のぞみ (列車)

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のぞみ
N700系「のぞみ」(岡山駅 - 相生駅間)
N700系のぞみ」(岡山駅 - 相生駅間)
運行者 東海旅客鉄道(JR東海)
西日本旅客鉄道(JR西日本)
列車種別 特急列車
運行区間 東京駅 - 博多駅
経由線区 東海道新幹線山陽新幹線東海道・山陽新幹線
使用車両 N700系700系
運行開始 1992年3月14日
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のぞみは、東海旅客鉄道(JR東海)および西日本旅客鉄道(JR西日本)が、東海道・山陽新幹線東京駅 - 博多駅間で運行している特別急行列車愛称である。種別を表す色黄色[1]

概要

1992年(平成4年)3月14日に、JR東海により、当時運賃の値下げなどにより利用を伸ばしていた航空機に対抗するため、東海道新幹線においてそれまでの「ひかり」よりさらに速い種別の列車として新たに誕生した。東京駅 - 新大阪駅間を従来の最速列車よりも19分早い2時間30分で結び、運行車両には東海道区間の当時最高速となる270km/hでの運転に対応した第三世代車両である300系を充当し、特急料金体系もそれまでの「ひかり」「こだま」とは別体系のものを用意する(詳細は後述)など、それまでの新幹線列車とは別格と位置づけられていた。翌1993年にはJR西日本との共同運行により山陽新幹線区間でも運転を開始し、以後東海道・山陽新幹線における最速達列車として位置付けられている[2]

東海道・山陽新幹線の全区間を走破する東京駅 - 博多駅間の列車の1174.9 km(これは営業キロで、実キロは1069.7 km)の運行距離は在来線も含めた日本の鉄道の定期旅客列車では、「北斗星」に次ぐ4位の長さである。充当される車両も東海道・山陽新幹線での新型車登場の度に優先的に充当されており、最高速度も運転開始当初の300系の270km/hから500系N700系の300km/hまで向上している。

列車名

列車名は一般公募で決定したものとしばしば誤解されるが、JR東海の社内で仮称「スーパーひかり」の本採用を回避すべく別の名称を用意したもので、かつての修学旅行列車の名称だった「きぼう」をアレンジする形での命名ともいわれている。

その後、名称決定委員の一人、阿川佐和子が父(作家 阿川弘之)より「日本国鉄の列車の名前は歴代全て大和言葉でつけられてきた」とのアドバイスを受け、委員会の最後に父の言葉とともに、最有力候補となっていた「希望(きぼう)」を大和言葉にすると「のぞみ」になると進言したものが採用されたとのことである[3]。偶然だが、既に同区間を走っていた「ひかり」とは朝鮮総督府鉄道南満州鉄道で姉妹列車の間柄であった時以来、48年ぶりにペアを組むこととなった。

運行概況

所要時間

主要駅との標準所要時間表(臨時列車をのぞく)
東京
1時間40 - 44分 名古屋
2時間17 - 21分 35 - 37分 京都
2時間33 - 36分 48 - 51分 13 - 14分 新大阪
3時間20 - 31分 1時間37 - 46分 1時間0 - 8分 45 - 52分 岡山
3時間55分 - 4時間9分 2時間12 - 23分 1時間36 - 47分 1時間20 - 31分 24 - 32分 広島
5時間3 - 16分 3時間20 - 29分 2時間44 - 52分 2時間28 - 35分 1時間34 - 48分 1時間5 - 8分 博多

現在は東京駅から新大阪駅までが平均2時間33 - 36分、博多駅まで同約5時間3 - 16分で結ぶ。前者は東京発毎時10分、博多発毎時30分のN700系限定運用ダイヤ(山陽新幹線内は300km/h運転)、後者はその他の便で、緊急事態が発生した際の700系での代走を考慮し最高速度285km/hで走行しても遅延が起こらないダイヤが組まれているため、双方の間で所要時間に若干差が出ている。東京駅 - 博多駅間の下り最速列車は1号で、4時間55分で結ぶ。次発の3号も4時間57分で結ぶ。博多駅 → 東京駅間の上り最速列車は博多発最終列車の66号で、4時間50分である[4]。東京駅 - 新大阪駅間の最速所要時間は2時間25分である。

主要駅間の所要時間は以下の通り。ただし、早朝に出発、もしくは深夜に終着駅に到着する列車及び東京発毎時10分、博多発毎時30分の「のぞみ」以外は原則的に700系の運転曲線でダイヤが組まれていることと、山陽新幹線内ではほとんどの「のぞみ」が選択停車を行っているため、列車によって多少の差がある。

停車駅

現行(2011年3月12日ダイヤ改正)

