レデイ薬局
レデイ薬局の本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒790-8556 愛媛県松山市南江戸4丁目3番37号 |
設立 | 1968年(昭和43年)7月22日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1500001004428 |
事業内容 | ドラッグストア・調剤薬局の経営 |
代表者 | 白石 明生(代表取締役社長) |
資本金 | 5億9,864万円 |
売上高 |
871億1,400万円 (2024年5月期)[1] |
営業利益 |
47億300万円 (2024年5月期)[1] |
経常利益 |
45億1,700万円 (2024年5月期)[1] |
純利益 |
30億600万円 (2024年5月期)[1] |
純資産 |
213億2,100万円 (2024年5月期)[1] |
総資産 |
430億8,400万円 (2024年5月期)[1] |
従業員数 | 946名(2023年5月15日現在) |
決算期 | 5月15日 |
主要株主 |
ツルハホールディングス 51.0% フジ・リテイリング 49.0% (2016年2月末日現在) |
外部リンク | https://www.lady-drug.co.jp/ |
株式会社レデイ薬局(かぶしきがいしゃレディやっきょく、英: Lady Drug Store CO., LTD.)は、愛媛県松山市に本社を置く調剤薬局・ドラッグストアチェーンの運営企業。ツルハホールディングスのグループ企業(所有株式51%)かつ、フジ・リテイリングの関係会社(所有株式49%)。
概要
[編集]創業者である三橋春男(現代表取締役会長の三橋信也の実父)が、1959年(昭和34年)7月に医薬品等の販売を目的に愛媛県松山市に「銀天街ストアー」を開業。1968年(昭和43年)7月に愛媛県今治市栄町に「株式会社レデイ薬局」を設立し、同年8月に、株式会社レデイ薬局の本店を愛媛県松山市に移転。同時に銀天街ストアーを「株式会社レデイ薬局湊町店」として薬局の営業を開始した[2]。
沿革
[編集]- 1959年(昭和34年)7月 - 創業。[2]
- 1968年(昭和43年)
- 1976年(昭和51年) - 本店所在地を愛媛県松山市三番町八丁目に移転。
- 1987年(昭和62年) - 本店所在地を愛媛県松山市東石井町に移転。
- 1998年(平成10年) - アアバンレデイ薬局を吸収合併。
- 1999年(平成11年) - サカエレデイ薬局を吸収合併し、サカエレデイ薬局の旧高松店を香川県1号店となる高松店として継承。
- 2000年(平成12年) - 広島県1号店となる上安店(広島県広島市安佐南区上安)を出店。
- 2003年(平成15年) - 本店所在地を愛媛県松山市南江戸4丁目に移転。WINグループ設立し入会。
- 2006年(平成18年) - ジャスダック証券取引所へ上場。
- 2007年(平成19年) - フジと資本・業務提携[3]。
- 2008年(平成20年) - 株式交換によりメディコ・二十一を完全子会社化。
- 2010年(平成22年)9月1日 - メディコ・二十一を吸収合併。
- 2013年(平成25年) - 岡山県1号店となる撫川店(岡山県岡山市北区撫川)を出店[4]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)2月11日 - 兵庫県1号店となる洲本店(兵庫県洲本市)を出店[9]。
- 2022年(令和4年)1月 - レデイ薬局公式YouTubeチャンネル「健康レデイちゃんねる」を開設[10]
- 2023年(令和5年)1月 - 「レデイ薬局公式note」開始[11]
社訓・経営理念
[編集]- 社訓
- 「相手の中に自分を生かし今日一日喜びを感じて生きていきましょう」[12]
- 経営理念
社名及び会社ロゴの由来
[編集]- 銀天街ストアーの時代から支持を得ていた女性層・主婦層に対して「より印象深く、愛される名前に」ということで「LADY=女性」の名を冠する社名となった。
- 会社ロゴは赤色ハートマークの中に「レデイ」と白字で記載したものを使用している。
- 会社名は「株式会社レデイ薬局」と「イ」を大文字で表記するが、理由としてはハートマーク内に社名を記載する場合に文字のバランスが良いからとされている。
