カカクコム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

株式会社カカクコム
Kakaku.com, Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 2371
本社所在地 112-0004
東京都文京区後楽一丁目4番14号
後楽森ビル
電話番号 03-5805-7511(代表)
設立 1997年12月
業種 サービス業
代表者 田中実(代表取締役社長)
資本金 5億4906万4千円(2009年3月31日
売上高 連結:97億13百万円
単体:85億15百万円
(2009年3月期)
総資産 89億86百万円(2009年3月期)
従業員数 連結:262人
単体:207名(2009年3月期)
決算期 3月末日
主要株主 株式会社デジタルガレージ 40.61%
主要子会社 関連会社の項目を参照
外部リンク 価格.com
  

株式会社カカクコムは、日本のインターネット関連サービス事業を行っている、デジタルガレージ傘下の企業である。東京証券取引所一部上場。代表取締役社長田中実

目次

[編集] 概要

主力事業であるパソコンAV機器を中心とした電気製品の価格比較ウェブサイト「価格.com」は電気製品の価格比較のほかにも、商品(自動車ペットなどパソコン関連やAV機器以外もある)に関連する多数の電子掲示板群やショッピングモールを持つ。2008年1月現在、1ヵ月あたり約1,261万人の利用者がいるとされる。

カカクコムが手がけるポータル事業

[編集] 価格.comサイトの起業

創業者の槙野光昭はパソコン周辺機器メーカーに入社していたとき秋葉原に足しげく通って、店頭の値段をチェックする営業経験を得て秋葉原などのPCパーツの値段を、一覧で知ることのできるサイトがあれば便利だと思いつきサイトを立ち上げた。サイトを立ち上げた当初は、インターネットから調査収集し、手作業で更新していた。

そのうちにサイトの知名度が上がり、店側としても「価格.com」に登録したほうがメリットを感じるようになり、店側が店頭価格を登録するシステムへと変わっていった。

価格を登録している販売店は、通信販売主体の業者が多い。

[編集] 沿革

  • 1997年5月 - ウェブサイト「¥CORE PRICE¥」創設。まもなくサイト名を「¥パソコンの価格が分かるページ¥」に変更。
  • 1997年12月 - 有限会社コアプライス設立。「¥パソコン価格情報¥」に変更。
  • 1998年9月 - 価格登録システムの開発・導入。
  • 1999年12月 - 本社を東京都台東区に移転。
  • 2000年3月 - サイト名をドメインである「価格.com」に変更。
  • 2000年5月 - 有限会社コアプライスから株式会社カカクコムへ組織及び商号変更。
  • 2000年9月 - 本社を東京都台東区に移転。
  • 2001年3月 - 100%子会社、株式会社カカクコム・インシュアランス(本社:東京都港区)を設立。
  • 2002年6月 - 株式会社デジタルガレージの資本参加を受ける。
  • 2002年7月 - 株式会社デジタルガレージから役員を招聘し、同社の子会社となる。
  • 2003年10月 - 東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2004年3月 - 本社を現在の東京都文京区に移転。
  • 2004年10月 - 株式会社エス・ワイ・エスからyoyaQ.com事業の営業譲受、サービス開始。
  • 2005年1月 - 株式譲受によりインターネット旅行関連サイトフォートラベル株式会社(代表 津田全泰)を完全子会社化。
  • 2005年3月10日 - 東京証券取引所一部に(二部を飛び越し二段階)昇格。
  • 2005年3月29日 - レストランのくちコミサイト食べログ.comのベータ版サービスを開始。
  • 2005年5月 - 不正アクセス事件が発生し、10日間にわたりサイトを閉鎖(詳細は次項参照。完全復旧は同年6月)。
  • 2005年12月 - 100%子会社、株式会社カカクコム・フィナンシャルを設立。
  • 2006年6月 - 取締役副社長であった田中実が3代目社長に就任。2代目社長穐田誉輝は取締役相談役に異動。
  • 2007年4月 - 株式会社エイガ・ドット・コムを子会社化。
  • 2009年5月 - カルチュア・コンビニエンス・クラブと業務資本提携。同社が、筆頭株主のデジタルガレージから20.31%の株式を取得し、カカクコムを持分法適用会社とする。

[編集] 不正アクセス事件

2005年5月にウェブサーバへのクラッキングでウェブページの一部が改ざんされ、アクセスしたパソコンにコンピュータウイルストロイの木馬型)を送り込むプログラムが仕掛けられたことが判明し、同年5月14日にサイトを閉鎖した。未知のウイルスであったためヒューリスティックエンジンを搭載したNOD32アンチウイルスでウイルスを検知し遮断した。また『お知らせメール』サービスに登録された電子メールアドレス22,511件が流出した。

同年5月24日に一部復旧し、閉鎖期間10日間で売上高が1億5千万円-2億5千万円の減少。掲示板などの全面復旧には1ヶ月ほど時間を要すこととなった。

同年6月22日不正アクセス禁止法違反などの疑いで都内の27歳の中国人留学生を逮捕したと警視庁が同年7月6日に明らかにした[1][2]

[編集] ムービット計画倒産巨額詐欺事件

カカクコム出店企業・ムービットが、三重県庁所在という金看板で信用させ、銀行振り込みした消費者に商品が送付されないという事件が発生。ヤフーオークションや楽天市場でも類似の事件が多発するなど、顔の見えないネット取引の信用性を著しく低下させた。以前から、価格.com商品評価に、ユーザーから商品送付の遅延などの苦情が寄せられていたが、ほぼ完全に無視されていた。

[編集] 関連会社

  • 株式会社カカクコム・インシュアランス
  • 株式会社カカクコム・フィナンシャル
  • フォートラベル株式会社
  • 株式会社エイガ・ドット・コム

[編集] 関連項目

[編集] 歴代代表取締役

[編集] 脚注

[ヘルプ]

[編集] 外部リンク