2011年3月12日のダイヤ改正以降は全列車が東海道・山陽新幹線直通または東海道新幹線内のみ運転となっており、山陽新幹線内のみ運転の「のぞみ」は存在しない。

東海道・山陽新幹線直通列車は、全列車(臨時列車は除く)にN700系が充当されている。博多・広島行きは東京発が毎時10・30・50分発に統一されており、50分発は日中は広島行きとなる。博多駅では毎時0分・30分(時間帯によっては38分または40分も)に東京行きが設定されている。途中停車駅は品川駅新横浜駅名古屋駅京都駅・新大阪駅・新神戸駅岡山駅広島駅小倉駅と、姫路駅福山駅徳山駅新山口駅のうちの1駅が基本で、博多駅発上り1本は全列車停車の9駅のみ停車、広島駅発着列車のうちの3本のみが姫路駅・福山駅の両駅に停車する。また、神戸空港への対抗策として西明石駅6時始発の上り東京行きも1本が設定されている(西明石駅にはこの他23時台に岡山行きののぞみが停車する)。

東海道新幹線内運転の列車は、東京毎時00分発と16時以降の東京毎時20分発が基本で、ほかに東京毎時13・20・23・40・47分発の臨時列車が設定されている(13・40分発の行き先は運転日により異なる)。途中停車駅は全列車とも品川駅・新横浜駅・名古屋駅・京都駅で統一されている。

号数 運行本数\駅 東京駅 品川駅 新横浜駅 名古屋駅 京都駅 新大阪駅 新神戸駅 姫路駅 岡山駅 福山駅 広島駅 徳山駅 新山口駅 小倉駅 博多駅 備考
1 - 66号 下り12本/上り12本
下り12本/上り9本
下り5本/上り7本
下り3本/上り5本 上り1本のみ徳山通過
95 - 99号 下り2本/上り1本   下り1本のみ品川始発
下り1本/上り1本      
100 - 132号 下り7本/上り6本        
下り4本/上り7本         下り1本/上り2本が姫路停車
下り2本/上り2本            
下り1本/上り2本               上り1本のみ西明石始発
200 - 269号 下り35本/上り30本                    
298号 上り1本                      
  • ● … 停車
  • ○ … 一部列車のみ停車
  • - … 通過

停車駅の変遷

2009年3月14日ダイヤ改正

この時点で既に現行のダイヤパターンとほぼ同じとなっていたが、日中の山陽新幹線直通は博多行き毎時2本(東京発毎時10分・30分)と広島行き毎時1本(東京発毎時50分)に設定されており、博多行きの1本と広島行きは原則N700系が充当されていた(広島行きの一部は2010年のダイヤ改正で博多駅まで延長)。

号数 運行本数\駅 東京駅 品川駅 新横浜駅 名古屋駅 京都駅 新大阪駅 新神戸駅 姫路駅 岡山駅 福山駅 広島駅 徳山駅 新山口駅 小倉駅 博多駅 備考
1 - 58号 下り13本/上り11本
下り11本/上り12本 上り1本のみ福山停車
上り1本のみ姫路停車
下り2本/上り3本 上り1本のみ福山停車
下り2本/上り3本
95 - 99号 下り1本/上り1本      
下り2本/上り1本   下り1本は品川始発
100 - 140号 下り14本/上り15本         下り2本/上り2本は福山停車
下り1本/上り2本         下り1本/上り1本は福山停車
下り2本/上り2本            
下り1本/上り2本               上り1本は西明石始発
200 - 269号 下り35本/上り34本                    
298号 上り1本                      
600・601号 下り1本/上り1本          
  • ● … 停車
  • ○ … 一部列車のみ停車
  • - … 通過
  • ◆ … 不定期列車
2010年3月13日ダイヤ改正

基本的に2011年3月12日以降と同じだが、山陽新幹線内で完結する、新神戸駅・岡山駅・広島駅・小倉駅のみ停車の最速達タイプの列車が1往復運転されていた(実質的に山陽新幹線区間における「みずほ」の前身となる列車)。一方で、2010年の改正では東海道新幹線からの直通列車における定期列車での最速達タイプの運転が終了している(姫路駅・福山駅・徳山駅・新山口駅のいずれかに必ず停車)。

号数 運行本数\駅 東京駅 品川駅 新横浜駅 名古屋駅 京都駅 新大阪駅 新神戸駅 姫路駅 岡山駅 福山駅 広島駅 徳山駅 新山口駅 小倉駅 博多駅 備考
1 - 66号 下り12本/上り13本 上り2本のみ徳山停車
下り11本/上り12本 上り1本のみ姫路停車
下り6本/上り6本
下り3本/上り2本 上り1本のみ徳山通過
95 - 99号 下り1本/上り1本      
下り2本/上り1本   下り1本のみ品川始発
100 - 132号 下り7本/上り8本        
下り3本/上り3本         下り1本/上り2本が姫路通過
下り1本/上り2本          
下り2本/上り2本            
下り1本/上り2本               上り1本のみ西明石始発
200 - 269号 下り35本/上り30本                    
298号 上り1本                      
600・601号 下り1本/上り1本          
  • ● … 停車
  • ○ … 一部列車のみ停車
  • - … 通過

