ワタナベコメディスクール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ワタナベコメディスクールは、芸能事務所ワタナベエンターテインメント傘下の株式会社マニア・マニアが経営する[1]タレント養成所である。

概要[編集]

略称:WCS。2004年秋開校[2]

「お笑い芸人適性チェック」などのオーディションを行っており、優秀者は学費が免除される[3]

コースには、「お笑い芸人プロフェッショナル」(週4日15時間)、「お笑い芸人総合」(週3日9時間)、「お笑い芸人」(週1日6時間)、「放送作家総合」(週1日4時間)の4コースがある。この他に「女性タレントコース」もある。

クラスは少人数制を採用しており、1クラスを25名までの定員として「100人いたら100通りのプロデュース」の運営を行っている[4]

卒業審査が厳しく、卒業後すぐにワタナベエンターテインメントに本所属となれるのは1割程度である。石井てる美(11期生)は同期約150人のうち所属できたのは10組だったと語っている[5]

著名な出身者[編集]

お笑いタレントコース[編集]

入学 卒業 著名な出身者
1 2004年
10月
2005年
9月
ハジメ(フォーリンラブ)、牧野ステテコHEY!たくちゃん本田らいだ〜△我人祥太、赤羽奈々瀬(元めっちぇん)、十枝内重昭(元タボン)、チェリーの果実姉御ぉゆりかにわとりとたまご、坂本大亮(元黄昏アンティーク
2 2005年
4月
2006年
3月
バービー(フォーリンラブ)、ハライチサンシャイン池崎JPアモーンブラボー!橋本山口ふく太郎・ふく子桂竹紋スター旭、しんのすけ(ペニーズハウス)、遊び屋テンパちゃんいちかわニャーウエディ新剛、シャン(元しんのすけとシャン)、KOMO(元めっちぇん)、梅太郎(元風犬ナンジャ)、神田慶太郎(元サッチ
3 2005年
10月
2006年
9月
イモトアヤコ(元東京ホルモン娘)、平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)、、砂金秀明(元オープンスペース)、パイナップリン、米沢の遠藤(モノスゴイズ)、クリニック高田、花咲林、東京ウタカルタ8ボール
4 2006年
4月
2007年
3月
ジグザグジギーひよしなかよし桂竹千代、みきふるう(漫才少爺)、そのせん(3段5段)、スタスタローン、ゼウスちかお、ケチン・ダ・コチンロマンチックセクシー
5 2006年
10月
2007年
9月
中村涼子イタリアン・シガー・ブルドッグ、町田こーすけ(大前町田)、目良圭佑(レインボーグランド)、萩原拓也(ポップライン)、だいすけカンパニー、岩間よいこ(元パルフェ)、西村裕一(ジョージマン)、しげる、さかもとしろう(元ザ・ゴリラバンド)、中井慈(元春夏笑冬)、ヤマサキヨシヤ(元ポップライン)、トシボーイ(元デラスキッパーズ)、伊勢久乃(元あんいーぶん
6 2007年
4月
2008年
3月
イヌコネクション新田かえでディエゴ・加藤・マラドーナ(元春夏笑冬)、ばし太(元笑撃戦隊)、野村辰二(元笑撃戦隊)、浅野麻衣(元Mサイズ)、板垣まみ(元Mサイズ)、前田あうと(元ザ・ゴリラバンド)、中谷みつとし(元Mahha
7 2007年
10月
2008年
9月
やしろ優、成田デシリットル(元ペパーミントの風に吹かれて)、中沢健介(元ペパーミントの風に吹かれて)、ゼウスちかお、まさえ(うみのいえ)、大葉カヤロウテンゲンホイップ坊や、うえちゃん(元ツートンカラー)、土橋周太(元ツートンカラー)
8 2008年
4月
2009年
3月
ダニエルズTEAM近藤、ロマンス河野(上木恋愛研究所)、らむ(みちばたコンサート)、加古川クエ(チューチューチュー)、いでけん、天才カイドキッ(元カイドキッ)、脇沢美穂(元カイドキッ)、畑雅文(元モラリスト)、アベヨースケ蛾野正洋、政鷹(元ワンピストンズ)、エッセンス、ソシコ(元くだし紅団)、鈴木崇之(元くだし紅団)、小谷和真(元ダニエルズ)
9 2008年
10月
2009年
9月
あばれる君小石田純一ミヤシタガク、さち(かぎしっぽ)、石井勇気(マイアミバスケットボールクラブ)、中村シュフ(元デニッシュ)、菊地英之(元パンダユナイテッド)、第2PK
10 2009年
4月
2010年
3月
バッドナイス常田マービンJr.長谷川ヨシテルグリーンマンションビジーストリート、前田大自然、ソイ、西田ライヘイ(元)、ノブとカカズ、上田雅史(元くりおね)、レフト鈴木(元くりおね)、乾恭子サムライローズ)、ロマンチックあつこ、内田英輔(元バッドナイスあかいらか
