スピードワゴン

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スピードワゴン
メンバー: 井戸田潤
小沢一敬
別名: SPW、スピワ、スピワゴ、ワゴン
結成年: 1998年
事務所: ホリプロコム
活動時期: 1998年-現在
出身: 名古屋吉本
出会い: 名古屋吉本
旧コンビ名: マグニチュード(井戸田)
バツイチ(小沢)
現在の活動状況: テレビ・ライブなど
芸種: 漫才コント
ネタ作成者: 小沢一敬
現在の代表番組: 勝ち抜き!アイドル天国!!ヌキ天
熱血!平成教育学院
キャラ☆キングなど
過去の代表番組: バスで恋して〜関東版〜
激あま〜い
大人のコンソメなど
同期: ロンドンブーツ1号2号
ペナルティ
山口智充など
公式サイト: 公式プロフィール
受賞歴
2002年 M-1グランプリ7位
2003年 M-1グランプリ6位

スピードワゴンは、井戸田潤小沢一敬からなるお笑いコンビ。所属事務所は名古屋吉本に4年間在籍の後、現在はホリプロコム略称は「SPW」「スピワ」「スピワゴ」「ワゴン」。事務所の社長からは「スピード」と呼ばれている。

目次

[編集] メンバー

[編集] 来歴

両者とも名古屋吉本の養成所に通っており、共に吉本興業名古屋事務所の2期生。吉本での同期デビューの芸人はロンドンブーツ1号2号ペナルティ山口智充などである。小沢は幼馴染とオーディションを受け、井戸田は高校時代の同級生とコンビを組む予定であったが、オーディションにその同級生が現れず、結局1人で受ける。受験番号が前後であった事、小沢のコンビのネタの完成度が高かった事、井戸田は声も出ており陽気で騒いでいた事などから、互いに印象に残っていた。養成所では常にライバル関係で、名古屋に所属している芸人のオーディションがリーグ戦形式で行われ、小沢のコンビ「バツイチ」は毎回優勝、井戸田のコンビ「マグニチュード」(このときは井戸田は「イトリ」という芸名だった)は、毎回2位(バツイチが出場しなかったら1位)であった。バツイチは名古屋吉本在籍時に「オールザッツ漫才」に出演した事がある。また、吉本時代は、育ての親である吉本興業の新田敦生(大阪制作チーフプロデューサー、当時は名古屋吉本の所長)に非常に世話になり、ホリプロに所属してからもラジオで共演を果たし、プライベートでも親しくしている[1]

その後、井戸田はマグニチュードを解散し上京、アルバイトをしながら活動。この頃、バツイチが解散したと聞き、以前より小沢とコンビを組みたいと考えていた井戸田は、小沢に声をかけた。しかし、腰の重い小沢は名古屋からなかなか出ようとせずコンビ結成に意欲を見せない為、井戸田がトラックをレンタルして名古屋まで小沢を迎えに行き、小沢は身ひとつで上京した。小沢は住まいが見つかるまで井戸田の家に居候し、井戸田は小沢の昼食を作る為にアルバイトの昼休みに帰って来ていた。そして、1998年12月11日にスピードワゴンを結成。当時のM2カンパニー(現・ホリプロコム)社長の宮原匡彦に誘われ、同社所属タレントとなる[2]

仕事が無い日が続いていた時に転機となったのは2002年M-1グランプリ』へのワイルドカード(敗者復活)での出場である。これを機に名前が知られるようになり、注目度も高まった。本人たち曰く、M-1決勝出場前の給料は3000円だったが、出場後はテレビ出演が増えた為、給料は100倍になったという。この頃の打合せの際、井戸田は「来年から忙しくなるよ」と小沢に言ったというエピソードがある。その言葉通り、テレビ出演も増え、知名度も上がった。同年の大会では立川談志に「俺、下ネタ嫌いなんだよ。」とネタを酷評されたが、2003年の『M-1グランプリ』では、敗者復活でない決勝進出を果たした(そのため、キャッチフレーズが「正門突破」だった)。同年に『爆笑オンエアバトル』(NHK)でファイナル2位。勝率0.750、オンエア率15/20でゴールドバトラーの称号を与えられ、同番組の黄金時代を支えた芸人の1組でもある[3]

