豊島区

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としまく
豊島区
池袋の高層ビル群
池袋の高層ビル群
豊島区章
1982年10月1日制定
豊島区章
1982年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
市町村コード 13116-4
法人番号 8000020131164 ウィキデータを編集
面積 13.01km2
総人口 306,748[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 23,578人/km2
隣接自治体 文京区新宿区中野区北区板橋区練馬区
区の木 ソメイヨシノ
区の花 ツツジ
豊島区役所
区長 高際みゆき
所在地 171-8422
東京都豊島区南池袋二丁目45番1号
北緯35度43分34秒 東経139度43分00秒 / 北緯35.72611度 東経139.71667度 / 35.72611; 139.71667座標: 北緯35度43分34秒 東経139度43分00秒 / 北緯35.72611度 東経139.71667度 / 35.72611; 139.71667
外部リンク 公式ウェブサイト

豊島区位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村


地図
ウィキプロジェクト
豊島区役所

豊島区(としまく)は、東京都区部北西部に位置する特別区[1]

概要

東京23区の西北部に位置する。池袋駅を中心とする副都心を擁し、サンシャインシティ豊島区役所などの超高層ビル群が建ち並ぶ。

区の中心は地理や行政・民間ともに池袋地区で、2020年7月には旧豊島区役所跡地周辺に超高層ビル・Hareza Tower と東京建物Brillia HALL をはじめ8つの劇場を含む文化にぎわい拠点「ハレザ池袋」が開業している。

また池袋駅西口では三菱地所による池袋駅西口地区再開発事業が計画されており、超高層ビル3棟が駅前に建設される予定となっている。

立教大学学習院大学川村学園女子大学東京音楽大学といった大学キャンパス、高級住宅街である目白、「おばあちゃんの原宿」として知られる巣鴨、多くの著名人が眠る雑司ヶ谷霊園慈眼寺染井霊園など、様々な表情を持つエリアが存在する。

昭和40年度(1965年)の国勢調査の結果、日本一の人口密度地方自治体になった(前回調査までの1位は東京都台東区[1]2005年の国勢調査では、東京都中野区に次いで国内第二位となったが、2010年の調査で再び人口密度日本一となった[2]

人口


豊島区(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


人口

2015年の夜間人口(居住者)は291,167人であり、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は417,146人である。[3]

将来

2014年5月8日、日本創成会議の人口減少問題検討分科会で発表された「2040年における消滅可能性都市」で、東京都区部で豊島区が唯一ランクインした際に、「豊島区が消滅する」などの見出しが用いられて報道がなされた。この集計は、20歳から39歳までの豊島区に居住する女性人口に着眼し、女性居住人口が2040年に50パーセント以下になる市区町村を、国立社会保障・人口問題研究所による人口流出の統計を、日本創成会議が独自に集計して公表したものである。

そのため豊島区は、定住人口を増やすため様々な方策をとり、2018年には40年ぶりに人口29万人を突破した。

合計特殊出生率も0.99と回復傾向を示しているが、人口減少の克服は日本全体の課題という認識のもと、「女性にやさしいまちづくり」「地方との共生」「高齢化への対応」「日本の推進力」の四つの方針を柱とし、安全・安心なまちづくり、文化の多様性を活かした国際アート・カルチャー都市づくりなど、持続発展都市を目指した取組みを進めている[4]

歴史

区の歴史

ソメイヨシノ発祥地

日本の国花であるサクラの代表品種、ソメイヨシノは、現在の豊島区駒込から巣鴨の旧染井村が発祥。染井の植木屋が江戸時代後期、交配して生み出した新種がソメイヨシノである。旧染井村では鉢植えをつくることが盛んで、ここでつくられた植木や盆栽は、売りによって江戸中に運ばれていた。1860年(万延元年)に染井を訪れた英国人植物学者、ロバート・フォーチュンはその種類の多さに驚き、世界一とのお墨付きを与えている。また霧島ツツジも多くつくられ、JR駒込駅の土手が春になるとツツジでいっぱいになるのは、その名残である。

