懐刀

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懐刀(ふところがたな)とは、日本慣用句比喩表現の一つ。

概要[編集]

懐刀とは、重要な計画や相談などに参画し、知識や技術に長け[1]上司主君に対し忠実であり、なおかつ上司・主君から絶大の信頼を得ている部下・家臣のことである[2]

主にビジネススポーツ政治戦争などにおいて使われる。

同義・類義の言葉として、右腕片腕参謀格(参謀役、参謀)、軍師女房役知恵袋ブレーン(ブレイン)、 側近(側近中の側近)、腹心宰相などがある。

語源[編集]

懐刀とは、古来日本において、主に護身のために懐や着物の間に挟んで携帯していた小さい守り刀のことである。そこから、身近な存在で、いざというときに頼りになるという意味合いで、比喩として懐刀を使用しだしたといわれる。

懐刀として著名な人物等[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 山田進、柴田武、加藤安彦編集『類語辞典』講談社、2008年
  • 西尾実、岩淵悦太郎、水谷静夫編集『岩波国語辞典』岩波書店
  • 山田忠雄、柴田武、酒井憲二、倉持保男、山田明雄編集『新明解国語辞典』三省堂
  • 新村出編集『広辞苑』岩波書店

脚注[編集]

  1. ^ 講談社『類語辞典』(2008年)
  2. ^ 岩波書店『広辞苑』第5版
  3. ^ 石川能弘著『山本勘助―武田軍団を支えた名軍師』PHP研究所、1999年
  4. ^ 仲田龍、本多誠著『NOAHを創った男』ベースボールマガジン社、2007年、282ページ
  5. ^ 和田京平著『人生は3つ数えてちょうどいい』メディアファクトリー、2004年
  6. ^ 阿部牧郎著『遙かなり真珠湾』祥伝社、2005年
  7. ^ 火坂雅志著『実伝直江兼続』角川学芸出版、2008年
  8. ^ 渡邉義浩著『諸葛亮孔明その虚像と実像』新人物往来社、1998年
  9. ^ 野村克也著『野村ノート』小学館、2005年