AKB48のオーディション
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AKB48のオーディション(エーケービー フォーティエイトのオーディション)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48のオーディションについて扱う。
概要
オーディションでは、スタッフと話し合った上で最終的には総合プロデューサーの秋元康が合格者を決定する。メンバーを選ぶポイントとしては、正統派美少女ばかりを選ぶのではなく、ファンの好みの多様さに合わせて性格から容姿までなるべく幅広く選ぶことによって(学校の)一クラスのようなリアリティを生み出すようにしているという[1]。特に初期段階は運営スタッフ側に芸能関係の経験が少なかったため、チケットの販売・抽選や整列の具体的な方法などについてファンからアドバイスを受けていた[2]。
- 合格者・不合格者のうち太字となっているのは2014年4月24日現在、在籍しているメンバー(兼任メンバーを含む)。
主な実施要項(多少異なることがある)
- 応募資格:AKB48メンバーとして芸能活動できる人。3期生までは10歳 - 22歳の範囲で設定されていたが、4期生以降は11歳 - 18歳くらいまでのプロダクションに所属していない女性、経験不問。
- 第一次審査:書類選考
- 第二次審査:テレビ電話オーディション、または面接。
- 最終審査:面接・ダンス・歌唱力審査
- 合格者はレッスン料無料・衣装貸与。
- ただし、年齢制限や過去の芸能活動などにより応募資格から外れている応募者でも合格[注 1]している例がある。
- チーム研究生オーディション落選者は最終審査のみ参加。
AKB48と姉妹グループのオーディション・人事異動・組閣のタイムライン
白い縦線がオーディション(合格日)。赤い縦線が人事異動・組閣。文字の制約のため、「AKB48グループ ドラフト会議」は「D」、NMB48の「ポスト山田菜々オーディション」は「py」と記載。
メンバーオーディション
オープニングメンバーおよび追加メンバーを募集したオーディション。4期生以降は研究生としての募集となっている。
オープニングメンバーオーディション
- 合格者(20名)
- 板野友美・宇佐美友紀・浦野一美(SDN48へ移籍後、卒業)・大江朝美・大島麻衣・折井あゆみ・川崎希・小嶋陽菜・駒谷仁美(元SDN48)・佐藤由加理(SDN48へ移籍後、卒業)・高橋みなみ・戸島花(元SDN48)・中西里菜・成田梨紗・平嶋夏海・星野みちる・前田敦子・増山加弥乃(現芸名・加弥乃)・峯岸みなみ・渡邊志穂(現芸名・渡辺志穂)
- 主な不合格者
- 篠田麻里子(2006年1月に劇場カフェスタッフから追加加入)・大堀恵[5](2期生)・小林香菜[6](2期生)・宮澤佐江[7](2期生)・柏木由紀[8](3期生)・藤岡静香[6]・田中直乃[9]・大川麻里江[10]・茂木雅世[6][11]・笠原美香[12]・高橋由佳[13](現芸名・春風亭ぴっかり)・古川未鈴[14](でんぱ組.inc)
- 合格倍率(応募数÷合格者数)
- 約396倍
第二期AKB48追加メンバーオーディション
- 合格者(17名)
- 秋元才加・今井優・上村彩子・梅田彩佳(NMB48へ移籍後、卒業)・大島優子・大堀恵(SDN48へ移籍後、卒業)・奥真奈美・小野恵令奈・河西智美・小林香菜・佐藤夏希・高田彩奈・野呂佳代(SDN48へ移籍後、卒業)・早野薫(現芸名・早乃香織)・増田有華・松原夏海・宮澤佐江(SNH48へ移籍、SKE48との兼任後、卒業)
- 大島優子は、審査直前まで子役として活動していた。大堀恵は、審査直前まで劇場カフェスタッフとして勤務していた。
- 合格者は、2006年4月1日以降チームKとして公演を行った。
- 2016年3月31日をもって梅田・小林・宮澤の3名が卒業し二期生全員が48グループとしての活動を終了した。
- 主な不合格者
- 中田ちさと[19](4期生)・渡辺麻友[20](3期生)・鈴木まりや[21](7期生)・稲森美優[要出典]・河西里音[22]
