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'''てれびくん'''は[[小学館]]により発行されている雑誌。[[講談社]]の[[テレビマガジン]]と同じく、未就学児童の男子を主な読者層としている。
'''てれびくん'''は[[小学館]]により発行されている雑誌。[[講談社]]の[[テレビマガジン]](テレマガ)と同じく、未就学児童の男子を主な読者層としている。


== 特徴 ==
== 特徴 ==
*『小学館BOOK』の流れを汲む形で[[1976年]]5月に創刊。創刊当時は教育評論家の[[阿部進]]が監修を行っていた。[[特撮]]、[[アニメ]]の特集、漫画、付録(厚紙を組み立てるもの)で構成される。創刊当初は『[[週刊少年サンデー]]』、[[小学館の学習雑誌]]で掲載されていた作品や講談社が掲載権を獲得していなかった作品を主に連載。かつては、[[徳間書店]]の『[[テレビランド]]』や[[秋田書店]]の『[[冒険王 (漫画雑誌)|冒険王]](後の[[TVアニメマガジン]]』も存在しており、ライバルとしてしのぎを削っていたが、現在における児童向け[[テレビ情報誌]]は、『テレマガ』と本誌のみである。
*『小学館BOOK』の流れを汲む形で[[1976年]]5月に創刊。創刊当時は教育評論家の[[阿部進]]が監修を行っていた。[[特撮]]、[[アニメ]]の特集、漫画、厚紙を組み立てる付録で構成される。創刊当初は『[[週刊少年サンデー]]』、[[小学館の学習雑誌]]で掲載されていた作品や講談社が掲載権を獲得していなかった作品を主に連載。かつては、[[徳間書店]]の『[[テレビランド]]』や[[秋田書店]]の『[[冒険王 (漫画雑誌)|冒険王→TVアニメマガジン]]』も存在しており、ライバルとしてしのぎを削っていた。2011年現在児童向け[[テレビ情報誌]]は、『テレマガ』と本誌のみである。


*創刊時のキャッチコピーは『小学館のテレビ教育雑誌』。1977年の中頃から1979年の初めごろまで『小学館のテレビ雑誌』、[[1980年]]4月号から有名なキャッチコピーである『日本一のテレビ雑誌』となり(その間は『テレビ雑誌日本一』に変更されている)、実に25年間も続いた。2006年から『日本一のヒーロー雑誌!!』となり現在に至っている。意外にも誌名ロゴについて創刊から現在まで変わっていない。
*創刊時のキャッチコピーは『小学館のテレビ教育雑誌』。1977年の中頃から1979年の初めごろまで『小学館のテレビ雑誌』、その後『テレビ雑誌日本一』[[1980年]]4月号から『日本一のテレビ雑誌』となり、実に25年間も続いた。2006年から『日本一のヒーロー雑誌!!』となっている。誌名ロゴは創刊から現在まで変わっていない。


*[[スーパー戦隊シリーズ]]、[[タイムボカンシリーズ]]、[[東映]]本社制作の[[ロボットアニメ]]、[[藤子不二雄]]アニメが初期のメインで、[[1978年]]ごろからリバイバルブームの影響を受けて[[ウルトラシリーズ]]の特集記事や[[漫画化]]作品を活発的に掲載した。同時期に[[ザ・ドリフターズ]]や[[ピンク・レディー]]といった当時の人気タレント、[[読売ジャイアンツ]]の[[王貞治]]選手(当時)の特集記事も組まれていた。またテレビ教育雑誌というキャッチコピーもあって、創刊時から77年頃までは保護者向けに「おうちの方のページ」が設けられ、阿部進と著名人との対談記事が掲載されていた。
*[[スーパー戦隊シリーズ]]、[[タイムボカンシリーズ]]、[[東映]]本社制作の[[ロボットアニメ]]、[[藤子不二雄]]アニメが初期のメインで、[[1978年]]ごろからリバイバルブームの影響を受けて[[ウルトラシリーズ]]の特集記事や[[漫画化]]作品を活発的に掲載した。同時期に[[ザ・ドリフターズ]]や[[ピンク・レディー]]といった当時の人気タレント、[[読売ジャイアンツ]]の[[王貞治]]選手(当時)の特集記事も組まれていた。またテレビ教育雑誌というキャッチコピーもあって、創刊時から77年頃までは保護者向けに「おうちの方のページ」が設けられ、阿部進と著名人との対談記事が掲載されていた。


