GREEN (B'zのアルバム)

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GREEN
B'zスタジオ・アルバム
リリース 2002年7月3日
録音 2002年1月5月
ジャンル ロック
J-POP
時間 45分52秒
レーベル VERMILLION RECORDS
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
  • 週間最高順位1位(オリコン
  • 2002年度年間順位7位(オリコン)
ゴールド等認定
B'z 年表
DEVIL
2002年
GREEN
(2002年)
The Ballads 〜Love & B'z〜
(2002年)

GREEN』(グリーン)は、日本音楽ユニットB'zが、2002年7月3日VERMILLION RECORDSからリリースした、12作目のオリジナルアルバムである。

目次

[編集] 概要

オリコンアルバムチャートで通算800作目の1位獲得作品で、B'zのアルバムでは初めてデジパックが採用された。

5thアルバム『IN THE LIFE』以来の打ち込みを多用したポップス路線となっているが、これは意図的ではなく自然とそうなったらしく、実際にはハードな曲も作ったらしいが今回は収録されなかった[1]

アルバムタイトルの『GREEN』は「未熟さ」「青臭さ」の意味で、「自分達は、まだまだ(成熟していない)青二才である。」という主張が盛り込まれているほか、「若さ」の意味も含まれているため従来のアルバムよりラブソングが多く収録されている。また、B'zのアルバムとしては珍しく季節感が出ており、“夏”を連想させる[2]

前作『ELEVEN』以降に発売されたシングルのうち、「GOLD」は本作に「Everlasting」が収録されているという理由で未収録となった。また、収録曲はタイアップ曲が多く、この頃からアルバム曲の先行タイアップが多くなった。

本作と「野性のENERGY」、次作『BIG MACHINE』は専用のB'zロゴマークが使われている[3]

かつてはオリジナルアルバムで最も未演奏曲が多い作品だった[4]。また、オリジナルアルバムでは現時点で最後のミリオンセラー作品となっている[5]

[編集] 収録曲

曲の解説やタイアップ等はB'zの項で解説しているため、一部簡潔に解説する。

  1. STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜
    本作のタイトル曲。
    RUN -1998 style-」のように、静かなコーラスからロックサウンドへと変わり始まる[6]。仮段階では、「GREEN BOY」というコーラスも入っていた。
    PVではリムジンのボンネットに座った稲葉が歌っている。
  2. 熱き鼓動の果て
    33rdシングル。
    前曲の終了から間を置かずに曲が始まる。
  3. Warp
    B'zとしては珍しく詞先(詞が先に出来ていて後から曲を合わせていく)で作られており、メロディと合わない部分や足りない部分はその度歌詞を訂正して完成させていったらしい[7]
    ドラム・パターンが残るエンディングは、松本の「曲が続いていく感じがいいかな?」という意見にドラマーの山木が提案し、曲が出来上がった後にレコーディングした。
  4. SIGNAL
    プレイステーション2用ソフト『ときめきメモリアル Girl's Side』オープニングテーマというB'zには異色のタイアップで話題になった。
    本作で最も古い曲で、2000年にレコーディングされていた曲。B'zとしては久しぶりに打ち込み主体の楽曲となっている。
  5. SURFIN' 3000GTR
    読み方は「サーフィン・スリーサウザンド・ジーティーアール」。
    元々は前作『ELEVEN』の頃に出来た曲で曲名は「SURFIN' 2000」だったが、2000年を過ぎてしまったので「3000」になり、稲葉の車っぽい名前にしたいという意見で「GT」がつき、さらに元走り屋の松本の意見で「R」がついて[8]、この不思議な曲名になり、新しく録り直した。
    この曲のアレンジは2、3パターンあり、もっとハードなものもあったが、いずれもベンチャーズを意識したアレンジらしい。
  6. Blue Sunshine
    ライブでは、稲葉がアコギ弾き語りで歌った。
    歌詞違いで、ドラマーのシェーン・ガラースとべーシストのビリー・シーンが参加した別アレンジも存在していたが、アルバムの構成を考えてこのアレンジが採用された。
  7. ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)
    31stシングルのアルバムバージョンで、CDケースの背表紙では「ultra soul」としか表記されていないが、歌詞カードの曲目表記ではしっかりと別バージョンと記載されている。
    シングルではボーカルとギター以外は全て打ち込みだったが、こちらではベース徳永暁人が参加しているほか、ギターリフも追加され、ギターソロも変更されている。ライブではこのバージョンのギターソロを披露することが多い。
    ちなみに、年をまたいでオリジナルアルバムに収録されたシングルは今曲と「OCEAN」のみで、両曲ともアルバムバージョンである。
  8. 美しき世界
    『ときめきメモリアル Girl's Side』エンディングテーマ。
    「ultra soul」と同時期に制作され、「B'z LIVE-GYM 2001 "ELEVEN"」の客出し曲として使用された。
  9. Everlasting
    映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』主題歌。
    元々はゆったりとしたバラードだったらしい。
    本作に「GOLD」が収録されなかったのは、松本曰く「『Everlasting』という名曲があるから」とのこと。後に発売されるバラードベストアルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』にはその両曲とも収録されている。
  10. FOREVER MINE
    「因果応報」「輪廻転生」といった四字熟語が出てくる。
    歌詞にある「僕を奮い立たす…」というフレーズは、自分に投げかけられた叱咤で、それが自分を頑張らせる素になる、ということから来ている。
    この曲もアレンジが数パターンあり、松本曰く「70年代ディスコみたいな」アレンジも存在していた。また、松本は「SURFIN' 3000GTR」とこの曲がお気に入りだという。
    B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」で初めて演奏されたが、その際松本は「なんでこんな難しい曲作ったんだろう…」と嘆いていた。
  11. The Spiral
    稲葉曰く「このアルバムの中ではこの曲が一番ロックしている」。
    歌詞にある「やばい時計」とは世界終末時計のことを指している。
    最後は稲葉のボーカルだけで終了する。
  12. GO★FIGHT★WIN
    アルバムタイトルが「GREEN」と決まる前に先にツアータイトルとして決まっていた。その名残から、同年のツアーでは珍しくサブタイトル(「B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"」)として残った。
    曲名は日本で言うところの「フレー! フレー!」など、応援時に使われる掛け声から付けられた。

[編集] 参加ミュージシャン

[編集] 関連項目

[編集] 参考

  1. ^旅★EVERYDAY」「Magnolia」「もうはなさない」はこの頃のデッドストックである。
  2. ^ 2003年「ウルトラクロニクル」作品レビューより。
  3. ^The Ballads 〜Love & B'z〜』「IT'S SHOWTIME!!」はそれぞれオリジナルロゴを使用。
  4. ^ 「SIGNAL」「美しき世界」「FOREVER MINE」「The Spiral」の4曲が未演奏だったが、6年後の「B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"」で「FOREVER MINE」の初演奏により、ツアー前の年に発売された16thアルバム『ACTION』が最多(4曲/17)となった。
  5. ^ ベストアルバムを含めると『B'z The Best "Pleasure II"』が最後。
  6. ^ このコーラスがアウトロについたバージョンも存在し、『a BEAUTIFUL REEL. B'z LIVE-GYM 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜』のエンディングで確認できる。
  7. ^ B'zの曲作りは、普段は曲先(メロディを先に作り後から歌詞を付けていく)という方法をとっている。
  8. ^ スカイラインGT-R。一般的に有名なR32型~R34型のGT-Rの排気量は2600ccだが、ハコスカ時代のGT-Rは2000cc。


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