- 合格倍率
- 約700倍
第三期AKB48追加メンバーオーディション
- 合格者(18名)
- 磯怜奈・井上奈瑠・多田愛佳(HKT48へ移籍)・大塚亜季・柏木由紀・片山陽加・菊地彩香(現芸名・菊地あやか、解雇後7期生で復帰)・早乙女美樹・坂田涼・田名部生来・仲川遥香(JKT48へ移籍)・仲谷明香・野口玲菜・藤島マリアチカ・堀江聖夏・松岡由紀・米沢瑠美・渡辺麻友
- 合格者のうち13名にチームAから移籍した3名を加えた16名が、チームBとして2007年4月8日から公演を行った。
- 主な不合格者
- 惣田紗莉渚[25][26][27](現・SKE48)・中西優香[28](4期生、元SKE48)・高城亜樹[29](6期生)・中田ちさと(4期生)・藤本紗羅(4・9期生)・村中聡美(4・8期生)・水野ひこ乃・川島幸[要出典]
- 合格倍率
- 約600倍
第一回研究生(4期生)オーディション
- 合格者(18名)
- 飯沼友里奈・瓜屋茜・大家志津香・金子智美・倉持明日香・小塚里菜・佐伯美香[31][32](元バイトAKB、現・AKS社員)・佐藤亜美菜・鈴木菜絵・出口陽(元SKE48)・中田ちさと・中西優香(SKE48へ移籍後、卒業)・成瀬理沙・藤江れいな(NMB48へ移籍)・藤本紗羅(卒業後9期生として復帰)・村中聡美(卒業後8期生として復帰)・吉岡沙葵・渡辺茉莉絵
- 合格者は研究生としてレッスンを受ける(以下の期も同様)。
- 主な不合格者
- 鈴木まりや[21](7期生)・仁藤萌乃(5期生)[要出典]・大場美奈[33](9期生、現・SKE48)・惣田紗莉渚[27](現・SKE48)
- 合格倍率
- 約714倍[要出典]
第二回研究生(5期生)オーディション
- 一次審査(2007年9月22日)
- 二次審査(2007年9月30日)
- 最終審査(2007年10月6日):合格者13名[34]
- 合格者(13名)
- 有馬優茄・石田晴香・内田眞由美・北原里英(NGT48へ移籍)・小原春香(SDN48へ移籍後、卒業)・指原莉乃(HKT48へ移籍)・近野莉菜(JKT48へ移籍)・冨田麻友・中塚智実・仁藤萌乃・畑山亜梨紗・宮崎美穂・山田みずき(元Nゼロ)
- 小原春香は、劇場カフェスタッフとして勤務していた。
- 主な不合格者
- 鬼頭桃菜(元SKE48)[要出典]・真奈[35]・惣田紗莉渚[27](現・SKE48)
第三回研究生(6期生)オーディション
- 合格者(4名)
- 片野友里恵・高城亜樹・西澤沙羅・野中美郷
- 主な仮合格者(候補生)
- 上遠野瑞穂(7期生)・鈴木紫帆里(7・11期生)・松井咲子(7期生)・中村麻里子(9期生)・石黒莉美(7期生)[要出典]
- 主な不合格者
- 鈴木まりや[21](7期生)
第四回研究生(7期生)オーディション
- 一次審査(2008年11月)
- 二次審査(2008年11月)
- 最終審査(2008年12月):合格者11名[38]
- 合格者(11名)
- 石黒莉美・岩佐美咲・上遠野瑞穂(現芸名・愛迫みゆ、現・愛乙女★DOLL)・菊地あやか(元3期生)・小森美果・佐藤すみれ(SKE48へ移籍)・鈴木紫帆里(辞退後11期で復帰)・鈴木まりや(SNH48と兼任)・林彩乃(現芸名・林あやの)・前田亜美・松井咲子
- 主な仮合格者(候補生)
- 佐野友里子[39](8期生)・大場美奈[33](9期生、現・SKE48)
第五回研究生(8期生)オーディション
- 一次審査(2009年4月12日)
- 二次審査(2009年4月19日)
- 最終審査(2009年4月) 合格者15名[40]
- 合格者(15名)
- 浅居円・石井彩夏・石部郁・今井悠理枝・植木あさ香・郭グレース・小水七海・小松瑞希・坂本莉央・佐野友里子(現・愛乙女★DOLL)・杉山未来・冨手麻妙・西川七海(元乃木坂46)・三木にこる・村中聡美(元4期生)
- このオーディション合格者からは、1人の正規メンバー昇格者も出すことなく、全員が研究生のままグループから離脱している。
- 主な不合格者