*1980年、『[[電子戦隊デンジマン]]』の放送とともにスーパー戦隊シリーズの掲載を再開、同シリーズは現在もメイン連載として大きく取り上げている。『[[バトルフィーバーJ]]』は、放送当時の雑誌展開で本誌は一切掲載していなかったが(学年誌ではコミカライズ版などを掲載していた)、1981年以降からはブロマイド商品他等の写真を掲載している。また[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]以降からの[[スーパー戦隊シリーズ]]では、[[荒川稔久]]脚本の戦隊テレホンサービスがスタート。以後荒川脚本の戦隊テレホンサービスは、2000年代初頭の作品まで全作に渡ってサービスを展開した。
*1980年、『[[電子戦隊デンジマン]]』の放送とともにスーパー戦隊シリーズの掲載を再開、同シリーズは現在もメイン連載として大きく取り上げている。学年誌でコミカライズ版などを掲載していた『[[バトルフィーバーJ]]』は、放送当時の雑誌展開では一切掲載していなかったが、1981年以降からはブロマイド商品他等の写真を掲載している。また[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]以降からの[[スーパー戦隊シリーズ]]では、[[荒川稔久]]脚本の戦隊テレホンサービスがスタート。以後荒川脚本の戦隊テレホンサービスは、2000年代初頭の作品まで全作に渡ってサービスを展開した。


*『[[仮面ライダーシリーズ]]』の掲載は、[[1987年]]に『[[仮面ライダーBLACK]]』の原作漫画となる「[[仮面ライダーBlack]]」が『週刊少年サンデー』で連載されることになったと同時に開始され、以降の作品は全て掲載し現在も続いている。
*『[[仮面ライダーシリーズ]]』の掲載は、[[1987年]]に『[[仮面ライダーBLACK]]』の原作漫画となる「[[仮面ライダーBlack]]」が『週刊少年サンデー』で連載されることになったと同時に開始され、以降の作品は2011年現在全て掲載している。


*ウルトラシリーズでは、『[[ウルトラマンパワード]]』 - 『[[ウルトラマンガイア]]』も本誌を含め小学館の雑誌では写真を掲載しなかったが、『[[ウルトラマンコスモス]]』時にブロマイド商品他等の写真を掲載している(Gのほうは、ビデオ版発売時は掲載していなかったが、テレビ放映時では掲載している。また、『[[ウルトラマンダイナ]]』以降の劇場版も、公開期間中に掲載しているただし[[平成ウルトラセブン]]シリーズ全般は、小学館の各雑誌でも特集記事を行っていた。平成ウルトラセブンシリーズが掲載できたのは、1983年の『[[ウルトラ超伝説]]』掲載終了から翌年の『[[ウルトラマン物語]]』の掲載開始前において、[[ウルトラセブン]]を大々的に特集していたためである。
*ウルトラシリーズでは、『[[ウルトラマンパワード]]』 - 『[[ウルトラマンガイア]]』も本誌を含め小学館の雑誌では写真を掲載しなかったが、『[[ウルトラマンコスモス]]』時にブロマイド商品他等の写真を掲載している。『G』は、ビデオ版発売時は掲載していなかったが、テレビ放映時では掲載している。また、『[[ウルトラマンダイナ]]』以降の劇場版も、公開期間中に掲載している。なお[[平成ウルトラセブン]]シリーズ全般は、小学館の各雑誌でも特集記事を行っていた。平成ウルトラセブンシリーズが掲載できたのは、1983年の『[[ウルトラ超伝説]]』掲載終了から翌年の『[[ウルトラマン物語]]』の掲載開始前まで、[[ウルトラセブン]]を大々的に特集していたためである。


