伊良部島
| 伊良部島 | |
|---|---|
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北西上空から、左:伊良部島、右:下地島 | |
| 所在地 |
|
| 所在海域 | 東シナ海 |
| 所属諸島 | 宮古列島 |
| 座標 |
北緯24度50分20秒 東経125度9分56秒座標: 北緯24度50分20秒 東経125度9分56秒 |
| 面積 | 29.06[1] km² |
| 海岸線長 | 72.4[2] km |
| 最高標高 | 89.0 m |
| 最高峰 | 牧山 |
伊良部島(いらぶじま)は、宮古列島の島のひとつである。全島が沖縄県宮古島市に属する。
2005年に市町村合併により宮古島市の一部になるまでは、西側に隣接する下地島とともに宮古郡伊良部町を形成し、その中心であった。
目次
地理[編集]
面積29.06km2[1]、海岸延長72.4km[2]、人口5,059人(2018年12月末時点)[3]で、宮古島の北西約5kmに位置する。隆起サンゴの島で、全体に平坦な地形をし、最高地点は南東部にある標高89.0mの牧山である。
西側に下地島が隣接し、両島は幅約40mから100mの入江(水路)で隔てられているが、幅が狭いため航空写真などではあたかも間に川が流れるひとつの島のように見える。この入江にはマングローブがあり、ノコギリガザミなどカニ漁が行われている[4][5]。入江には南(渡口の浜側)から順に乗瀬(ぬーし)橋、伊良部橋、仲地橋、国仲橋、たいこ橋、なかよね橋の6本の橋が架かっている。このうち乗瀬橋は老朽化のため2009年から通行止めとなり、2013年1月に取り壊された後、架け替えが行われ2019年3月16日に新しい橋が開通した[6][7][8]。
宮古島との間には、2015年1月31日に伊良部大橋(本橋部分3,540m)が開通した。佐良浜港と平良港の間で運航されていた定期航路は同日に廃止された[9]。
集落[編集]
宮古島市に合併後は下記の行政区(集落)の前に旧町名の「伊良部」が併記され、「宮古島市伊良部字○○」となった[10]。
- 池間添(いけまそえ)
- 前里添(まえざとそえ)
- 佐和田(さわだ)
- 長浜(ながはま)
- 国仲(くになか)
- 仲地(なかち)
- 伊良部(いらぶ)
教育[編集]
- 沖縄県立伊良部高等学校
- 宮古島市立伊良部島小学校・中学校(結の橋学園) - 宮古島市立伊良部中学校、宮古島市立佐良浜中学校、宮古島市立伊良部小学校、宮古島市立佐良浜小学校を統合して2019年4月に開校。
交通[編集]
空路[編集]
航路[編集]
- 佐良浜港
- かつては、宮古フェリー及びはやてが、宮古島の平良港との間で旅客船(高速)及び貨客船(カーフェリーの定期航路を運航していたが、伊良部大橋の開通に伴い2015年1月31日に廃止された[9]。
- 長山港
- 地方港湾。定期航路はなし。
道路[編集]
2015年1月31日に伊良部島と宮古島を結ぶ伊良部大橋(3,540m)が開通した。
交通機関[編集]
- 共和バス - 伊良部大橋を渡り伊良部島内と宮古島(平良港)を結ぶ。
- 宮古協栄バス - 宮古島と下地島空港旅客ターミナルを結ぶ空港連絡バス「みやこ下地空港リゾート線」を運行する。伊良部島内では共和バスが通らない島の南岸を通る。島内に複数の停留所を設置しており、下地島空港の航空機の発着に合わせて運行されるが、伊良部島内相互間の利用も可能[12][13][14]。なお、中央交通も、宮古島と下地島空港旅客ターミナルを結ぶ路線を運行しているが、伊良部島内には停車しない[14]。
- タクシー[15]・レンタカー数社が島内に本社・営業所を置くほか、橋で繋がる宮古島で営業しているタクシー、レンタカーの利用が可能。また、2019年3月30日の新ターミナル開業に伴い、下地島空港内にレンタカー3社のカウンターが開設された[16]。
主要施設[編集]
- 宮古島市役所伊良部総合支所
- 琉球放送(RBCiラジオ)・ラジオ沖縄(ROK)宮古島(伊良部)FMラジオ中継局(2005年4月に開局)
(RBCiは82.7 MHz、ROKは84.1MHzで宮古島市内全域をカバー。NHKラジオとテレビ放送(NHK・民放)の中継局は宮古島にある)
名所・旧跡・観光スポット[編集]
- 牧山展望台
- 白鳥崎・西海岸公園
- フナウザギバナタ
- サバウツガー(サバ沖井戸)
- 1966年に簡易水道が整備されるまで、佐良浜地区で生活用水として利用されてきた井戸。池間島から見るとサメの口に似ていることからサバウツと名づけられたと考えられている[22]。
- 佐和田の浜
- 渡口の浜
- 伊良部島南部に位置し、弓形に延びる白砂の海岸[25]。
- ヤマトブー大岩
- 宮古島市指定史跡。牧山展望台の下にあるトラパーチンの巨岩で、高さ25m、直径18m、重量3万トン余[26]。
祭事・催事[編集]
- 祭事
- イベント
著名な出身者[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “平成30年全国都道府県市区町村別面積調 付3 島面積 (PDF)”. 国土地理院. p. 109 (2018年10月1日). 2019年6月7日閲覧。