マスコットキャラクター
[編集]- レデイファミリーと呼ばれるマスコットキャラクターを用いている。[13]
- レデイファミリーは「レデイちゃん」のほか父親・母親・兄・祖父母・猫の7人(?)家族。
- 「レデイちゃん」には着ぐるみがあり新店舗のオープニングやイベントに登場する。
店舗
[編集]店舗ブランド
[編集]- くすりのレデイ(ドラッグストア)
- レデイ薬局(調剤薬局)
- メディコ21(インストア業態)
- 介護ショップアクティブ[6]
店舗数
[編集]2024年5月15日現在の店舗数は246店舗[14](「くすりのレデイ」178店舗、調剤併設店43店舗、「レデイ薬局」(調剤)25店舗、「メディコ21」9店舗、「レデイ介護ショップアクティブ平井店(レデイ薬局ケアサポートセンターまつやま)」1店舗)ある。地域ごとの店舗数は以下の通り。
- 兵庫県 - 8店舗(「くすりのレデイ」6店舗、調剤併設店2店舗)
- 岡山県 - 14店舗(「くすりのレデイ」12店舗、調剤併設店2店舗)
- 広島県 - 24店舗(「くすりのレデイ」19店舗、調剤併設店2店舗、「メディコ21」3店舗)
- 香川県 - 50店舗(「くすりのレデイ」37店舗、調剤併設店7店舗、「レデイ薬局」(調剤)6店舗)
- 徳島県 - 25店舗(「くすりのレデイ」21店舗、調剤併設店3店舗、「メディコ21」1店舗)
- 愛媛県 - 116店舗(「くすりのレデイ」67店舗、調剤併設店26店舗、「レデイ薬局」(調剤)19店舗、「メディコ21」4店舗、「レデイ介護ショップアクティブ平井店(レデイ薬局ケアサポートセンターまつやま)」1店舗)
- 高知県 - 9店舗(「くすりのレデイ」8店舗、「メディコ21」1店舗)
展開する事業
[編集]ドラッグストア事業
[編集]- 専門知識をもった従業員による「健康」と「美」に関するカウンセリングを特色としているが、利便性向上のため、冷凍食品や日配品(パンや牛乳等)、酒など食品の品揃えを強化している。特に近年は生鮮食品(青果・精肉・惣菜)の品揃えに積極的である。
調剤薬局事業
[編集]- 地域の「かかりつけ薬局」を目指し、一般的な調剤専門薬局の他、近年はドラッグストア併設調剤薬局の開設に積極的である[15]。
- 処方箋の事前予約サービスEPARK[16]を利用することができ、医療機関から発行された処方箋をスマートフォンで撮影して送信することにより、調剤待ち時間を短縮することができる。
- 在宅医療への取り組みにも力を入れており、医療機関と連携して、寝たきりの方、病院への通院が困難な患者や、介護施設入居者へ、365日24時間体制で薬剤師による薬の配達・訪問サービスを行う店舗を開設している。
介護関連事業
[編集]- 2015年3月1日、愛媛県松山市のパルティ・フジ平井に次世代型介護ショップ「介護ショップアクティブ平井店」を開店[6]。
- 活動的(アクティブ)なシニアを対象とした予防介護用品や健康トレーニング機器を販売。またケアマネジャー、福祉用具専門相談員の資格者が、介護をされる側、介護を行う側、双方のニーズに合わせ、相談内容に応じたケアプランの作成や住宅の改修、福祉用具(車椅子・介護用特殊ベッド・入浴用のリフトなど)の選定や使い方のアドバイスする。
ネット販売事業
[編集]2007年6月より、「くすりのレデイハートショップ」を展開しており、楽天市場[17],Yahooショッピング[18]、Amazon.com[19]などの大手ショッピングモールに出店している。(Yahooショッピングエリアアワード2016,2017,2018受賞/楽天EXPO2016,2017受賞/ベストストアアワード2020医薬品部門第1位)
2022年2月、王子ネピア株式会社と協業で在宅介護向けECショップ 「ネピア×くすりのレデイハートショップ 介護のしたく。おうち介護のかんたん通販」 を開設。[20][21]
2022年2月には日本全国の特産物を扱う「レデイハートショップ産地直送店」を開設[22]。
ポイントカード
[編集]100円(税抜)につき、1ポイントが貯まるポイントカードを発行している。新規入会費、年会費は無料。1ポイント1円として支払いに使える[23]。
2016年8月16日からは、「楽天ポイントカード」[24]の取り扱いを開始。レデイ薬局のポイントカードと「楽天ポイントカード」は両方提示が可能で、それぞれのポイントを同時に獲得できる。