*1980年代には[[集英社]]『[[週刊少年ジャンプ]]』で原作漫画が連載されていたアニメ作品の掲載を行っていた時期があった([[一ツ橋グループ]]だったことも大きい)。特に『[[ドラゴンボール]]』は放映開始前から強力にプッシュしており、絶大的なヒット作となり大成功を得た。(ただし、2009年放送の『[[ドラゴンボール改]]』は本誌ではなく、『テレビマガジン』に掲載している。
*1980年代には、小学館と同じ[[一ツ橋グループ]]である[[集英社]]の、『[[週刊少年ジャンプ]]』で原作漫画が連載されていたアニメ作品の掲載を行っていた時期があった。特に『[[ドラゴンボール]]』は放映開始前から強力にプッシュしてた。なお、2009年放送の『[[ドラゴンボール改]]』は本誌ではなく、『テレビマガジン』に掲載している。


*コンピューターゲームの特集にも力を入れていた時期もあり代表的な物に『[[ゲーム&ウオッチ]]』特に当時メジャーになりつつあった[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]他の児童雑誌より先に大々的に特集していた(1986年がその最盛期)。このときは兄弟誌の『[[月刊コロコロコミック]]』で、毎回のようにファミコンの特集を行っていたことがい。紹介するソフトによっては、攻略記事も掲載されることもあり(藤子不二雄系が多い)、その内容は当時の『[[ファミ通|ファミコン通信]]』や『[[ファミリーコンピュータMagazine|ファミマガ]]』などのゲーム雑誌に勝るとも劣らないものであった。『[[スターソルジャー]]』や『[[スーパーマリオブラザーズ]]』などのゲームをテーマにした付録が存在したのも、それがひとつの理由となっている。また[[電子ゲーム]]掲載時代も、攻略記事が掲載されていた(『[[ゲームセンターあらし]]』掲載が大きもっとも、時代が下るごとに取り上げる幅は狭くなっていったが、それでも『[[ストリートファイターII]]』といった人気ゲームについては、特集記事を組むこともあった。ちなみに、『コロコロ』と同様に[[ハドソン]]系や[[任天堂]]系のゲームを多く扱っていた。
*コンピューターゲームの特集にも力を入れていた時期もあり代表的な物に『[[ゲーム&ウオッチ]]』がある。また、当時メジャーになりつつあった[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]、兄弟誌の『[[月刊コロコロコミック]]』で、毎回のようにファミコンの特集を行っていたこともあり、他の児童雑誌より先に大々的に特集しており、1986年その最盛期である。このと紹介するソフトによっては、攻略記事も掲載されることもあり(藤子不二雄系が多い)、その内容は当時の『[[ファミ通|ファミコン通信]]』や『[[ファミリーコンピュータMagazine|ファミマガ]]』などのゲーム雑誌に勝るとも劣らなった。『[[スターソルジャー]]』や『[[スーパーマリオブラザーズ]]』などのゲームをテーマにした付録が存在したのも、それがひとつの理由となっている。また[[電子ゲーム]]掲載時代も、『[[ゲームセンターあらし]]』掲載されていたこともあり攻略記事掲載されて。時代が下るごとに取り上げる幅は狭くなっていったが、それでも『[[ストリートファイターII]]』といった人気ゲームについては、特集記事を組むこともあった。ちなみに、『コロコロ』と同様に[[ハドソン]]系や[[任天堂]]系のゲームを多く扱っていた。
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*85年から90年までが第1期黄金期(ファミコンやジャンプアニメ、ミニ四駆やビックリマンなどといった作品を大々的に掲載し、高い評価を得たため)。第2期黄金期は96年から2001年まで(ポケットモンスターやミニ四駆の第二期ブーム、ベイブレードやゾイドなどが大ヒットした。第3期は2003年以降(主にムシキングや恐竜キングの大ヒットだが、このほかにポケモンがいまだ根強い人気を保っていたため)
*85年から90年までの、ファミコンやジャンプアニメ、ミニ四駆やビックリマンなどといった作品を大々的に掲載し、高い評価を得た時期が第1期黄金期。第2期黄金期はポケットモンスターやミニ四駆の第二期ブーム、ベイブレードやゾイドなどが大ヒットした96年から2001年まで。第3期は主にムシキングや恐竜キングの大ヒット、このほかにポケモンがいまだ根強い人気を保っていた2003年以降である
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*掲載された特撮作品の中で人気があった作品は『超全集』シリーズというムックも発売されることがあり(最初の発売は1992年初頭)、特に読者に人気が高かった作品は上下巻に分割して発売されることが多い。場合によっては、3冊に分割して発売されることもある(上巻、下巻、最終巻。[[仮面ライダークウガ]]超全集、[[仮面ライダー龍騎]]超全集がそれに該当する。アニメの場合でも、『超全書』シリーズというムックも発売されている。
*掲載された特撮作品の中で人気があった作品は『超全集』シリーズというムックも発売されることがあった。最初の発売は1992年初頭特に読者に人気が高かった作品は上下巻に分割して発売されることが多い。場合によっては、上巻、下巻、最終巻と3冊に分割して発売されることもある。[[仮面ライダークウガ]]超全集、[[仮面ライダー龍騎]]超全集がそれに該当する。アニメの場合でも、『超全書』シリーズというムックも発売されている。


