黒の組織

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黒の組織(くろのそしき)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス名探偵コナン』の作品に登場する架空の犯罪組織黒ずくめの組織ともいう。ここでは原作とは一線を画したオリジナルストーリーである「特別編」も含めた黒の組織の関係者も扱う。

黒の組織が関わった原作の事件は、「名探偵コナンの事件#黒の組織が関わった事件」参照

概要[編集]

工藤新一の身体を幼児化した毒薬・APTX4869を開発した国際的犯罪組織。「黒の組織」という名称は仮称であり、正式名称は2014年現在不明である[注 1]

所属する者は基本的に上から下まで黒の装束に身を包み任務を行う[注 2]。組織の主な活動内容は、重要人物の暗殺、裏での金銭やプログラムソフトの取引、謎の薬の開発などである。その影響力は政界、財界、医療、科学といった各界の重鎮たちにも及んでおり[注 3]、その中でも特に優秀な人間を組織の一員としてヘッドハンティングしている。

組織の暗殺のターゲットとなるのは、秘密の取引相手や組織から抜け出した裏切り者をはじめ、将来的に組織の脅威となる可能性がある者である。接触は裏だけで行っていた者、直接的には組織と関連がない者であるため、基本的には暗殺者が事件の捜査の容疑者候補に浮かぶことすらない。暗殺するのは極力ターゲットのみであるが、暗殺の瞬間や証拠を目撃した者も抹殺する。途中で暗殺者の正体が露見した場合、たとえそれが組織の重要人物であろうとも迷わず抹殺するなど、現場に証拠をまったく残さず暗殺を果たすやり方をする[注 4][注 5]。組織の暗殺では、ライフルや爆弾、毒薬を補助的に用いるが、基本的には拳銃(場合によってはサイレンサー付き)を用いる。コードネームを与えられた幹部クラスの人物は総じて拳銃の扱いに長(た)けており、スナイパーではない者でも一流の狙撃技術を持つ。

アニメ版では大規模な「射撃場」のような設備[注 6]を所持しており、所有地はかなり広大であることが推察される。

組織の目的[編集]

現時点で、組織の真の目的については明らかにはなっていないが、半世紀前から「極秘プロジェクト」を進めていることは明らかになっている。また、これまでのストーリー中で、このプロジェクトの推進が組織の真の目的である可能性が浮かび上がっている。

  • 灰原哀の両親である宮野夫妻と親しく、開発中の薬について聞かされていたピスコが、身体が幼児化した灰原を見て「まさか君がここまで進めていたとは…。事故死したご両親もさぞかしお喜びだろう。」と語っていたことから、APTX4869の開発目的は「若返り」である可能性がある。
  • ベルモットが、システムソフトの開発者である板倉卓に電話越しに発した「We can be both of God and the Devil. Since we're trying to raise the dead against the stream of time.(我々は神でもあり悪魔でもある。なぜなら時の流れに逆らって、死者を蘇らそうとしているのだから…。)」という台詞(せりふ)から、組織が「死者の蘇生」を目的としている可能性がある[注 7]
  • コナンたちが不老不死の人魚伝説の伝わる美國島を訪れた際、観光者リストの中にジンとウォッカのコードネームに似た名前「黒澤陣」「魚塚三郎」と灰原の本名である「宮野志保」が記載されており[注 8][注 9]、このリストに記載された3人がジンとウォッカおよび組織にいたときの灰原であると仮定すれば、組織がその当時「不老不死」について調査していた可能性がある。ただし、組織の目的は「不老不死ではない」ことが作者により明言されている[3]

構成員のコードネームについて[編集]

組織のトップである「あの方」と呼ばれる人物を筆頭に、ジンとウォッカ、ベルモットのほか何名もの関係者が確認されている。なお、下記で本名と記されている名前も、偽名の可能性がある。

組織の中心的な人物には、「あの方」によってカクテルの名前に由来するコードネーム[注 10]が付けられており、通常お互いをそのコードネームで呼び合う。なお、基本的にコードネームを持っているメンバーの地位は同格とされており、主にジンが作戦のリーダーを務めている[4]

アニメにおける変更点[編集]

テレビアニメ版では当初、放送が始まったばかりでまだ組織を登場させられないと判断されたことと、途中打ち切りになったとしても収拾がつけられるように、初年で組織が関係する「新幹線大爆破事件」と「奇妙な人捜し殺人事件」ではこの組織を登場させず、別の犯人に置き換えその犯人が逮捕される話に変更された。

やがてアニメ放送が軌道に乗ってから、後者の事件は灰原哀の登場に当たって必要不可欠な重大事件となったため、原作の本筋を残し、残りは大幅にリメイクした別エピソードとして「黒の組織10億円強奪事件」が制作された。しかし前者での重要点は「ジンとウォッカのコードネームが発覚する」ことのみだったため、代替エピソードが制作されなかった。このため、アニメではジンとウォッカのコードネームは「霧天狗伝説殺人事件」において、これまでのあらすじを振り返る形で紹介された。

なお、それ以降の黒の組織が絡む事件は、「奇妙な人捜し殺人事件」のように原作との矛盾が生じるとその後のストーリーを展開するのが困難になるといった理由から、原作通りに作られるようになっている。

構成員[編集]

:名前のリンク(青文字)はそのキャラクターの由来となったWikipedia内にある酒のページに移動する。

主要人物[編集]