区名の由来

色の塗られた地域がかつての北豊島郡。そのうち、青色の部分が現在の豊島区。

北豊島郡に属する4つの町が合併して東京市に編入される時に、郡名からこの名前が採用された。ただし、豊島区の前身である4町は北豊島郡の一部に過ぎず、元々の北豊島郡は現在の北区から練馬区にかけての広い範囲を含んでいた(右図)。本来の郡の中心地は板橋町であったが、東京市に隣接する4町が郡内で最も発展した地域であったため、4町の区域が「豊島区」と名付けられた[5]

さらに元を辿ると、北豊島郡はかつての武蔵国豊島郡の一部であり、「豊島」が指す範囲はより一層広かった。古代豊島郡の郡衙は現在の北区に置かれ、中世には現在の北区を発祥とし、石神井川流域を本拠地とする桓武平氏豊島氏が豊島郡を治めた。豊島という町名が豊島区ではなく北区にあったり、同じくとしまえん(豊島氏の城の一つ練馬城の跡地)が練馬区にあったりするのはそのためである。なお、豊島氏は1477年に江古田・沼袋原の戦い太田道灌に敗れて滅亡した。

東京市による最初の区名原案は「池袋区」(いけぶくろく)だった。その後区名案が「目白区」(めじろく)に変更され、その後各所から寄せられた様々な陳情を受け、東京府会に於いて「豊島区」と再変更され決定された[6]

町名

豊島区では全区で住居表示の実施が完了している。以下は住居表示実施後の町名と、当該住居表示実施直前の旧町名の一覧である。旧町名の後に「(全)」と注記したもの以外は当該旧町域の一部である。

