ジェイソン・グリーリ

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ジェイソン・グリーリ
Jason Grilli
アトランタ・ブレーブス
Jason Grilli.jpg
パイレーツ時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イタリアの旗 イタリア
二重国籍[1] 
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ミシガン州ロイヤルオーク
生年月日 1976年11月11日(38歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1997年 ドラフト1巡目(全体4位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名
初出場 2000年5月11日 アトランタ・ブレーブス
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム イタリアの旗 イタリア
WBC 2006年2009年2013年

ジェイソン・マイケル・グリーリJason Michael Grilli , 1976年11月11日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州ロイヤルオーク出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBアトランタ・ブレーブス所属。

グリリ」や「グリリー」とも表記されることもある。

父親のスティーブデトロイト・タイガースなどに所属した元メジャーリーガーである。

代理人は、元プロ野球選手のゲイリー・シェフィールド

経歴[編集]

ジャイアンツ傘下時代[編集]

1997年MLBドラフト1巡目(全体4位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、7月25日に契約。

1998年はAA級シュリーブポート・キャプテンズとAAA級フレズノ・グリズリーズでプレー。AAA級では8試合に登板し、2勝3敗、防御率5.14だった。

1999年はAAA級フレズノで19試合に登板し、7勝5敗、防御率5.54だった。

マーリンズ時代[編集]

1999年7月24日にリバン・ヘルナンデスとのトレードで、ネイト・バンプと共にフロリダ・マーリンズへ移籍。移籍後はAAA級カルガリー・キャノンズで8試合に登板し、1勝5敗、防御率7.68だった。

2000年はAAA級カルガリーで開幕を迎え、5月11日のアトランタ・ブレーブス戦で先発起用されメジャーデビュー。6.2回を投げ、11安打4失点2四球でメジャー初勝利を挙げた。5月12日にAAA級カルガリーへ降格。AAA級では8試合に登板し、1勝4敗、防御率7.19だった。この年は右肘の故障で1試合の登板にとどまり、1勝0敗、防御率5.40だった。

2001年3月6日にAAA級カルガリーへ異動し、開幕をAAA級で迎えた。右肘の故障でマイナーリーグでの生活が続き、AAA級カルガリー、AA級ポートランド・シードッグス、A+級ブレナードカウンティ・マナティーズでプレー。AAA級では8試合に登板し、1勝2敗、防御率4.02だった。9月3日にメジャーへ昇格。この年は6試合に登板し、2勝2敗、防御率6.08だった。オフにトミー・ジョン手術を行った。

2002年3月23日にAAA級カルガリーへ異動。この年は前年の手術の影響でメジャーへ昇格することができず、AAA級で1試合に登板し、0勝1敗、防御率1.59だった。

2003年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレー。AAA級では12試合に登板し、6勝2敗、防御率3.38だった。

ホワイトソックス時代[編集]

2003年12月に行われたルール・ファイブ・ドラフトで、シカゴ・ホワイトソックスから指名され移籍した[2]

2004年3月3日にホワイトソックスと1年契約に合意[3]。開幕ロースター入りしたが、登板のないまま4月1日にAAA級シャーロット・ナイツへ降格した[4]。AAA級では25試合の登板で、9勝9敗、防御率4.83だった。8月27日にメジャーへ昇格。昇格後は8試合に登板し、2勝3敗、防御率7.40だった。

2005年1月28日にDFAとなった[5]

タイガース時代[編集]

2005年2月9日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[6]。開幕後はAAA級トレド・マッドヘンズで28試合に登板し、12勝9敗、防御率4.09だった。9月16日にタイガースとメジャー契約を結んだ[7]。この年は3試合に登板し、1勝1敗、防御率3.38だった。

2006年イタリア系アメリカ人として第1回WBCイタリア代表に選出された。3月1日にタイガースと1年契約に合意[8]。この年からリリーフへ転向し、51試合に登板。2勝3敗、防御率4.21だった。

2007年3月2日にタイガースと1年契約に合意[9]。この年もリリーフとして活躍し、57試合に登板。5勝3敗、防御率4.74だった。

2008年は開幕から9試合に登板し、0勝1敗、防御率3.29だった。

ロッキーズ時代[編集]