- 横山由依[41](9期生)・豊田早姫(11期生)[要出典]
第六回研究生(9期生)オーディション
- 一次審査(2009年9月7日)
- 二次審査(2009年9月)
- 最終審査:(2009年9月20日) 合格者14名[42]
- 合格者(14名)
- 石黒貴己・伊藤彩夏・大場美奈(SKE48へ移籍)・絹本桃子・島崎遥香・島田晴香・高松恵理・竹内美宥・永尾まりや・中村麻里子・藤本紗羅(元4期生)・森杏奈(現芸名・森あんな)・山内鈴蘭(SKE48へ移籍)・横山由依
- 主な不合格者
- 矢方美紀(現・SKE48)[要出典]、増澤璃凜子[43]
第七回研究生(10期生)オーディション
- 一次審査(2010年3月)
- 二次審査(2010年3月7日)
- 最終審査(2010年3月) 合格者10名[44]
- 合格者(10名)
- 阿部マリア・伊豆田莉奈・市川美織(NMB48へ移籍)・入山杏奈・岩崎仁美・加藤玲奈・金沢有希(現芸名・金澤有希、現・GEM)・小林茉里奈・仲俣汐里・藤田奈那
- 主な不合格者
- 高尾美有[45]・茂木忍[46](13期生)
第八回研究生(11期生)オーディション
- 一次審査(2010年7月13日)
- 二次審査(2010年7月18日)
- 最終審査(2010年7月24日)合格者10名[47]
- 合格者(10名)
- 牛窪紗良・岡﨑ちなみ(現芸名・ちなみ)・川栄李奈・川上麻里奈・小嶋菜月・鈴木紫帆里(元7期生)・豊田早姫(元「パワースポット」)・名取稚菜・森川彩香・山口菜有
- 主な不合格者
- 相笠萌(13期生)[要出典]・岩立沙穂[48](13期生)・茂木忍[46](13期生)・西潟茉莉奈[49](元バイトAKB、現・NGT48)
第九回研究生(12期生)オーディション
- 合格者(9名)
- 岩田華怜・大森美優・サイード横田絵玲奈(現芸名・横田絵玲奈)・佐々木優佳里・鈴木里香・高橋朱里・田野優花・平田梨奈・武藤十夢
- 主な不合格者
- 相笠萌(13期生)[要出典]・岩立沙穂[48](13期生)・星野みなみ(現・乃木坂46)[要出典]・髙島祐利奈[52](13期生)・野口由芽[53](現・SKE48)・中田花奈(現・乃木坂46)・田北香世子(チームAドラフト生)[要出典]・茂木忍[46](13期生)
第十回研究生(13期生)オーディション
-
- 初めて日本全国9都市(札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・神戸・広島・高知・福岡)で開催。
- 最終審査(2011年9月24日):合格者33名[55]
- 合格者(16名)
- 相笠萌・雨宮舞夏・岩立沙穂・梅田綾乃・大島涼花・岡田彩花・北汐莉・北澤早紀・篠崎彩奈・髙島祐利奈・長谷川晴奈・光宗薫・村山彩希・茂木忍・森山さくら・渡邊寧々
- 主な仮合格者(候補生)
- 上枝恵美加(現・NMB48)[要出典]
- 主な不合格者・途中辞退者
- 岡田奈々[56](14期生)・荻野由佳[49](元バイトAKB、現・NGT48)・西野未姫[57][58](14期生)・野口由芽[53](現・SKE48)・宮前杏実(現・SKE48)・星野みなみ(現・乃木坂46)・斎藤ちはる(現・乃木坂46)・田北香世子(チームAドラフト生)[要出典]・柴田優衣[59](元バイトAKB、現・NMB48)
第十一回研究生(14期生)オーディション
- 一次審査(2012年5月)
- 二次審査(2012年5月4日)
- 最終審査(2012年5月13日)
- 最終セレクション(2012年6月15日 - 6月17日)
- 合格者(6名)
- 内山奈月・岡田奈々・小嶋真子・西野未姫・橋本耀・前田美月
- このオーディション合格者からは、研究生の段階で1人も離脱せず、全員が正規メンバーに昇格している。
- 主な不合格者
- 川本紗矢[25](チームBドラフト生)・田北香世子[60](チームAドラフト生)・東李苑[61](現・SKE48)・荻野由佳[62](元バイトAKB、現・NGT48)・野口由芽[53](現・SKE48)
第十二回研究生(15期生)オーディション