豊島区役所管内(33町丁)
町名 町名読み 住居表示実施年月日 住居表示実施直前町名 備考
池袋一丁目 いけぶくろ 1989.8.1 池袋1〜4、高松1、要町1
池袋二丁目 1989.8.1 池袋1〜4、高松1、要町1
池袋三丁目 1989.8.1 池袋1〜4、高松1、要町1
池袋四丁目 1989.8.1 池袋1〜4、高松1、要町1
池袋本町一丁目 いけぶくろほんちょう 1969.4.1 池袋5・6(全)、池袋1・4・7、堀之内町
池袋本町二丁目 1969.4.1 池袋5・6(全)、池袋1・4・7、堀之内町
池袋本町三丁目 1969.4.1 池袋5・6(全)、池袋1・4・7、堀之内町
池袋本町四丁目 1969.4.1 池袋5・6(全)、池袋1・4・7、堀之内町
上池袋一丁目 かみいけぶくろ 1970.1.1 池袋1・7・8、堀之内町、西巣鴨2・3
上池袋二丁目 1970.1.1 池袋1・7・8、堀之内町、西巣鴨2・3
上池袋三丁目 1970.1.1 池袋1・7・8、堀之内町、西巣鴨2・3
上池袋四丁目 1970.1.1 池袋1・7・8、堀之内町、西巣鴨2・3
北大塚三丁目 きたおおつか 1969.4.1 西巣鴨2・3、巣鴨5〜7
雑司が谷一丁目 ぞうしがや 1966.11.1 雑司ケ谷町1〜3、高田本町1・2、池袋東2、目白町2
雑司が谷二丁目 1966.11.1 雑司ケ谷町1〜3、高田本町1・2、池袋東2、目白町2
雑司が谷三丁目 1966.11.1 雑司ケ谷町1〜3、高田本町1・2、池袋東2、目白町2
高田一丁目 たかだ 1966.11.1 高田南町1〜3(全)、高田本町1・2
高田二丁目 1966.11.1 高田南町1〜3(全)、高田本町1・2
高田三丁目 1966.11.1 高田南町1〜3(全)、高田本町1・2
西池袋一丁目 にしいけぶくろ 1966.1.1 雑司ケ谷町6・7、長崎東町1、池袋1〜3、目白町3・4、千早町1、要町1 住居表示実施時に長崎1の一部を編入
西池袋二丁目 1966.1.1 雑司ケ谷町6・7、長崎東町1、池袋1〜3、目白町3・4、千早町1、要町1 住居表示実施時に長崎1の一部を編入
西池袋三丁目 1966.1.1 雑司ケ谷町6・7、長崎東町1、池袋1〜3、目白町3・4、千早町1、要町1 住居表示実施時に長崎1の一部を編入
東池袋一丁目 ひがしいけぶくろ 1966.11.1 西巣鴨1(全)、西巣鴨2、池袋東1・3、日出町1・2
東池袋二丁目 1966.11.1 西巣鴨1(全)、西巣鴨2、池袋東1・3、日出町1・2
東池袋三丁目 1966.11.1 西巣鴨1(全)、西巣鴨2、池袋東1・3、日出町1・2
東池袋四丁目 1966.11.1 西巣鴨1(全)、西巣鴨2、池袋東1・3、日出町1・2
南池袋一丁目 みなみいけぶくろ 1966.11.1 池袋東1〜3、日出町1・2、雑司ケ谷町1〜3
南池袋二丁目 1966.11.1 池袋東1〜3、日出町1・2、雑司ケ谷町1〜3
南池袋三丁目 1966.11.1 池袋東1〜3、日出町1・2、雑司ケ谷町1〜3
南池袋四丁目 1966.11.1 池袋東1〜3、日出町1・2、雑司ケ谷町1〜3
目白一丁目 めじろ 1966.1.1 目白町1(全)、椎名町1(全)、目白町2〜4、椎名町2・3、高田本町1・2、池袋3
目白二丁目 1966.1.1 目白町1(全)、椎名町1(全)、目白町2〜4、椎名町2・3、高田本町1・2、池袋3
目白三丁目 1966.1.1 目白町1(全)、椎名町1(全)、目白町2〜4、椎名町2・3、高田本町1・2、池袋3
東部区民事務所管内(22町丁)
町名 町名の読み 町区域新設年月日 住居表示実施年月日 住居表示実施前の町名等 備考
駒込一丁目 こまごめ 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
駒込二丁目 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
駒込三丁目 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
駒込四丁目 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
駒込五丁目 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
駒込六丁目 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
駒込七丁目 1968.12.1 駒込1・2・3・6(全)、駒込4・5
巣鴨一丁目 すがも 1970.1.1 巣鴨1〜4(全)、巣鴨5、西巣鴨4、駒込4・5
巣鴨二丁目 1970.1.1 巣鴨1〜4(全)、巣鴨5、西巣鴨4、駒込4・5
巣鴨三丁目 1970.1.1 巣鴨1〜4(全)、巣鴨5、西巣鴨4、駒込4・5