使用車両・編成

「のぞみ」歴代使用車両の変遷
形式 営業最高速度
(単位:km/h)
1990年代 2000年代
東海道 山陽
300系 270 1992年 - 2001年  
500系 270 300   1997年 - 2010年
700系 270 285   1999年 - 2012年
N700系 270 300   2007年 -

1992年3月14日の「のぞみ」運転開始から現在まで、全列車16両編成で運転されている。かつては全車指定席だったが、2003年10月1日から自由席が設定されている。

記号凡例
G=グリーン車指定席
指=普通車指定席
自=普通車自由席
S=喫煙ルーム
=禁煙席

700系

PJRPJRNC
700系 16両編成編成図
← 博多
東京 →
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
     
G G G
  • 1996年3月15日まで5・6・9号車が、2001年9月30日まで11号車が、
    2006年3月17日まで4号車が、2011年3月11日まで3号車が喫煙席であった。

700系は1999年3月13日の「のぞみ」3号(東京駅 → 博多駅間)から運転開始。東海道および山陽区間内の定期「のぞみ」と東海道・山陽直通の臨時「のぞみ」で運用されている。ダイヤが大幅に乱れた場合、山陽新幹線内に限り、臨時「のぞみ」に7000番台が使用される場合もある[5]

N700系

PJRPJRNC
N700系・N700S 16両編成編成図
← 博多
東京 →
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
指S G G G
  • 指S:S Work車両
  • 全車禁煙

N700系は2007年7月1日の「のぞみ」99号(品川駅 → 博多駅間)、「のぞみ」1号(東京駅 → 博多駅間)、「のぞみ」100号(新大阪駅 → 東京駅間)から運転を開始し、順次増備が進められている。車内には家庭用コンセントが取り付けられており(普通車は車端部席全てと窓際席のみ・グリーン車は全席)、東海道区間では無線LANによるインターネットサービスの提供など、従来以上にビジネスユース対応の車両となっている。

過去の使用車両

300系
300系は1992年3月14日の「のぞみ」301号(東京駅 → 新大阪駅間)から運転開始。2001年10月1日以降、定期列車の「のぞみ」運用から撤退している。その後、2012年3月16日の「のぞみ」329号(東京駅 → 新大阪駅間)と「のぞみ」609号(新大阪駅 → 博多駅間)をもって臨時運用から撤退して運用を終了した。
500系
500系は、1997年3月22日の「のぞみ」503号」(新大阪駅 → 博多駅間)から運転開始。1997年11月29日のダイヤ改正から東海道新幹線区間での運用も開始された。1998年10月から2007年10月までは、東京 - 博多間7往復と新大阪 - 博多間1往復の「のぞみ」に充当された。2007年10月から段階的に運行本数を減らしていき、JR西日本は2009年10月16日、「500系のぞみ」を2010年2月28日に運転終了し、以降はN700系に変更することを発表[6]。2010年2月28日の「のぞみ」29号(東京駅 → 博多駅間)をもって、当列車名としての運転と東海道区間の定期運用から撤退している。
2008年12月より5編成を8両編成に短縮し、山陽区間の定期「こだま」に転用されており、2009年末時点では、定期列車として東京 - 博多間の「のぞみ」1往復と臨時列車として繁忙期の臨時「のぞみ」にも充当されていた。

特急料金

特急料金の扱いは基本的に従来と同じであるが、1992年平成4年)の運転開始以来、同じ路線を走る「ひかり」や「こだま」に比較して割高となる料金が設定されている。当初は全車指定席だった。

その後2003年(平成15年)10月1日に特急料金が改定され、「ひかり」や「こだま」に対する料金の差額(割増額)が縮小した(この時期に「のぞみ」も利用可能な割引きっぷ類も増えた)。同時に自由席が設置され、自由席を利用する際の特急料金は特定特急料金として「ひかり」や「こだま」の自由席と同額となった。

「のぞみ」の大増発と「ひかり」の大幅減便により自由席の乗車機会を確保する必要性が生じたことと、品川駅開業と同駅停車の影響で早朝と夜間を除く「のぞみ」の運転時間が若干延び(東京駅 - 新大阪駅間で平均2時間37分)、全区間270km/h運転となる「ひかり」との格差縮小の影響も踏まえて「のぞみ」料金値下げの措置が取られた。