あの方
組織のボスで、本作品の黒幕。2014年現在、名前・性別・年齢など正体は一切不明[注 11][注 12][注 13]
灰原哀はその正体について、「『あの方』の正体は、到底信じ難い意外な人物かもしれない」との発言をしている。また、老齢のピスコは「『あの方』に長年仕えた」と語っている。
慎重居士であり、側近であるベルモットからは「石橋をたたきすぎて壊しちゃうタイプ」と評されている[7]。ジンとピスコの状況を正確に把握し、マスコミに犯行の瞬間を撮影されたピスコの暗殺をジンに命じている。また、組織に帰ってきたキールには疑いを持っており、赤井秀一の暗殺をキールに命じた。ベルモットのことがお気に入りの様子だが、独断で隠密行動をとることから次第に不信感を抱いている節があり、ジンに内情を調べさせてもいる様子。赤井に対しては自分達の"Silver Bullet"(シルバー・ブレット:モンスターホラー小説において、狼男を倒すことができる唯一の武器)になり得る存在として恐れを抱いている。
メールアドレスは「♯969♯6261」とされており[注 14]、若干音のズレはあるが、携帯電話[注 15]のプッシュ音が童謡”七つの子”のメロディになっている[8]
ラム(Rum)
「あの方」の側近。赤井秀一も組織にいた頃に何度か名前を聞いたことがあり、「ジン以上の大物」と警戒している。
なお、作者はラムが作中に登場する以前に、「ラム」のコードネームは使いたくないが、いずれ使ってしまうだろうからその時は笑ってほしいという旨、「ラム」をコードネームに使えない理由と、組織の一員としてラムが登場した挿絵を新装版「うる星やつら」(21巻)に寄せている。
ジン(Gin)
声 - 堀之紀[注 16]、演 - 佐々木蔵之介
組織の中枢を担い、構成員の実質的な管理も行っている幹部クラスの人物で、「あの方」とも直接連絡を取り合える。新一にAPTX4869を飲ませた張本人[注 17]。コナンから警戒されているだけでなく、FBIからも「ジンを押さえれば一気にボスにたどり着ける」と注目されており、赤井秀一からは「恋人」「宿敵」「本命」などと呼ばれている。
新一から「平気で何人も殺してきたような」と評される冷酷な目つきをした、長身痩躯(ちょうしんそうく)の男性。正確な年齢は不明。髪は銀色で腰まで届くストレートの長髪[注 18]。目の色は深緑色で、土門康輝の暗殺計画の際に左の目尻を赤井に銃撃されたため[1]、以降は傷が残る。防弾ジャケットを仕込んだ黒いロングトレンチコート、ノーネクタイのハイネック(白、青、グレー等)、黒帽子の服装がトレードマーク。左利き[注 19]であり、詩人のようなセリフ回しも特徴的。愛車は黒のポルシェ356A(正確にはC)[注 20]で、「ドイツの雨ガエル」と呼び、かなり気に入っている[注 21]。タバコはマッチで火をつける。愛用の拳銃はベレッタM1934(アニメではベレッタM92[注 22]
とてつもない切れ者で、コナンが車内やキールの靴底に仕掛けた盗聴器にもいち早く気づく、ウォッカを追跡した作戦を瞬時に看破し逆にコナンを窮地に追い詰めるなど、鋭い洞察力・観察力を持つ。用心深いが、無駄だと思ったことはしない[注 23]。様々な分野に関して専門家に匹敵する知識を持っており、狙撃技術も一流の腕がある。人の背後に気づかれずに気配を消して近づく技術を持つ。麻酔針を腕に撃ち込まれて意識がもうろうとする中で、自分の腕をで撃ち抜いて任務を続ける[注 24]、ライフルで狙撃されて肋骨を折られても倒れずに持ちこたえ、その直後に平然と会話する等、強靭な肉体を持つ。性格は残忍かつ冷酷に加え、裏切り者や警察に手が回りそうな者、果ては目撃者であれば問答無用で抹殺してしまう徹底主義者であり、組織から指示された殺人の標的がたとえ仲間であったとしても笑いながら銃弾を放つなど、人命を奪うことに抵抗やためらいを一切見せない。
「殺した人間の顔と名前なんか、いちいち覚えていられない」、「殺した人間の顔と名前は忘れることにしている」などの発言[注 25]からもわかるように、数多くの人間を殺害してきた様子である。また、自分がどうでもいいと判断した過去のことも基本的に忘れるようにしている。なお、殺した人物の情報が必要な場合はウォッカからサポートを受けている。
基本的に自他双方に対して厳しいが、ウォッカやキールのようにある程度働きを認めた人物にはやや甘い傾向にある。ベルモットのことは組織の構成員としての実力は評価しているが、彼女の秘密主義には嫌悪感と警戒心も感じており、彼女が組織には秘密でカルバドスを連れ出して行動してからは、さらに警戒心を強めることになった。以前シェリー(宮野志保)とは何らかの関係があったらしく[注 26]、追跡に執着している。
江戸川コナンとは2014年現在まで明確に対峙(たいじ)したことはなく、彼の正体には気づいていないものの、FBIとは別に「組織に対抗する何者かがいる」ことは察知している様子であり、「探偵のようなキツネ」と表現した[注 27]
毛利小五郎に対しては、キールの靴にコナンが仕掛けた盗聴器を発見したことで、組織の認識およびシェリーとの関わりを疑うようになる[注 28]。この一件直後は、赤井の機転とベルモットの擁護により標的からは一応外すものの、完全には疑惑を捨てずに組織へ情報を共有した[1][注 29]
「黒澤陣」と名乗っていたことがある[注 30]
ウォッカ(Vodka)
声 - 立木文彦[注 16]、演 - 岡田太郎
ジンと行動を共にしている構成員で、主に潜入捜査を担当している。ジンと共にコナン(新一)がマークしている、組織の最重要人物の1人でもある。右利き
がっしりとした体格の男性で、受け口とエラが張ったあごを持つ。常に漆黒のサングラスをかけているため素顔は不明。ジンへの忠誠心は高く、ジンのことは「兄貴」と呼ぶ。ジンやベルモットに対しては語尾が「〜ですぜ」「〜ですかい」という特徴的な丁寧語を使う。ウォッカ自身は大体テキーラと同格の地位[14]にあり、彼の死後その任務を引き継いでいる。
拳銃、自動車・バイク・戦闘ヘリ[12]などの操縦、IT[注 31]、さらには特殊メイクによる変装など多彩な能力を持ち、ジンの右腕として活躍を見せている。しかし、用心深いジンとは対照的に機転と注意力に欠けた失敗が多く、それを度々ジンに指摘されている[注 35]。ただし、記憶力に関してはジンよりも優れており、彼が忘れるようにしている「殺した人物」の情報が必要になった場合は、それを教える等のサポートをしている。APTX4869を使って始末した高校生探偵の工藤新一のことについても記憶しており、ベルモットが主催した「季節外れのハロウィンパーティー」に変装で潜入した際には、死んだと思っていた当人(正確には服部平次の変装)が現れたことに驚愕している。
使用している拳銃については不明だが、ジンが新一をAPTX4869で殺害しようとしていたときには、リボルバースミス&ウェッソンと思われる)を懐から出してジンに止められている。また、シェリーがピスコに拉致、監禁されたときにはFN ブローニング・ハイパワーにサイレンサーを付けて使用していた。
「魚塚三郎」と名乗っていたことがある[注 30]
ベルモット(Vermouth) / シャロン・ヴィンヤード(Sharon Vineyard)
声 - 小山茉美
情報収集や暗殺、取引などのサポートを行う、組織の女性幹部。表の顔は、ハリウッドで活躍する自称29歳の人気二世女優・「クリス・ヴィンヤード(Chris Vineyard)」。「千の顔を持つ魔女」の異名を持つ、老若男女を問わない変装の達人であり、変声機を使わずに他人の声を模倣することもできる。"A secret makes a woman woman."(女は秘密を着飾って美しくなる)を常としている[注 36]。「神様」や「エンジェル」といった言葉をよく使用する。拳銃の扱いに長(た)けており、車のサイドミラーを見ながら正確に後方の細部を撃ちぬく技術を持っている。
組織内での階級はかなり高い地位にあり、ボスである「あの方」に特別目をかけられており、直接メールで指示を受けている。同じ幹部格であるジンにも一目置かれているが[注 37]、一方で組織の構成員にさえ貫くほどの秘密主義者としても知られているために、組織内でもその動向が警戒されている。
組織のメンバーの中でも「あの方」から特別扱いされているのを良いことに、仲間を含めた自分以外の人間を見下した言動が多い。計画の中で仲間の構成員を平然と使い捨ての道具扱いするなど、自己中心的で冷酷な行動を平然ととり、笑いながら楽しむように標的を殺そうとする等、残忍な面を持っている。組織の中では彼女を嫌っているメンバーが多く、次第にあの方からも警戒されるようになっている。特に同格のジンからはキール以上に警戒されている節があり、開催した「季節外れのハロウィン・パーティー」にウォッカが送り込まれ、少しでも妙なまねを見せれば暗殺するよう命令されていた。また、毛利小五郎の抹殺に異を唱えた際にもその理由を怪しまれ、銃を突きつけられている。
本名はシャロン・ヴィンヤードで、ハリウッドでアカデミー賞を受賞した大女優。正確な年齢は不詳で、少なくとも40代を過ぎているはずなのだが、20年前から肉体の老化が見られない[注 38]。FBIには、過去にシャロンとして犯した捜査官(ジョディの父親)殺害および、クリスとの入れ替わりの証拠をつかまれており[注 39]、逮捕は妨げられている[注 40]ものの、要注意人物としてマークされている。特に父親を殺されたジョディからは根強く恨まれている。
役作りのためマジシャン・黒羽盗一(初代・怪盗キッド)の下に弟子入りして変装術を教わった過去があり、コナン(新一)の母・有希子とはその頃からの親友。日本人との関わりが多かったためか、アメリカ人ながら日本語にも長(た)けている。
クリス・ヴィンヤードはシャロンの娘とされているが、シャロンが彼女の正体であり、変装によって一人二役で活動していた。「外見を変装により取り繕いはしても、中身はしわくちゃの腐った林檎(りんご)」という皮肉と、彼女が大女優シャロン・ヴィンヤードとして演じ脚光を浴びたニューヨークのミュージカル「ゴールデン・アップル」から、FBIに"Rotten Apple"(ラットゥンアップル・腐った林檎)という標的名をつけられている。シャロンとして活動していた時期は、変装(老けメイク)と演技[注 41]によって歳をとっていたように見せながら、時期を見計らって本来の素顔で、シャロンの娘であるクリスを名乗りデビューし、一定期間二役[注 42]で活動した後、最終的には本編1年前にフェイクの葬儀を経てシャロンが急逝したことにして完全にクリスとして認知された。なお、クリスとの親子関係の他に、両親がシャロンの映画デビュー当日に火災で焼死し、夫もオスカー像獲得の翌月に病死したというプロフィールを有希子らに語っているが、娘の実在を含めて真実かどうかは定かではない。
クリスとしてピスコのサポートのため来日し、映画監督・酒巻昭を偲(しの)ぶ会に出席した際に引っかかりを覚え、女優業を休業して日本に留まる。その後は新出智明になりすまして米花町付近に潜入することを計画、新出の事故死(実際はベルモットの計画を察したFBIによる偽装工作)確認に伴いすり替わることに成功。そして、組織の計画の中枢を担っていたシェリー(灰原)の暗殺を果たすべく、新出として独断でシェリーの捜索を開始し[注 43]、東都デパートでの「4台のポルシェ」事件の際に灰原がシェリーの幼児化した姿であることに気づく[注 44]。その後、コナンに送った季節はずれのハロウィンパーティーへの招待状で彼の正体を知っていることをほのめかして彼を灰原から遠ざけた後、スナイパーのカルバドスを連れ出してシェリー(灰原)殺害を実行しようとしたが、計画を察知したコナンが灰原に変装して妨害した上に、予期せぬ蘭の登場や赤井の妨害により殺害を断念し、カルバドスを見捨ててコナンを人質にとって自分1人だけで逃亡した[注 45]。その後、コナンの追及をかわし、「あの方」の命令により組織の任務下に戻る[注 46]
その後、バーボンがシェリーの捜索に動き出したことを機に何らかの「約束」と引き換えに彼と結託し、赤井捜索に付き合って彼を赤井に変装させたり、毛利探偵事務所潜入の手引をしたりといったサポートを行う。灰原がベルツリー急行列車に乗る情報をバーボン経由で入手した後は、彼のシェリー確保計画に加わり、灰原がAPTX4869の解毒薬で元のシェリーの姿に戻るよう誘導した上で、ジンやバーボンを出し抜いてC-4で爆殺[注 47]しようとしたが、黒羽快斗(怪盗キッド)を無理矢理味方に引き込んだコナンと有希子の共同トリック作戦に翻弄され、再び失敗に終わった。
組織、あるいは組織の計画に対して含むところがあり、ときおり誰にも悟られぬまま組織を壊滅させる決定打を探し求めているような言動があり[注 48]、そしてコナン(新一)に対して、赤井に次ぐシルバー・ブレットになれる存在になり得ると期待をかけている。
組織の中でコナンと灰原の正体およびその所在を知る唯一の人物[注 49]で、また、灰原の両親である宮野夫妻が開発に携わったAPTX4869を用いた研究の全容についても知っている模様[注 50]。灰原がAPTX4869により幼児化したことを組織に知られることを恐れている節があり、組織にその事実を伏せている。
1年前、赤井抹殺のためにニューヨークで通り魔の男(声 - 長嶝高士)に変装した際、偶然訪れていた新一・と出会い、廃屋の手すりから落ちかけたところを救われている過去がある。その際の新一の「人が人を助ける理由に論理的な思考は存在しない」という言葉から2人を組織の活動に巻き込みたくないと思うようになった。それ以降新一(コナン)を"Cool Guy"(クールガイ)、蘭を"Angel"(エンジェル)と呼び、新一の幼少期の顔を知っていたことからコナンの正体に気付きつつも組織には報告せず、コナンを身を投げ出してまで守ったり、コナンや蘭に組織の手がまわらないよう配慮した上で計画を遂行したりなどの行動をとっている[注 51]。その一方で、灰原に対しては「彼女だけはこの世にいてはならない」として、執拗(しつよう)に抹殺にこだわっている[注 52]
使用拳銃は、原作では「SIG SAUER P230」など、アニメ版では「ワルサーPPK」「S&W M36」「コルト・ベスト・ポケット」など。組織の任務の際は、ハーレーダビッドソン・VRSCに乗る場合が多い。
モデルは『ルパン三世』シリーズの登場人物である峰不二子[注 53][4]