巣鴨四丁目 1970.1.1 巣鴨1〜4(全)、巣鴨5、西巣鴨4、駒込4・5
巣鴨五丁目 1970.1.1 巣鴨1〜4(全)、巣鴨5、西巣鴨4、駒込4・5
南大塚一丁目 みなみおおつか 1969.4.1 巣鴨5〜7、西巣鴨2
南大塚二丁目 1969.4.1 巣鴨5〜7、西巣鴨2
南大塚三丁目 1969.4.1 巣鴨5〜7、西巣鴨2
西巣鴨一丁目 にしすがも 1970.4.1 西巣鴨2〜4、巣鴨5
西巣鴨二丁目 1970.4.1 西巣鴨2〜4、巣鴨5
西巣鴨三丁目 1970.4.1 西巣鴨2〜4、巣鴨5
西巣鴨四丁目 1970.4.1 西巣鴨2〜4、巣鴨5
北大塚一丁目 きたおおつか 1969.4.1 西巣鴨2・3、巣鴨5〜7
北大塚二丁目 1969.4.1 西巣鴨2・3、巣鴨5〜7
東池袋五丁目 ひがしいけぶくろ 1966.11.1 西巣鴨1(全)、西巣鴨2、池袋東1・3、日出町1・2
西部区民事務所管内(28町丁)
町名 町名読み 住居表示実施年月日 住居表示実施直前町名 備考
南長崎一丁目 みなみながさき 1964.11.1 椎名町4〜8(全)、椎名町2・3、長崎1・4・5・6
南長崎二丁目 1964.11.1 椎名町4〜8(全)、椎名町2・3、長崎1・4・5・6
南長崎三丁目 1964.11.1 椎名町4〜8(全)、椎名町2・3、長崎1・4・5・6
南長崎四丁目 1964.11.1 椎名町4〜8(全)、椎名町2・3、長崎1・4・5・6
南長崎五丁目 1964.11.1 椎名町4〜8(全)、椎名町2・3、長崎1・4・5・6
南長崎六丁目 1964.11.1 椎名町4〜8(全)、椎名町2・3、長崎1・4・5・6
長崎一丁目 ながさき 1964.11.1 長崎2・3(全)、長崎1・4〜6、千早町3
長崎二丁目 1964.11.1 長崎2・3(全)、長崎1・4〜6、千早町3
長崎三丁目 1964.11.1 長崎2・3(全)、長崎1・4〜6、千早町3
長崎四丁目 1964.11.1 長崎2・3(全)、長崎1・4〜6、千早町3
長崎五丁目 1964.11.1 長崎2・3(全)、長崎1・4〜6、千早町3
長崎六丁目 1968.8.1 長崎2・3(全)、長崎1・4〜6、千早町3
千早一丁目 ちはや 1989.11.27 千早町2・4(全)、千早町1・3 千早町1〜4の成立は1939年、直前は長崎東町1・2、長崎仲町1・2、(旧)千川町1〜3
千早二丁目 1989.11.27 千早町2・4(全)、千早町1・3 千早町1〜4の成立は1939年、直前は長崎東町1・2、長崎仲町1・2、(旧)千川町1〜3
千早三丁目 1989.11.27 千早町2・4(全)、千早町1・3 千早町1〜4の成立は1939年、直前は長崎東町1・2、長崎仲町1・2、(旧)千川町1〜3
千早四丁目 1989.11.27 千早町2・4(全)、千早町1・3 千早町1〜4の成立は1939年、直前は長崎東町1・2、長崎仲町1・2、(旧)千川町1〜3
要町一丁目 かなめちょう 1989.11.27 要町2・3(全)、要町1 町名の成立は1939年、直前は長崎東町2・3、長崎仲町1、(旧)千川町1・2
要町二丁目 1989.11.27 要町2・3(全)、要町1 町名の成立は1939年、直前は長崎東町2・3、長崎仲町1、(旧)千川町1・2
要町三丁目 1989.11.27 要町2・3(全)、要町1 町名の成立は1939年、直前は長崎東町2・3、長崎仲町1、(旧)千川町1・2
高松一丁目 たかまつ 1989.11.27 高松2・3(全)、高松1 町名の成立は1939年、直前は長崎東町3・4、板橋区板橋町3
高松二丁目 1989.11.27 高松2・3(全)、高松1 町名の成立は1939年、直前は長崎東町3・4、板橋区板橋町3
高松三丁目 1989.11.27 高松2・3(全)、高松1 町名の成立は1939年、直前は長崎東町3・4、板橋区板橋町3
千川一丁目 せんかわ 1989.11.27 千川町1・2(全) 千川町1・2の成立は1939年、直前は長崎東町3、(旧)千川町1
千川二丁目 1989.11.27 千川町1・2(全) 千川町1・2の成立は1939年、直前は長崎東町3、(旧)千川町1
西池袋四丁目 にしいけぶくろ 1966.1.1 雑司ケ谷町6・7、長崎東町1、池袋1〜3、目白町3・4、千早町1、要町1 住居表示実施時に長崎1の一部を編入
西池袋五丁目 1966.1.1 雑司ケ谷町6・7、長崎東町1、池袋1〜3、目白町3・4、千早町1、要町1 住居表示実施時に長崎1の一部を編入
目白四丁目 めじろ 1966.1.1 目白町1(全)、椎名町1(全)、目白町2〜4、椎名町2・3、高田本町1・2、池袋3
[目白五丁目 1966.1.1 目白町1(全)、椎名町1(全)、目白町2〜4、椎名町2・3、高田本町1・2、池袋3

