岩本勉

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岩本 勉
基本情報
国籍 Flag of Japan.svg 日本
出身地 大阪府八尾市
生年月日 1971年5月11日(38歳)
身長
体重
182cm
87kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1989年 ドラフト2位
初出場 1991年8月20日
最終出場 2006年3月5日(引退試合)
経歴(括弧内は在籍年)

岩本 勉(いわもと つとむ、1971年5月11日 - )は、元プロ野球選手投手)、野球解説者タレント大阪府八尾市出身(選手年鑑によっては阪南市との記述もある)。元在日コリアン3世。

愛称ガンちゃん」。引退後はホリプロ所属。

目次

[編集] 来歴・人物

  • ガンちゃん」の愛称で知られ、お立ち台では「まいど!」と関西弁で挨拶することでも有名であった(わざわざインタビュアーのマイクを奪ってまで絶叫する時もあった)。
  • 2000年頃から「引退後は吉本興業へ」と周りに薦められていた。当時の大島康徳監督からも「目立つのはいいことだから、どんどんやりなさい」と言われたことがある。この頃からお立ち台ではアントニオ猪木ばりに「1、2、3、まいど!」という挨拶を始めたり、背中に「まいど!」と書かれたTシャツを着るなど、そのパフォーマンスはエスカレートしていった。プロフィールの「好きな女性」欄に「和田アキ子」と書くなど常にウケ狙いで、和田の「古い日記」や「あの鐘を鳴らすのはあなた」、山本リンダの「狙いうち」のものまねを得意としている。2006年12月30日HBCラジオカーナビ紅白歌合戦」で和田アキ子のモノマネを披露、さらに2007年放送のTBS月曜ゴールデン和田アキ子殺人事件」でもオーディション参加者として和田のものまねを披露していた。
  • 2005年限りで引退。和田と同じホリプロと契約を結び、野球解説者として活動している。ちなみに、元チームメイトの後輩金村曉2006年開幕戦にて岩本の登場曲を使用するという演出を見せたが、その時解説していた岩本は、感激して声を詰まらせた。なお、解説者としては特定局の専属ではなく事実上のフリーである。
  • 1990年代後半期は西崎幸広西武ライオンズへの移籍後には日本ハムのエースと言われ、その当時のシーズンオフの契約更改後の記者会見では、当時の上田利治監督の上半身の原寸大写真(本人曰く「遺影と誤解されない様にちゃんと顔と体に合わせて写真をカットして、契約の席に監督が同席しているという想定で」)を用意し、岩本が腹話術で「なー今年はお前良く頑張ったな」「来年もこの“え~でえ~で”(上田の口癖)の調子で頑張ってくれよ」という“上田監督同席の仮想契約更改”パフォーマンスが恒例となっていた。
  • 弟が一人いるが、自身の生まれた翌年の3月生まれであるため、双子ではないのに同学年である。
  • テレビの番組で両親が在日コリアン2世であると紹介された(『グレートマザー物語』2006年4月30日「岩本勉・おおきに!」)。本人は日本国籍を取得している。
  • 姉は実家でキムチ・韓国食品店を経営しており、「ガンちゃんキムチ」(販売元:北日本フード)などを販売している。
  • 現役時代の実体験からプロ野球解説者として、ピンチで抑えたリリーフ投手を安易に次の回にも投げさせることに関しては否定的な意見を述べることが多い。

