スピリタス
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スピリタス(spirytus)とは、ポーランドを原産地とするウォッカ。世界最強の酒として知られる。
「スピリタス」は英語読みで、本来はスピリトゥス。さらに正確にはspirytus rektyfikowany(スピリトゥス・レクティフィコヴァニ、精製スピリタス)で、単なるspirytusは広義には蒸留酒全般のこと(ウォッカも同じ)。
[編集] 概要
70回以上もの蒸留を繰り返すことで、96度という高アルコール度数に仕上げられた世界最高純度のスピリッツである。このため、喫飲中は喫煙を含め火気厳禁である。また、水との共沸混合物となっていることから、蒸留によりこれ以上の純度に精製する事は不可能である。主原料は穀物とジャガイモ。ポーランド国内には複数のブランドがある([1]参照)が、日本では、ミリオン商事株式会社の緑色キャップの瓶のもの(ラベル名はSPIRYTUS REKTYFIKOWANY RECTIFIED SPIRIT)がよく見られる。
味は、初め刺すような痛みと強烈な焦燥感があるが、それを過ぎると甘く感じる。一般的にはカクテルのベースにされることが多い。原産国のポーランドでは狩人が携帯して森で手に入る水を混ぜて飲んだり、家庭用消毒薬として戸棚に常備したり、家庭でチェリーなどの果実を漬け込んで果実酒を造るのにも使用され、そのまま飲む習慣はない。
[編集] ポーランド文学に現れるスピリタス
アダム・ミツキェヴィチ作の長編叙事詩『パン・タデウシュ』にスピリタス(スピリトゥス)が登場する。主人公の村がロシア軍に急襲・占拠された際、兵士をスピリタスで酔わせ、住民蜂起によるロシア軍の駆逐につなげた(「第九之書」血戦)。
[編集] 外部リンク
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