11 2009年
10月
2010年
9月
石井てる美デルピエロ雷鳥、ふるやいなや(スーパーニュウニュウ)、天野裕加里(元あっぱれ婦人会)、ワンツー桂、ウラシマンタロウトッキブツ松丸ほるもん(元まんぷくフーフー)、原リベロ(元シリフリ
12 2010年
4月
2011年
3月
ハナコクマムシエイトブリッジ孝行球児、仲山真史(元あゆ)、こむそう.com(みちばたコンサート)、ひかるぶんどき、ワーキング西、エビランド(ボク)、スミちゃん(元がじゅまる)、こば小林(元がじゅまる)、マリカキサラギ丹佳夫
13 2010年
10月
2011年
9月
平野ノラ、麻婆(スタミナパン)、薄幸納言)、けんたろう(FREE MONKEY)、マーフィー大人のカフェシドニー生田いく(デンコーセッカ)、ヤマト(明るい炎)、こまたつ(元ジャイアントジャイアン)、かーしゃ(元ジャイアントジャイアン)、たっぷり藤原(元ガッツマン)、チャーミング炒飯
14 2011年
4月
2012年
3月
チュランペットサツマカワRPGきしたかのさんだる、すがや(カカロニ)、シティホテル3号室トキヨアキイ、ちなてい(元危険物てぃらてぃら)、ウェンズデイズ加藤誉子CHIE、東大ヤンキー澤山(元なんぶ桜)、中野孝康(元なんぶ桜)、SHUNSUKE(元フレンチぶる)、抱きたい大西(元フレンチぶる)、大田黒ヒロタカ(36号線)、くまりえ宮本勇気(明るい炎)、安藤ヒロキオ市原洋、渡部ダイシ(元キンデルダイク)、門脇聡子(元ジェシカ
15 2011年
10月
2012年
9月
ゼストたかまつななナナちゃん、岩永いわな(さんぽ)、みすも堂、メルヘン総長ゆうきたけしもりせいじゅ、飯島翔平(元アメリカンコミックス)、春山元樹(元ノオト
16 2012年
4月
2013年
3月
きったん(キャロパン)、おちもりがんばれ! ぶそんくん、ヒロ・オクムラ、りょうせい(ミスター大冒険。)、ポポポポール古山(うわそら)、グリーンランプ、パリのくまさん、キャッチャー中澤、アビコタツヤ(元アンコウズ)、辻本まるお(元アンコウズ)、ぷらんくしょん、三好悠生、みくのしん、TOY長田拓郎
17 2012年
10月
2013年
9月
杵渕はな(元はなしょー)、承子クラーケン(元はなしょー)、細田祥平(ひつじねいり)、く~ぽん、ゆめまなこプーケットマーケットりっち。
18 2013年
4月
2014年
3月
土佐兄弟、長崎一おもしろい大崎(ちゃんぴおんず)、チャパティ、まちゅあれ慎之助ヒラヤマンショー、坪倉良太(元マドモアゼルズ)、芝山大補(元D・N・A)、フワちゃん、コル、のばしぼん、えっちゅう、早川知里(元危険物てぃらてぃら)
19 2013年
10月
2014年
9月
厚切りジェイソン、すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、カニササレアヤコ[6]小杉まりもさかとも、テクニック。(マーメイド)、蒲田キック・パンチ、安心安全、Dr.クララ
20 2014年
4月
2015年
3月
こゝろ、アンゴラ村長(にゃんこスター)、あきちゃん(モシモシ)、もリスみか(おおぞらモード)、チカトプライド、ヴィヴィアン・モンロー(アバウトガールズ)、ハワイユー野田
21 2014年
10月
2015年
9月
ツヨシっ!まいあんつ、大ちゃん(ちゃんぴおんず)、REINA、飯塚高太郎(みすも堂)、八つ橋てまり、デンジャーD(元セクシーチョコレート)、ボンゴ小笠原(元幸せのトナリ)、廣田彩
22 2015年
4月
2016年
3月
丸山礼四千頭身森山あすか新作のハーモニカシマウマフック、れっぴーず、どない山本、Doタカ、HIBARI
23 2015年
10月
2016年
9月
フタリシズカワタリ119どんぐりぱわーずコージ、ポポロクランク、ななえ(スロッピ)、チョケルデ水光、ぼっちゃん、杉浦大毅(元ブリリアン
24 2016年
4月
2017年
3月
Gパンパンダこたけ正義感、信子(ぱーてぃーちゃん)、金子きょんちぃ(ぱーてぃーちゃん)、バドンカドンク、Den(リンダカラー∞)、たいこー(リンダカラー∞)、アユチャンネル海獣クラブ、ヤマノタミ(元ゼブラゾーン)
25 2016年
10月
2017年
9月
金の国、海豹、パープルナンバー、シロクマズ、えぐっちゃん、みやぎ(だんらん)
26 2017年