*[[バンダイビジュアル]]の『[[ウルトラシリーズ]]』のDVD商品の解説書の製作やバンダイボーイズトイパークと魂ウェブのホームページ製作協力やバンダイの玩具の商品開発や21世紀以降の『[[ウルトラシリーズ]]』劇場版の制作や映画の公式パンフレット製作にも関わっている。
*[[バンダイビジュアル]]の『[[ウルトラシリーズ]]』のDVD商品の解説書の製作やバンダイボーイズトイパークと魂ウェブのホームページ製作協力やバンダイの玩具の商品開発や21世紀以降の『[[ウルトラシリーズ]]』劇場版の制作や映画の公式パンフレット製作にも関わっている。


== 記事・付録について ==
== 記事・付録について ==
*創刊当初はテレビ番組のコミカライズ作品を含め12本の連載漫画作品他に絵物語4本あっが、2000年以降は3 - 5本に減少している。
*創刊当初はテレビ番組のコミカライズ作品を含め12本の連載漫画作品があり、他に絵物語4本が掲載され2000年以降は3 - 5本に減少している。


*1990年代以降CDやDVD・ビデオなどの読者全員サービスを行っている。かつては競合誌『テレビマガジン』と共に、特撮ヒーロー(平成仮面ライダーの最強形態、スーパー戦隊のレッドリーダー、ウルトラマンなどの大型サイズの彩色PVCフィギュアの読者全員サービスを行っていたが現在は行われていない。現在は、『平成仮面ライダー』シリーズのオリジナルDVDの読者全員サービスのみ行われている。オリジナルDVDは本編には登場しなかったもう一つの戦闘形態や新武器などを披露している。DVDは『てれびくん』に限らず、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌にも情報が掲載される。競合誌『テレビマガジン』で展開している『スーパー戦隊』オリジナルDVDに関しては、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌では一切掲載していない。
*1990年代以降CDやDVD・ビデオなどの読者全員サービスを行っている。かつては競合誌『テレビマガジン』と共に、平成仮面ライダーの最強形態、スーパー戦隊のレッドリーダー、ウルトラマンなど特撮ヒーローの大型サイズの彩色PVCフィギュアの読者全員サービスを行っていた。2011年現在は、『平成仮面ライダー』シリーズのオリジナルDVDの読者全員サービスのみ行われている。オリジナルDVDは本編には登場しなかったもう一つの戦闘形態や新武器などを披露している。DVDは『てれびくん』に限らず、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌にも情報が掲載される。なお、競合誌『テレビマガジン』で展開している『スーパー戦隊』オリジナルDVDは、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌では一切掲載していない。


