早稲田アカデミー

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株式会社早稲田アカデミー
WASEDA ACADEMY Co., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 4718
2007年1月26日上場
略称 早稲アカ
本社所在地 東京都豊島区池袋二丁目53番7号
設立 1974年11月
業種 サービス業
法人番号 7013301012607
事業内容 進学塾の経営等
代表者 代表取締役社長 古田信也
資本金 9億68百万円
売上高 連結206億85百万円
(2017年3月期)
総資産 連結125億76百万円
(2017年3月31日現在)
主要株主 株式会社ナガセ 18.1%
英進館株式会社 10.3%
(平成29年3月31日現在)
主要子会社 株式会社野田学園 100%
株式会社水戸アカデミー 100%
(平成29年3月31日現在)
関係する人物 須野田誠(創業者)
外部リンク http://www.waseda-ac.co.jp/
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早稲田アカデミー(わせだアカデミー)は、関東地方に展開する中学・高校・大学受験専門進学塾。通称は『ワセアカ』・『WA』など。名前に早稲田とついているが、これは創業者が早稲田大学大学院を卒業していて、早稲田アカデミーの前身が「早稲田大学院卒業生塾」という名前だったことに端を発するもので、早稲田大学とも東京都新宿区早稲田の地名とも直接の関係はない。

概要[編集]

1975年 須野田誠が、東京・阿佐ヶ谷で、小中学生対象の学習塾を発足したのが始まり、2001年、高校入試において、早慶附属高校進学者数1位となった。この地位は2016年現在も守り続けており、2016年の早慶高校の合格者数は1445名だった。また、2016年の開成高校合格者数は79名で合格者数1位である。

野田クルゼ

2005年に医歯薬専門予備校「野田クルゼ」の運営会社である株式会社野田学園を買収、連結子会社とする。2007年夏に、2008年3月期の業績に関し、大幅な業績下方修正を発表。東進ハイスクール等を運営している株式会社ナガセが、早稲田アカデミーの株式取得を進めており、2007年12月26日時点で取得株数は680,000株となり、公表ベースで8.86%を保有している(財務省5%ルール報告:2007年12月26日受付分)。2010年3月からは現役高校生を対象に新しく「野田クルゼ現役館」を開設し、現役生と浪人生のすみわけを図った。2010年8月に、株式会社明光ネットワークジャパンとの資本業務提携し、両社で「早稲田アカデミー個別指導学館(仮称)」の新規立ち上げを発表。2010年9月に、創業者の妻・須野田珠美が保有していた株式の一部を英進館株式会社に市場外(相対取引)で譲渡したため、筆頭株主が株式会社ナガセに変更となった。

塾生数は約30,649人(連結)。教室数は148(集団・個別)。(2015年3月現在)

沿革[編集]

  • 1974年11月 - 大鵬機械株式会社設立。
  • 1975年7月 - 創業者が学習指導サークルを開始。
  • 1976年3月 - 学習塾・「早稲田大学院卒業生塾」を開始。
  • 1979年7月 - 早稲田大学院生塾の事業を、大鵬機械株式会社に営業譲渡。大鵬機械株式会社が、株式会社早稲田大学院生塾に商号変更。
  • 1985年12月 - 株式会社早稲田大学院生塾が、株式会社早稲田アカデミーに商号変更。
  • 1997年9月 - 株式会社四谷大塚と提携。
  • 1999年2月 - 株式店頭公開
  • 2001年4月 - 株式会社秀文社サイシン運営会社)と資本業務提携。
  • 2007年1月 - 東京証券取引所第2部上場
  • 2007年5月 - 株式会社野田学園(野田クルゼ運営会社)を子会社化。
  • 2007年7月 - 株式会社ビーケア(映像配信システム会社)を子会社化。
  • 2008年2月 - 株式会社秀文社との資本提携を解消し、株式売却(業務提携のみに)。
  • 2010年8月 - 株式会社明光ネットワークジャパンと資本業務提携。
  • 2012年12月 - 東京証券取引所第1部に指定替え。
  • 2017年11月 - 学習塾QUARDを運営する株式会社集学舎を買収

小学部[編集]

  • 小学一年生、二年生は「スーパーキッズコース」、三年生は「ジュニアコース」(クラスは、上位から3j1、3j2…と名がつく)、 四年生は「sコース」(上位からss、s1、s2…と名がつく)に振り分けられる。また、ここまでは中学受験をする予定の生徒も、そうでない生徒も、同じ授業を受ける。五年生から、受験予定の生徒は「sコース」そうでない生徒は「kコース」(5k、6kと名がつく)を選択できる。
  • Sコース…SSクラス(選抜クラス)・Sクラス(一般クラス。上位からS1、S2、…と名がつく)。Sクラス相互間のクラス分け基準は四谷大塚主催の公開テストなどを使用することが多い。なお、難関校向校舎Exivでは、sG,sa1,sa2,sbなどのクラスが設けられている。

中学受験用の教材は四谷大塚の予習シリーズ。また副教材に「W-Basic」という栄光の教材(新演習)の表紙を差し替えたものや、オリジナル教材(小冊子)を使用している。2009年度から小4に限定してW-Basicは廃止されたが、講習会等では使用されている。なお、今は小4に限らず小5、小6も、使用している。その他にも早稲田アカデミーでは、難関校突破のため、nnクラスというものもある。

