小さい方の少年兵。一年後輩のオスカ・ダブリンと共に文字通りホワイトベースの「目」となった。第23話では不慣れな艦長代理を務めるミライを落ち着かせる的確なアドバイスをしている。交代要員もいない激務を二人でこなす彼らに、看護兵のサンマロも感嘆していた。

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マクシミリアン[編集]

Maximilian

声 - 戸谷公次

小太りのホワイトベース隊員の一人。脱走から戻ったアムロに対するブライトの甘過ぎる処置に不満を抱き、ハヤト、カイ、ハワドと共にバギーで脱走。追いかけてきたリュウに説得されホワイトベースへ戻った。この一件で気が合うようになったのか、その後ジャブロー内でもカイやハヤト、ハワドと共にバギーに乗っている姿が見られる。

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マサキ[編集]

Masaki

声 - 朴璐美(特別版)

ホワイトベース医療班の看護兵。階級は軍曹。サンマロと共にホワイトベース負傷兵及び救助将兵・民間人の看護に当たる。設定画ではミライに酷似した容貌(ショートカットのミライといった趣)だが、本編中では横顔と後姿のみの登場である上に無言なのでさほど似ているという印象は無い。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、序盤よりホワイトベースの正規クルーとして登場しており、出番が大幅に増やされている。

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モスク・ハン[編集]

Mosk Han

声 - 徳丸完

分厚い唇とオレンジのユニフォームが印象的な地球連邦軍の技師で電磁工学の新鋭。ブラウ・ブロとの戦闘で駆動系がアムロのニュータイプとしての鋭敏な反射神経に追いつかなくなり、オーバーヒートを起こしたガンダムに対して「電磁気で包み込むことによりメカニック間の緩衝を打ち消し、各関節の駆動を理論上無限大まで速くすることができる」という彼の理論に基づくマグネット・コーティングを施した。この処理によってパイロットの操作に対するガンダムの機体反応速度は向上する。TV版『機動戦士ガンダム』ではその向上ぶりが従来の3倍と飛躍的なものであり、アムロはそれを歓迎すると同時にマシンへの負担の増加を懸念している。一方、劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』ではモスク・ハンの登場やマグネットコーティングのエピソードがほぼ全てカットされ、アムロが「マグネットコーティングでガンダムの反応速度も少しは高まっているんだが」とモノローグで述べるに留まっている。

これにより、アムロの超絶な反応にも対応可能となり、それまで強敵だったシャアを完全に圧倒しエルメスとも互角に渡り合えるようになった、という意味で重要なターニング・ポイントとなった。

感謝するアムロへ、今回の処理によって機体が活躍するかどうかよりもデータ取りの方が主目的である旨の本音をつい洩らす根っからの技術屋。

テム・レイ設定画を流用した数少ない「非・安彦デザイン」キャラクターの一人。

小説版にもやはり新進気鋭の工学博士として登場し、ガンダムにマグネット・コーティング処理を施す。TV版との違いは「処理以降のガンダムが以前の2倍のスピードとパワーを手に入れた」ということ、「カラーリングもトリコロールから地味なグレー単色へと変化しG-3ガンダムと呼ばれている」ということの2点である。

なお、劇場版III『めぐりあい宇宙編』ではソロモン攻略戦後いつの間にかガンダムがマグネット・コーティング済みになっており、彼の出番は全く無かった。技術屋としての立場しか頭に無いという彼の立ち位置は、劇場版で台詞が増えたセキ大佐が受け継いでいる。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、外見が一新され、寝癖のついた黒髪をもつ茫洋とした東洋人風の巨漢に描かれている。見た目よりは心遣いは細やかで、父テムを失ったアムロを慰める一方で、巨体ゆえにキッカたちからは怖がられていた(ジオンの新型モビルスーツかと思った、と揶揄される)。その後、戦線から外されたアムロの子供じみた愚痴を罵りながらもガンダムの性能向上に尽力し、AMBACのための検査で過度の電流のフィードバックによる感電と、ガンダムの暴走によるドック破壊で重傷を負いつつも、見事アムロの満足のゆく性能に完成させた。

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ラ行[編集]

リード[編集]

Reed

声 - 玄田哲章 / 石森達幸(劇場版I) / 岸野一彦(特別版)