*付録には掲載されている作品のキャラクターや登場メカの[[ペーパークラフト]]がメインである。また[[トランプ]]や[[ポスター]]の付録も多い。なお、掲載されている作品のキャラクターのペーパークラフトを使ったコスプレコンテストも開催されている。コンテスト審査員には制作会社の関係者や番組出演者など多種多様。また、掲載されている作品に登場する関連アイテム(DXなりきり玩具などにも対応)や彩色フィギュアなどの雑誌限定玩具付録を出すこともある。
*付録には掲載されている作品のキャラクターや登場メカの[[ペーパークラフト]]がメインである。また[[トランプ]]や[[ポスター]]の付録も多い。なお、掲載されている作品のキャラクターのペーパークラフトを使ったコスプレコンテストも開催されている。コンテスト審査員には制作会社の関係者や番組出演者など多種多様。また、掲載されている作品に登場する関連アイテム(DXなりきり玩具などにも対応)や彩色フィギュアなどの雑誌限定玩具付録を出すこともある。


*[[バンダイ]]の『[[マシンロボ]]』の平成21世紀シリーズを独占掲載することもある。現在はムゲンバイン食玩シリーズ『[[進化合体エヴォルバイン]]』を掲載しているが、新製品が出たときに掲載するというスタンスを取っている。
*[[バンダイ]]の『[[マシンロボ]]』の平成21世紀シリーズを独占掲載することもあり、2011年現在は新製品が出たときに掲載するというスタンスを取っている。


*[[タカラトミー]]の『[[トランスフォーマー]]』シリーズに関しては、講談社がほぼ独占掲載しているため、[[東映アニメーション]]製作のアニメシリーズをはじめとする初期の作品は掲載していなかった。初掲載が『[[ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー]]』劇場版からだった。アニメの情報と玩具を使ったジオラマストーリーを中心に掲載していたが、『[[トランスフォーマー アニメイテッド]]』は、アニメの情報はなく、玩具の紹介しか掲載していない。また、『[[トランスフォーマー ロボットマスターズ]]』、『[[変形!ヘンケイ!トランスフォーマー]]』など玩具中心の作品は掲載されていなかったが、2010年12月より展開される玩具新シリーズ『[[トランスフォーマー ユナイテッド]]』でようやく『てれびくん』でも掲載されることになった。
*[[タカラトミー]]の『[[トランスフォーマー]]』シリーズに関しては、講談社がほぼ独占掲載しているため、[[東映アニメーション]]製作のアニメシリーズをはじめとする初期の作品は掲載していなかった。初掲載が『[[ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー]]』劇場版からだった。アニメの情報と玩具を使ったジオラマストーリーを中心に掲載していたが、『[[トランスフォーマー アニメイテッド]]』は、アニメの情報はなく、玩具の紹介しか掲載していない。また、『[[トランスフォーマー ロボットマスターズ]]』、『[[変形!ヘンケイ!トランスフォーマー]]』など玩具中心の作品は掲載されておらず、2010年12月より展開される玩具新シリーズ『[[トランスフォーマー ユナイテッド]]』でようやく掲載されることになった。


*『[[ミニ四駆]]』や『[[ビックリマン (シール)|ビックリマンシール]]』といったホビー関連記事は、『コロコロ』と並行して行われている(というより『コロコロ』が先展開してから、『てれびくん』掲載するようになっている。また、[[キョンシー]]といった変り種のキャラや、アメコミアニメを特集していた時期もあった。
*『[[ミニ四駆]]』や『[[ビックリマン (シール)|ビックリマンシール]]』といったホビー関連記事は、『コロコロ』が先展開した後、『てれびくん』でも並行して掲載するようになっている。また、[[キョンシー]]といった変り種のキャラや、アメコミアニメを特集していた時期もあった。