正規メンバー[編集]

キャンティ(Chianti)
声 - 井上喜久子
腕利きの女性スナイパー[注 54]。左目周りにアゲハチョウをあしらったタトゥーを入れている。年齢不詳[注 55]
射撃の腕は優秀で、使用しているライフルH&K PSG-1(8.1キログラム)を片手で持てる[7]ほどに力もあるが、その反面短気な性格で、待ち伏せ時間の長さに癇癪(かんしゃく)を起こしたり[注 56]、人目につく形で狙撃体勢を取る[注 57]など、スナイパーとしての資質に欠ける面がある。
ベルモットのことを「いざとなったら構わず弾丸をぶち込む」、「『あの方』のお気に入りでなければとうの昔に殺(や)ってるところ」と吐き捨てるほど嫌っており、カルバドスを利用して見殺しにしたことで彼女を憎んでいる。
言葉使いが下品である。一人称は「アタイ」。愛車は青の初代ダッジ・バイパー(ナンバーは「新宿300 す925」)。
コルン(Korn)
声 - 木下浩之
腕利きの男性スナイパー[注 54]。黒い野球帽をかぶりサングラスをかけているため素顔は見えない。キャンティとコンビを組むことが多い。キャンティとは対照的に口数が少なく、助詞を省いた独特の短い言葉で淡々としゃべる。キャンティと同じくカルバドスを利用した件でベルモットを嫌っている。
人を射撃するときはその人物の頭を撃ちぬきたいと発言する[注 58]など、冷酷な性格。命中した銃弾の位置で瞬時に撃った方角が分かる。使用ライフルはレミントンM24
老人
赤井秀一が捜査で組織に潜入していた頃、組織の幹部と約束していた場所にいた組織の一員で、約束していた人物とは別人。組織の幹部を捕まえるために張り込んでいたFBI捜査官アンドレ・キャメルが彼を一般人だと思い込み、「ここにいては危険だ」と忠告したため、赤井の正体が露見してしまった。

脱退者・別組織からの潜入者[編集]

シェリー(Sherry) / 宮野 志保(みやの しほ)
声 - 林原めぐみ
黒の組織の科学者[注 59]で、「APTX4869」の開発に携わった宮野夫妻の娘で、両親亡き後、薬の研究と開発を受け継いだ。ジンからは組織の有数の頭脳であると評されている。組織にたった1人の家族、姉の明美を殺害された件と、試作段階の薬を勝手に使用された件に反発して薬の研究と開発を中断したことにより、監禁される。その後、自殺のために隠しもっていた「APTX4869」を飲んで新一と同様に身体が幼児化したために、手錠から逃れることができた。現在は灰原 哀(はいばら あい)と名乗り、阿笠博士宅に居候しながら帝丹小学校1年B組に通う一方、「APTX4869」の解毒剤を研究している。
裏切り者として組織により抹殺の対象として捜索されていたが、現時点ではベルモットを除いて組織に生存が知られていない状態である。
キール(Kir) / 本堂 瑛海(ほんどう ひでみ)
声 - 三石琴乃
父親の遺志を継いで、組織に潜入しているCIAの諜報員。日売テレビの人気女性アナウンサー・水無 怜奈(みずなし れな)として活動していた(現在は退職扱い)。
CIAのつなぎ役をイーサン・本堂に紹介するために潜入。組織に長居するつもりはなかったが、イーサンの策によりコードネームを持ちうるまでに昇進する。
組織の暗殺計画実行中にFBIに追い詰められた際に、乗っていたオートバイごと転倒して全身を強く打って意識不明の重体に陥り、一時的にFBI監視下の病院にかくまわれていた。現在は再び組織に潜入し、組織の壊滅を目的に行動している。
イーサン・本堂(イーサン・ほんどう)
声 - 小山力也
瑛海の父親で、正体はCIAの諜報員。
潜入中に取り引き場所の下見を行った際に、瑛海につなぎ役の紹介を受けたが、瑛海が不注意から危険な状況に陥ったため、瑛海の身を守るために、瑛海の犯行に見せかけて自殺した。
もしもの場合に備えた準備、とっさの機転など諜報員としての能力は高い。潜入中にはボスに直接メールを送ることもあった。
ライ(Rye) / 赤井 秀一(あかい しゅういち)
声 - 池田秀一
諸星 大(もろぼし だい)という偽名を使い、組織に潜入していたFBI捜査官。
5年前、捜査目的で宮野明美と交際を始めるが、潜入から3年後に正体がスパイだと判明し、逃走した[注 60]
バーボン(Bourbon) / 降谷 零(ふるや れい)
声 - 古谷徹
組織に潜入捜査を行っている公安警察官。29歳。表の顔は私立探偵安室 透(あむろ とおる)で、素顔での初登場直後に喫茶店「ポアロ」のアルバイト店員兼小五郎の弟子となる。右利き。愛車は白のマツダ・RX-7(FD3S)[注 61]
爽やかで理知的な雰囲気を放つ、色黒の美男子。組織では主に情報収集などを担う探り屋として活動している。情報収集・観察力・洞察力に長(た)けており、キールが危険を冒してまでFBIに警告するほどの切れ者[注 62]赤井秀一からも「敵に回したくない男の一人」と評されている。身体能力も優れており、殴りかけられて即座にかわしたり、犯人を殴って気絶させたりする描写がある[注 63]。一方で自分の力を過信する面があり[注 64]、詰めを誤りコナンやベルモットに出し抜かれる要因にもなっている[注 65]。また、他のメンバーとはあまり協力せず独断専行する傾向にあるため、ジンからは半ば疎ましがられている[注 66]。他のメンバーと比較してあまり冷酷な様子は見られず[注 67]、計画を遂行する際には、周囲への無用な被害を極力避ける傾向がある[注 68]が、スコッチが死亡する原因を作った赤井を憎んでおり、彼の前では普段の穏やかな物腰が崩れ、感情を剥き出しにする。
かつては警察学校に在籍しており、成績も常にトップの優等生だった。元警視庁捜査一課刑事の伊達航とはその時の同期で、長らく音信不通でありながらも、互いを気にかける友人同士であった[注 69][注 70]
生前の宮野厚司、エレーナ、明美とも面識があり、ベルツリー急行でシェリー(正確には怪盗キッドの変装)と対面した際には、「さすがヘル・エンジェル(エレーナ)の娘さんだ…よく似てらっしゃる…」と声をかけていた。エレーナとは少年時代から親しかったようであり、彼女からは「(れい)くん」と呼ばれていた。
少年時代のあだ名は「ゼロ」だったと語っている。安室自身はその由来を「透けてるってことは何もないから」と説明しているが、コナンはこの説明を疑問視し、彼が公安警察から組織に潜入している捜査官だと推測している。
赤井とは、彼が組織に潜入していた頃からライバル関係にあり、当初からお互いをスパイだと疑い合っていた[注 71]。同時に、「赤井を殺せるのは自分だけ」と周囲に息巻くなど、その実力を認めていたため、赤井の死亡が確認された後もその情報をしばらく信じられずにいた。そこで、「あの方」の許可を受けた上でベルモットの手で赤井に変装させてもらい[注 72]、彼が潜伏していた米花町付近にしばらく姿を現して周囲の反応を見た[注 73]ことで、自ら彼の死を確信するに至った。また、世良真純の素性も知っている様子であり、改めて赤井の姿で彼女の前に姿を現すなど、その挙動を警戒している。
キールが組織に戻った後、シェリーの捜索・身柄確保を目的にベルモットをサポート役に引き入れた上で行動を開始。上記の行動により赤井の死を確認すると同時に、ジンがキールの一件からシェリーとの関わりを疑っていた小五郎をマークしており、赤井の死を確信したしばらく後、小五郎の旧友である伴場 頼太(ばんば らいた、声 - 加瀬康之)の婚約者・加門 初音(かもん はつね、声 - 山本百合子)が自殺をした際、初音に雇われた探偵として小五郎と対面[注 74]。自身も事件に協力したものの、そこで小五郎が自分の先を行く推理を披露した(実際はコナンが小五郎を麻酔銃で眠らせて推理した)ことから、小五郎に弟子入りするという形で毛利探偵事務所に張り付き[注 75]、シェリーの動向を探ることとなる。
後に灰原が殺人犯人に放火された山小屋から脱出する際に、やむを得ずシェリーの姿に戻ったときに撮影されたムービーを毛利探偵事務所のパソコンで盗み見て、彼女がベルツリー急行に搭乗する予定であることを知る。その後、自らも同じ列車に乗り込んで彼女の奪還作戦を計画・敢行するも、シェリーの殺害を狙うベルモットや、応戦するコナンたちといった様々な不確定要素により、ベルモットがシェリーを爆死させたと誤認する形で失敗。しかし、作戦時に赤井に似た人影から妨害を受けたことで[注 76]、赤井の死に改めて疑問を持ち、一から調査をやり直すために引き続き小五郎の弟子として潜入捜査に乗り出す。その過程で、小五郎や警察関係者を事件の真相へと誘導するコナンに興味を持ち始め、やがて「恐ろしい男」だと認識するようになる。
杯戸中央病院で起こった殺人事件をコナンとともに解決した後、高木刑事から楠田が車内で死亡していたことを聞き出す。その後、ジョディの友人である澁谷夏子に探偵として雇われ、彼女が巻き込まれた傷害事件の解決後、ベルモットにキャメルから楠田が車内で拳銃自殺したことを聞き出してもらい、赤井秀一の生存を確信する。しかし、工藤邸で沖矢昴を追及した際、ジョディたちを追跡していた公安の仲間たちの目の前に赤井が現れたと連絡を受け、自身も赤井と会話をしたことから、昴=赤井であることは見抜けなかった。
ベルモットには赤井は死亡していたと語り、赤井の生存を伏せている。ベルモットの弱みを握っており、「もしも自分の命が絶たれた場合には、その秘密が組織内にリークされることになっている」と語っているが、その秘密がどのようなものかは不明。
名前の由来は、アニメ『機動戦士ガンダム』の登場人物であるアムロ・レイと、その担当声優である古谷徹から。
スコッチ(Scotch)
かつて降谷零と共に潜入していた公安警察官。性別は男性。5年前から2年前までの間に正体が露見し、組織が名前を聞き出す前に殺害された。
その死には、彼らと同時期にFBIから潜入していた赤井秀一が深く関与しており、降谷はこのことが原因で赤井を憎んでいる。
沼淵 己一郎(ぬまぶち きいちろう)
声 - 龍田直樹
組織では末端中の末端。ほおがこけて頭蓋骨にそのまま皮膚を貼り付けたような顔をした関西出身のやせ男。
組織から身軽さを買われて殺し屋としての教育を受けたが、まったく使い物にならなかったためにシェリーが開発した新薬の被験者として回された。その後、実験直前に恐怖から逃亡したが、3人の一般人を組織の追手と勘違いして殺害してしまった。 
組織にかかわる以前にも、遊び半分で殺人を犯している[注 77]ため、灰原には「同情の余地はない」と言われているが、人間的には厚い面もあり、自身も深い関わりを持つ群馬県の森林で蛍を捕まえ、迷った光彦を保護同然に案内することもあった。
現在は死刑囚として収監されているが、組織の情報をしゃべっても誰にも信用されないと判断したため、組織は彼を始末することから手を引いている。
米国版での名前はCornelius Graver