なお、2011年(平成23年)3月12日から運行を開始した山陽新幹線九州新幹線直通列車の「みずほ」についても、山陽新幹線区間については「のぞみ」と同じ料金表を用いる[7]

「のぞみ」と「ひかり」「こだま」との料金の差額
(単位:円 左下:2003年10月から 右上:2003年9月まで)
東京
品川
310 760 970 970 1180   1330   1630     1840 1840
200 新横浜 760 870 970 1180   1330   1630     1840 1840
200 200 名古屋 460 460 670   820   1120     1330 1330
300 300 200 京都 310 520   670   970     1180 1180
300 300 200 200 新大阪 310   460   760     970 970
400 400 300 300 200 新神戸   460   760     970 970
500 500 400 300 200 200 西明石
姫路
             
500 500 400 300 200 200 200 岡山   460     760 870
500 500 400 300 200 200 200 200 福山          
500 500 400 300 200 200 200 200 200 広島     610 610
600 600 500 400 300 200 200 200 200 200 徳山      
600 600 500 400 300 300 200 200 200 200 200 新山口    
600 600 500 400 300 300 300 200 200 200 200 200 小倉 310
600 600 500 400 300 300 300 300 200 200 200 200 200 博多
  • 西明石駅は2008年のダイヤ改正以後、上り1本(始発)のみ設定。
  • 東京駅 - 品川駅間のみ利用時の差額は200円。
  • 空白は当時停車列車の設定なし。

当列車は航空機との対抗策として運転を開始したため、フルムーン夫婦グリーンパスジャパンレールパスなどJR全線乗り放題の乗車券では「のぞみ」は一切利用できず(自由席の立席利用も、別途特急券だけを買い足しての利用もできない)、「ジパング倶楽部」(ただし、割引乗車券は対象外)や「レール&レンタカーきっぷ」などのような運賃や特急料金が割り引かれる制度では、「のぞみ」の特急料金は割引の対象外となっている。

「のぞみ」「みずほ」とそれ以外の列車を乗り継ぐ場合

東海道・山陽新幹線区間で「のぞみ」「みずほ」と「ひかり」「こだま」「さくら」「つばめ」を乗り継いで利用する場合の特急料金は、新幹線の改札を出ない場合に限り、以下の要領により算出する。

「のぞみ」「みずほ」で指定席を利用しない(=自由席のみ利用する)場合
「ひかり」「こだま」「さくら」「つばめ」の利用設備に基づく。
「のぞみ」「みずほ」で指定席を利用する場合
全乗車区間に対する「ひかり」「こだま」「さくら」「つばめ」の特急料金と、「のぞみ」「みずほ」の指定席利用区間に対する「ひかり」「こだま」「さくら」「つばめ」の特急料金の差額とを合計したものとなる。
なお、「ひかり」「こだま」「さくら」を挟んで「のぞみ」を利用する場合、この原則に従って計算した場合と「ひかり」「こだま」「さくら」の区間を通じて「のぞみ」を利用したと見なして計算した場合との、いずれか安い方の金額となる。

東海道・山陽新幹線区間で「のぞみ」と「みずほ」を乗り継ぐ場合は、全区間に対する「のぞみ」の特急料金表に基づき算出する(「のぞみ」と「みずほ」の合算とはならない)。

主な割引乗車券類

一般的な回数券類や周遊きっぷなどは省略。

JR東海エリア
エクスプレス予約」やジェイアール東海ツアーズの「1dayプラン」が代表的な存在。後述の中部国際空港発着の航空機との競争が激しい浜松駅 - 名古屋市内 - 北九州市内福岡市内間の往復割引きっぷも設定されている。
JR西日本エリア
山陽新幹線エリアでは東海道新幹線エリア以上に航空機との競争が激しいため、「エクスプレス予約」に加え大阪市内神戸市内 - 北九州市内・福岡市内間でさまざまな割引きっぷ類が発売されている(山陽新幹線沿線外のエリアや、四国旅客鉄道(JR四国)および九州旅客鉄道(JR九州)エリア発の設定もある)。同様の理由で、岡山駅以西の区間から東京都区内への往復割引きっぷもある。新大阪駅・新神戸駅 - 小倉駅・博多駅間では多客期の割引乗車券利用制限(年末年始・お盆・GW)はかからない。詳細は後述。

のぞみ早特往復きっぷ

発売期間・席数限定の特別企画乗車券(トクトクきっぷ)の一つである。

航空機と競合する区間に設定されており、設定区間は次の2種類があり、割引率は小倉・博多発着のものが高い。

  1. 岡山駅 - 博多駅間の主な新幹線駅とその周辺・四国山陰→東京駅(都区内)・新横浜駅(横浜市内)(東京・新横浜発の設定はない)
  2. 浜松駅・豊橋駅 - 豊川駅二川駅 - 三河安城駅・名古屋市内の各駅⇔北九州・福岡市内


