アンソニー・リゾ

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アンソニー・リゾ
Anthony Rizzo
シカゴ・カブス #44
Anthony Rizzo 2012.jpg
2012年
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州フォートローダーデール
生年月日 1989年8月8日(27歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 一塁手
プロ入り 2007年 ドラフト6巡目(全体204位)でボストン・レッドソックスから指名
初出場 2011年6月9日 ワシントン・ナショナルズ
年俸 $5,285,714(2016年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム イタリアの旗 イタリア
WBC 2013年

アンソニー・ビンセント・リゾAnthony Vincent Rizzo , 1989年8月8日 - )は、 アメリカ合衆国フロリダ州フォートローダーデール出身のプロ野球選手一塁手)。左投左打。MLBシカゴ・カブス所属。

アメリカ合衆国で生まれ育つ。両親はともにイタリア人であり、国際大会のワールド・ベースボール・クラシックにはイタリア代表として出場している。

経歴[編集]

レッドソックス傘下時代[編集]

2007年のドラフトでボストン・レッドソックスから6巡目で指名され、予定していたフロリダ・アトランティック大学への進学を取りやめて契約。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスで6試合に出場した。

2008年にはホジキンリンパ腫の診断を受けるが、化学療法により全快する[2]。この年はA級グリーンビル・ドライブで21試合に出場した。

2009年はA級グリーンビルとA+級セイラム・レッドソックスでプレー。A+級では55試合に出場し、3本塁打24打点2盗塁、打率.295だった。

2010年はA+級セイラムとAA級ポートランド・シードッグスでプレー。AA級では107試合に出場し、20本塁打80打点7盗塁、打率.263だった。

パドレス時代[編集]

2010年12月6日にエイドリアン・ゴンザレスとのトレードでレイモンド・フエンテスケイシー・ケリーと共にサンディエゴ・パドレスに移籍した。

2011年はAAA級ツーソン・パドレスで開幕を迎え、6月9日にパドレスとメジャー契約を結んだ[3]。同日のワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。7番・一塁として先発起用され、2打数1安打2四球1三振だった[4]。35試合に出場したが、打率は.143と結果を残せず、7月22日にAAA級ツーソンへ降格[5]。9月4日に再昇格した[6]。この年は49試合に出場し、1本塁打9打点2盗塁、打率.141だった。

カブス時代[編集]

2012年1月6日にアンドリュー・キャッシュナー 、ナ・キュンミンとのトレードで、ザック・ケイツと共にシカゴ・カブスへ移籍した[7]。3月23日にAAA級アイオワ・カブスへ異動し[8]、開幕をAAA級で迎えた。AAA級では70試合に出場し、23本塁打62打点2盗塁、打率.342と活躍。6月26日にメジャーへ昇格した[9]。昇格後は一塁手の定位置を獲得。この年は87試合に出場し、15本塁打48打点3盗塁、打率.285だった。

2013年1月18日に第3回WBCイタリア代表に選ばれた[10]。3月4日にカブスと49万8000ドルの1年契約に合意し[11][12]、開幕ロースター入りした。開幕後の5月13日にはカブスと総額4100万ドルの7年契約(2020年・1450万ドル、2021年・1450万ドルの球団オプション付き)に合意した[13][14]。この年は正一塁手として160試合に出場し、23本塁打80打点16盗塁、打率.233だった。

2014年は前半戦で93試合に出場し、20本塁打を放つなど活躍。7月にオールスターゲーム最終投票でノミネートされ、ナ・リーグ最多得票を獲得し、オールスター初選出を果たした。最終的には、前年比 - 20試合となる140試合の出場ながら、ナ・リーグ2位の32本塁打を放ち、自身初の30本の大台突破となった。しかし、得点圏では打率.241と低調 (シーズン打率より、約.040低い) に終わった[15]

2015年2年連続でオールスターゲームに選出され、6番・DHで先発出場を果たした。レギュラーシーズンでは主砲として160試合に出場し、打率.278・31本塁打に加え、リーグ3位の101打点を叩き出し、チームのプレーオフ進出に大きく貢献した。この年は盗塁にも意欲を見せ、自己最多の17盗塁を決めた。また、9月29日のシンシナティ・レッズ戦においてシーズン30個目の死球を受け、1986年ドン・ベイラーが記録して以来MLB史上二人目となる30本塁打・30死球の珍記録を達成した[16]。シーズンオフのMVP投票ではジョーイ・ボットに次いで4位にランクインした。