- 一次審査(2012年12月20日 - 2013年1月6日)
- 二次審査(2013年1月12日)
- 最終審査(2013年1月19日):合格者24名[63]
- 最終セレクション
- 合格者(8名)
- 市川愛美・大和田南那・込山榛香・佐藤妃星・土保瑞希・福岡聖菜・向井地美音・湯本亜美
- 仮合格者
- 大川莉央'・達家真姫宝(2013年10月28日に研究生に昇格)
- 飯野雅・谷口めぐ(2014年4月14日に研究生に昇格)
- 主な仮合格者(候補生)
- 荻野由佳[64][62](元バイトAKB、現・NGT48)
- 主な不合格者
- 田北香世子[60](チームAドラフト生)
AKB48グループ ドラフト会議
上記のAKB48単独で行われるメンバーオーディションとは異なり、日本国内のAKB48グループ全体で行われるオーディション[65]。日本プロ野球で行われているドラフト会議を模した形式で行われる。
『AKB48グループ ドラフト会議 候補者オーディション』を経て選ばれた候補者に対し、AKB48グループの各チームキャプテン(SKE48はチームリーダー)が各チームの劇場支配人と協議し、指名された者がチームメンバーとなることができる。同一候補者に複数チームから指名があった場合には、該当するチームのメンバーによる抽選によって所属が決定する。候補者自身は所属チームを選ぶことはできないが、希望しないチームから指名があった場合に被ドラフト権自体を放棄する形で指名を拒否することはできる。ドラフト会議によって加入したメンバーは、研究生ではなくチーム所属のドラフトメンバー(正規メンバー扱い)となる。また、どのチームからも指名されなかった候補者は、今後、各グループで通常のオーディションが行われた場合、最終審査から参加できる[66]。 しかし第2回のドラフト会議では、指名を受けて加入したメンバーはチーム所属の研究生となり、正規メンバーへの昇格を目指すこととなる[67]。
第1回
第1回は、2013年11月10日にグランドプリンスホテル新高輪にて行われた[68]。開催発表後に再結成したチーム4は、ドラフト会議参加の対象外であった。当初は応募資格として11歳から18歳までの年齢制限を設けていたが、上限は撤廃された[69]。2014年2月24日、Zepp DiverCityで行われた「AKB48グループ大組閣祭り〜時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!〜」において、指名を受けた候補者(辞退した鈴木寧々は除く)19名がそれぞれのチームに加入することが発表された。
- 一次審査(2013年8月12日 - 9月3日)
- 二次審査(2013年9月14日 - 16日)
- 三次審査(2013年9月22日):合格者30名(1名辞退)→29名
- 候補者→指名を受けた候補者(候補者29名→20名)
- AKB48チームA:西山怜那(1位指名)・田北香世子(2位指名)
- AKB48チームK:後藤萌咲(1位指名)・下口ひなな(2位指名)
- AKB48チームB:横島亜衿(1位指名)・川本紗矢[注 2](2位指名)
- SKE48チームS:松本慈子(1位指名)
- SKE48チームKII:神門沙樹(1位指名)・髙塚夏生(2位指名)・鈴木寧々(3位指名→辞退[70])・荒井優希(4位指名)・惣田紗莉渚(5位指名)
- SKE48チームE:小石公美子(1位指名)・髙寺沙菜(2位指名)・福士奈央(3位指名)
- NMB48チームN:須藤凜々花[注 3](1位指名)
- NMB48チームM:武井紗良(1位指名)
- NMB48チームBII:磯佳奈江(1位指名)・内木志(2位指名)
- HKT48チームH:山本茉央(1位指名)
- 主な不合格者
- 西村菜那子[71](現・NGT48)
第2回
2015年5月10日に有明コロシアムにて行われた[67][72]。2015年10月に劇場オープン予定のNGT48もドラフト会議に参加したが、都道府県代表制のAKB48チーム8は、ドラフト会議参加の対象外であった[73]。
