LOVE AFFAIR 〜秘密のデート

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LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『さくら
B面 私の世紀末カルテ
リリース
規格 8cmCD('98)
7インチレコード('98)
12cmCD('05)
デジタル・ダウンロード
録音 猫に小判STUDIO
VICTOR STUDIO
ジャンル ロック[1]
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐 (#1,#2)
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1998年3月度月間5位(オリコン)
  • 1998年度年間39位(オリコン)
  • 6位(iTunes Store[4]
サザンオールスターズ シングル 年表
BLUE HEAVEN
1997年) 
LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
(1998年)
PARADISE
(1998年)
さくら 収録曲
マイ フェラ レディ
(3)
LOVE AFFAIR 〜秘密のデート
(4)
爆笑アイランド
(5)
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LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」(ラヴ・アフェア ひみつのデート)は、サザンオールスターズの41枚目のシングル1998年2月11日発売。発売元はタイシタレーベル

2005年6月25日には12cmCDで再発売されている。

解説[編集]

タイトルの「LOVE AFFAIR」は「不倫」を意味するものであり、不倫相手(『君』)を愛するが家族も捨てる事は出来ないという男(『僕』)の切ない複雑な気持ちが綴られている。ジャケットには女性物のボディスーツが表面と裏面、それぞれボディースーツの表と裏で用いられている。これは2005年の12cm再発盤では表面に2つになっている。c/w「私の世紀末カルテ」の歌詞カードはバナナをかたどった別紙に記載されている。

本作発売と同日に、「勝手にシンドバッド」から「クリスマス・ラブ (涙のあとには白い雪が降る)」までの34作品が8cmシングルとして再発された。しかし既に8cmシングル化されていたものも多く、リマスターなどが万全に施されていない単なるCD化であった。1988年に全23シングルが再発された際はオリコンシングルチャートに再発全作品が2週にわたってチャートインするなどの快挙を成し遂げたが、この再発によって作品がチャートインすることはなかった。

収録曲[編集]

  1. LOVE AFFAIR 〜秘密のデート(5'26)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦編曲:島健 管編曲:山本拓夫)
    TBS木曜ドラマSweet Season』主題歌。
    歌詞はタイアップドラマの内容に合わせて不倫をテーマにしており、歌詞に登場する数々のデートスポットは、ドラマの舞台にもなっている横浜大黒ふ頭が中心になっている。なお、桑田は「じゃらん」や「るるぶ」などのガイドブックを見ながらこの曲の歌詞を書いている。ちなみにサビの歌詞『大黒ふ頭で虹を見て』は、レインボーブリッジ横浜ベイブリッジを桑田が勘違いして書いたもので、大黒ふ頭からは横浜ベイブリッジを一望することが出来る[5]
    イントロとアウトロ部分には歓声が入れられており、擬似ライブを演出しているが、歓声はサザンのライブで収録されたものではなく他のミュージシャンのライブ音源からサンプリングされたもので、桑田曰く「サザンのライブにしては声が黄色い」と述べており[6]PVもライブを模したものになっており、同時にドラマとリンクさせる形で、カップルが横浜・みなとみらいやホテルなどで戯れるシーンも収録されている。このPV中のライブは前年の年越しライブ『おっぱいなんてプー』で収録された。PVのみ、最後に同ライブでの本物の歓声が収録されている。
    2007年6月30日角川書店より刊行された、東野圭吾長篇小説夜明けの街で』は、東野自身が「この曲にインスピレーションを受けて作品を書いた」と語っている。事実、タイトルはこの楽曲の歌い出しから拝借されたもので(「ダ・ヴィンチ」2007年7月号)、内容的にも不倫を扱っていたり、横浜を舞台としたりするなどの関連性が窺え、さらに登場人物がこの楽曲をカラオケで唄うシーンも登場し、楽曲の状況に不倫をしている主人公が心境を重ね合わせている。桑田も、2007年7月7日の『桑田佳祐のやさしい夜遊び』内で触れ、楽曲との関連性について言及し、また面白かったと読後の感想も述べている。
  2. 私の世紀末カルテ(6'43)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    基本的に桑田のギターハーモニカだけで構成されている楽曲であるが、桑田は1998年の時点で『“ソロの曲でしょ?”って言われそうだけど、俺もサザンの1人。そこに境界線は無い』と語っていた。演奏時間は6分43秒で、現時点でサザン名義の曲としては3番目に長い。
    編曲はサザン名義であり、メンバーのクレジットもあるが、楽器の演奏としては桑田がギターハーモニカを、7番で原がオルガンを担当したのみである。
    歌詞はサラリーマンからの視点で見た、暗く虚しい当時の世相を淡々と詠った内容であり、タイトルは2000年を迎える世紀末に、自分の心理や悩みをカルテにして歌詞を綴っていることから来ている。
    ライブでは2番以降がその時の時事ネタや、ツアー先の土地のネタ、藤圭子のファンであった桑田が当時ブレイクしていた宇多田ヒカルを聴き始めたこと、ファンへの感謝の気持ち等を盛り込んだ歌詞に変えて歌われた。
    この曲はまさに世紀末である2000年12月31日の年越しライブ『ゴン太君のつどい』での演奏を最後に封印され、ファンクラブの会報でも桑田が「世紀も変わったことだし、もう唄えないでしょう」とコメントしているが、2006年12月30日の『桑田佳祐のやさしい夜遊び』の生歌コーナーで、「私の世紀末カルテ〜短縮バージョン〜」として歌っている(ちなみにこの回は録音放送だった)。また、2011年から2012年の桑田のソロライブ『ライブ in 神戸&横浜 2011 〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜』でギター1本で3番まで歌われている。その際は、歌詞の一部が時代に合わせてスマートフォンブログに変えられた他、2番の内容は桑田が病気から復帰したことへのファンや周囲からの励ましに対する感謝、3番は東日本大震災からの復興に向けた励ましになっていた。

参加ミュージシャン[編集]

収録アルバム[編集]

  • さくら (#1,2)
    • #1はシングルとミックスは同一だが、こちらはイコライザーで高域の音量を軽く下げ、ステレオ感を狭め、古い音源をイメージしたマスタリングがなされている。
  • バラッド3 〜the album of LOVE〜 (#1)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数40万枚以上の作品に適用。

出典[編集]

  1. ^ 本作収録のアルバム『バラッド3』CDジャケットの記載より
  2. ^ 日本レコード協会 認定作品 1998年3月度認定作品の閲覧。 2017年12月11日閲覧
  3. ^ レコード協会調べ 4月度有料音楽配信認定 日本レコード協会 2015年9月20日閲覧
  4. ^ サザンオールスターズ、iTunes Storeチャート100位中47曲を占める! BIGLOBEニュース 2014年12月18日閲覧
  5. ^ サザン・野沢秀行が語る「桑田佳祐の曲の作り方」 TBSラジオ 2017年1月18日閲覧
  6. ^ TOKYO FM桑田佳祐のやさしい夜遊び」2002年2月9日放送分より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]