ルー・ブロック

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ルー・ブロック
Lou Brock
Newloubrockprofile.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アーカンソー州エル・ドレード
生年月日 (1939-06-18) 1939年6月18日(77歳)
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1960年
初出場 1961年9月10日
最終出場 1979年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
Empty Star.svg Empty Star.svg Empty Star.svg 殿堂表彰者Empty Star.svg Empty Star.svg Empty Star.svg
選出年 1985年
得票率 79.75%
選出方法 BBWAA[1]選出

ルー・ブロックLouis Clark "Lou" Brock1939年6月18日 - )は、アメリカ合衆国アーカンソー州エル・ドレード出身の元プロ野球選手外野手)。

息子のルー・ブロックJr.(Lou Brock, Jr.)は元NFL選手である。

経歴[編集]

プロ入りとカブス時代[編集]

1960年シカゴ・カブスと契約した。

1961年9月10日にメジャーデビュー。

1962年からメジャーに定着するが、目立った成績は残せなかった。

カージナルス時代[編集]

1964年6月15日にジャック・スプリングポール・トスとともに、アーニー・ブロリーオダグ・クレメンス、そして1952年のMVPでゴールドグラブ賞8度のボビー・シャンツとのトレードセントルイス・カージナルスに移籍。この移籍が大きな転機となった。移籍前のカブスでは打率.251だったが、移籍後は打率.348を記録。この年のカージナルスはリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズではニューヨーク・ヤンキースを破り世界一に輝いた。一方、ブロリーオは移籍後3年間で7勝19敗に終わり、カブスの期待を大きく裏切った。このトレードはカブス史上最悪のトレードとされ、現在でもトレード失敗例としてよく取り上げられる。

1966年には74盗塁で初の盗塁王に輝く。その後1974年までの9年間のうち8度盗塁王に輝く。

1967年にはボストン・レッドソックスを破り2度目のワールドシリーズ制覇。

1974年にはシーズン118盗塁という当時のMLB記録を樹立(1982年に130盗塁を記録したリッキー・ヘンダーソンによって塗り替えられた)。

1975年5月27日にはサイクルヒットを達成。

1979年8月13日には史上14人目の3000本安打を達成。同年のシーズンを最後に現役を引退し、その引退とともにブロックの背番号20はカージナルスの永久欠番に指定された。通算938盗塁の記録は1983年に日本の福本豊1991年にリッキー・ヘンダーソンに抜かれるまで世界記録だった。

引退後[編集]

1985年野球殿堂入り。現在はカージナルスの特別アドバイザーを務めている。

2015年11月11日、糖尿病の悪化に伴い、左脚の一部を切断する手術を受けたことが報じられた。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1961 C
H
C
24 4 11 1 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 3 0 .091 .167 .091 .258
1962 123 434 73 114 24 7 9 179 35 16 7 35 4 3 0 5 96 5 .263 .319 .412 .731
1963 148 547 79 141 19 11 9 209 37 24 12 31 2 4 2 4 122 2 .258 .300 .382 .682
1964 52 215 30 54 9 2 2 73 14 10 3 13 0 2 1 0 40 3 .251 .300 .340 .640
S
T
L
20 103 419 81 146 21 9 12 221 44 33 15 27 0 2 12 4 87 2 .348 .387 .527 .914
1965 155 631 107 182 35 8 16 281 69 63 27 45 6 10 11 0 116 2 .288 .345 .445 .790
1966 156 643 94 183 24 12 15 276 46 74 18 31 6 3 0 1 134 7 .285 .320 .429 .749
1967 159 689 113 206 32 12 21 325 76 52 18 24 6 6 2 3 109 6 .299 .327 .472 .799
1968 159 660 92 184 46 14 6 276 51 62 12 46 7 3 1 2 124 4 .279 .328 .418 .746
1969 157 655 97 195 33 10 12 284 47 53 14 50 15 2 2 1 115 2 .298 .349 .434 .783
1970 155 664 114 202 29 5 13 280 57 51 15 60 12 1 1 3 99 10 .304 .361 .422 .783
1971 157 640 126 200 37 7 7 272 61 64 19 76 5 1 1 2 107 5 .313 .385 .425 .810
1972 153 621 81 193 26 8 3 244 42 63 18 47 12 1 3 3 93 6 .311 .359 .393 .752
1973 160 650 110 193 29 8 7 259 63 70 20 71 15 0 1 5 112 9 .297 .364 .398 .762
1974 153 635 105 194 25 7 3 242 48 118 33 61 16 2 2 1 88 8 .306 .368 .381 .749
1975 136 528 78 163 27 6 3 211 47 56 16 38 6 3 3 0 64 7 .309 .359 .400 .759
1976 133 498 73 150 24 5 4 196 67 56 19 35 7 1 4 6 75 19 .301 .344 .394 .738
1977 141 489 69 133 22 6 2 173 46 35 24 30 2 2 0 0 74 6 .272 .317 .354 .671
1978 92 298 31 66 9 0 0 75 12 17 5 17 2 0 1 1 29 4 .221 .263 .252 .515
1979 120 405 56 123 15 4 5 161 38 21 12 23 1 3 0 5 43 7 .304 .342 .398 .740
通算成績 2616 10332 1610 3023 486 141 149 4238 900 938 307 761 124 49 47 46 1730 114 .293 .343 .410 .753

タイトル[編集]

  • 盗塁王:8回(1966年 - 1969年、1971年 - 1974年)

表彰[編集]

記録[編集]

  • オールスター出場:6回(1967年、1971年、1972年、1974年、1975年、1979年)
  • 通算盗塁数:938(歴代2位)
  • シーズン盗塁数:118(歴代2位)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]