- 候補者→指名を受けた候補者(候補者47名→24名)
- AKB48チームA:樋渡結依[注 4](1位指名)
- AKB48チームK:野村奈央[注 5](1位指名)・久保怜音(2位指名)
- AKB48チームB:高橋希良(1位指名、元バイトAKB)・西川怜(2位指名)・山邊歩夢(3位指名)
- AKB48チーム4:千葉恵里(1位指名)
- SKE48チームS:上村亜柚香(1位指名)・一色嶺奈[注 6](2位指名、元バイトAKB)
- SKE48チームKII:水野愛理[注 7](1位指名)・白井琴望(2位指名)
- SKE48チームE:菅原茉椰(1位指名)
- NMB48チームN:本郷柚巴(1位指名)・西仲七海[注 8](2位指名)
- NMB48チームM:柴田優衣(1位指名、元バイトAKB)・堀詩音(2位指名)
- NMB48チームBII:村中有基(1位指名)・安田桃寧(2位指名)・安藤愛璃菜(3位指名)
- HKT48チームH:松岡はな(1位指名、元バイトAKB)・村川緋杏(2位指名)
- HKT48チームKIV:今村麻莉愛(1位指名)
- NGT48:西潟茉莉奈(1位指名、元バイトAKB)・荻野由佳(2位指名、元バイトAKB)
- 主な指名漏れ候補者
- 赤坂美咲(元バイトAKB)・川口真実(元バイトAKB)・日下部愛菜(現・NGT48、元バイトAKB)・清司麗菜(現・NGT48、元バイトAKB)・西村菜那子[71](現・NGT48)・女鹿椰子(元バイトAKB)
AKB48 × TOYOTA Team 8 プロジェクト
AKB48 Team 8 全国一斉オーディション
AKB48にとって5番目のグループとなる「チーム8」の発足が、2014年1月23日にTOKYO DOME CITY HALLにおいて開催された『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト200 2014」初日に発表された[75]。
チーム8は、AKB48のコンセプトでもある「会いに行けるアイドル」ではなく、チーム8メンバーが全国各地を回る「会いに行くアイドル」をコンセプトとし、オーディションによって選出される完全新規のメンバーによって結成される[75]。
全国各都道府県内にて開催されるオーディションにて1名ずつ選出され、47名を決定する[76]。
このオーディションで選ばれたチーム8の活動についてはトヨタ自動車が全面サポートする体制を取り[76]、AKB48の正式チームを企業がサポートする形は創設9年目にして初の試みとなる。
各都道府県オーディションについては各都道府県在局のテレビ局が主導して開催する形となる。
- 一次審査(2014年1月23日 - 2月23日)
- 二次審査(2014年3月2日、各都道府県別のオーディション開催テレビ局指定の会場)
- メンバー発表(2014年4月3日)
- 合格者(47名)
- 阿部芽唯・岩﨑萌花・太田奈緒・大西桃香・岡部麟・奥洞千捺・小栗有以・小田えりな・北玲名・行天優莉奈・倉野尾成美・近藤萌恵里・坂口渚沙・佐藤朱・佐藤栞・佐藤七海・下尾みう・清水麻璃亜・下青木香鈴・高岡薫・髙橋彩音・谷優里・谷川聖・長久玲奈・中野郁海・永野芹佳・橋本陽菜・濱咲友菜・濱松里緒菜・早坂つむぎ・左伴彩佳・人見古都音・廣瀬なつき・福地礼奈・藤村菜月・本田仁美・宮里莉羅・舞木香純・森脇由衣・谷口もか・山田菜々美・山本亜依・山本瑠香・横道侑里・横山結衣・吉川七瀬・吉野未優
- 主な不合格者
- 赤坂美咲(元バイトAKB)、太野彩香[77](現・NGT48)、荻野由佳(元バイトAKB、現・NGT48)、中井りか[77](現・NGT48)、西村菜那子[71][77](現・NGT48)、本間日陽(NGT48)
都道府県 | テレビ局 | テレビ系列 |
---|---|---|
北海道 | 北海道文化放送 | FNS |
青森県 | 青森朝日放送 | ANN |
岩手県 | テレビ岩手 | NNS |
宮城県 | 東北放送 | JNN |
秋田県 | 秋田放送 | NNS |
山形県 | 山形放送 | |