本商品は「のぞみ朝割きっぷ」の廃止と同時に2003年10月から使用開始(発売開始は9月)になった。2006年12月からは伊予三島駅川之江駅壬生川駅→東京都区内・横浜市内、2007年4月からは浜松駅 - 北九州・福岡市内も追加設定された。広島市内→東京都区内・横浜市内ではグリーン車用も発売されることがある。

また、出雲市駅・松江駅・米子駅→神戸市内・大阪市内には「のぞみ早特往復きっぷ」と同様の商品として「阪神早特往復きっぷ」があり、きっぷのルールも有効期間が3日間である以外は「のぞみ早特往復きっぷ」と同様である。

のぞみ朝割きっぷ(廃止)

2002年7月から2003年9月まで発売されていたトクトクきっぷである。

往路は岡山と広島をそれぞれ朝一番に出発する「のぞみ」2号と「のぞみ」4号、復路は同日中の全列車が利用できた。利用当日限り有効(日帰り)、発売枚数限定でこども用の設定はなかった。2003年夏ごろからは往路に「のぞみ」6号も利用可能になった。

このきっぷは利用の少なかった早朝時間帯列車の乗車率アップに貢献し、2003年10月から利用範囲と有効期限を広げた「のぞみ早特往復きっぷ」の発売に伴い、2003年9月で廃止された。

静岡県の「のぞみ」問題

1992年の運転開始から現在まで、事故や災害などの非常時[8]をのぞいて、「のぞみ」は静岡県内の駅には一切停車していない。

静岡県側はこれに不快感を示しており、同県知事石川嘉延(当時)は2002年12月9日の同県議会・本会議で「県内素通りの『のぞみ号』に対して通過料を取る」と発言した[9][10]

この発言を受けて2002年12月27日に同県交通政策室の幹部が「臨時列車を除いた東海道新幹線の停車本数は静岡駅で101本、浜松駅で81本であり、東北新幹線宇都宮駅で106本、郡山駅で94本、山陽新幹線は岡山駅で229本、広島駅で199本、姫路駅で127本であり、人口60万人(2002年当時)の浜松市なのに、(同市と比較して約6割の人口である)人口34万人の郡山市より本数が少ない」と発言したのに対し、JR東海は「東海道・東北・山陽の各新幹線は列車1本の乗車人員が違うし、路線の性格も異なる。それらの事情を全く無視した乱暴な議論だ」と反論した。

2001年10月のダイヤ改正では、東京駅 - 新大阪駅間の「ひかり」を1時間に1本「のぞみ」に変更したのに伴い、繁忙期に運転されていた東京駅 - 新大阪駅・博多駅間の臨時「ひかり」が静岡駅に停車し、当該「のぞみ」を待避することになった。2003年10月のダイヤ改正では、三島駅・浜松駅の「ひかり」の停車本数は増えたものの、静岡駅の定期列車の停車本数は現状維持のままで、繁忙期に運転されていた前述の臨時「ひかり」は「のぞみ」に変更されることにより再び静岡駅を通過することとなり、2001年9月以前の水準に戻った。

また同改正では山陽新幹線に直通する「ひかり」を「のぞみ」に変更したため、山陽新幹線沿線の姫路市(姫路駅)・福山市(福山駅)・周南市(徳山駅)・山口市(新山口駅)にも一部の「のぞみ」が停車するようになった。ただし、従来の東京駅 - 博多駅間「ひかり」全廃による救済措置であることや、東海道・山陽の各路線の性格上、状況が違う部分もあるので単純に比較できない。

その後も静岡県は「ひかり」の増停車や早朝便の増発、初電の繰り上げ・終電の繰り下げを要望しているものの、JR東海は「現状では厳しい」と否定的な見解を示している。

一方で2003年10月のダイヤ改正では、従来運転されていた東京発名古屋行き最終の「のぞみ」73号(途中ノンストップ、平日のみ運転)を品川駅・浜松駅・豊橋駅の各駅に停車する「ひかり」293号(現在の533号)に格下げすることで、浜松駅・豊橋駅への最終列車繰り下げも兼ねた措置を行った。さらに2008年3月のダイヤ改正では「ひかり」433号(現在の533号)を新横浜駅・静岡駅にも停車させることとしたほか、朝6時台に静岡駅に停車し、N700系車両を使用することで東海道区間を日中の「のぞみ」と同等のスピードで走破する広島行きの早朝「ひかり」393号(現在の493号)を新設、途中駅での「ひかり」「こだま」と「のぞみ」の乗り継ぎ時間を短縮するなど、輸送改善の動きが見られる。