小沢がプライベートで使用していた「甘い言葉」をネタに使用、一気にブレイクした。『爆笑オンエアバトル』では本分である漫才でそれなりの定評があり(甘い言葉自体も元々漫才のネタであった)、古株のファンからは安易なネタに走りすぎだとの指摘もあったが、良くも悪くも、更に知名度、人気を上げるきっかけとなった。また若手芸人の登龍門的存在の『エンタの神様』(日本テレビ系列)に出演した事も知名度向上に大きな影響を与えた。同ネタを番組内で使ってもらおうと始まった(後に趣旨はずれるが)『激あま〜い』(TBS)に出演、キー局での初メインレギュラー番組となった。

2005年9月14日、井戸田が安達祐実と入籍。ちなみにこの日は安達の誕生日だった(安達はこの時点で妊娠2ヶ月で、2人はできちゃった結婚となった)。また安達の母親で井戸田の義母である安達有里ヘアヌード写真集を発売した事や写真集発売とほぼ同時期に井戸田の不倫疑惑が写真週刊誌に報じられた事で、何かと話題を集め、メディア露出が格段に増えた。

2004年の「M-1グランプリ」に出場するも、準決勝止まりで敗者復活戦も辞退(福岡でイベントがあった為辞退したという説が有力)。2005年も期待されていたが、不出場。ファンの間では「井戸田が結婚したおかげで決勝まで行けたと言われるのを嫌ったから」だとの憶測が飛んだが真相は不明である。2006年も出場はしなかったが、2007年は3年ぶりに参加したが準決勝で敗退、ラストイヤーとなった翌2008年も準決勝敗退。因みに第1回大会に出場していない理由は、公にはコントしかやっていなかったからだ(実際は結成当初から漫才を本分としている)と語っているが、本音は小沢曰く「単純に怖かったから出場しなかった」という。[4]

[編集] 特徴

  • 小沢が荒木飛呂彦漫画ジョジョの奇妙な冒険』のファンであり、コンビ名は作中に登場する架空の人物ロバート・E・O・スピードワゴン及びその人物が設立した財団の名称、スピードワゴン財団に由来する。その縁で、2007年公開の映画ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッドにゲスト出演するが、構成上の理由から(元ネタの方の)スピードワゴンは登場しないことになった。
  • 名古屋市出身のお笑い芸人」と紹介される事があるが、実際は小牧市知多市出身である。しかし両市とも名古屋市と比較するとあまり知られていないため、2人共「名古屋出身」と言っている。
  • 東京を拠点としているが、地元愛知県の仕事も多い。
  • 小沢より井戸田の方が年上だが、互いに「潤」「小沢さん」と呼び合っている。
  • コンビ仲が良く、プライベートや性格のことを互いにネタにしあっている。小沢が井戸田を支えている様に見られる事が多いが、実は人見知りな小沢を井戸田が持ち前の愛嬌でカバーし、精神的な面は井戸田が支えている。一方で、井戸田の天然ボケを小沢がフォローしていたりする。これが井戸田が「スピードワゴンの愛嬌」、小沢が「スピードワゴンの頭脳」といわれる所以である。
  • ノーナ・リーヴス西寺郷太曰く「スピードワゴンは、家族感覚みたいなきもちで見てしまう。他の芸人さんは、ネタがつまらなかったら『つまらなかった』で済むけど、スピードワゴンは心配になる。」[1]
  • 最近、井戸田は「ハンバーグ師匠」というキャラを確立、そのキャラに扮した時は小沢のことを「よぉ、ライス!!」と呼ぶ。井戸田はこのキャラが気に入っていて熱くなるが、それに反比例するかのように小沢は冷めた態度をとる。

[編集] エピソード

  • Qさま!』(テレビ朝日系列)で「解散する」旨のドッキリを仕掛けられた井戸田は、小沢を傷つけないように優しく説得し、相方思いの一面を見せた。一般的には小沢がフォローしているように見える関係だが、このドッキリで実は逆である事が明らかとなった。なおこの時、小沢は井戸田の「スピードワゴン面白いよ」という言葉に感動して泣いてしまった。
  • 自身のラジオ番組で、番組内の自分達の駄目な所はどこかとリスナーに募集したところ、「私語が多すぎる」との意見が殺到した。
  • 井戸田は小沢が大の嫌いにも関らず、引越し祝いとして犬を安達と共にプレゼントした。折りしも井戸田と安達が週刊誌で報道された直後であり、小沢が「本当に付き合ってるんだ…」とショックを受けていたことも相まって、犬をプレゼントされた事に対し「俺が犬嫌いなの知ってるじゃん!」と怒った。さらに「ボケに命を使っちゃ駄目だよ!」と井戸田にその犬を持って帰らせ、帰りの車内で井戸田と安達は喧嘩になった。その後、その犬は友人であるウエンツ瑛士に引き取られ、「オザワ」と命名された。テレビでも、度々登場している。
  • M-1グランプリ2002」では、敗者復活で出場するものの、立川談志に下ネタを酷評されたことがあるため、以降下ネタを控えめにしている。