中学部[編集]

  • 高校受験用の教材は教育開発出版の「新中学問題集」などを使用している。また、特訓クラス生ではシリウス発展編、正進社の「実力完成問題集」、オリジナル教材(小冊子)も使用している。
  • 早慶・開成・日比谷・国立を目指す選抜クラスは「特訓 (T,SK) クラス」と呼ばれる。
  • 基本コース…中1は選抜クラス (1S) とレギュラーコース(1R1、1R2など)があるが、1Sは存在校舎が限られる。中2と中3は特訓クラス (2T・3T) とレギュラークラス(2R1、2R2など)に分かれる。Rクラス相互間のクラス分け基準はCT(教育開発出版主催コンピュータテスト)を主に使用する。
  • 外部生も参加可能な「定期テスト対策授業」が無料で実施されるが、学校単位で規模は小規模。参加は少数。
  • 2011年度には開成・慶應女子に加え、筑駒の合格者数が日本一となり、開成の合格者数は塾業界史上最多を記録した。2013年度には、日比谷高校の合格者数で日本一を達成している。

高等部[編集]

  • success18ブランドで現役生専門となっている。
  • 教材はオリジナルテキストを使用。
  • クラスは中高一貫向けのTW(選抜)高入向けのT(選抜)SK(難関私大希望者)R(大学受験一般)になっている。
  • FITというプリント演習講座があり、授業で学んだことを演習する。

合宿[編集]

「日本一の夏期合宿」と銘打ち、毎年8月に志賀高原(小4、小5、小6、中1、中3)と苗場(中2、高2、高3)で夏期合宿を行っている。

不祥事[編集]

盗難事件[編集]

2015年8月10日、志賀高原で行われていた夏期合宿において、宿泊先である一つホテルで生徒から預かった貴重品が、盗難にあった事実が判明した。早稲田アカデミーによると、盗まれたのは生徒およそ340人の財布と、スマートフォンおよそ120台。合宿は8日~12日までの日程行われ、初日に生徒から貴重品を集めていた。塾では貴重品は例年はホテルに預けていたが、今年は部屋ごとに集めて布袋に入れ、それらを初日の夕方に複数の段ボール箱に入れ、ホワイトボードで仕切ったロビーの一角に置いた。9日午前2時にはあったのが塾側が確認しているが、午前7時に再度確認したところ、なくなっていたという。ホテルは塾の貸し切りで、玄関は無施錠だった。生徒1人辺りの所持金は3000~4000円であった。塾の担当者は「数人が相部屋のため、子ども同士の盗難やトラブルを防ぐ目的で貴重品を集めた」と説明し、謝罪。塾側は9日、長野県警中野署に被害届を出し、保護者全員に電話で事情を説明したという[1][2][3][4]

2015年8月11日、早稲田アカデミー・山本 豊取締役が、管理に落ち度があったことを謝罪。被害について同塾が全額補償することを発表した。なお他のホテルで行っている合宿では、被害の報告はなかったという[5][6]

2015年8月11日に、早稲田アカデミー公式HP上で、本件に関する謝罪と保護者への告知が行われている[7][8][9]。 また、2015年8月14日には、本件に関する見解を公開[10]。2015年10月26日には、その後の状況も報告している[11]

2016年5月11日、別の窃盗事件で既に逮捕されていたホテルの元従業員が本事件について窃盗と建造物侵入の疑いで再逮捕され、容疑を認めている[12][13]

番組提供[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『早稲アカ、生徒340人分のスマホなど紛失 中3夏合宿』(朝日新聞 2015年8月10日)2015年8月10日閲覧
  2. ^ 『進学塾合宿:340人から預かったはずが…スマホなど紛失』 (毎日新聞 2015年8月10日)2015年8月10日閲覧
  3. ^ 『「早稲アカ」夏合宿、340人分の貴重品盗難』(読売新聞 2015年8月11日)2015年8月11日閲覧
  4. ^ 『塾合宿で盗難か 中学生340人の携帯や財布など』(NHK 2015年8月10日)2015年8月11日閲覧
  5. ^ 『早稲田アカデミー合宿窃盗 役員が全額補償すると陳謝』(フジテレビ 8月11日)2015年8月11日閲覧
  6. ^ 『早稲アカ側「管理自体に落ち度があった」』(日本テレビ 2015年8月11日)2015年8月11日閲覧
  7. ^ 早稲田アカデミーインフォメーション『弊社主催夏期合宿における盗難事件に関しまして』2015年8月11日閲覧。
  8. ^ 早稲田アカデミーインフォメーション『中1・中2・中3夏期合宿参加の保護者の皆様へ』2015年8月11日閲覧
  9. ^ 早稲田アカデミーインフォメーション『被害に遭われました塾生保護者の皆様へ』2015年8月11日閲覧
  10. ^ 早稲田アカデミーインフォメーション『夏期合宿における盗難事件に関する見解』2015年8月14日閲覧
  11. ^ 早稲田アカデミーインフォメーション『夏期合宿における盗難事件・その後の状況』2015年10月26日閲覧
  12. ^ 『塾合宿中に大量窃盗容疑 ホテル元従業員を再逮捕 長野』(朝日新聞 2016年5月11日)2016年5月11日閲覧
  13. ^ 早稲田アカデミーインフォメーション『犯人の逮捕について』2016年5月11日閲覧