沿革

エラー: {{予定}}は廃止されましたので使用しないでください。

初代「のぞみ」用車両の300系
  • 1992年(平成4年)3月14日:東海道新幹線東京駅 - 新大阪駅間で運転開始。新開発の300系を充当。当初は朝晩の2往復の運転であった。所要時間は東京駅 - 新大阪駅間で2時間30分。
    • 朝の下りに運転される「のぞみ」301号は新横浜駅に停車し、逆に名古屋駅・京都駅を通過とした。特にJR東海の本社がある名古屋駅を通過としたため中京圏または名古屋市の住民から名古屋飛ばし・本社飛ばしと呼ばれた(詳細は「名古屋飛ばし」の項を参照)。
  • 1993年(平成5年)3月18日:山陽新幹線でも運転開始。毎時1本の運転で、所要時間は東京駅 - 博多駅間が5時間4分、新大阪駅 - 博多駅間が2時間32分[11]
  • 1994年(平成6年)12月3日:東京発名古屋行き最終「のぞみ」が新設(平日のみ運転、途中停車なし)。
  • 1996年(平成8年)3月16日:東海道区間における1時間あたりの最大本数が2本に増加。禁煙車の設定が拡大[12]
  • 1997年(平成9年)
    • 3月22日:新大阪駅 - 博多駅間の「のぞみ」1往復で、500系が運転開始(朝の新大阪駅→博多駅間と、夜の博多駅→新大阪駅間の1往復に充当)。同区間を300系より15分短縮し2時間17分になった(小倉駅までの所要時間は1時間台)。
    • 11月29日:500系「のぞみ」が東海道新幹線にも乗り入れ開始[13]。当初3往復の「のぞみ」に使用され、東京駅 - 博多駅間を4時間49分で結んだ。従来の新大阪行き下り始発の「のぞみ」301号(新横浜駅停車、名古屋駅・京都駅通過列車)は、続行運転する博多行き始発「のぞみ」1号の停車駅に新横浜駅を加えたことで統合されて廃止。
  • 1998年(平成10年)
    • 3月14日:500系「のぞみ」が東京駅 - 博多駅間1日5往復に増発。
    • 10月3日:500系「のぞみ」が東京駅 - 博多駅間1日7往復に増発。
  • 1999年(平成11年)
    • 3月13日:700系による「のぞみ」が運転開始。当初3往復の東京駅 - 博多駅間「のぞみ」に使用。これにより博多駅発着の500系「のぞみ」はおおむね2時間に1本の運転になる。所要時間は東京駅 - 新大阪駅間が2時間30分、新大阪駅 - 博多駅間が2時間25分(300系より7分短縮)、東京駅 - 博多駅間が4時間57分。
    • 10月2日:博多駅発着の300系定期「のぞみ」が700系に置き換えられ、500系と700系が1時間おきの運転になる[14]
  • 2000年(平成12年)7月1日:満席となった列車に限り、グリーン車以外の指定されたデッキに立つことを条件とした立席特急券が発売開始[15]。「のぞみ」料金より510円引きとし、乗車当日に販売された。
  • 2001年(平成13年)10月1日:東海道区間における1時間あたりの最大本数が3本に増加。これにより新横浜駅では1時間に2往復、新神戸駅では1時間に1往復の停車になる。
  • 2003年(平成15年)10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更[16]
    1. 東京発名古屋行きの最終「のぞみ」が毎日運転の「ひかり」に変更。
    2. 「のぞみ」が増発され、1時間あたりの最大運転本数は東海道区間で7本、東海道・山陽直通で4本になる。
    3. 「のぞみ」の停車駅に品川駅・姫路駅・福山駅・徳山駅・新山口駅(同日に小郡駅から改称)が追加。またすべての「のぞみ」が新神戸駅に停車、山陽新幹線直通のすべての「のぞみ」が新横浜駅に停車するようになった。これは航空機や高速バスとの競合を意識したものである。
    4. 「のぞみ」に自由席が導入され、自由席を利用する際の特定特急料金が設定。料金は「ひかり」や「こだま」の自由席特急料金と同額となったが、営業上は自由席特急料金と別扱いと見なされ、「ジャパンレールパス」や「ジパング倶楽部」では従来どおり「のぞみ」には(自由席を含めて)乗車できない。
    5. 500系で運転される列車を徳山駅または新山口駅に停車させ(新大阪駅 - 博多駅間を2時間26分)、700系列車(同2時間28分)との所要時間差を短縮。
  • 2005年(平成17年)3月1日:愛知県で開催された2005年日本国際博覧会(愛・地球博)輸送に際して、東海道区間における1時間あたりの最大運転本数を8本とした。山陽新幹線への直通本数も増発した。
  • 2006年(平成18年)3月18日:ダイヤ改正により、次のように変更[17]2月16日神戸空港3月16日北九州空港開港を強く意識したダイヤ改正になっている。
    1. 東海道・山陽新幹線の直通列車が増加。博多駅発着の定期列車は毎時2本になるほか(これは全区間通し利用よりも、首都圏 - 岡山駅・広島駅間および名古屋・京阪神 - 北九州・福岡間の各区間利用客の増大を狙ったものである)、姫路駅で夜間滞泊する列車を1往復設定。
    2. 新大阪駅→東京駅間の最終「のぞみ」が博多駅始発になる(博多18時45分発→東京23時48分着)。
    3. 早朝の名古屋発博多行「のぞみ」の発車時刻が変更、博多20時台の新大阪行き「のぞみ」が名古屋駅まで延長され、名古屋駅 - 山陽地方 - 九州間の滞在時間が拡大。