故人[編集]

宮野 明美(みやの あけみ)
声 - 玉川紗己子
シェリー(宮野志保)の姉。志保と同じく日本人の父・厚司とイギリス人の母・エレーナとの間のハーフである[注 78]。大学生[注 79]で、偽名は広田 雅美(ひろた まさみ)。妹とは違い、組織からの監視付きではあっても大学へ通い友人と交遊するなど、普通の生活を送っていた。
明るく優しい性格であり[注 80]、志保も彼女を慕っていた[注 81]。自分の命が危うい状況でも気丈に振る舞い、心配する妹を反対に気遣っていた。赤井秀一には「平静を装って陰で泣いていたバカな女」と評されている。
5年前、FBIの捜査目的で組織員となった諸星大に組織の情報を得るため接近される。以後3年間、彼と恋人として交際していたが、アンドレ・キャメルのミスにより諸星がFBI捜査官・赤井秀一であることが発覚する[注 82]。赤井の逃亡後、明美は組織に「FBIの組織への潜入捜査を手引きし、今後も組織の情報を外に漏らす原因を作る可能性が高い女」と認識される。それから2年後、自分と志保を組織から抜けさせるという条件で命令された銀行強盗(アニメでは現金輸送車強盗)を成功させたものの、約束を反故(ほご)にされてジンに撃たれてしまう[注 83]。そして、彼とウォッカが立ち去った直後にやって来たコナンに、自分が黒を象徴とする巨大な犯罪組織に所属する末端の人間であることと、強奪した10億円の隠し場所を告げて息を引き取った[注 84]
原作では2巻[注 85]という早い段階で登場する。アニメではこの話が大きく絡む(灰原哀が初登場する)129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」の前に、128話「黒の組織10億円強奪事件」が原作の本筋を残しながらも大幅にリメイクした形で放映された。
彼女は殺害された後もたびたび回想で登場し、母親から志保(灰原哀)へのメッセージテープを預かって残していたことや、前述の赤井秀一との交際など、生前の彼女の動向が判明していく。自身の死がシェリー(宮野志保)を組織から脱走させ、灰原哀が登場する直接の原因になるなど、灰原、コナン、赤井[注 86]、ジン、ベルモットなどに影響を与えている。
テキーラ(Tequila)
声 - 廣田行生
コンピュータのプログラム関係の取引を行っていた構成員。地位はウォッカと同格。身長は2メートルを越す大男で、関西弁で話す。
床に落ちた小銭を拾おうとしていた[注 87]コナンを蹴り飛ばすなど、かなり粗暴な性格。また取引で得たカバンの中身が、第三者の手で爆弾にすり替わっていることに気づかないという、鈍感な一面もある。また容姿と服装からかなりその場では目立っていたようで複数の第三者におぼえられていた。
2年前、あるコンピュータのプログラムを作るようプログラマーの板倉卓に強制的に依頼していた[注 88]。その後、ゲーム制作会社・満天堂との取引中、取引相手を狙った別の事件に巻き込まれて死亡した。
呑口 重彦(のみぐち しげひこ)
組織に所属していた政治家。収賄の発覚により逮捕寸前の状態になったため、情報が彼から漏れることを恐れた組織は彼を始末することを決定。映画監督の酒巻 昭(さかまき あきら)を偲(しの)ぶ会の会場で、ピスコに拳銃で頭上のシャンデリアを撃ち落とされ、その下敷きとなり圧死した。享年56。なお、死後に彼の家族が蒸発したことが目暮警部の口から明らかになっている。
ピスコ (Pisco) / 枡山 憲三(ますやま けんぞう)
声 - 村松康雄
「あの方」に長年仕えていた部下。表の顔は大手自動車メーカーの会長。ジンによれば、組織の権力を利用して現在の地位まで上り詰めた。
杯戸シティホテル内で行われた偲(しの)ぶ会で、収賄の発覚により逮捕寸前の呑口を暗殺[注 89]後、会場を訪れていた灰原がシェリー(宮野志保)と同一人物であることに気づいたため、彼女をホテル内の酒蔵に監禁し、始末しようとするが、コナンの策略により失敗に終わる。
その後、呑口暗殺の際、迂闊にもシャンデリアを拳銃で撃ち落そうとした瞬間をカメラマンに撮られてしまった上に、その事に気付かずカメラマンを放置した結果、写真が翌日の朝刊の1面に掲載されることになる失態を侵してしまった事が発覚。機密情報が彼から漏れることを恐れたあの方の命令の命令を受けたジンに射殺された。享年71。死後、彼の自宅が全焼したことが目暮警部の口から明らかになっている。
灰原の両親である宮野夫妻とは親しい仲で、開発中であったAPTX4869について聞かされていたらしく、身体が幼児化したシェリー(宮野志保)を見て「君がここまで進めていたとは」と語っていたことから、その本来の用途に関しても知っていたようである。また、アイリッシュからは父親のように慕われていた[12]
使用拳銃はワルサーPPK
カルバドス(Calvados)
腕利きのスナイパー。海外在住の男性。愛用銃はレミントン
シェリー殺害を個人的に計画したベルモットにより、スナイパーとしての腕と自分に想いを寄せているという扱いやすさを買われて来日した[注 90]。ベイエリアでの作戦では、ベルモットを拳銃で狙うジョディの腹部をライフルで狙撃して重傷を負わせ、車のトランクから飛び出した蘭も狙撃しようとしたがベルモットに制止された。その後、ジョディの仲間として行動していた赤井によって両足を折られ、持っていたライフル、ショットガン、拳銃3丁を回収される。さらにベルモットが1人で逃走したために完全に逃げ道がなくなり、もう1丁隠し持っていた拳銃で自殺したものと思われている[注 91]
登場は終始シルエットだった上に、セリフは自殺の際の断末魔(原作のみ)が唯一だったため、声質や本名、国籍、どんな姿をしていたかなどはいっさい不明。使用ライフルは、原作では不明だが、アニメ版ではH&K MSG90を使用。
宮野 厚司(みやの あつし)
宮野明美・志保姉妹の父。数年前に事故死したとされている。
阿笠博士とは過去に発明品の発表会で何度か顔を合わせており、阿笠には「自分の発明品をほめてくれた、気さくでいい感じの人」と評されている。ただし、灰原には「学会を追い出されたマッドサイエンティスト」と言われており、阿笠にも自分が何の研究をしているかは1度も話さなかった。
30年ほど前、幼なじみの出島 壮平(でじま そうへい、声 - 宝亀克寿)に「自分の理論を認めてくれたスポンサーの大きな研究施設に行く」と話しており、デザイン事務所として使用する物件を探していた彼に自分の家を明け渡して去った[注 92]。その後、20年前に「出島に大事な話がある」とエレーナと明美を連れて出島の事務所を訪れたが、ちょうど出島は不在だったため、会わずに帰った[注 93]
名前の由来は、アニメーターの青野厚司から。
宮野 エレーナ(みやの エレーナ)
声 - 鈴木弘子
宮野明美・志保姉妹の母で、イギリス人。夫・厚司と共に組織の科学者であり、彼と共に事故死したとされている。
物静かな性格で、無口だった様子。コードネームは不明だが、「ヘル・エンジェル(地獄に堕(お)ちた天使)」と称されていた。しかし、実際は娘との「別れ」を悟り、志保への誕生祝いを録音したカセットテープ[注 94]を用意するなど娘思いであった[注 95]
志保に向けて遺したカセットテープのうち18歳用のテープに、開発中の薬について「シルバー・ブレット」と夫と共に願いを込めて呼んで作っていたこと、そして薬の完成に娘との「別れ」が必要であるという情報を遺している[注 96]
安室(バーボン)とは彼が少年だった頃に面識があった[注 97]
楠田 陸道(くすだ りくみち)
声 - 岩田光央
キールが杯戸中央病院に潜伏している可能性があると考えた組織から、頸椎捻挫(けいついねんざ)の患者として杯戸中央病院に送り込まれたスパイ。最初は順調な働きを見せるも、コナンにスパイの存在、そしてその正体を見抜かれてしまう。その推理を聞いたFBIの陽動作戦により捕まりかけるも、機転を利かせ車に乗り込み逃走を図るが、捜査に関わる人物の1人に赤井が含まれていることを知り、その恐怖からか隠し持っていた拳銃で頭部を撃ち自殺した。