- ^ a b 『平成30年度版「統計みやこじま」 I.土地及び気象』宮古島市、2019年3月。
- ^ 『平成30年度版「統計みやこじま」 II.人口・労働力』宮古島市、2019年3月。
- ^ 【産直の旅】沖縄・伊良部島*カニ漁体験/立派なハサミ つかまえた『日本経済新聞』朝刊2018年2月3日(NIKKEIプラス1)
- ^ “Q+リポート 伊良部の海を守る蟹蔵”. Qプラス (琉球朝日放送 報道制作部). (2017年2月2日)
- ^ 「乗瀬橋」架け替えへ 県議会代表質問で土建部長 宮古新報、2012年2月23日
- ^ 乗瀬橋 架け替え工事着工/伊良部-下地島 宮古新報、2015年3月9日
- ^ “乗瀬橋16日供用開始/伊良部島-下地島”. 宮古毎日新聞. (2019年3月9日)
- ^ a b “40年悲願、伊良部大橋開通 発展誓い渡り初め”. 琉球新報 (琉球新報社). (2015年2月1日) 2015年2月1日閲覧。
- ^ 宮古島市の住所表示 宮古5市町村 合併推進協議会
- ^ 『2015年 沖縄県の道路 資料編』(PDF)沖縄県土木建築部、2016年9月8日。
- ^ “下地島空港-上野に新路線/宮古協栄バス”. 宮古毎日新聞. (2019年2月8日)
- ^ “下地島空港と宮古市内中心部を結ぶ連絡バス、2社の路線と運賃決定”. FlyTeam. (2019年2月11日)
- ^ a b “交通アクセス”. みやこ下地島空港ターミナル. 下地島エアポートマネジメント株式会社. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “会員名簿”. 一般社団法人 沖縄県ハイヤー・タクシー協会. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “下地島空港、レンタカーカウンターに出店する3ブランドが決定”. FlyTeam. (2019年2月7日)
- ^ “牧山展望台”. 一般社団法人 宮古島観光協会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “西海岸公園”. 一般社団法人 宮古島観光協会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “【市指定:記念物名勝】白鳥崎岩礁海岸地域~しらとりさきがんしょうかいがんちいき~”. 歴史文化観光ロードアプリサイト 綾道(あやんつ). 2019年6月8日閲覧。
- ^ “フナウサギバナタ”. 一般社団法人 宮古島観光協会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “老朽化で上部解体、撤去/バナタ展望台”. 宮古毎日新聞. (2019年7月3日)
- ^ “【市指定・史跡】サバウツガー”. 歴史文化観光ロードアプリサイト 綾道(あやんつ). 宮古島市教育委員会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “佐和田の浜”. 一般社団法人 宮古島観光協会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “【市指定:記念物名勝】佐和田の浜珊瑚礁・礁湖面~さわだのはまさんごしょう・しょうこめん~”. 歴史文化観光ロードアプリサイト 綾道(あやんつ). 宮古島市教育委員会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “渡口の浜”. 一般社団法人 宮古島観光協会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “【市指定:史跡】ヤマトブー大岩~やまとぶーおおいわ~”. 歴史文化観光ロードアプリサイト 綾道(あやんつ). 宮古島市教育委員会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “新鮮な海の幸求めて/伝統のサニツ”. 宮古毎日新聞. (2015年4月22日)
- ^ “伝統の豊年祭ユークイ/伊良部南区”. 宮古毎日新聞. (2018年10月24日)
- ^ “【市指定:無形民俗】佐良浜ミャークヅツ~さらはまみゃーくづつ~”. 歴史文化観光ロードアプリサイト 綾道(あやんつ). 宮古島市教育委員会. 2019年6月8日閲覧。
- ^ “勇壮に爬龍舟競争/佐良浜海神祭”. 宮古毎日新聞. (2019年6月7日)
- ^ “海道でラン満喫/伊良部島マラソン”. 宮古毎日新聞. (2019年2月25日)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 伊良部島 - DOR39(沖縄39離島観光情報サイト)
- 伊良部島 - おきなわ物語(沖縄観光コンベンションビューロー)
- 伊良部島 - リトハク(沖縄観光コンベンションビューロー)
- 宮古島市伊良部商工会
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