地球連邦軍所属で階級は中尉。ルウム戦役などで優秀な佐官クラスの人材が大量に失われたためか、中尉のままサラミス級巡洋艦(名称はサラミスあるいはマダガスカルとする説がある)の艦長になった。ルナツーから地球に向かうホワイトベースを護衛。大気圏に突入する際はカプセルに乗り移ってホワイトベースを先導した。しかし途中でシャア率いるジオンのモビルスーツ隊の攻撃を受け、カプセルが被弾、自身も負傷してホワイトベースに収容される。地球降下後は階級の関係で一時的にホワイトベースの艦長代理となるが、敵中に孤立した状況で適切な指揮が執れたとは言えず、ブライトと対立する場面も多々あった。第9話にてマチルダの補給部隊が帰還する際にサラミスのカプセル乗員と共に引き取られ下艦する。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、階級が大尉になっており、同じく中尉に直されたブライトよりやはり階級は上であるが、こちらはホワイトベースの指揮を譲れと迫るリードをブライトが突っぱねている。TV版よりもヒステリックさが増しており、ストレス性胃炎を患い下艦している。

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レツ・コ・ファン[編集]

Letz Cofan

声 - 鵜飼るみ子 / 頓宮恭子(TV版『Zガンダム』) / 柳井久代(劇場版『Ζガンダム』)

サイド7の戦災孤児として、ホワイトベースに避難。当時8歳。カツやキッカらと3人組カツ、レツ、キッカのトリオとして、ホワイトベース内で可愛がられる。第30話では潜入したジオン軍兵士に捕まり縛りあげられるものの、ロープを強健な歯でかみ切り、三人組だけでジャブロー内GM製造工場に仕掛けられた爆弾を取り外すという離れ業の大活躍を見せる。最終回では3人でア・バオア・クーから脱出するアムロのコア・ファイターを誘導し、高いニュータイプの資質をうかがわせた。子供ながらホワイトベースのクルーとして一年戦争を生き抜いた。

小説版にもワンパクな少年として登場する。サイド7からの避難民として木馬(ペガサス)へ収容されるまではアニメ版と変わらないが、民間人はルナツーで全員下艦させられてしまう。以後は終戦までフラウ・ボゥやカツ、キッカと共にルナツーでひたすら下働きに明け暮れ、木馬のマスコット的な存在となることもなく終わる。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では開戦前から孤児であり、不良の不登校児として学友やその親たちに忌避される様子が描かれる。

一年戦争後、ホワイトベースの乗組員だったハヤトとフラウが結婚し、カツ、キッカとともに養子として引き取られ、レツ・コバヤシLetz Kobayashi)と改名している。『機動戦士Ζガンダム』では、第13話にてフラウがアムロの元に訪れた際にカツ、キッカと共にフラウに随伴している。リュウと同じく黒人系のキャラクターだが、監督の富野由悠季がTVコードを当時恐れていたため、肌の色は濃く描かれなかった。

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ロウル[編集]

劇場版『めぐりあい宇宙編』に名前のみ登場したホワイトベース隊員の一人。ブライトに命じられバギーでテキサスコロニー内をセイラやオムル、ジョブ・ジョン、キムラらと探索した。

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ワ行[編集]

ワッケイン[編集]

Watkein

声 - 曽我部和行(TV版・劇場版I) / 木原正二郎(劇場版III) / 稲田徹(特別版)

地球連邦軍の宇宙拠点ルナツーの司令で階級は少佐。基地および艦隊の司令官としては、不相応に階級が低いため、関連書籍ではかなり苦しい解釈がされる事がある[3]

サイド7からやっとの思いで避難してきたホワイトベースを封印し、クルーを軍の機密を無断使用した咎により問答無用で拘禁するという、初期の連邦軍の官僚主義を象徴する人物であった。シャアの奇襲に際してマゼラン艦で出撃しようとするが、罠に掛かってゲートを艦で塞ぐ形となる。ホワイトベースで迎撃しようとするクルーへ軍規を盾に銃を突きつけて制止するも、パオロの懸命の説得でようやく出撃を認め、自らの指揮でホワイトベースの主砲によりマゼランを排除する。シャア撃退後はホワイトベースの運用をブライトらに任せることにして地球に向けて出発させた。これに対し、『劇場版I』では重傷のパオロのみ治療のため収容した後、実戦経験があるとしてホワイトベースを門前払いさながらにジャブローへと出発させている。しかし、それも本部の命令でやむなくといった感じでTV版ほど生硬な対応ではなかった。