劇場版オリジナルキャラクター[編集]

原 佳明(はら よしあき)
声 - 橋本晃一
劇場版第5作『天国へのカウントダウン』に登場。
コンピュータ会社「TOKIWA」の専務であり、主に最新ゲームのプログラムを担当するプログラマー。穏やかな風貌で、子供っぽい性格から少年探偵団にも懐かれていた。人前で平然と摘んでしまうほどのチョコレート好きであり、殺害される直前もチョコレートケーキを食べようとしていた。
過去に組織に関与していたことがあり、組織を裏切って何らかのデータを持ち去ろうとしていたが、偶然にも同時期に発生した殺人事件のターゲットになっており、その混乱に乗じたジンに射殺された。享年32。
殺害される寸前、犯人を指し示すダイイングメッセージ(銀をローマ字表記にしたGINを英語読みにするとジン)としてそばにあった銀色のナイフを手に握り締めていたが、ジンはこれを「ナイフで銃に抵抗する気」だと解釈してしまい、その真意に気づけなかった。一方、コナンはその真意に気づいたが、組織とは無関係の別の犯人により現場を偽装されていたことと、"ジン"というコードネームが本名でもなく酒の名前でしかないことから、警察の捜査がこれ以上進展するのは望めないといった理由で、この件での追跡をあきらめた。
名前の由来はめぐみ山崎和神谷から[16]
アイリッシュ(Irish)
声 - 幹本雄之
劇場版第13作『漆黒の追跡者』に登場。
黒の組織のメンバー。本名・国籍は不明。金髪で筋肉隆々な大男であり、ジンとの会話から同格の幹部クラスである。また、ベルモットのNYでの出来事を知っている模様。黒の組織の情報が入ったメモリーを回収するために派遣され、そのメモリーを回収するためには連続殺人事件を解決する必要があると考え、ベルモットの協力で松本清長に変装し、警察に潜入して捜査を進める。
かつてジンに射殺されたピスコのことを実の父のように慕っており、その恨みからコナンを工藤新一として「あの方」に面会させ、ジンを幹部の地位から失脚させようとしていた。
機転の利く江戸川コナンを見て疑いをかけ、手掛かりを集め工藤新一であることを突き止めたり、連続殺人事件を着々と捜査を進め解決へ進める等、優秀な頭脳を持つ[注 98]
戦闘能力も非常に優れており、警察官7名を一方的に全滅させ、さらには連続殺人犯や東都タワーの警備員も倒している。空手の関東大会優勝者である蘭と対峙(たいじ)し、技の精度やスピードではやや劣っていたが、体格やウエイト等によるパワーでは蘭を上回っており、隙をついて一気に攻め込み突破、さらにはコナンのキック力増強シューズによるシュートにも持ちこたえた。拳銃の扱いも優れており、連続殺人犯の振り下ろしたナイフを銃撃により弾き飛ばしたり、コナンの切り札のベルトとシューズを正確に射撃し破壊した。
監禁していた松本管理官が発見され偽物であると警察にばれてしまったため、それにより逮捕されて組織の情報が漏れることを危惧したジンの命令で、キャンティにより組織のメモリーと共に銃撃される。コナン(新一)に一目を置いていたアイリッシュは、最後に敵である自分を救おうとしたコナンをジンたちの銃撃から守るべく自らを盾にして銃撃を受け、「工藤新一・・・いつまでも追い続けるがいい」と遺言を遺し、息を引き取った。
使用拳銃はSIG SAUER P226
岡倉 政明(おかくら まさあき)
劇場版第13作『漆黒の追跡者』に登場。
広域連続殺人事件の第3の被害者で、代議士の秘書を装った黒の組織の工作員[注 99]。自分が組織に消されないように、保険としてお守り袋に組織の重要情報(NOCリスト)が収められたメモリカードを入れていたが、その事実を把握した組織により近々殺害される予定であった。しかし、組織とはまったく関係のない者に恨まれており、組織が口を封じる前に殺害された[注 100]。享年32。

テレビドラマオリジナルキャラクター[編集]

黒服の男性
演 - 不明
テレビドラマ「工藤新一の復活! 黒の組織との対決」に登場。ケーキを食べて元の体に戻った灰原をナイフで狙ったが、蘭にナイフをたたき落とされて失敗し、逃げ去った後にジンに射殺される[注 101]

ゲームオリジナルキャラクター[編集]

ケイト=ローレン
声 - 柚木涼香
PlayStation「名探偵コナン 3人の名推理」追憶の宝物事件に登場。30歳。
エリック=ガムラン大臣の秘書を務めており、序盤で人捜しの依頼のために毛利探偵事務所を訪れた。京都から戻ってきたコナン、蘭、小五郎と米花駅で再び合流しホテルまで同行した。中盤で黒の組織の連絡員ということが判明し、生き延びるチャンスとしてジンとウォッカにオークション会場をぶち壊したエリック=ガムラン大臣とその関係者を暗殺する任務を与えられる。エリック=ガムラン大臣を追跡するが、コナンの策によって遊園地内のメリーゴーランドなどに誘導され、路地でコナンに麻酔銃で眠らされる。終盤でお城からエリック=ガムラン大臣を銃で狙撃したが、直後にジンとウォッカに撃たれ地面へ落下。コナンの掛け声に応じたがその後息を引き取った[注 102]

特別編・番外漫画版オリジナルキャラクター[編集]

アラック / アミリーン
特別編第26巻に登場。表向きは歌手として活動しているが、実際には組織の殺し屋である。標的の暗殺に失敗し、コナンによりその犯行を暴かれて逮捕されるが、護送中の車内で歯に仕込んでいた毒薬で自殺した。
ジュネリック
特別編第26巻「黒の組織…現る」に登場。通称・ジュネ。年齢はシェリーの実年齢より1歳年下。幼いときに両親に捨てられるも、その知能の高さを組織に注目され、13歳のときに施設から引き取られる。気弱な性格で組織内でいじめに遭っていた時期があり、その際に自分を助けてくれたシェリーを姉と慕うようになった。一時はシェリーと共にAPTX4869の開発も手がけており[注 103]、後に人の記憶を自在に操る薬の開発に成功、しかし、組織から逃走したシェリーを追い、自らもAPTX4869で幼児化して脱走し、子供を事故で亡くした夫婦の実子に成りすまし、シェリーの記憶を操作して、彼女と姉弟として生きようと企(たくら)むが失敗、彼自身がすべての記憶を失ってしまった。記憶を失った後は、先に述べた夫婦の子供として暮らしている。
黒髭(くろひげ)
特別編第35巻「豪華客船をウイルスから守れ」に登場。その名の通り黒いヒゲを生やした男性で、組織に所属するウイルスの研究者。コードネームは不明。ジンたちの命令で、彼が日本全国を感染させるために開発した強毒なウイルスの実験を豪華客船「エカテリーナ二世号」で行うことになり、「失敗すれば、命を償ってもらう」と脅される。
映画女優の子役であるエバ・ポートのマネージャーとして豪華客船に潜入し、彼女もろとも船内の乗客を感染させようと企てるが、灰原がエバになりすましてすり替わっていたため、コナンたちに犯行を見破られて失敗に終わる。その後身元不明の水死体として発見されるが、脅迫通り組織に殺害されたのか、もしくは船から飛び降りて自殺を遂げたのかは不明。
アントニオ・ゴメス
「日本の歴史3」に登場。組織に所属していた歴史犯罪者。コードネームは不明。灰原も組織にいた頃に何度か顔を見たことがある。織田信長に関する資料を用いて組織に貢献していたが、ある作戦を独断で実行中、コナンにその犯行を見破られてしまい、逃亡しようとしたがコナンの前に敗北した。

組織に関わった人物[編集]

