飛島 (岡山県)

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飛島(ひしま)は、岡山県笠岡市にある島の総称、島嶼群である。

地理[編集]

笠岡諸島の島である大飛島小飛島を総称して俗に「飛島」と呼ばれる。また、両島の大字も「飛島」である。周囲の小無人島も含む。

大飛島[編集]

大飛島
面積 1.05 km²
海岸線長 5.5 km
最高標高 152 m
所在海域 瀬戸内海
所属国・地域 日本
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大飛島(おおびしま)は、岡山県笠岡市笠岡諸島に属する、面積1.05km2、周囲5.5km、最高点152m(荒神山)、人口91人の島である[1]笠岡港より南約17.5kmの瀬戸内海国立公園笠岡諸島にあり、小飛島(後述)の西、白石島の南に位置する。

干潮時に小飛島に向かって出現する砂州は市の天然記念物に指定されている[2]。この砂州の付け根にあたる部分では、奈良時代から平安時代にかけて、航海の安全を祈る祭祀が行われていた。島内の大飛島遺跡からは多数の奉献品が出土しており、奈良三彩の小壺などは国の重要文化財に指定されている[3]。なお、砂州はかつて小飛島とつながるほど巨大なものであったが、潮流の変化などから縮小傾向にある[1]

教育施設は存在しない[4]。医療施設は、笠岡市飛島診療所がある。

このほか、島内には市指定史跡の大飛島遺跡(指定名称は「大飛島洲の南遺跡」)や大歳神社、椿原生林などがある。

小飛島[編集]

小飛島
面積 0.3 km²
海岸線長 2.8 km
最高標高 81 m
所在海域 瀬戸内海
所属国・地域 日本
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小飛島(こびしま)は、岡山県笠岡市の笠岡諸島に属する、面積0.3km2(笠岡諸島最小)、周囲2.8km、最高点81m、人口32人の島である[1]。笠岡港より南約17.5kmの瀬戸内海国立公園笠岡諸島にあり、大飛島の東、白石島の南に位置する。

島内に医療施設は存在せず、診療所は大飛島に依存している状況である。

交通[編集]

本土からの交通手段は、三洋汽船が運行する笠岡 - 飛島 - 六島航路のみである。

  • 笠岡港から(三洋汽船)
    • 普通船で小飛島まで50分、大飛島まで60分(大人980円・小人490円)[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 2011年(平成23年)3月31日現在。岡山県の離島 小飛島・大飛島
  2. ^ 観光百科事典 笠岡市飛島
  3. ^ 岡山県大飛島祭祀遺跡出土品
  4. ^ かつては島内に笠岡市立飛島幼稚園、飛島小学校、飛島中学校が存在したが、飛島中学校は2004年(平成16年)をもって同神島外中学校に統合され、閉校している。幼稚園も2006年(平成18年)に休園の後、2014年(平成26年)をもって閉園、小学校も2011年(平成23年)に休校した後、2015年(平成27年)に同神島外小学校に統合され、閉校している。
  5. ^ 笠岡 フェリー時刻表 三洋汽船

外部リンク[編集]