[編集] 略歴

[編集] エピソード

  • 1イニング3被本塁打を3度経験しているが、3回目となった1998年の対ロッテ戦ではフリオ・フランコ初芝清に連続被弾、さらに続く佐藤幸彦に至っては打ち取った当たりをセンターの井出竜也が捕球出来ずランニングホームランとされて、3連続被弾となってしまった。
  • コントロールの悪さから、サイドスローに挑戦したこともあった。1994年ウィンターリーグではそのサイドスローでストッパーとして活躍。
  • 1995年に日本ハムの監督に上田利治が就任した際、上田監督の関西弁の通訳として年俸が200万円アップした。
  • 大島監督からは「まいど!」のパフォーマンスは受け入れられていたものの、2000年は不甲斐無いピッチングが続いていた。そんな中、勝利した試合のヒーローインタビューで恒例のマイクパフォーマンスを行っていたが、ダッグアウト裏の勝利監督インタビューを受けていた大島は、漏れてくる岩本の絶叫に対して「今あいつはあそこで喋ってるけどね、マウンドでもそれぐらい元気に投げろっつーんだよ。ったく、ふざけんじゃないっつーんだよ」と、不甲斐無いピッチングを続けていたことを思い出したのか、突然激怒した。
  • 前項の通り2005年の対ジャイアンツ戦でホームランを打ったが、テレビ朝日が岩本の打席の間だけCMを挟んでしまい、CMが明けた時には岩本のまさかのホームランに大爆笑する日本ハムベンチが映し出されていた。
  • また、この年の交流戦では勝ち投手となった5月25日の対広島東洋カープ戦でもヒットを放っているが、先発した立石尚行が打球の直撃を受けて降板したための緊急登板だった上に登板直後の打席で、さらに出塁後パスボールとヒットでホームまで帰ったため疲労困憊で投げ、全力投球が135km/hしかでなかったという。ただしその球で新井貴浩を空振り三振に仕留めている。ちなみに、この日の勝利は2004年4月17日の対千葉ロッテマリーンズ戦以来、403日ぶりの勝利だった。[1]
  • 2006年の日本シリーズの事前予想で中日優位の予想をする野球解説者が多い中、「力は五分五分なので最初のナゴヤドームでの2戦は1勝1敗、しかし札幌に帰った後はファンの力もあって負ける事は考えられず、4勝1敗で日ハムの優勝」と予想し、的中させる。しかし、その後の順位や勝敗の予想において、どんな状況でも日本ハムを推して応援するスタンスでの解説を行っていることから、客観的な予想が的中したと言うよりは、述べた願望が現実のものになったと言う方が適確と言える。とはいえ2008年には下位予想が多かった埼玉西武ライオンズの躍進を予想しており(2位予想)、本人も12球団まんべんなく取材しているため日本ハムびいきになることを除けばその見方は的確である。また、2009年の日本ハムを4位と予想していたことから(結果は優勝)、日本ハムに対しても必ずしも主観的になっているわけではない。
  • 財政再建団体になった夕張市を応援しようと、地元の小学校で入学式にスピーチし、また少年野球教室を開催、PTAの会合で講演したりと夕張市の青少年育成に一役担っている。
  • アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3』(TBSテレビ・現在終了)にレギュラー出演し、番組内コーナーの「オタク野球部」の監督を務めた。
  • チームメイトだった小笠原道大の愛称ガッツの名付け親でもある。
  • GAORAの解説を担当した2007年6月14日の日本ハム対横浜戦は、深夜0時近くまで長引いた結果引き分けとなったが、試合終了後に放送席が映る際、岩本は酒に酔ったサラリーマンの様にワイシャツのボタンを外し、ネクタイを頭に巻き、疲れたことをアピールした。
  • 自著「ガンちゃんの日本一泣けるファイターズの本」の中で「チームの中心が苦労してレギュラーを掴んだ若手、中堅だから2007年もファイターズが優勝の本命」と書いたが、まさにその通りに若手、中堅、ベテランが噛み合ってファイターズがリーグ優勝を決めた。
  • GAORAの解説を担当した2007年10月18日のパシフィックリーグクライマックスシリーズ第5戦日本ハム対ロッテ戦は、5回終了後に行われる「YMCA」で真剣に踊っているところが場内にも映し出されていた。その日の実況だった城野昭から「踊れる解説者」と言われていた。ちなみに、8回ウラ前に行われる「SWING SWING」ではミスターSWINGに選ばれていた。岩本曰く「YMCAで落選して、球団関係者も気を遣ったんやろうな」と後日のラジオ番組語っていた。
  • プロ2年目の1991年と4年目の1993年のオフにウィンターリーグに参加するためニューヨーク・ヤンキースに野球留学しているが、この時の監督が後にファイターズで再会するトレイ・ヒルマンであったため、非常に縁を感じているという。なお、この当時の岩本のユニフォームは自らが出演している北海道放送の『Eスポーツ』のスタジオに飾られている。
  • 岩本が引退した後の2年間、背番号18は欠番となっていたが、2008年ヤクルトから移籍してきた藤井秀悟がつけることになった。
  • 「先発は完投」という美学を持っている。
  • RKB毎日放送製作の福岡ソフトバンク対北海道日本ハム戦にもよく登場するが、ガンちゃんではなく岩本さんと呼ばれている。
  • オリックス・ブルーウエーブ時代のイチローに最も多くのヒットを打たれた投手である。岩本はこのことについて「ヒットだけにヒットう(筆頭)株主や」と語っている。
  • 2008年8月5日にジャパニーズ・ベースボール・ナイトとして開催されたシアトル・マリナーズミネソタ・ツインズ戦(セーフコ・フィールド)で、北海道日本ハムファイターズのユニフォームを着て始球式を行い、試合前に挨拶に訪れたイチローに対し、「イチローに最も多くのヒットを打たれた投手が来たから今日の試合は打てる!」と激励した。当日のイチローは5打席で3打数2安打2死球だった。
  • ファイターズDEナイト!』の「ヘビーリスナー」を自称しており、GAORAなどHBC以外で解説を担当した場合、その場でラジオを聴きながら番組にメールを送ることも多い(大宮龍男がHBCラジオで解説を担当する時には特に顕著である)。メールを送る際は件名に「まいど、岩本です」と表記されている。
  • 現役時代の大先輩であるHBCの解説仲間の金石昭人と大宮龍男には頭が上がらない。ただし、金石のことを(越えられない存在、と言う意味で)「人間山脈」と評したり、大宮には「東海の龍」(大宮の若い頃からの異名)と評したり、意地の張り合いを見せたりと敬意の表し方が独特なので、2人にいじられることも少なくない。
  • ウィキペディアをチェックしており、ラジオ解説中に、「雰囲気」を「ふいんき」と書かれているから注意しますと言っていた。
  • 食べ物を粗末にすることを嫌っており、とある日の解説でサヨナラ勝ちをした際、水以外のもの(コーラやヨーグルト飲料など)を打った選手に浴びせた時には、昨今の食糧の高騰や食糧危機と絡めてファイターズナインに苦言を呈していた。
  • 自分の主催した野球教室の練習試合で小学生相手に登板したが、ホームランを打たれ、「本気でなかったとはいえ言うことない」と反省しきりだった。
  • HBCファイターズナイターに解説者として出演した試合で、ファイターズの打線が猛威を振るった時に、相手チームの球場からの放送にもかかわらず絶叫し、THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」の「リンダリンダー!」と言うフレーズを「連打」とかけて「連打連打ー!」と歌いだしたことがある。リスナーからは好印象を得たが、近くで中継していた他局から「うるさい」と苦情が来たことがあったため自粛している。しかし、最近ではファイターズ打線が連打すると、観客がこのフレーズで応援することがある。尚、岩本勉はファイターズ戦の解説を担当する際は、打線が爆発したり、ファインプレーがでると絶叫し大喜びすることが多い(解説者としての職務はちゃんとこなしている)。