福島県 | 福島中央テレビ | |
茨城県 | 茨城県内ケーブルテレビ3局 | |
栃木県 | とちぎテレビ | JAITS |
群馬県 | 群馬テレビ | |
埼玉県 | テレビ埼玉 | |
千葉県 | 千葉テレビ放送 | |
東京都 | フジテレビジョン | FNS |
神奈川県 | テレビ神奈川 | JAITS |
新潟県 | テレビ新潟放送網 | NNS |
富山県 | 富山テレビ放送 | FNS |
石川県 | 北陸放送 | JNN |
福井県 | 福井放送 | NNS/ANN |
山梨県 | 山梨放送 | NNS |
長野県 | 長野放送 | FNS |
岐阜県 | 岐阜放送 | JAITS |
静岡県 | 静岡放送 | JNN |
愛知県 | 東海テレビ放送 | FNS |
三重県 | 三重テレビ放送 | JAITS |
滋賀県 | びわ湖放送 | |
京都府 | 京都放送 | |
大阪府 | 関西テレビ放送 | FNS |
兵庫県 | サンテレビジョン | JAITS |
奈良県 | 奈良テレビ放送 | |
和歌山県 | テレビ和歌山 | |
鳥取県 | 日本海テレビジョン放送 | NNS |
島根県 | 山陰放送 | JNN |
岡山県 | 瀬戸内海放送 | ANN |
香川県 | 西日本放送 | NNS |
広島県 | テレビ新広島 | FNS |
山口県 | テレビ山口 | JNN |
徳島県 | 四国放送 | NNS |
愛媛県 | テレビ愛媛 | FNS |
高知県 | テレビ高知 | JNN |
福岡県 | 九州朝日放送 | ANN |
佐賀県 | サガテレビ | FNS |
長崎県 | 長崎文化放送 | ANN |
熊本県 | テレビ熊本 | FNS |
大分県 | 大分朝日放送 | ANN |
宮崎県 | 宮崎放送 | JNN |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | ANN |
沖縄県 | 琉球放送 | JNN |
AKB48 Team 8 ○○県オーディション
チーム8では各都道府県の代表メンバーが卒業・活動辞退した場合、随時その都道府県限定のオーディションを開催し、後継のメンバーを決定する。
都道府県 | 一次審査期間 | 二次審査日 | メンバー発表日 | 合格者 |
---|---|---|---|---|
岐阜県[78] | 2014年6月20日 - 7月4日 | 7月12日 | 7月27日 | 服部有菜 |
福岡県[79] | 2015年2月4日 - 3月3日 | 3月14日 | 4月3日 | 吉田華恋 |
AKB48台湾オーディション
台湾在住者を対象に行うAKB48メンバーオーディション[80]。応募資格は2015年4月1日時点で11歳 - 23歳の女性[81]。
2014年12月7日にAKB48グループ台湾オーディションとして開催することが告知された[82]。
- 合格者
- 馬嘉伶(マ・チャリン)[86]
大人AKB48 オーディション
AKB48がCMに出演する江崎グリコ『パピコ』の春のキャンペーンで、30歳以上の大人の女性1名を選出する。応募資格は、プロ、アマチュア、未婚、既婚を問わず、2014年4月12日時点で30歳以上の女性。合格者は期間限定のメンバーとして握手会、劇場公演、コンサートに参加。活動期間は同年4月12日から8月31日の同キャンペーン終了までとされ、9月1日の劇場公演をもって卒業した。
- 合格者
- 塚本まり子[注 9][88]
- 主な不合格者
- 浅井江理名[89]・市井紗耶香[90][91]・キンタロー。[91]・春風亭ぴっかり[92]・桜井ひな[93]・白石まるみ[94]・高橋美佳子[95]・中里真美[96]・中野公美子[97]・はづき[98]・八幡カオル[91]
バイトAKB48 プロジェクト
アルバイトの雇用形態で、AKB48の一員かつディップ株式会社「バイトル」のイメージキャラクターとして、テレビやライブ、CMなどに出演するメンバーを選出する[99]。
バイトAKB
