ぼくら野球探偵団

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ぼくら野球探偵団
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 東京12チャンネル
円谷プロダクション
企画 円谷皐
監督 岡本弘
外山徹
深沢清澄
脚本 阿部桂一
酒井あきよし
曽田博久
長坂秀佳
辻真先
プロデューサー 近藤伯雄
円谷粲
大木淳
出演者 堤大二郎
ガッツ石松
宍戸錠
オープニング 「マジカル・アクション!!」
エンディング 「アイム・ダンディ」
第1話 - 第10話
放送期間 1980年4月22日 - 1980年6月24日(10回)
第11話 - 第18話
放送期間 1980年7月14日 - 1980年9月22日(8回)
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ぼくら野球探偵団』(ぼくらやきゅうたんていだん)は、1980年4月22日から同年9月22日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていた特撮テレビドラマである。東京12チャンネルと円谷プロダクションの共同製作。全18話。

概要[編集]

特撮ヒーローものやSF作品を制作してきた円谷プロダクションが、従来のイメージと異なる方向性を目指して制作した作品[1][2]

江戸川乱歩原作の『少年探偵団』をモチーフにした探偵物に、当時流行の少年野球を絡ませて「特撮野球アクションシリーズ」と銘打った独特な雰囲気の作品となっている[2]。ラストの「でもがんばるから、また見てね。」などのように、劇中で登場人物が思っている事をふきだしを使って表現する手法も採られていた。

本作には、歌手デビューする前の堤大二郎、元プロボクサーのガッツ石松、そしてベテラン俳優の宍戸錠などがレギュラー出演していた。また各回のゲストも、宮尾すすむなべおさみといったユニークな出演者が多かった。

円谷プロ特撮作品であるが、これまでに本編のビデオ、DVD、ブルーレイの発売はされていない。

ストーリー[編集]

荒名堂郎警部は世間を騒がせる謎の怪盗赤マントを追っていた。荒名の幼なじみの多奈加進介監督率いる野球チーム「ワンパクズ」と頭脳明晰な天馬少年は野球探偵団として赤マントと対決するようになる。そのうち荒名警部もワンパクズを頼るようになり、赤マントもワンパクズに挑戦してきた。ワンパクズと赤マントの闘い、そして巻きこまれる荒名警部と多奈加監督のドタバタに終わりはあるのか?

キャスト[編集]

ワンパクズ[編集]

  • 星空 天馬:堤大二郎 - 本作の主人公。「ワンパクズ」のキャプテンでエース。頭脳明晰な少年。15歳[3]
  • ベンケイ:松本誠一
  • アリス:管照美
  • キューリー:田口トモ子
  • ハヤブサ:加藤淳也
  • ターザン:杉本親寛
  • チビ助:手塚辰也
  • コジロウ:豊田美紀
  • ゴエモン:滝本圭三
  • ピカソ:高柳裕之
  • チビ助:手塚辰也
  • カモメ:秋葉伸実
  • ピーマン:長田恒義
  • トマト:海老井まゆみ
  • ロック:小山渚
  • アヤメ:増田恵美(立花愛子)
  • インコ:小野はるみ
  • 多奈加 ほのか:白石のり子 - 多奈加監督の妹。
  • 多奈加 進介:ガッツ石松 - 「ワンパクズ」の監督。神成課長とそっくりであるため、荒名警部の八つ当たりの標的にされるなど[1]いつもいざこざが耐えないが、いざという時には協力し合う。あだ名は潰れカボチャ[1]

警視庁第八課[編集]

  • 荒名堂郎:宍戸錠 - ワンパクズに協力する刑事。アラン・ドロンを自称する[1]。当初は「窓際刑事」だったが、怪盗赤マントの「パンダ強奪作戦」をワンパクズと協力して阻止した事から警部へ昇進。さらに「赤マント専任捜査官」になった。
  • 神成課長:ガッツ石松(2役) - 荒名の上司。警視庁第八課課長[1]。常にオカマ言葉で喋る[1]

赤マント[編集]