ホワイトベースを見送る際に彼が発した、「寒い時代」という台詞は、TV版ではパオロの死を悼む意味合いだったのに対し、劇場版では素人同然の少年たちまで動員せざるをえない戦況の厳しさに加え、そんな彼らへリードのサラミス1隻しかまともな援護を付けてやることの出来なかった己の立場を自嘲するようなニュアンスへと変化している。ゲーム等では、宇宙で孤立したルナツーの立場的に目立つことは出来ないという軍事的背景もあり、ホワイトベースを気遣うなど彼へのフォローが入っている。

後に第3艦隊を率いソロモン攻略作戦に参戦。ホワイトベースと共に、ソーラ・システム発射までの陽動作戦を行なっている。35話では久々に会ったブライトへその成長を喜ぶ台詞を発し、38話ではデラミン艦隊を殲滅したホワイトベースの活躍にたくましくなったと述懐するなど、かつての融通の利かない頑固さは影を潜めていた。

テキサスコロニー空域でデラミン艦隊との合流を急ぐバロム大佐の高速重巡洋艦チベと遭遇し、交戦の末にこれを沈めた。その後、テキサスにてホワイトベースと合流。しかし、テキサスコロニーを出港するシャアのザンジバルを阻むための戦闘で、乗艦のマゼランを撃沈され戦死する。劇場版ではソロモン戦とテキサス編の時期が入れ替わったため、ソロモン攻略戦で戦死。集中攻撃を受けるが退かず、ミサイルの全弾発射を敢行してチベ艦を沈めながら艦と運命を共にした。「トミノメモ」ではシャリア・ブルの駆るゲルググの攻撃により戦死している。

厳格ではあるが部下思いであり、パオロやブライトたちの説得にも耳を貸し、決断すれば旗艦マゼランの破壊も躊躇わないなど柔軟な思考を持つ。ブライトの成長を喜んだほか、アムロ・レイを「彼は我々とは違う、そう思える」と評価するほどに観察していた。そのため、一度拘束されたことがありながらもホワイトベースのクルーからは尊敬され、ワッケインの戦死はアニメ版でもオリジン版でも悼まれていた。

ワッケインの座乗するマゼランは通常型と異なり、緑色に塗装されている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』での階級は、基地司令に相応の少将とされた。パオロ艦長の兵学校教官時代の教え子という設定であり(パオロよりも上の階級になったため、パオロのほうが目上の立場として描くための措置)、パオロによる彼の総合評価は「理論・実習共に申し分なし。但し、時として思考に柔軟性を欠く」であった。また、この作品ではレビル将軍配下の提督としてアニメ版より重要な役割を担っている。(ただしア・バオア・クー攻略前のゴップ元帥と連邦政府要人との会談で、「彼は必ずしも有能な軍人ではない」と連邦政府要人が発言する場面がある。)ルウム戦役では分艦隊を率いてルウム救出へと向かうが、シャアの率いるモビルスーツ部隊の待ち伏せにあい艦隊が壊滅、自身の乗る旗艦もシャアによって撃沈されている。ストーリー終盤ではソーラ・レイの直撃で戦死したレビル将軍に代わって最終決戦であるア・バオア・クー攻略戦を指揮。攻略時の階級は中将。艦隊司令官として旗艦ルザルで前線に向かうが、キシリアの座乗艦ドロスにより母艦を直撃され、ホワイトベースら上陸部隊に最期の指令を与えようとする中、戦死を遂げた。

なお、漫画『アウターガンダム』では、フルネームはヴォルフガング・ワッケインWolfgang Watkein)としている(wの発音が名前と苗字で違うという矛盾がある)。この作品自体は公式設定という訳ではないが、ゲーム『ガンダムバトルユニバース』ではこの名で登場しており、ゲーム『エンブレム オブ ガンダム』でもW・ワッケインという名になっている。

w:en:Admiral Watkins

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脚注[編集]

  1. ^ ただし肩章は大将の三つ星のままで、胸章に元帥章を表すと考えられる四つ星を新たに付けている。
  2. ^ ただしジオン独立戦争記では策略値が高く必要コストは高いが優秀な部下提案を行う事も多く階級の高さから軍団に多くの機体を配属可能と直接戦闘面以外ではなかなか優秀なパイロットとなっている。
  3. ^ 例えば学習研究社の『一年戦争全史 下』においては、基地司令ではなく当直司令ないしゲートの司令という解釈がなされている。なお、「トミノメモ」でも彼は全権を掌握する立場にはおらず、上官としてハムスキー提督なる人物の登場が予定されていた。

関連項目[編集]