社長
声 - 辻親八
ジェットコースター殺人事件の後、ウォッカが取引した人物。本名は不明。会社で行っていた拳銃密輸の証拠フィルムをネタに、組織に1億円を強請(ゆす)られた後、ジンが新一を殴り倒した直後におびえ、逃亡した[注 104]。その後の消息は不明だが、命だけは助かったとされている[17]。ただし、組織に関わった人物は基本的に殺害されているため、彼がなぜ殺害されなかったのかは謎である。
広田 健三(ひろた けんぞう)
10億円強奪犯の1人。本名は不明[注 105]。年齢は48歳、身長170センチメートル、東京都出身。タクシー運転手で、運転技術を買われて広田雅美に雇われた。盗んだ金を独り占めにして姿を消したが、「広田健三の唯一の肉親である娘」を名乗った広田雅美の依頼を受けた小五郎たち毛利探偵事務所の捜索により居場所を知られ、雅美から連絡を受けて先に合流した広田明に絞殺された。趣味は競馬で、馬の名前(ゴーカイテイオー)に由来する名前を4匹の飼い猫につけていた(ゴウ・カイ・テイ・オウ)。
広田 明(ひろた あきら)
声 - 手塚秀彰
10億円強奪犯の1人。本名は不明。年齢は自称28歳。身長190センチメートルを越える大男。荒っぽい性格だが、腕っぷしを買われて広田雅美に雇われた。広田健三が盗んだ金を持って姿を消した後「広田健三の唯一の肉親である弟」の広田明と偽って、サングラスをかけた大男の探偵(声 - 徳丸完)に捜索を依頼。雅美から連絡を受けて健三と再会した際に怒りから彼を絞殺した後、ジンとウォッカから睡眠薬と偽って渡された青酸カリを雅美から飲まされて死亡する[注 85]
女性
声 - 紗ゆり
新幹線内でジンたちと取引をしたキャリアウーマン風の女性。本名は不明。「金(きん)に関する情報」が入ったケースをジンたちから4億円で買い取ったが、ジンたちは用済みとなった彼女を抹殺するためにケースに爆弾を仕掛けていた。そのため、乗車した新幹線もろとも爆殺されそうになるが、コナンの活躍により間一髪で命拾いする。その後は警察に洗いざらい話したが、組織に深く関わった人物ではなかった。
なお、アニメでは彼女の取引相手はジンたちではなく、ジンたちと容姿がよく似た上田(うえだ、声 - 梁田清之)と下田(しもだ、声 - 巻島直樹)という2人組だった。最後にはこの2人も逮捕された。
中島 秀明(なかじま ひであき)
声 - 谷川俊
ゲーム会社「満天堂」の開発部社員。27歳。社長である石川(いしかわ、声 - 石波義人)の怒りには弱い。多額の借金があるらしく、満天堂の新作ゲーム発表会の会場でテキーラと取引し、全世界の有能なコンピュータプログラマーのリストを大金で売ろうとしていた。しかし、交友関係で個人的に恨みを買っていた同僚の竹下 裕信(たけした ひろのぶ、声 - 堀川仁)が彼を殺すために仕掛けた爆弾が手違いによりテキーラを死亡させてしまい、取引は失敗した。
岸井(きしい)
声 - 千葉一伸
アニメ第128話「黒の組織 10億円強奪事件」に登場した10億円強奪犯の1人で、広田雅美(宮野明美)に雇われた。ギャンブル好きでかなりの借金がある。ガードマンとして銀行に潜入し、現金輸送車の扉を中から開ける役目を担っていたが、銭湯から自宅に帰る途中でウォッカらしき人物に射殺され、口を封じられた。
貝塚 士郎(かいづか しろう)
アニメ第128話「黒の組織 10億円強奪事件」に登場した10億円強奪犯の1人で、元レーサーとしての運転技術を買われて広田雅美(宮野明美)に雇われた。銀行から車で逃走する際にレーサー並みの猛スピードで運転し、コナンのスケボーによる追跡を振り切った。その後、マンションの自室でジンに射殺され、口を封じられた。
広田 正巳(ひろた まさみ)
声 - 中博史
南洋大学の教授で、宮野明美の恩師[注 106]。妻・登志子(としこ、声 - 朝倉佐知)と共に静岡県で暮らしていた。
研究所にいた頃に志保(灰原)が誤って明美に送ってしまった、組織の重要データ入りフロッピーを持っていたため、組織はフロッピーの中身を見た可能性のある広田教授を抹殺しようと考えた。だが、組織とはまったく関係のないところで恨みを買っており、教え子の1人でモデルの白倉 陽(しらくら あきら、声 - 子安武人)によって組織が始末する前に殺害された[注 107]。享年61。
板倉 卓(いたくら すぐる)
声 - 大友龍三郎
組織と契約したゲームのシステムエンジニア。以前は映画の特殊視覚効果に関わる有名なCGデザイナーであったが、点字を必要とするほど視力が低下したことでエンジニアに転向した。職業上、有希子をはじめとした各国の女優と面識があり、シャロン(ベルモット)とは犬猿の仲だったことが知られている[注 108]。有能なシステムエンジニアとして組織に目をつけられ、ベルモットの発注によりあるソフトウェアを作らされる。彼は日記で、以前そのソフトを作ろうとした際は「我々人間のために断念した」と書いているが、その具体的な内容は不明[注 109]
視力だけでなく心臓も手術が必要なほどに病んでおり、ソフトを未完成のままにして海外へ高飛びしようとしていた。だが、組織とはまったく関係のないところで恨みを買っており、友人の相馬 竜介(そうま りゅうすけ、声 - 阪脩)に心疾患を利用されて殺害された。享年45。
狼男
声 - 広瀬正志
「季節外れのハロウィンパーティー」に狼男の仮装で参加した男。本名は不明。パーティーの主催者である映画プロデューサー・福浦 千造(ふくうら せんぞう、声 - 徳弘夏生)を個人的な事情で憎んでおり、そのことをあるホームページに書き込んだところ、ベルモットから「殺人計画を授けるから実行しないか」と勧誘された。1度はそれを断るが、自分と家族の隠し撮り写真など彼らの一日の行動が資料としてダンボール箱1つ分送られてきたため、脅迫されているという恐怖からやむなく殺人を実行する。その後、コナンと新一に変装した平次によって犯行を暴かれ、逮捕された。
土門 康輝(どもん やすてる)
声 - 福田信昭
衆議院議員総選挙に初出馬する予定だった男性。元自衛隊幹部で、父親も元防衛庁の官僚であるため政界に顔が利く。人一倍正義感が強く、メディアで暴力や犯罪に関する過激な発言を繰り返しているため、過去にその筋から殺し屋を差し向けられたことがある[注 110][注 111]
未来の首相候補といううわさまで流れるほどカリスマ性が高く、それゆえに組織は自分たちに抗(あらが)う芽を早いうちに摘もうと考え、彼の暗殺を画策したが、コナンとFBIによって阻止される。その後、官僚だった父親の20年前の不倫疑惑が発覚したことで出馬を見合わせたため、暗殺対象から外れた。
組織内での呼び名はDJで、ダイヤのジャックを意味する[注 112]
船本 透司(ふねもと とうじ)
声 - かないみか
組織に潜入したCIAの諜報員・キールこと本堂瑛海が、組織の暗殺計画実行中に起こしたバイク事故の原因になった少年。8歳。
バイク事故の唯一の目撃者であり[注 113]、その情報を得るためベルモットも彼に接触している。母・兼世(かねよ、声 - 川村万梨阿)が殺害された事件[注 114]の捜査中、キールの事故のことやベルモットのことを目暮警部や小五郎らに打ち明けているが、コナンがとっさに「この前の仮面ヤイバーでやってたシーン」とごまかし、目暮警部らも「母親を亡くしたショックによる記憶の混乱」として本気にしなかった。組織は「目撃者が子供なら生かしておいても特に問題はない」と判断したため、彼は組織の暗殺照準から外されている。
初登場時はアシスタントの描くモブキャラクターだったが、再登場してからは作者自身によって描かれるようになった。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ FBIやCIAなどの優秀な捜査官たちが潜入しているにもかかわらず、組織の全貌を明らかにするには至っていない。
  2. ^ ベルモットやバーボンといった、他人に変装することがある人物については、黒服を着用する場面は変装していない場合に限られる。
  3. ^ クライアントの中には、日本の外務省の人間も含まれていることが判明している。
  4. ^ 組織の機密が漏れる恐れがあると感じた場合は、組織の存在を知らない者はもちろん、子供であっても容赦はしない。灰原哀(宮野志保)も「疑わしき者はすべて消去する。これが組織のやり方。」と評している。
  5. ^ ベルモットはFBI捜査官であるジョディの父親を殺害した際、シャロン・ヴィンヤードの指紋を残したため正体が露見しているが、現在のクリス・ヴィンヤードとしての姿と年齢が合わないことが壁となって逮捕されないでいることと、「あの方」のお気に入りであることから、例外的に抹殺されないでいるようである。
  6. ^ 360度スクリーンに覆われ、そのスクリーンには現実世界を再現した映像が映され、600ヤード前後先をイメージした獲物をライフルで狙撃するというシミュレーション設備[1]
  7. ^ コナンは、宮野一家によるAPTX4869の開発が、その一環ではないかと推測している。
  8. ^ 観光者リストの中に「宮野志保」が記載されていたことについて、コナンは一瞬気にかけながらも「まさかな」と、偶然のことと判断している。
  9. ^ 原作者は読者からの質問コーナーにおいて、このシーンが伏線であることを明言している[2]
  10. ^ 基本的に男性は蒸留酒、女性はワインなどの甘い酒の名前である。
  11. ^ 朝日新聞2006年1月13日付夕刊に掲載されている作者のインタビューでは、少なくとも名前については、その時点(単行本53巻File.8「釘とへび」まで)で原作に既出のキャラクターであるとのこと。なお、作者はあくまで名前と言っており、本人が登場しているかどうかは明らかにしていない。また、組織の名が判明するとあの方の正体も同時に判明してしまうらしい。
  12. ^ 作者と佐藤健の対談の中で、あの方の正体を決めたあたりの単行本の「とある巻」を読めば、あの方の正体、少なくとも正体に至る糸口が得られることが述べられている[3]
  13. ^ 阿笠博士[5]、工藤優作[3]、毛利蘭、江戸川コナン、ベルモット、白鳥任三郎[6]については、「あの方」ではないことが作者によって明言されている。
  14. ^ 実際にはメールアドレスとして「♯(シャープ)」は使えないが、作者は「いたずら防止のためにあえて入れた」と述べている。
  15. ^ 実際の携帯電話に存在するのは♯(シャープ)ではなく#(番号記号)