[編集] 年度別投手成績








































W
H
I
P
1991 日本ハム 5 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 37 9.0 7 1 3 0 0 2 0 0 3 2 2.00 1.11
1994 9 1 0 0 0 0 2 0 -- .000 95 21.0 26 1 6 0 1 10 1 0 14 12 5.14 1.52
1995 29 12 3 0 0 5 7 0 -- .417 536 132.0 106 15 46 2 1 113 4 1 52 45 3.07 1.15
1996 27 27 4 1 0 10 9 0 -- .526 730 176.0 160 15 51 1 6 144 5 0 80 78 3.99 1.24
1997 27 19 2 0 0 7 6 3 -- .538 501 114.0 125 19 47 2 5 75 5 0 60 60 4.74 1.51
1998 27 27 10 2 2 11 8 0 -- .579 780 181.2 186 26 59 2 6 110 4 0 90 83 4.11 1.35
1999 27 27 9 2 0 13 11 0 -- .542 831 189.0 181 14 93 1 6 158 4 1 86 80 3.81 1.45
2000 24 22 6 0 0 6 12 0 -- .333 678 155.1 162 16 77 0 5 98 2 0 92 90 5.21 1.54
2001 22 21 6 0 1 7 12 0 -- .368 625 143.0 150 27 60 2 1 94 6 0 81 78 4.91 1.47
2002 4 4 0 0 0 1 2 0 -- .333 85 17.0 25 4 10 1 0 12 1 1 14 13 6.88 2.06
2003 17 2 0 0 0 0 2 0 -- .000 125 26.2 37 7 8 0 3 17 3 0 20 19 6.41 1.69
2004 11 11 0 0 0 1 6 0 -- .143 263 57.0 67 9 24 0 5 36 0 0 41 39 6.16 1.60
2005 10 2 0 0 0 2 2 0 0 .500 95 22.2 26 7 3 0 1 16 1 0 15 15 5.96 1.28
通算:13年 239 175 40 5 3 63 79 3 0 .444 5381 1244.1 1258 161 487 11 40 885 36 3 648 614 4.44 1.40
  • 各年度の太字はリーグ最高

[編集] 背番号

  • 20 (1990年 - 1992年)
  • 38 (1993年 - 1995年)
  • 18 (1996年 - 2005年)

[編集] 初記録

[編集] 投手記録

[編集] 打撃記録

※はセ・パ交流戦

[編集] 現在の出演番組

[編集] テレビ

[編集] ラジオ

[編集] HBCラジオ

[編集] 文化放送

[編集] 毎日放送ラジオ

[編集] 過去の出演番組

同時ネット局の一つである札幌テレビ放送がある北海道地区ではこの日、同時間帯に北海道テレビ放送のローカルでプロ野球クライマックスシリーズ(生中継)の解説者としての出演があったため北海道地方では裏番組との重複出演となった。なお、「たかじんのそこまで言って委員会」放送時にゲスト紹介の際、辛坊治郎からこの件(北海道地方のみ重複する裏番組のプロ野球クライマックスシリーズ)について触れられていた。

[編集] ネット

  • まいど!岩本です。(ファイターズオフィシャル携帯サイト・毎週月曜日更新)

[編集] 著書

  • 「ガンちゃんの世界一おもしろいプロ野球の本」(青春出版社ISBN 4413035917
  • 「ガンちゃんの日本一泣けるファイターズの本」(青春出版社)ISBN 4413036263
  • 「ガンちゃんの人に話したくなるプロ野球の面白ネタ本」(青春出版社)ISBN 4413036409

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注・出典

  1. ^ 2009年7月26日放送の「ガンちゃんの世界一面白いプロ野球の番組」で、放送前日に行われた「第1回ファイターズ検定」の問題にもなっており、岩本にも出題したが本人も何日ぶりの勝利だったかはわかっていなかった。