[編集] 芸風

[編集] 漫才

コント「甘い言葉」がよく知られているが、本分は漫才である。漫才には定評があり、M-1覇者であるますだおかだが自身のラジオで「スピワはM-1十分狙えるコンビ」と評価している[5]。割りと正統派なしゃべくり漫才をするが、ベタなボケと大声で特殊なツッコミから、「新感覚のポップ漫才」と称されることがある[3]。ネタは青臭いものが多く、空想に入り込んだ小沢を井戸田が「小沢さーん!」と名前を呼んで現実世界に戻すのが特徴的。本人達曰く「グダグダ」である。また、非常にマイナス思考でブラックなぼやき漫才も多い。

[編集] 甘い言葉

  1. 井戸田が小沢に対し「さん」付けで呼びかけ、「全くモテない」または「自分もモテたい」という内容の話を振り、小沢に「モテる方法」のアドバイスを仰ぐ。
  2. 井戸田の質問に小沢は、『甘いセリフ』をサラッと言う事が、モテる上で大事だと答える。
  3. 井戸田を女の子に見立て『甘いセリフ』のレッスンが始まる。
    • 【旅行の計画】や【クリスマス】など様々な設定で行い、小沢が『甘いセリフ』を言うたび、井戸田が「甘い(甘過ぎる)」という内容で絶叫。
    • 小沢が両手を挙げて十字架のようなポーズを取り、それを井戸田が拝む。
    • 井戸田が『凍らせたスポーツドリンクの最初の溶けかけ』や『生類憐みの令』に例え、小沢のセリフの甘さを讃える。
  4. 途中、小沢が誰もが認めないことを言うと、井戸田が手を上げながら、認められない趣旨の突っ込みを追加。
  5. 最後に井戸田が、これで自分もモテるかどうかを小沢に聞くと、その考えが甘い、または井戸田に対して甘いという事を補足。
  6. 井戸田が「いい加減にしろ」、もしくは軽くコケながら突っ込み、幕。(後者は『エンタの神様』などで多く使われた)
  • 井戸田が結婚してからは、最後に井戸田が自らの新婚生活になぞらえて絶叫し、小沢がキレる、という締め方も生まれた。
  • 井戸田がオチで無い所で絶叫してしまう事が多々ある為、小沢が指を鳴らしたら絶叫、という形式にしている。
  • ダイノジの「もてる〜」というネタと似ている為、ファンの間で議論された時期がある。ダイノジが先にしている為、スピードワゴンがパクッたと言われているが、両コンビとも別物だと考えている様で、きちんと和解もしている[1]
  • 甘い言葉の前は小沢のオカマキャラでネタにはいっていき、最終的に井戸田が「認めない。あたし認めないよ小沢さん。」というやりとりになるのがネタの定番だった。
  • 井戸田が結婚後初めて『笑いの金メダル』に出演した時、「俺モテたいよ」と言ったところ、観客からブーイングが起こり、小沢が「逆に教えてくれよ」と発言。オチでは井戸田の「俺の新婚生活くらい甘いよ」と言う台詞に小沢が「いいかげんにしろよ!」とキレて終わった。

[編集] 現在の出演

テレビ
テレビCM

[編集] 過去の出演

レギュラー、準レギュラー出演
単発・特番
テレビドラマ
  • 富豪刑事」第5話(テレビ朝日、2005年)チンピラ役
テレビCM
EMI編、BMG編、UIP編に出演。
  • 大原学園インフォマーシャル(2008年1月)
日本テレビ「ズームイン!!SUPER」内でOA
ラジオ

[編集] テレビ・ラジオ以外の活動

[編集] 連載

[編集] 映画

[編集] 作品

[編集] 書籍

単独
  • スピードワゴンのスピチャン!(学習研究社、2004年11月)
  • あま〜い!(ぴあ、2005年7月)
単独以外
  • シブスタs.b.s.t若手芸人edition俺達の放課後(双葉社、2005年2月)
  • 笑いの金メダル 究極の貧乏レシピ (ワニブックス、2006年1月)