2020年よりポイントカード機能を搭載した「レデイ薬局公式アプリ」を開始。アプリオリジナルクーポン配信、花王マイレージクラブ、チラシ検索、お薬手帳機能などアプリ独自の機能を活用した販促を強化している。[25]
その他のサービス
[編集]毎月15・16・17の「シニア感謝デー」[26]には65歳以上であればポイントカードに事前登録により全品5%引き(一部対象外商品あり)になる。フジカンパニーズの「ビビットシニアエフカ」提示でも5%割引となる[27]
2023年1月よりレデイポイントカードのポイントをグルメカタログなどの商品と交換できる「レデイ薬局ポイント交換サービス」をスタート。[28]
キャッシュレス決済に幅広く対応しておりクレジットカードや、楽天Edy、nanaco、WAON、エフカマネー等の電子マネーのほか、PayPay、d払い、楽天pay、famipayなどのQR決済、Suica等の交通系電子マネーでの支払いが可能。これらはドラッグストアだけでなく調剤薬局の処方箋の支払いにも利用可能。
地域貢献活動
[編集]健康フェスタ
[編集]- 愛媛県松山市のアイテムえひめで健康と美に関する最新情報を発信するイベント「健康フェスタinえひめ」を2010年より毎年7月に実施している[29]。コロナ禍の影響により、2020~2021年はオンラインのみ、2022年はオンラインに加えて、事前申込抽選制を設けたうえで3年ぶりに会場での開催を復活[30]。2023年は前年同様事前申込抽選制になるものの会場開催のみとなった[31]。
- 薬や介護に関する相談コーナーや、メイク教室、サンプル配布、著名人による健康と美に関するトークショーなどを実施。毎年2万人以上が来場している。
健康啓蒙活動
[編集]- 健康フェスタ以外にも地域の医療機関と連携した健康セミナーを年に数回開催している[32]。
環境活動
[編集]- 環境への取り組みも積極的に実施しており、LED照明や太陽光発電設備の導入、エコステーション(古紙の回収設備)の設置等を行っている。
- ライブコマースを活用した瀬戸内海の環境美化の取り組みや[33]、ビーチクリーン活動なども行っている[34]。
スポーツ活動
[編集]協賛
[編集]以下のスポーツチームに対して協賛を行っている[36][37]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 株式会社レデイ薬局 第58期決算公告
- ^ a b “沿革|会社概要|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月15日閲覧。
- ^ レデイ薬局がフジと資本業務提携 - 薬事日報(2007年9月28日)、2014年11月24日閲覧。
- ^ レデイ薬局 岡山県に進出 岡山市内に撫川店オープン DFオンライン 2013年12月3日
- ^ 3月1日(日) 次世代型介護ショップ「ライフショップ アクティブ 平井店」オープン! (PDF) - 株式会社レデイ薬局 ニュースリリース 2015年2月16日(2016年2月11日閲覧)
- ^ a b c “すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局|介護ショップアクティブ”. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “株式会社レデイ薬局の株券等(証券コード 3027)に対する 公開買付けの開始及び資本業務提携に関するお知らせ”. 2023年2月16日閲覧。
- ^ “四国・中国地方で独特の存在感を示すレデイ薬局。沿革、業績、特徴を解説!”. MD NEXT (2022年11月13日). 2023年2月15日閲覧。
- ^ 兵庫県初出店! 2月11日(木)「くすりのレデイ洲本店」オープン! (PDF) - 株式会社レデイ薬局 ニュースリリース 2016年2月4日(2016年2月11日閲覧)
- ^ “健康レデイちゃんねる - YouTube”. www.youtube.com. 2023年2月13日閲覧。
- ^ “レデイ薬局|中四国の薬局・ドラッグストアチェーン|note”. note(ノート). 2023年2月13日閲覧。
- ^ a b c “経営理念、社訓”. 株式会社レデイ薬局. 2021年8月31日閲覧。