4月
2018年
3月
ラパルフェ、ドリルフィンフィンズ、タカマッチCo.慶応、いおり、ジグロポッカ、ぎょねこ、ポテトカレッジ、コリアンチョップスクワッド、大誠(センチネル)、たくあんボーイ(パンタグラフ)
27 2017年
10月
2018年
9月
豆鉄砲橘井と小池、渋木プロテインおやじ(戦慄のピーカブー)、シャンティ、吉尾和記(ヒューストンズ)、ざつべのメインロッカー、ピンポンマスターズ、早川(葉月)、ヒグティー(すっから美学)、河合ゆうすけ
28 2018年
4月
2019年
3月
横山天音マードック、松本昌大(きつね日和)、がんばる太郎D兄さん、ルイスムーン(横田)、さもあんすがい、みちて、みいやん、犬飼和馬、アーシングステップ、トランキーロ・サブロー、俺達。、三坪、フレンキー、なきっつらにT-REX、しょうやムーン、伊東先生、加藤悠(元ネバーギブアップ)、彗星バロック
29 2018年
10月
2019年
9月
らくちんペクチン、アオドラ、可児正(都トム)、ホカマアナーキー、カナエ
30 2019年
4月
2020年
3月
ゼンモンキー、ジョニーヘンドリクス、コメジマン、ハンナッシュベティー、Mr.KOBUSHI、藤本流星、鳩、るか(トラヒシギ)、所作ゴリラ、天馬、さかざきまさき、潮風、瓦、時計じかけの水谷、鼻矢印永井、サボテンクラブ、あたためてプリン、高木(元アグレッシブ
31 2019年
10月
2020年
9月
ダビンチ、ふくらすずめ、ジンクス、えみざんまい、お茶の間マングース、井口ツバサ、ゴールデンブラザーズ、ヨウナン、エスカルゴ、座敷笑人、シャイ民
32 2020年
4月
2021年
3月
足腰げんき教室、天晴れもん、毎日Domingo、未来の油田、セブンスミックス、はるのすけ、黄金の風、パチョレックスター、森羅万笑、三河ナンバー、ヨシオカワールド
33 2020年
10月
2021年
9月
ドンココ、ボンバイエ、ナチョス。、鉛筆ドリル、ディープフライデー、ビィポップ、水原ポテンヒットまい(ポテンポルカ)、右手でグーパンチ、藤田おいなり(うえすたん街灯)、2.5ポンド
34 2021年
4月
2022年
3月
江戸マリー、フリックフラック、伏見住吉少年、あづりん、バオバブ、えむさっかれい、僕とダニエル、マリーナゲイサンズ、サンナンズ、○△□、江戸川ジャンクジャンク、阿弥阿弥、キュウカン鳥、うーうーう、きべ、タルラ、ザ・へいげん、よねちゃん
35 2021年
10月
2022年
9月
ボシマックス、エマ、リバーマン、デッチボックス、秋野ためいき、ダックツアーズ、未来土偶
36 2022年
4月
2023年
3月
えびしゃ、愛カマキリズ、ダダダダン、はぐれ吉兆、アリオス、海鍋、シェカラシカ、暖々日和、アランスミシー、一刻、仮初パンピー、アスター通り
37 2022年
10月
2023年
9月
ねこインフェルノ、電気猿、ギャンブラルフ

女性タレントコース[編集]

入学 卒業 著名な出身者
1 2007年4月 2008年3月 なちゅ村田奈津実メルヘン須長志真うた
3 2008年4月 2009年3月 石出奈々子
5 2009年4月 2010年3月 ビジーストリート
6 2009年10月 2010年9月 シリフリ

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ ワタナベエンターテインメント リクルートサイト”. ワタナベエンターテインメント. 2017年4月25日閲覧。
  2. ^ ワタナベコメディスクール”. De☆View. オリコン・エンタテインメント. 2017年4月25日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ お笑い芸人適正チェック”. ワタナベコメディスクール. 2017年4月25日閲覧。
  4. ^ こだわりの「全員参加」”. ワタナベコメディスクール. 2017年4月25日閲覧。
  5. ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “ライバルは昨日の自分 お笑いもコンサルも安泰はない|キャリア|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2022年3月10日閲覧。
  6. ^ カニササレアヤコ on Twitter」『Twitter』。2018年7月15日閲覧。

外部リンク[編集]