  16. ^ a b 初登場時のEDテロップでは「黒服の男」と表記されている。
  17. ^ 銃殺しなかった理由は、周辺に警察がいることを警戒して証拠を残さないように配慮したため。
  18. ^ アニメでは当初輝度を抑えた金だったが、色彩設計担当者が海鋒重信になってからは原作と同じ銀色に変更された。なお、原作でジンの髪の毛の色が分かるように描かれたのはFILE238「裏切りの街角」だけであり、この回でも辛うじて白か銀、グレーあたりの色だと推察できる程度である。
  19. ^ アニメ128話(上記のアニメオリジナル回)では、右手で拳銃を撃つという誤った描写が見られ、この話を振り返る回想エピソードが新たに作画された際も、誤りは修正されていない。
  20. ^ キール初登場以降はウォッカが運転している。
  21. ^ ナンバープレートは登場回によって異なり、土門康輝暗殺計画の際は「新宿540 あ 4368」、米花百貨店での爆弾騒動の際は「新宿54 み 4368」となっている。
  22. ^ ライフルはM16を使用した[9]
  23. ^ シェリーの殺害をコナンに阻止された際、無駄だと思ったため追跡しなかったが、実際に追跡していたらシェリーを見つけることができたため、その判断が正しいとは限らない。
  24. ^ 後にジンがピスコを射殺したと知ったコナンは、「なぜ麻酔銃を受けて動けるのか」と疑問に思った。
  25. ^ 工藤新一の名前が会話に出ても「知らない」と答えている。ただし、宮野明美[10]や原佳明[9]など、殺したことを覚えている相手もいる。また、テレビドラマ「工藤新一の復活! 黒の組織との対決」では新一のことを思い出している。
  26. ^ シェリーをイメージするときは全て裸の後ろ姿である。
  27. ^ 原作では新幹線の車内でウォッカとともにコナンと鉢合わせたが、その正体には気付いていなかった[11]。また、小五郎を暗殺しようとした際もコナンに気付き殺そうとしたが、その際もただの子供としか見ていなかった[1]。劇場版では、コナンの思わぬ反撃によって撤退を余儀なくされた際に、「いったい何者なんだ!?」と驚愕していた[12]
  28. ^ 過去にコナンが車に侵入して仕掛けた盗聴器をシェリーのものと認識しており[10]、キールの靴から発見した盗聴器がそれと同型(阿笠博士製)であったためである[1]
  29. ^ このことが、後にバーボンが小五郎に張り付く要因となった。
  30. ^ a b 単行本28巻File.8「悪魔の矢」(アニメ223話「そして人魚はいなくなった(推理編)」)に出てくる名簿に、ほとんど見えないが「黒澤陣」、「魚塚三郎」と書かれている[13]
  31. ^ 逆探知機能[9]、板倉卓との取引の際はメールの受信位置の特定[15]もこなしている。
  32. ^ 血液型やDNAを割り出される可能性がある。
  33. ^ 声紋照合などをされる可能性がある。変声器は使用していたが、コナンたちには口調で見破られていた。
  34. ^ 指紋を採取される恐れがある。
  35. ^ 警察官が近くにいる場所で懐から拳銃を取り出そうとする、他人に聞かれてはまずい話を大声で話す、自分の唾液や口の粘膜の細胞が付着したタバコの吸い殻を投げ捨てる[注 32]、ターゲットの家に電話をかけて録音テープにメッセージを残す[注 33]、テープで貼り付けられた秘密のソフトを手袋を外して素手で取ろうとする[15][注 34]、など。アニメ公式サイトでも「あまり頭脳派とは言えず新一に尾行されたり、コナンのワナにひっかかったりすることも」と紹介されている。
  36. ^ ジョディはこの座右の銘をヒントにシャロンとクリスの指紋を調べ、その指紋が一致したため2人が同一人物で、20年前にFBI捜査官であった父親を殺害した犯人がベルモットであることを突き止めている。
  37. ^ ジンはピスコを始末した後、ベルモットに「おまえほどの女をわざわざ呼んだっていうのに」と話している。
  38. ^ クリスとしての若い顔が素顔であり、ベイエリアで赤井に狙撃されたときも散弾で顔が裂けている。
  39. ^ 現場に残された指紋がシャロンおよび現在のクリス両名の指紋と一致した。
  40. ^ 肉体年齢20代の彼女を40代を過ぎているはずのシャロンと認定させるのが困難なのと、有名女優の彼女が犯人であると公表して事を荒立てたくないというFBIの思惑。
  41. ^ 本人によれば、当時は「普段から老けたフリ」をしていた。
  42. ^ クリスとしては映画撮影以外の公の場にはほとんど姿を見せないが、映画監督の酒巻 昭(さかまき あきら)を偲(しの)ぶ会には出席している。なお、クリスは日本語を話せず、通訳が必要であるという設定になっている。
  43. ^ 新出に変装したベルモットは帝丹小学校にも内科検診で訪れているが、そのときは灰原が休んでいたため2人は遭遇しなかった。
  44. ^ 新一が幼児化していることは早くから確証しており、バスジャック事件の際にコナンをかばっているが、そのときはベルモットの気配を察知した灰原が身を隠したため、彼女の正体には気付かなかった。
  45. ^ その結果、カルバドスは拳銃自殺する結果になり、スナイパー仲間であったキャンティとコルンからは激しく嫌悪されることになった。
  46. ^ この失敗に関しては、組織の任務下に戻された以外には、特に「あの方」から責任を問われなかった模様。
  47. ^ 元の体に戻した上で殺せば、シェリーがAPTX4869によって幼児化したことを隠すことができるため。このときは計画をジンにもリークした上で自ら赤井に変装し、ジンおよびバーボンへの連絡役を単独で担うことで彼らへの情報操作も行っていた。
  48. ^ キールの正体がCIAの諜報員(スパイ)だということを薄々感づいていながらも組織に報告しないのは、このような理由からだと考えられる。
  49. ^ ピスコも灰原の正体を知り、劇場版『漆黒の追跡者』に登場したアイリッシュもコナンの正体を見抜いていたが、両者共に殺害された。
  50. ^ シェリー(灰原)を殺そうとした際に「恨むのなら、こんな愚かな研究を引き継いだあなたの両親を」と語っており、宮野夫妻とも何らかの関わりがあったこと、さらに宮野夫妻の研究を快く思っていないことが推測される。
  51. ^ そのため、蘭の父親である小五郎が組織に射殺されそうになったときは擁護の立場に回っており、秘密に行動してベイサイドでカルバドスを死なせてしまった一件から、さらにジンの警戒を深める原因になっている。
  52. ^ 「季節はずれのハロウィンパーティー」事件の際に、1度はコナンに灰原の抹殺から手を引くことを約束していながら、その約束を反故(ほご)にして、ミステリートレインのベルツリー急行にてバーボンを利用する形で、彼女をC-4を積み込んだ貨物車で爆殺しようとした。
  53. ^ 原作者の青山は「工藤有希子がいいほうの峰不二子、ベルモットが悪い時の峰不二子」と表現している。
  54. ^ a b アニメによると、キャンティとコルンの狙撃可能距離は600ヤード(約548メートル)であり、両者とも650ヤード(約594メートル)では外している[1]
  55. ^ 高木刑事のことを「かわいい坊や」と言っている場面があり[12]、少なくとも彼よりは年上だと推測される。
  56. ^ ジンには「退屈しのぎに余計な羊を狩るな」と警告されている。
  57. ^ 一般市民に発見され、危うく狙撃が露見しかけたことがある。
  58. ^ キャンティと共に衆議院議員立候補者の暗殺をする際、キャンティに「あんたは背中。アタイは頭だよ。」と言われると「俺、頭がいい」と頭を撃つことを宣言して、キャンティも「OK、好きにしな」と認めている。
  59. ^ 薬品開発の研究者は「化学者」と表記されるべきだが、原作では「科学者」と表記されている。
  60. ^ 明美について組織は「FBIを連れ込んだ女を生かしておくのは危険」と判断し、それが原因で彼女を死に追いやることになった。
  61. ^ ナンバーは「新宿330 と7310」で、担当声優である古谷徹の誕生日からとられている。
  62. ^ 特に知識は科学的、医学的なものを含めてかなり豊富で、盗聴器の発見やピッキングナンバープレートによる車種の特定なども簡単にこなしている。また、優れた話術を持っており、何気ない会話から他人を心理的に誘導し、情報を収集する。
  63. ^ 「ポアロ」のマスターに語ったところによれば、中学時代にテニスのジュニア大会で優勝したが、直後に肩を痛めて引退しているとのこと。
  64. ^ この傾向は警察学校時代から変わっていないようで、当時を知る伊達航も「無茶をして死んでるかも」と心配していた。
  65. ^ ベルツリー急行でのシェリー奪還の際は、自らの策を利用される形でベルモットにシェリーを殺されそうになった末、コナンの作戦によってシェリーが死んだと誤認する羽目になった。
  66. ^ 米花百貨店での爆弾事件の際にジンが言った、「小説の中だけにして欲しいもんだぜ…シャーロック・ホームズのような探偵はな…」という言葉は、赤井に変装したバーボンのことを指している。
  67. ^ ジンやベルモットがシェリーの抹殺に執着しているのに対して、バーボンは生きたまま組織に連れ戻そうとしている。
  68. ^ 銀行強盗事件では、コナンを射殺しようとした強盗犯を背後から狙撃して助けている。
  69. ^ 安室は伊達から送信された「お前どこで何やってんだ? たまには連絡ぐらいしろよな!」とのメールを、伊達の墓参り後に心の中で「静かに…瞑(ねむ)れ…友よ…」とつぶやきながら削除している。
  70. ^ ただし、同じく警視庁関係者である目暮警部高木刑事とは初登場時まで面識がなかった。
  71. ^ 宮野明美は、妹の志保に対して「お互いに毛嫌いしていた」と説明していた。
  72. ^ ベルモットやバーボンが変装した赤井には、殺害時の状況を鑑みて右の頬に火傷の跡が演出されている。
  73. ^ この姿でFBIや世良と遭遇しているが、変装しても演技はできないことから彼らとは一切会話をしなかったため、ジョディやキャメルは赤井が記憶喪失の状態で生存していると誤認した。
  74. ^ それ以前に赤井に変装していた際、1度メールにより接触している。
  75. ^ 「どうしてそんなに切れる探偵なのに、父の弟子なんですか?」と蘭に不思議がられたことがあるが、小五郎は真相を見抜いているのに、自分を試すためにわざと悩んでいるフリをしているのだと説明している。