- ^ “レデイファミリー紹介|サービス一覧|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月16日閲覧。
- ^ “基本理念”. 株式会社レデイ薬局. 2021年8月31日閲覧。
- ^ “調剤事業|サービス一覧|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月17日閲覧。
- ^ “EPARKお薬手帳”. 2023年2月16日閲覧。
- ^ “くすりのレデイハートショップ楽天市場店【トップページ】”. www.rakuten.ne.jp. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “くすりのレデイハートショップ - Yahoo!ショッピング”. store.shopping.yahoo.co.jp. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “Amazon.co.jp”. www.amazon.co.jp. 2023年2月15日閲覧。
- ^ “ネピア×くすりのレデイハートショップ 介護のしたく。おうち介護のかんたん通販”. kaigo-l.e-nepia.com. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “在宅介護向けECショップ 「ネピア×くすりのレデイハートショップ 介護のしたく。 おうち介護のかんたん通販」 2022年2月1日(火)オープン | 王子ネピア株式会社”. Digital PR Platform. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “レデイハートショップ産地直送店 - Yahoo!ショッピング”. store.shopping.yahoo.co.jp. 2023年2月14日閲覧。
- ^ “ポイントカードについて|サービス一覧|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月17日閲覧。
- ^ “楽天ポイントカードについて|サービス一覧|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月15日閲覧。
- ^ “レデイ薬局公式アプリ|サービス一覧|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月15日閲覧。
- ^ “シニア感謝デー|ポイントカードについて|サービス一覧|株式会社レデイ薬局”. すべてはお客様のために|株式会社レデイ薬局. 2023年2月16日閲覧。
- ^ “前向きなあなたを応援 65歳以上の方限定 ビビッドシニアエフカ”. ビビッドシニアエフカ. 2023年2月15日閲覧。
- ^ “レデイ薬局ポイント交換サービス ポイントサービス”. lady-drug.point-fan.com. 2023年2月14日閲覧。
- ^ 松山で「健康フェスタ」 松山経済新聞 2015年6月19日
- ^ “健康フェスタinえひめ2022を開催しました。”. 株式会社レディ薬局 (2022年8月20日). 2023年10月18日閲覧。
- ^ “健康フェスタinえひめ2023を開催しました。”. 株式会社レディ薬局 (2023年8月21日). 2023年10月18日閲覧。
- ^ “健康セミナー(地域貢献活動)”. 株式会社レデイ薬局. 2021年8月31日閲覧。
- ^ “㈱レデイ薬局×ユニリーバ・ジャパン・CM㈱×㈱クリエ ライブコマース企画 「珠泡」を通じた瀬戸内海美化への取り組みについて”. 2023年2月15日閲覧。
- ^ “レデイ薬局 「親子わくわくビーチクリーン ㏌ 唐子浜」の開催について”. 2023年2月15日閲覧。
- ^ “レデイ薬局陸上競技部(公式)twitter”. Twitter. 2023年2月19日閲覧。
- ^ a b “スポーツ活動報告”. 株式会社レデイ薬局. 2021年8月31日閲覧。
- ^ “スポンサー一覧”. 愛媛FC. 2021年8月31日閲覧。
外部リンク
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