2016年はシーズン序盤低打率に陥ったが、6月は月間打率.372と調子を上げ、前半戦終了時点で打率.299、21本塁打を記録し、ナリーグ最多得票で3年連続のオールスターに選出された。シーズン最終成績は155試合出場、32本塁打、109打点、打率.292、OPS.928だった。2年連続の出場となったポストシーズンサンフランシスコ・ジャイアンツとのディビジョンシリーズでは敵地での第4戦の第2打席にマット・ムーアからセンター前ヒットを記録するまで13打数ノーヒットという不振に喘ぎ、ディビジョンシリーズ4試合での安打はこの1本のみで打率.067、0打点という極度の不振に陥った。ロサンゼルス・ドジャースとのリーグチャンピオンシップシリーズでも第3戦までは本塁打、打点ともに0で11打数1安打、3四球、3三振という成績だったが、第4戦、5回の第3打席でペドロ・バエズからソロ本塁打を放ってからは復調し、リーグチャンピオンシップシリーズの6試合通算では打率.320、2本塁打、6打点の成績をマークした。チームにとって71年ぶりとなったクリーブランド・インディアンスとのワールドシリーズでも第3戦までは11打数2安打、本塁打0、1打点、打率.182という成績だったが[17]、第4戦以降は調子を上げ、第6戦の9回にはマイク・クレビンジャーから2ラン本塁打を放つなど、シリーズ通算では7試合で打率.360、1本塁打、5打点の成績をマークした[17]。チームは第5戦から3連勝で108年ぶりのワールドチャンピオンとなった。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2011 SD 49 153 128 9 18 8 1 1 31 9 2 1 0 0 21 1 4 46 2 .141 .281 .242 .523
2012 CHC 87 368 337 44 96 15 0 15 156 48 3 2 0 1 27 1 3 62 7 .285 .342 .463 .805
2013 160 690 606 71 141 40 2 23 254 80 6 5 0 2 76 7 6 127 12 .233 .323 .419 .742
2014 140 616 524 89 150 28 1 32 276 78 5 4 0 4 73 7 15 116 8 .286 .386 .527 .913
2015 160 701 586 94 163 38 3 31 300 101 17 6 0 7 78 9 30 105 9 .278 .387 .512 .899
2016 155 676 583 94 170 43 4 32 317 109 3 5 0 3 74 8 16 108 13 .292 .385 .544 .928
通算:6年 751 3204 2764 401 738 172 11 134 1334 425 36 23 0 17 349 33 74 564 51 .267 .362 .483 .845
  • 2016年度シーズン終了時

獲得タイトル・表彰[編集]

背番号[編集]

  • 27 (2011年)
  • 44 (2012年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Anthony Rizzo Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年7月2日閲覧。
  2. ^ Cubs get first baseman Anthony Rizzo ESPN Chicago
  3. ^ Padres select INF Anthony Rizzo and recall OF Will Venable from Triple-A Tucson”. MLB.com Padres Press Release (2011年6月9日). 2014年7月27日閲覧。
  4. ^ Scores for Jun 9, 2011”. ESPN MLB (2011年6月9日). 2014年7月27日閲覧。
  5. ^ Padres recall INF/OF Kyle Blanks from Triple-A Tucson and option INF Anthony Rizzo to Triple-A Tucson”. MLB.com Padres Press Release (2011年7月22日). 2014年7月27日閲覧。
  6. ^ Padres Recall INF James Darnell and INF Anthony Rizzo From Triple-A Tucson”. MLB.com Padres Press Release (2011年9月4日). 2014年7月27日閲覧。
  7. ^ Cubs acquire First Baseman Anthony Rizzo and a prospect from San Diego”. MLB.com Cubs Press Release (2012年1月6日). 2014年7月27日閲覧。
  8. ^ Cubs reduce spring roster to 40 players”. MLB.com Cubs Press Release (2012年3月23日). 2014年7月27日閲覧。
  9. ^ Cubs recall first baseman Anthony Rizzo”. MLB.com Cubs Press Release (2012年6月26日). 2014年7月27日閲覧。
  10. ^ http://web.worldbaseballclassic.com/2013/news/article.jsp?ymd=20130117&content_id=41004470&vkey=news_chc&c_id=chc Rizzo formally named to Italy's roster in Classic
  11. ^ Cubs agree to terms with 21 players on 2013 contracts”. MLB.com Cubs Press Release (2013年3月4日). 2014年7月27日閲覧。
  12. ^ Carrie Muskat (2013年3月4日). “Cubs agree to terms for 2013 with 21 players”. MLB.com. 2014年7月27日閲覧。
  13. ^ Cubs, first baseman Anthony Rizzo agree to terms on seven-year contract”. MLB.com Cubs Press Release (2013年5月13日). 2014年7月27日閲覧。
  14. ^ Carrie Muskat (2013年5月13日). “Rizzo signs seven-year, $41M extension with Cubs”. MLB.com. 2014年7月27日閲覧。
  15. ^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』 廣済堂出版、2015年、400頁。ISBN 978-4-331-51921-9
  16. ^ Matt Snyder (2015年9月29日). “Anthony Rizzo second player ever with 30 HRs, 30 HBPs in season”. CBS Sports. http://www.cbssports.com/mlb/eye-on-baseball/25322247/anthony-rizzo-second-player-ever-with-30-hr-30-hbp-in-season 2015年11月21日閲覧。 
  17. ^ a b Anthony Rizzo Stats, News, Pictures, Bio, Videos - Chicago Cubs - ESPN” (英語). ESPN MLB. 2016年11月8日閲覧。
  18. ^ “メジャーリーグ シルバースラッガー賞発表 引退オルティスの名も”. スポニチアネックス. (2016年11月11日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/11/kiji/K20161111013703170.html 2016年11月11日閲覧。 
  19. ^ “フィールディング・バイブル賞発表 統計学を基に守備の名手を選出”. スポニチアネックス. (2016年11月1日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/11/01/kiji/K20161101013642800.html 2016年11月1日閲覧。 

外部リンク[編集]