  • 怪盗赤マント:荻原紀(テロップでの表記は当初は「?」) - 世間を騒がせる謎の怪盗。必ず予告状を出し、どんな物もたやすく盗んでしまう。盗みの対象は金品からロックバンドまで幅広い[1]。両手の変身リングを用いてどんなものにも変装するが[1]、殺人はしない。電子工学の天才でもあり、超兵器を駆使する[1]

その他[編集]

  • 謎の男:寺島達夫 - 第2話、第4話、第7話 - 第11話に登場。長嶋茂雄に似ていることから「ナガシマ」とも呼ばれた。本職は「喫茶90」のマスター。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ - 「マジカル・アクション!!」
作詞・作曲:高橋ヨシロウ / 歌:ノヴェラ
エンディングテーマ - 「アイム・ダンディ」
作詞・作曲:高橋ヨシロウ / 歌:ノヴェラ

上記2曲を収録したEPレコードは、キングレコードから発売。後にCDもリリースされた。 

放送日程[編集]

話数 放送日
(1980年)
タイトル 脚本 監督 ゲスト
1 4月22日 怪盗赤マント登場 長坂秀佳 外山徹
2 4月29日 ねらわれた豆本 曽田博久 堀田真三竹井みどり
3 5月6日 クイズ番組を守れ 阿部桂一 宮尾すすむ秋元羊介大矢兼臣
4 5月13日 赤マント 人気まんが家誘拐作戦 曽田博久 岡本弘 なべおさみ
5 5月20日 赤マントは宇宙人? UFO現わる 長坂秀佳 外山徹 灰地順、沼崎節子、竹村洋輔
6 5月27日 赤マント 警視総監に挑戦 阿部桂一 吉田義夫小島三児
7 6月3日 赤マントが狙った寝小便ぶとん 曽田博久 天草四郎、小山昌幸、藤木武司
8 6月10日 幽霊? 絵から消えた美人姉妹 長坂秀佳 伊沢一郎田中筆子
9 6月17日 天下の魔球 赤マント三振 曽田博久 梅津栄、春田和秀
10 6月24日 赤マントに消された美少女チーム 長坂秀佳 岡本弘 斉藤浩子、ニューヤンキース
11 7月14日 赤マント 世界ちん記録を盗む 阿部桂一 外山徹 東龍明伊達三郎ウイリー・ドーシー
12 7月21日 ドクター赤マント 恐怖の大手術 曽田博久 村松克己木田三千雄
13 8月4日 シージャック 海を行く赤マント 阿部桂一 岡本弘 久遠利三、日和田春生、時田優
14 8月11日 珍ロボット ウルトラ28号の秘密 辻真先 深沢清澄 汐路章小坂まさる
15 8月18日 熱狂赤マント ロックスター人質作戦 阿部桂一 ノヴェラ古今亭朝次
16 8月25日 恐怖のタマゴ爆弾 大爆発0秒前 酒井あきよし 渡部猛
17 9月15日 コピー人間赤マント誕生? 岡本弘 三谷昇花房徹
18 9月22日 ミイラの呪い? 透明人間赤マント 長坂秀佳 外山徹 高崎蓉子高松政雄

エピソード[編集]

ガッツ石松が台詞を覚えられなかったため、宍戸錠が台詞を書いたカンニングペーパーを持つこともあった[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 全怪獣怪人 上 1990, p. 341
  2. ^ a b 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、159頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  3. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 340.
  4. ^ 「Pickup Interview 宍戸錠」『別冊映画秘宝 円谷プロSFドラマ大図鑑』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年、145頁。ISBN 978-4-8003-0209-0

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

東京12チャンネル 火曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
まんが猿飛佐助
(1979年10月9日 - 1980年4月15日)
ぼくら野球探偵団
(1980年4月22日 - 1980年6月24日)
がんばれゴンベ
(1980年7月1日 - 1980年8月19日)
※火曜19:15枠から移動・拡大
東京12チャンネル 月曜19:30枠
ぼくら野球探偵団
(1980年7月14日 - 1980年9月22日)
ときめき十字星
(1980年10月6日 - 1980年12月29日)