フデ岩

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フデ岩の遠景。白い塔はフデ岩灯台

フデ岩(フデいわ)は、沖縄県宮古島市大神島の北東、八重干瀬の東方に位置する無人島である。宮古列島に属する。筆岩とも表記され、「フズ」、「フジ」とも呼ばれる[1]2014年10月6日付けで国の名勝及び天然記念物に指定された(既指定の名勝及び天然記念物「八重干瀬」への追加指定)[2][3][4]


地理[編集]

宮古島市狩俣の北方約14km、八重干瀬南端の東方約9.5kmに位置する。琉球石灰岩からなる面積0.002km2の小島で、フデ岩灯台と緊急用のヘリポートが設けられている[1]

従来、不動産登記が行われていなかったが、1995年(平成7年)8月に当時の平良市(現宮古島市)の行政区に編入された。これを以て、宮古列島で9番目の島として認められたと言われることもある。同年10月には市職員によって国勢調査も行われ無人島であることが確認されている[1]

周辺はカツオなどの漁場になっている[1]

自然[編集]

モンパノキハギカズラ等の植生が見られる[1]

カツオドリアジサシ類の繁殖地となっており、沖縄県が準絶滅危惧種に指定しているマミジロアジサシの繁殖が確認されている[5]

信仰[編集]

フデ岩には姉の美雅真良(みがほら)という女神、八重干瀬には弟の渡賀殿(とうがどぅね)という男神がいて、姉弟神で一帯を守っていると伝えられている[6]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』第2版、2004年7月、財団法人日本離島センター、ISBN 4931230229 p.1256
  2. ^ 平成26年10月6日文部科学省告示第145号
  3. ^ ティンダバナ、国名勝に 与那国の自然展望台 沖縄タイムス、2014年6月21日
  4. ^ 国名勝地の範囲拡大 東平安名崎と八重干瀬/文化庁が追加指定 宮古毎日新聞、2014年6月21日
  5. ^ 脆弱沿岸海域図 沖縄県 生物対象群に関するテキスト情報
  6. ^ シマビトとして生きる 沖縄大学教授加藤彰彦、琉球新報、2006年8月16日

参考文献[編集]

  • 『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』第2版、2004年7月、財団法人日本離島センター、ISBN 4931230229

外部リンク[編集]

座標: 北緯24度58分47.0秒 東経125度21分33.7秒 / 北緯24.979722度 東経125.359361度 / 24.979722; 125.359361