[編集] CD

[編集] DVD

単独
  • スピードワゴン LIVE集、スピードワゴン コント集(ポニーキャニオン、2004年10月)
    • スピードワゴン DVD-BOXも同時発売。
  • 爆笑オンエアバトル スピードワゴン(ポニーキャニオン、2005年3月)
  • 超スピードワゴン〜甘い言葉で抱きしめて〜(ポニーキャニオン、2005年10月)
  • 弩スピードワゴン(ポニーキャニオン、2007年4月18日)
  • 弩スピードワゴンVOL.2(ホリプロ、2007年12月5日)
  • ライブミランカ スピードワゴントークライブ「こんな事言うと、野暮かもしれませんが…売れるために二人の弱点克服します!」(ジェネオンエンタテインメント、2008年1月28日)
  • 弩スピードワゴンvol.3(2008年12月17日)
単独以外
  • M-1グランプリ2002完全版“その激闘のすべて・伝説の敗者復活戦完全収録”(R and C、2003年12月)
  • M-1グランプリ2003完全版 〜M-1戦士の熱き魂〜(コロムビアミュージックエンタテインメント、2004年7月)[6]
  • 大人のコンソメ〜5倍濃縮パック(業務用)〜(ポニーキャニオン、2004年4月)
  • ホリプロお笑い紅白ネタ合戦(ユニバーサルミュージック、2004年12月)
  • 「死球〜DEAD BALL〜」vol.4〜あなたにも必ず飛んでくるであろう人生の死球…〜(徳間ジャパンコミュニケーションズ、2005年4月)
  • ピィース!specoal天下一武笑会最強!お笑い博多決戦其の一(ビクターエンタテインメント、2005年12月)
  • エンタの神様vol.1(バップ、2004年12月)
  • エンタの神様vol.2(バップ、2005年1月)
  • エンタの神様vol.4(バップ、2005年3月)
  • イエヤス爆笑セレクションvol.1(2005年11月)
  • イエヤス爆笑セレクションvol.3(2005年11月)
  • スチーム係長 お笑い芸人vs係長編(パラマウント・ホーム・エンタテイメント・ジャパン、2006年3月)
  • よみきかせ 日本昔ばなしvol.3(コロムビアミュージックエンタテインメント、2006年10月18日)
  • ホリプロお笑いライブスペシャル ストロング混合(ポニーキャニオン、2007年4月18日)
  • ホリプロお笑い夏祭りスペシャル ストロング混合2(ホリプロ、2007年12月5日)
  • 超クソゲー(アース・スター エンターテイメント、2009年1月23日)

[編集] 単独ライブ

日程 タイトル 会場
2004年8月7日8日東京
2004年8月31日名古屋
スピードワゴンライブ 1998-2004 恵比寿エコー劇場
東別院ホール
2005年7月26日 超スピードワゴン 原宿アストロホール
2007年1月22日23日 弩スピードワゴン 恵比寿エコー劇場
2007年5月26日 弩スピードワゴン VOl.2 新宿明治安田生命ホール
2008年8月23日24日 弩スピードワゴン Vol.3 北沢タウンホール
トークライブ
2007年6月9日 喋スピードワゴン 新宿ロフトプラスワン
2007年9月24日 スピードワゴントークライブ[7] 恵比寿ザ・ガーデンルーム
2007年11月17日 喋スピードワゴン2 新宿ロフトプラスワン
2008年4月19日 喋スピードワゴン3 新宿ロフトプラスワン
2008年5月29日 喋スピードワゴン4 新宿ロフトプラスワン
2008年6月17日 喋スピードワゴン5 新宿ロフトプラスワン
2008年9月25日 喋スピードワゴンVol.6 新宿ロフトプラスワン
2008年11月4日 喋スピードワゴンVol.7 新宿ロフトプラスワン 
2009年2月5日 喋スピードワゴンVol.8 新宿ロフトプラスワン
2009年4月2日 喋スピードワゴンvol.9 新宿ロフトプラスワン
2009年6月3日 喋スピードワゴンvol.10 新宿ロフトプラスワン
2009年8月4日 喋スピードワゴンvol.11 新宿ロフトプラスワン

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

  1. ^ a b cスピードワゴンのキャラメル on the beach
  2. ^中日スポーツ新聞」のインタビュー
  3. ^ a bテレビお笑いふ!vol.1」(学研
  4. ^ 2007年12月20日放送「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!」(テレビ朝日
  5. ^ますだおかだのオールナイトニッポン」(ニッポン放送
  6. ^ スピードワゴンのネタは童謡を扱ったネタの為音声を一部カットされている
  7. ^ ライブミランカのトークライブ