地域

主な公園

  • 南池袋公園
  • イケ・サンパーク
  • 雑司が谷公園
  • 池袋の森
  • 目白の森
  • 目白庭園 - 目白3丁目にあった公立学校共済組合住宅跡地に豊島区により1990年に開園(庭園設計:伊藤邦衛、指定管理者:西武グループ環境パートナーズ、西武造園、西武緑化管理)[7][8]
  • 谷端川北緑道
  • 谷端川南緑道
  • 谷端川親水公園
  • 谷端川第二親水公園
  • 南長崎スポーツ公園

病院

  • 東京都立大塚病院(南大塚2-8-1)
  • 要町病院(要町1-11-13)
  • 総合病院一心病院(北大塚1-18-7)
  • 高田馬場病院(高田3-8-9)
  • としま昭和病院(南長崎5-17-9)
  • 長汐病院(池袋1-5-8)

主な祭事

ナンバープレート

自動車のナンバープレートは練馬ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。練馬ナンバー割り当て地域は以下の通りである。

  • 新宿区、文京区、中野区、豊島区、北区、練馬区[2]

プロジェクト

市街地再開発プロジェクトが複数計画されている。豊島区の超高層建築物・構築物の一覧も参照。

  • 池袋駅西口地区再開発 - 西口駅前に3棟の超高層ビルを建設する予定。三菱地所が事業参画。
  • 南池袋2丁目B地区再開発 - としまエコミューゼタウン(A地区)の南側に隣接する街区。丸紅が事業参画。
  • 南池袋2丁目C地区再開発 - A地区の東側。2棟の超高層ビルを計画中。住友不動産および野村不動産が事業参画。
  • 造幣局東京支局跡地開発 - さいたま市に移転した造幣局跡地の東半分には防災公園(イケ・サンパーク)が2020年に整備され、西半分には東京国際大学の池袋国際キャンパスが開校する予定。
  • 池袋駅東西連絡通路 - 池袋駅の上空にデッキを建設する計画。
  • 東池袋四丁目2番街区再開発 - 約130m、35階建て。野村不動産が参画。
  • 東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業 - 地上30階、延べ約145,000㎡。事業協力者は住友不動産。2022年度着工予定2025年度以降完成予定。

行政

区長

行政機構

  • 区長
    • 副区長
      • 政策経営部
      • 総務部
      • 施設管理部
      • 区民部
      • 文化商工部
      • 清掃環境部
      • 保健福祉部
        • 池袋保健所
      • 子ども家庭部
      • 都市整備部
      • 土木部
      • 会計管理室

区のシンボル「ふくろう」

豊島区はフクロウミミズクを区のシンボルの鳥としており、区内各所にオブジェなどを設置している。区の形が羽を広げたフクロウに似ていることや、郷土玩具「すすきみみずく」が伝わっていること、寄贈されたコレクションを基にした「豊島ふくろう・みみずく資料館」があることなどが理由である。豊島区立舞台芸術交流センターの愛称を「あうるすぽっと」(あうる=owlはフクロウの英名)としているほか、区制70周年記念キャラクターとして2002年にフクロウの「としま ななまる」を制定[10]。2018年にはフクロウを擬人化したキャラクターのコンテストで最優秀作を決め、池袋エリアのPRアニメーション作品を制作する[11]

姉妹都市・友好都市

国内

海外

立法

区議会

  • 定数:36名
  • 任期:2017年(平成29年)5月25日 - 2020年(令和2年)4月30日[9]
  • 議長:木下広(公明党豊島区議団)
  • 副議長:大谷洋子(民主ネット豊島区議団)
会派名 議席数 議員名(◎は幹事長)
自由民主党豊島区議団 9 ◎磯一昭、藤澤愛子、有里真穂、松下創一郎、芳賀竜朗、池田裕一、竹下ひろみ、村上宇一、吉村辰明
公明党豊島区議団 8 ◎高橋佳代子、西山陽介、島村高彦、根岸光洋、西山陽介、辻薫、中島義春、木下広、ふまミチ
日本共産党豊島区議団 6 ◎渡辺くみ子、森とおる、清水みちこ、儀武さとる、小林ひろみ、垣内信行
民主ネット豊島区議団 5 ◎永野裕子、藤本きんじ、村上典子、大谷洋子、山口菊子
都民ファーストの会豊島区議団 4 ◎里中郁男、細川正博、星京子、河原弘明
豊島刷新の会 1 ◎ふるぼう知生
豊島区無所属元気の会 1 ◎小林弘明
社民党 1 ◎石川大我
35