    4. 大半の500系列車が徳山駅・新山口駅通過に戻され、再び700系との所要時間差が広がったが、2003年10月以前よりその差は小さくなった。これはJR福知山線脱線事故の影響を受け、500系での運転列車にもゆとりを持たせるため、2分の余裕時分が追加されたからである(新大阪駅 - 博多駅間…500系:2時間23分、700系:2時間28分)。
    5. 4号車が禁煙車になる。
  • 2007年(平成19年)7月1日:ダイヤ改正により、次のように変更[18]
    1. N700系「のぞみ」が運転開始(1日4往復、うち下り1本は品川始発、1往復は東京駅 - 新大阪駅間)。
    2. 東京6時始発の「のぞみ」1号が、ビジネス客の利用で混雑していることに配慮して500系からN700系に変更。東海道新幹線区間で5分スピードアップ。
    3. 品川6時始発の博多行きN700系「のぞみ」1本が運転開始。品川始発の列車が設定されるのは「ひかり」「こだま」も含めてこれが初めて。
    4. 早朝の上りを1本増発し、新大阪駅を6時台に発車する上りの「のぞみ」は最大9本の運転になる。また、夜の下りも1本増発。
  • 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により以下のように変更。
    1. すべての「のぞみ」が品川駅と新横浜駅に停車し、東海道新幹線内では「のぞみ」の停車パターンが完全に統一。
    2. 日中毎時2本の博多発着「のぞみ」のうち1本がN700系で運転。これに伴い、同系列で運転される「のぞみ」は、日中から夜間における東京駅 - 新大阪駅間の所要時間は4駅停車ながら現行の700系「のぞみ」(同一停車パターン)より約4分短縮され、3駅停車の一部「のぞみ」と同等の2時間33分となった。
    3. 日中の岡山発着の「のぞみ」を広島駅まで延長、東京駅 - 広島駅間の定期「のぞみ」が毎時3本になる。
    4. 東京毎時10分発と30分発が博多行きに、50分発が広島行きになる(一部例外あり)。
    5. 西明石発東京行きの「のぞみ」が運転開始。
    6. 東京駅 - 広島駅・博多駅間の「のぞみ」の停車駅が変更。
      • 東京毎時10分発の博多行き「のぞみ」が一部をのぞいて新山口駅に停車、毎時30分発の博多行き「のぞみ」は福山駅に停車(一部列車は新山口駅または徳山駅にも停車)、毎時50分発の広島行き「のぞみ」は姫路駅に停車になる(一部例外あり)。
  • 2009年(平成21年)3月14日:この日のダイヤ改正で、1時間あたりの最大運転本数が東海道区間で9本、東海道・山陽直通が5本に増発される。また、日中の広島駅発着の「のぞみ」を毎時N700系で運転。日中の定期列車として、臨時列車の新大阪駅発着列車を定期列車に変更し毎時4本に増発。これにより日中時間帯の東海道区間のみの「のぞみ」が5年半ぶりに復活。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月28日:この日をもって定期の500系「のぞみ」の運用が終了。
    • 3月13日:ダイヤ改正により以下のように変更。
      1. 東海道・山陽新幹線を直通する定期「のぞみ」101本を全てN700系に置き換え、N700系「のぞみ」が120本に増加。
      2. 広島発着の「のぞみ」のうち8本を博多まで延長、東京駅 - 博多駅間定期「のぞみ」が毎時3往復になる時間帯を拡大。
      3. 朝の東京行き「のぞみ」にN700系を集中投入(名古屋駅では始発から7本連続、新大阪駅・京都駅では始発から6本連続)。朝の上り「のぞみ」の一部をスピードアップ。
      4. 東京発博多行き最終「のぞみ」が徳山駅に追加停車し、徳山駅に停車する定期「のぞみ」が6本(3往復)になる。
      5. ダイヤ改正以降、新大阪発着の列車も並行して順次N700系に置き換えられる。
  • 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正により以下のように変更[19]
    1. 300系・700系の3号車を禁煙化し、「のぞみ」の自由席はすべて禁煙車になる。
    2. 東京駅発着の定期「のぞみ」162本(81往復)のうち149本がN700系で運転されるようになる。
    3. 朝の東京行き「のぞみ」を臨時列車として1本追加。これで8時台に東京駅に着く「のぞみ」が6本に増加。
    4. 九州新幹線全線開業に伴い新大阪駅 - 博多駅間の「のぞみ」1往復が「みずほ」に置換えられるため、山陽内で完結する定期「のぞみ」が消滅する。これにより山陽区間を走る定期「のぞみ」は全列車N700系での運行になる。それ以外でも、博多駅発着の「のぞみ」を極力同一ホームで「さくら」「つばめ」と接続可能な体制が整備される。
    5. 新山口駅と徳山駅に1本ずつ「のぞみ」停車本数が増加し、姫路駅は2本通過する。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月16日:この日の臨時「のぞみ」によるさよなら運転をもって300系の運行を終了。
    • 3月17日:ダイヤ改正により以下のように変更[20]
      1. 定期「のぞみ」がすべてN700系になる。
      2. 新たに下り1本が西明石駅に停車するようになる。
      3. 東京駅 - 博多駅間の「のぞみ」のうち1往復を広島発着に変更。ただし、多客期には博多まで臨時列車として運行される。