*2006年から展開されたタカラトミーの『[[トミカ]]&[[プラレール]]ハイパーシリーズ』は、てれびくんとテレビマガジン両誌で連載されていたが、テレビマガジンが2010年9月号をもって連載を打ち切り、10月号からバンダイの変形ミニカー玩具『VOOV』の連載に移行したため、『[[トミカ]]&[[プラレール]]ハイパーシリーズ』はてれびくん独占掲載になった。
*2006年から展開されたタカラトミーの『[[トミカ]]&[[プラレール]]ハイパーシリーズ』は、てれびくんとテレビマガジン両誌で連載されていたが、テレビマガジンが2010年9月号をもって連載を打ち切り、10月号からバンダイの変形ミニカー玩具『VOOV』の連載に移行したため、『[[トミカ]]&[[プラレール]]ハイパーシリーズ』はてれびくん独占掲載になった。


*[[バンダイ]]とのタイアップが常に多い、[[セガ]]の『[[甲虫王者ムシキング]]』に関するタイアップは、『コロコロ』や他の[[小学館の学習雑誌]]以上に多い。
*[[バンダイ]]とのタイアップが常に多い。また、[[セガ]]の『[[甲虫王者ムシキング]]』に関するタイアップは、『コロコロ』や他の[[小学館の学習雑誌]]以上に多い。


*『[[ウルトラシリーズ]]』と『[[マシンロボ]]の平成21世紀シリーズ』と『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』中心の『[[データカードダス]]』の情報と[[バンダイ]]の商品情報掲載を中心としたDVD付録とデータカードダスのカードが必ず付録に付いて来る。
*『[[ウルトラシリーズ]]』と『[[マシンロボ]]の平成21世紀シリーズ』と『[[大怪獣バトル ULTRA MONSTERS]]』中心の『[[データカードダス]]』の情報と[[バンダイ]]の商品情報掲載を中心としたDVD付録とデータカードダスのカードが必ず付録に付いて来る。

2011年2月6日 (日) 02:01時点における版

てれびくんとは、

  1. 幼児向け雑誌。本項で述べる。
  2. 上記の幼児向け雑誌のマスコットキャラクターを主人公にした連載漫画。石森章太郎作。
  3. NHKのテレビ番組『天才てれびくん』。

てれびくん小学館により発行されている雑誌。講談社テレビマガジン(テレマガ)と同じく、未就学児童の男子を主な読者層としている。

特徴

  • 創刊時のキャッチコピーは『小学館のテレビ教育雑誌』。1977年の中頃から1979年の初めごろまで『小学館のテレビ雑誌』、その後『テレビ雑誌日本一』1980年4月号から『日本一のテレビ雑誌』となり、実に25年間も続いた。2006年からは『日本一のヒーロー雑誌!!』となっている。誌名ロゴは創刊から現在まで変わっていない。
  • 1980年、『電子戦隊デンジマン』の放送とともにスーパー戦隊シリーズの掲載を再開、同シリーズは現在もメイン連載として大きく取り上げている。学年誌でコミカライズ版などを掲載していた『バトルフィーバーJ』は、放送当時の雑誌展開では一切掲載していなかったが、1981年以降からはブロマイド商品他等の写真を掲載している。また恐竜戦隊ジュウレンジャー以降からのスーパー戦隊シリーズでは、荒川稔久脚本の戦隊テレホンサービスがスタート。以後荒川脚本の戦隊テレホンサービスは、2000年代初頭の作品まで全作に渡ってサービスを展開した。
  • コンピューターゲームの特集にも力を入れていた時期もあり、代表的な物に『ゲーム&ウオッチ』がある。また、当時メジャーになりつつあったファミコンは、兄弟誌の『月刊コロコロコミック』で、毎回のようにファミコンの特集を行っていたこともあり、他の児童雑誌より先に大々的に特集しており、1986年がその最盛期である。このときは紹介するソフトによっては、攻略記事も掲載されることもあり(藤子不二雄系が多い)、その内容は当時の『ファミコン通信』や『ファミマガ』などのゲーム雑誌に勝るとも劣らなかった。『スターソルジャー』や『スーパーマリオブラザーズ』などのゲームをテーマにした付録が存在したのも、それがひとつの理由となっている。また電子ゲーム掲載時代も、『ゲームセンターあらし』が掲載されていたこともあり攻略記事が掲載されていた。時代が下るごとに取り上げる幅は狭くなっていったが、それでも『ストリートファイターII』といった人気ゲームについては、特集記事を組むこともあった。ちなみに、『コロコロ』と同様にハドソン系や任天堂系のゲームを多く扱っていた。
  • 掲載された特撮作品の中で人気があった作品は『超全集』シリーズというムックも発売されることがあった。最初の発売は1992年初頭。特に読者に人気が高かった作品は上下巻に分割して発売されることが多い。場合によっては、上巻、下巻、最終巻と3冊に分割して発売されることもある。仮面ライダークウガ超全集、仮面ライダー龍騎超全集がそれに該当する。アニメの場合でも、『超全書』シリーズというムックも発売されている。