都議会

議員名 会派名 当選回数
本橋弘隆 都民ファーストの会 1
長橋桂一 都議会公明党 5
米倉春奈 日本共産党東京都議会議員団 2

衆議院

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
東京都第10区新宿区の一部、中野区の一部、豊島区の一部、練馬区の一部) 鈴木隼人 自由民主党 2 選挙区
東京都第12区北区、豊島区の一部、足立区の一部、板橋区の一部) 太田昭宏 公明党 8 選挙区

2017年の区割変更に伴い、本庁管内の西巣鴨1丁目北大塚3丁目上池袋1-4丁目、東部区民事務所管内(南大塚3丁目東池袋5丁目を除く)は10区から12区に移行した。

交通

鉄道

夜の池袋駅東口
夜の池袋駅東口

池袋駅の一日の乗降客数は約268万人(2018年度)で、新宿区新宿駅に次ぐ世界第2位である。

  • 中心となる駅:池袋駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)

東京地下鉄(東京メトロ)

東京都交通局

東武鉄道

西武鉄道

※ また、新宿線高田馬場駅の北側(JRを跨ぐ部分)で僅かながら豊島区(高田三丁目)を通過している。

埼京線板橋駅はホームが豊島区に架かっているが、所在地は板橋区である。また、東武東上線下板橋駅の所在地は板橋区ではなく豊島区である。

道路

路線バス

教育

大学

短期大学

高等学校

中学校

小学校

その他の学校

豊島区に本社を置く私塾

経済

池袋のような商業エリア、繁華街を擁する。外国人を含む観光客の誘致に力を入れており、2018年には観光情報サイト「タイムアウト東京」運営会社と提携[12]。2019年には各種イベントを行う「東アジア文化都市2019豊島」を開催する予定である。

豊島区に本社を置く企業

商業・娯楽施設

東武東上線埼京線など北方面に向かう路線が多数走っていることから埼玉県、東京都北西部、北東部まで巨大な商圏を形成している[13]

公共機関

警察・消防

名所・旧跡・観光スポット

公営住宅

  • 豊島区営ライブピア長崎-斉藤邦彦アンドアソシエイツ、東京都、公営住宅建替え、1996年
  • UR 目白団地-目白 男子単身 賃貸206 1959年 現存 全面建替
  • 都営高松三丁目第4アパート(高松 3-3、2005年)
  • 都営西巣鴨二丁目アパート(西巣鴨 2-23、1970 - 1976年)
  • 都営北池袋アパート(池袋 1-13、1970年)
  • 都営池袋本町三丁目アパート(池袋本町 3-9、1974年)
  • 都営南大塚二丁目アパート(南大塚 2-36、1971年)
  • 都営北大塚一丁目アパート(北大塚 1-15、1968年)
  • 都営要町二丁目アパート(要町 2-14、1980年)

出身有名人

学者

芸能

宝塚歌劇団

文化人

スポーツ

アナウンサー

政治家

名誉区民

特別区民

縁のある人物

豊島区を舞台とする作品

脚注

  1. ^ 大辞林 第三版
  2. ^ 『わたしのまちが「日本一」事典 市町村でくらべて新発見』PHP研究所50頁
  3. ^ inta, 2008-27-44.pdf”. dx.doi.org. 2021年1月13日閲覧。
  4. ^ 「選択する未来」委員会報告 解説・資料集 第5章”. 2021年1月13日閲覧。
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  9. ^ a b c 東京都選挙管理委員会 | 都内選挙スケジュール | 任期満了日(定数)一覧
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  14. ^ 豊島区HP『文化・観光』項「横山光輝作品・特別住民票」。期間限定で職員の名刺などにもキャラクターのイラストを印刷したものを使用している。

外部リンク