今後、東海道新幹線の京都駅 - 米原駅にて、一部列車の最高時速を330km/hに引き上げが予定されている[21]。対象列車を東京駅 - 新大阪駅間運転の始発と終発の「のぞみ」に限定し、前方に列車がないことを条件として実施される予定。

脚注

  1. ^ ただし、JR西日本が所有し、3色LED方式の行先表示器を使用している500系・700系(B編成)はオレンジ色で表示される
  2. ^ 将来的な展望として、JR東海社長の松本正之2008年1月23日共同通信社のインタビューに対し、「将来的には中央リニア新幹線開業後、現在の「のぞみ」に相当する列車をほぼ全てリニア列車に移行し、東海道新幹線は「ひかり」主体のダイヤにする」と答えている。
  3. ^ 「週刊文春」2007年3月15日号、「阿川佐和子のこの人に会いたい」より
  4. ^ 東京駅 - 博多駅間運転で停車駅が最も少ない「のぞみ」は当該列車のみであり、下りは全ての「のぞみ」が基本停車駅に加え、山陽新幹線内で一部停車駅のいずれか1駅に停車している。
  5. ^ 「のぞみ」700系7000番代で運転 - 鉄道ホビダス
  6. ^ 平成21年冬の臨時列車について (PDF) [リンク切れ] - 西日本旅客鉄道広島支社プレスリリース 2009年10月16日
  7. ^ 山陽・九州新幹線直通列車「みずほ」「さくら」の特急料金について - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年12月10日
  8. ^ 1993年8月ののぞみ24号殺人事件での新富士駅の緊急停車や、2006年10月の静岡駅におけるJR東海社員による「のぞみ」61号への飛び込み自殺での掛川駅での運転打ち切りや、2011年東北大震災の時にも臨時停車として、客車扱いとして停車をした。
  9. ^ 曽根 恵津広 議員(自由民主党)の 一般質問 に対する答弁 - 静岡県議会 2002年12月9日
  10. ^ のぞみ通過に八つ当たり、静岡知事が新幹線通行税検討インターネット・アーカイブ) - 朝日新聞 2002年12月9日
  11. ^ その当時、東京地区では長嶋茂雄が「ドーム名古屋甲子園」と、大阪地区では池谷幸雄が「これからはたくさん走ります。」の旨のJR東海のCMが放送されていた。
  12. ^ 『JR気動車客車編成表』'96年版 ジェー・アール・アール 1996年 ISBN 4-88283-117-1
  13. ^ 平成9年秋ダイヤ改正について 1.山陽新幹線(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 1997年7月25日
  14. ^ 平成11年秋 ダイヤ改正について 1.東海道・山陽新幹線(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年7月30日
  15. ^ 『JR気動車客車編成表』'01年版 ジェー・アール・アール 2001年 ISBN 4-88283-122-8
  16. ^ 平成15年秋 ダイヤ改正(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
  17. ^ 平成18年春のダイヤ改正(別紙詳細) (PDF) (インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2005年12月22日
  18. ^ 平成19年春ダイヤ改正(別紙詳細) (PDF) (インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年12月22日
  19. ^ 平成23年3月ダイヤ改正について (PDF) - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2010年12月17日
  20. ^ 平成24年3月ダイヤ改正について (PDF) - 東海旅客鉄道ニュースリリース 2011年12月16日
  21. ^ 日本経済新聞2009年12月15日より

関連項目

外部リンク