応募資格は中学生以上で、プロダクションに所属していない女性[100]。活動期間は2014年10月から2015年2月28日、2015年2月28日の劇場公演をもって全員の契約満了。
- 合格者(50名)
- 赤坂美咲・阿部叶夢・荒木実波・荒木琳袈・飯倉早織・生田優香・伊田有紀・一色嶺奈(現・SKE48)・梅澤愛優香・海老沢恵美・大野彩乃・尾形穂菜美・荻野由佳(現・NGT48)・方伊儀まどか・勝又彩央里・上谷沙弥・川口真実・川村真穂・菊地智美・木下涼風・木下真佑・日下部愛菜(現・NGT48)・黒沢綾佳・小池優香・小泉里奈・齋藤梨奈・佐伯美香(元4期生、現・AKS社員)[32]・沢木沙耶・柴田優衣(現・NMB48)・鈴木優民・清司麗菜(現・NGT48)・髙木茉白・高橋希良(チームBドラフト2期生)・竹内美沙樹・千田夢乃・千代田唯・中川里菜・中村優香・長坂亜利沙・成松美沙・西潟茉莉奈(現・NGT48)・福井有彩(現・Re:ガールズ)[102]・藤江桃子・松浦夏穂・松岡はな(現・HKT48)・松本和夏・宮﨑美希・女鹿椰子・八代嘉菜・山内亜紀
- 合格倍率
- 約250倍
バイトAKB ぱるる選抜
応募資格は15歳以上(中学生は除く)の女性。2016年8月10日まで期間限定で活動予定[103]。
- 合格者(2名)
- 繁藤冬佳・日出有香
セレクション審査
当初は「研究生オーディション」と呼ばれ、7期生までのオーディションに合格し、まだ所属チームが決定していない研究生を対象に「チーム研究生」を作るためとして、2009年1月に初めて最終オーディション(最終審査)が実施された[105]。初の研究生オーディションのため、不合格になっても次回のオーディションには最終審査から参加することができるとされた[105]。 2010年6月に実施された研究生セレクション審査では、チームに昇格していない9期生までの研究生を対象とし、審査基準は舞台上のパフォーマンスだけではなく、集合時間や提出物への意識、AKB48研究生としてのふさわしい行動なども加味するとされた[106]。
12期生オーディションからは、最終審査通過者を研究生候補生(仮合格者)としてレッスンを行い、その後、研究生候補生対象に行われるセレクション審査に合格した者だけが研究生として正式に加入できるシステムが導入された[107][出典無効]。
11期生は1度もセレクション審査の対象となることなく全員が昇格または辞退のいずれかで研究生の立場を離れている。14期生はセレクション審査の対象になることなく全員が正規メンバーに昇格した[要出典]。
第一回セレクション審査
- 最終審査:2009年1月
- 不合格者:有馬優茄・鈴木菜絵(涙-NAMIDA-の元メンバー)・冨田麻友・畑山亜梨紗(現・舞台女優、タレント)・藤本紗羅・村中聡美
第二回セレクション審査
- 最終審査:2009年5月
- 不合格者:無し
第三回セレクション審査
- 最終審査:2009年11月30日
- 不合格者:浅居円・石井彩夏・石部郁・郭グレース・小水七海・坂本莉央(現・Barbeeメンバーでアーティストボックス所属)・杉山未来・冨手麻妙・三木にこる(現・オフィスコットン所属)・村中聡美
第四回セレクション審査
- 最終審査:2010年6月12日
- 不合格者:石黒貴己・絹本桃子・藤本紗羅
第五回セレクション審査
- 最終審査:2010年9月29日・30日
- 不合格者:岩崎仁美・佐野友里子(現・愛乙女★DOLL)
第六回セレクション審査
- 最終審査:2012年8月4日
- 不合格者:雨宮舞夏・北汐莉・長谷川晴奈・森山さくら・渡邊寧々[108]
審査対象者は12期生と13期生で、加入直後の14期生は対象外。同日の研究生公演終了後に行われた。
脚注
注釈
出典
- ^ 「ロングインタビュー秋元康」『クイック・ジャパン』87号、74頁。
- ^ 「対談で振り返る、AKB48クロニクル2005-2009 戸賀崎智信 西山恭子」『クイック・ジャパン』87号、84頁。
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