  76. ^ コナンはこの時バーボンが妨害を受けたという事実を知らず、ベルツリー急行での作戦が終わった後もバーボンが潜入捜査を続けていることに疑問を感じている。
  77. ^ 20年前の自動車教習所の合宿中、5人の同期生と共に悪ふざけで教官の稲葉 徹治(いなば てつじ)に無理矢理飲酒させ、ブレーキオイルを抜いた車を運転させて事故死させている。そのため、殺人後の逃亡中に稲葉の息子である大阪府警東尻署、捜査一課刑事・坂田 祐介(さかた ゆうすけ、声 - 一条和矢)に拘束され、彼の復讐の犯人に仕立て上げられそうになったが、コナン・平次の活躍により発見され、そのまま逮捕された。なお、共同正犯はコンビニの店長・長尾 英敏(ながお ひでとし)、居酒屋の女将・西口 多代(にしぐち たよ)、タクシー運転手・野安 和人(のやす かずと)、主婦・岡崎 澄江(おかざき すみえ、声 - 服部幸子)、大阪府議会議員・剛司 宗太郎(ごうし そうたろう、声 - 土師孝也)の5人である。
  78. ^ ただし、彼女の顔立ちには妹と比べ、イギリス人の特徴らしきものは見られない。
  79. ^ アニメでは、後の強盗の下見役として、半年前から四菱銀行に勤務していた。
  80. ^ 幼少時に両親とともに父親の友人の事務所にやって来た際、事務所の社員が言った「疲れた」という言葉を真に受けて、彼らに仕事を休ませてあげようとして仕事道具を隠していた。その無邪気な笑顔は、ある人物が父親の幼なじみに抱いた殺意を、思わず忘れさせてしまうほどであった。
  81. ^ 赤井や灰原は、毛利蘭に明美の雰囲気を重ねて見ている描写があり、赤井は蘭に出会った際に明美のことを「お前(蘭)によく似た女」だと述懐している。
  82. ^ 明美自身は、組織に露見する以前に赤井の正体に気付いていたが、彼への好意から誰にも話さずにいた。FBIに利用されたと知った後も、赤井のことが忘れられず、のちに銀行強盗を決行する直前に送ったメールでは、「もしもこれで組織から抜けることができたら、今度は本当に彼氏として付き合ってくれますか?」と赤井に告げている。なお、このメールにはP.S.(追伸)があるが、その内容は明らかになっていない。
  83. ^ 組織は最初から約束を守る気はなく、計画の失敗を理由に明美を始末するつもりだったが、明美は計画を成功させたため、理由もなく殺されることになった。
  84. ^ 彼女のそばに落ちていた拳銃には明美の指紋しか付いていなかったことから、真相を知らない警察は「計画の首謀者であった彼女が共犯者を殺害し、逃げ切れないと悟って自殺した」と判断している。
  85. ^ a b この事件はアニメ13話「奇妙な人捜し殺人事件」に相当するエピソードだが、この話に組織は登場せず、ジンとウォッカが沖田(おきた、声 - 大友龍三郎)という銀行強盗常習犯に置き換えられている。そのため、広田雅美を通じて睡眠薬と偽って青酸カリを渡したのは原作ではジンであるが、アニメでは沖田に置き換えられている。また、この13話で登場した宮野 明美(みやの あけみ、声 - 勝生真沙子)は、灰原の姉とは同姓同名の別人であり、現在も刑務所に服役中とされる。
  86. ^ 赤井も最初は捜査目的で交際を始めたものの、明美を純粋に愛していた描写がみられる。その後、赤井は明美を直接殺害したジンを中心に組織を追い続けている。
  87. ^ 正確には、小銭を拾うふりをしてテキーラの靴底に発信機を取り付けていた。
  88. ^ 彼の死後、ウォッカがこの任務を引き継いでいる。
  89. ^ 殺害時に使った手法から、拳銃の扱いに相当手慣れた狙撃手でもあったことが推測される。
  90. ^ カルバドスがリンゴの蒸留酒であることから、赤井には「腐った林檎(ベルモット)の相棒にはお似合いだ」と皮肉られた。
  91. ^ 自殺した瞬間の描写はない。このできごとが理由で、キャンティとコルンはベルモットを激しく憎んでいる。
  92. ^ この家は、厚司が親から受け継いだもので、家を明け渡してから出島が亡くなるまでの30年間、出島が借りたままの状態になっていた。
  93. ^ その際に応対した社員は、厚司が絶えず外の様子を気にしていたこと、事務所の前に「スモークガラスの黒い車」が停まっていたことを証言している。
  94. ^ 亡くなった時期は明言されていないが、1歳から20歳までのものが用意されていた。
  95. ^ カセットテープの録音を聞いたコナンは「(エレーナは)正真正銘のエンジェルだった」と感想を述べている。
  96. ^ ピスコが身体が幼児化したシェリー(宮野志保)を見て「科学者だった君のご両親と私はとても親しくてね… 開発中の薬のことはよく聞かされていたんだよ… でもまさか君がここまで進めていたとは…」と語っており、またベルモットもシェリー(灰原)を殺そうとした際に「恨むのなら、こんな愚かな研究を引き継いだあなたの両親を」と語っていたが、それ以上には薬の本来の用途などの詳細については明らかにされていない。
  97. ^ 安室の回想によれば、エレーナは安室がけんかなどで傷を作ってくるたびに手当てをしていたことや、「遠くへ行かなければならない」として、彼に別れを告げていたことが判明している。
  98. ^ 黒の組織の中でコナンの正体を突き止めたのはベルモットと彼だけであり、前情報が一切ない段階で手掛かりや証拠のみを使って突き止めたのは彼が唯一である。
  99. ^ このことは、本編中では明かされていない。
  100. ^ メモリーカードは、組織のことを何も知らない犯人がお守り袋ごと持ち去り、最終的にアイリッシュが回収して隠滅した。
  101. ^ ジンは射殺した際、「現場にナイフを落とした時点で、お前は命も落としてるんだよ」と捨て台詞を吐いている。
  102. ^ 毛利探偵事務所に依頼に来る、黒の組織の一員、内容は違うもののチャンスを与えられる、ジンとウォッカに殺される、コナンから正体を聞かされる、など宮野明美と境遇が一部似ている箇所がある。
  103. ^ 彼の弁によれば、APTX4869によって幼児化した生物は、再び通常に成長していくらしい。
  104. ^ アニメではフィルムをもらった直後に「フィルムはこれだけだろうな?」と確認してから逃亡した。
  105. ^ ただし、彼に関しては警察により戸籍の調査がされている。このため、彼の出身地や家族の有無に関する他の強奪犯の嘘が判明したものの、特に名前の偽称については述べられていないことから、「広田健三」はそのまま本名である可能性もある。
  106. ^ 明美の偽名「広田雅美」は彼の名前が由来。
  107. ^ なお、フロッピーは最終的にコナンたちが入手したが、組織のコンピュータ以外のコンピューターで立ち上げるとコンピューターウイルス「闇の男爵(ナイトバロン)」が発生する仕掛けがあったため、コナン達は情報の入手に失敗している。
  108. ^ 業界ではシャロンはスタッフ想いとして知られていたが、板倉と激しく言い争っている様子が目撃されていたことが、有希子の口から語られている。
  109. ^ 日記には、組織の指示で彼らの番号に電話をかけた際、女王のように高飛車な口調の女(ベルモット)が出たことが記されていた。
  110. ^ その時は自身で返り討ちにした。現在は自衛隊上がりの巨漢のボディガードが、常に彼の両脇を固めている。
  111. ^ この一件は暴力団・泥参会(でいさんかい)の女幹部・毒島 桐子(ぶすじま きりこ、声 - まるたまり)の仕業だと考えられており、組織は彼女に土門殺害の罪を着せようとしていた。
  112. ^ ダイヤは星占術的に地の性質を持っていて、ジャックは兵士の意味であることから、名字に「土」の字があり、元自衛隊員であった彼のことを示している。
  113. ^ この事故についてはFBIにより形跡が抹消され、事故そのものが存在しなかったものにされていた。
  114. ^ 犯人は透司の父・達仁(たつひと、声 - 菅生隆之)だが、彼は組織とは無関係だった。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 単行本48巻File.9「ピンポンダッシュ」 - 49巻File.4「黒の組織VS.FBI 2」(アニメ425話「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」)。
  2. ^ サンデー公式ガイド『名探偵コナン 60+SDB』。
  3. ^ a b c ダ・ヴィンチ』2014年5月号(KADOKAWA、2014年4月5日発売)。
  4. ^ a b 『週刊少年サンデー』2013年33号付録より(単行本83巻所収)。
  5. ^ クラブサンデー公式ブログ(2011年10月)
  6. ^ サンデー公式ガイド『名探偵コナン70+PLUS』(小学館、2014年7月)。
  7. ^ a b 単行本67巻File.3「明日があるさ」 - File.8「静かなる戦い」(アニメ578話「危機呼ぶ赤い前兆(オーメン)」 - 581話「赤く揺れる照準(ターゲット)」)。
  8. ^ 単行本46巻File.7「封印」 - File.10「不滅」(アニメ394話 - 396話「奇抜な屋敷の大冒険」)。
  9. ^ a b c 劇場版第5作『天国へのカウントダウン』。
  10. ^ a b 単行本24巻File.7「裏切りの街角」 - File.11「白の世界」(アニメ176話 - 178話「黒の組織との再会」)。
  11. ^ 単行本4巻File.4「はちあわせた二人組」 - File.6「ラスト10秒の恐怖」(アニメ5話「新幹線大爆破事件」に相当)。
  12. ^ a b c d 劇場版第13作『漆黒の追跡者』。
  13. ^ 『ラブ・コナン-名探偵コナンオフィシャルファンブック』。
  14. ^ 単行本49巻巻末より。
  15. ^ a b 単行本37巻File.8「白い雪…黒い影…」 - 38巻File.1「新兵器!」(アニメ309話 - 311話「黒の組織との接触」)。
  16. ^ 劇場第5弾〜今だから言える裏話&質問に答えるコーナー パート2 - トムス・エンタテインメント 名探偵コナン公式サイト
  17. ^ サンデー公式ガイド『名探偵コナン10+PLUS』(小学館、2003年2月)。

外部リンク[編集]