記事・付録について

  • 創刊当初はテレビ番組のコミカライズ作品を含め12本の連載漫画作品があり、他に絵物語4本が掲載された。2000年以降は3 - 5本に減少している。
  • 1990年代以降CDやDVD・ビデオなどの読者全員サービスを行っている。かつては競合誌『テレビマガジン』と共に、平成仮面ライダーの最強形態、スーパー戦隊のレッドリーダー、ウルトラマンなど特撮ヒーローの大型サイズの彩色PVCフィギュアの読者全員サービスを行っていた。2011年現在は、『平成仮面ライダー』シリーズのオリジナルDVDの読者全員サービスのみ行われている。オリジナルDVDは本編には登場しなかったもう一つの戦闘形態や新武器などを披露している。DVDは『てれびくん』に限らず、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌にも情報が掲載される。なお、競合誌『テレビマガジン』で展開している『スーパー戦隊』オリジナルDVDは、東映の公式サイトや他社の特撮情報誌、模型情報誌では一切掲載していない。
  • 付録には掲載されている作品のキャラクターや登場メカのペーパークラフトがメインである。またトランプポスターの付録も多い。なお、掲載されている作品のキャラクターのペーパークラフトを使ったコスプレコンテストも開催されている。コンテスト審査員には制作会社の関係者や番組出演者など多種多様。また、掲載されている作品に登場する関連アイテム(DXなりきり玩具などにも対応)や彩色フィギュアなどの雑誌限定玩具付録を出すこともある。
  • バンダイの『マシンロボ』の平成21世紀シリーズを独占掲載することもあり、2011年現在は新製品が出たときに掲載するというスタンスを取っている。
  • ミニ四駆』や『ビックリマンシール』といったホビー関連記事は、『コロコロ』が先行展開した後、『てれびくん』でも並行して掲載するようになっている。また、キョンシーといった変り種のキャラや、アメコミアニメを特集していた時期もあった。
  • 2006年から展開されたタカラトミーの『トミカ&プラレールハイパーシリーズ』は、てれびくんとテレビマガジン両誌で連載されていたが、テレビマガジンが2010年9月号をもって連載を打ち切り、10月号からバンダイの変形ミニカー玩具『VOOV』の連載に移行したため、『トミカ&プラレールハイパーシリーズ』はてれびくん独占掲載になった。

現在の掲載作品

※()内は掲載期間を表す。 ※☆はメインに取り扱っている作品。▲は不定期掲載。

過去の掲載作品

1970年代掲載

1980年代掲載

1990年代掲載

2000年代掲載

掲載開始年不明作品

関連書籍

  • 別冊てれびくん
  • てれびくん増刊
  • てれびくん特別編集
  • てれびくんデラックス(超全集シリーズは特撮、超全書シリーズはアニメ)
    • 超全集シリーズ(以前は大全集シリーズ)
    • 超全書シリーズ
  • ヒーロー超ひゃっか(てれびくん編集)
  • 小学館のテレビ絵本(てれびくん編集部が関わっている場合のみ)
  • てれコロコミック - コロコロコミック編集部共同

関連項目

外部リンク