2008年4月30日にザック・シモンズとのトレードでコロラド・ロッキーズへ移籍した[10]。移籍後は51試合に登板し、3勝2敗1セーブ、防御率2.93だった。

2009年1月20日にロッキーズと1年契約に合意[11]。前回大会に続いて第2回WBCイタリア代表に選出された。開幕後は22試合に登板したが、0勝1敗1セーブ、防御率6.05と落ち込み、6月5日にDFAとなった[12]

レンジャーズ時代[編集]

2009年6月9日に金銭トレードでテキサス・レンジャーズへ移籍した[13]。移籍後は30試合に登板し、2勝2敗、防御率4.78だった。オフの10月21日に40人枠を外れ、AAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ降格し[14]、10月22日にFAとなった。

インディアンズ傘下時代[編集]

2009年12月2日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ[15]

2010年は招待選手として参加したスプリングトレーニングで膝を故障し、マイナーでの登板もなかった。オフの11月6日にFAとなった。

フィリーズ傘下時代[編集]

2011年1月31日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[16]。開幕後はAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで28試合に登板し、4勝1敗3セーブ、防御率1.93と好投していたが、7月20日に放出された。

パイレーツ時代[編集]

2011年7月21日にピッツバーグ・パイレーツと契約を結んだ[17]。契約後は2年ぶりにメジャーへ復帰し、28試合に登板。2勝1敗1セーブ、防御率2.48だった。オフの12月12日にフィリーズと110万ドルの1年契約に合意した[18][19]

2012年は64試合に登板し、1勝6敗2セーブ、防御率2.91だった。オフの10月29日にFAとなったが、12月12日にパイレーツと総額675万ドルの2年契約[20]で再契約した[21][22]

2013年は3大会連続で第3回WBCイタリア代表に選出された。開幕後は前半戦43試合で、0勝1敗29セーブ、防御率1.99と活躍し、7月にオールスターゲームに初選出された。しかし、オールスター直後の7月23日に右肘の故障で15日間の故障者リスト入りした[23]。9月3日に復帰。この年は54試合に登板し、0勝2敗33セーブ、防御率2.70だった。

2014年は開幕後8試合に登板していたが、4月26日に15日間の故障者リスト入りした[24]。5月23日に復帰[25]。パイレーツでは22試合に登板し、0勝2敗11セーブ、防御率4.87だった。

エンゼルス時代[編集]

2014年6月27日にエルネスト・フリエリとのトレードでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍[26]。移籍後は40試合に登板し、1勝3敗1セーブ、防御率3.48だった。オフの10月30日にFAとなった。

ブレーブス時代[編集]

2015年1月7日にアトランタ・ブレーブスと総額800万ドルの2年契約+出来高[27](2017年・300万ドルの球団オプション付き[28])を結んだ[29][30]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2000 FLA 1 1 0 0 0 1 0 0 0 1.000 35 6.2 11 0 2 0 2 3 2 0 4 4 5.40 1.95
2001 6 5 1 0 0 2 2 0 0 .500 115 26.2 30 6 11 0 2 17 0 0 18 18 6.08 1.54
2004 CWS 8 8 0 1 0 2 3 0 0 .400 203 45.0 52 11 20 0 3 26 2 0 38 37 7.40 1.60
2005 DET 3 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 63 16.0 14 1 20 0 0 5 0 0 6 6 3.38 1.25
2006 51 0 0 0 0 2 3 0 9 .400 270 62.0 61 6 25 3 5 31 5 0 31 29 4.21 1.39
2007 57 0 0 0 0 5 3 0 11 .625 352 79.2 81 5 32 1 5 62 5 0 46 42 4.74 1.42
2008 9 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 59 13.2 12 1 7 1 1 10 1 0 5 5 3.29 1.39
COL 51 0 0 0 0 3 2 1 4 .600 264 61.1 55 1 31 6 1 59 3 0 22 20 2.93 1.40
'08計 60 0 0 0 0 3 4 1 4 .500 323 75.0 67 2 38 7 2 69 4 0 27 25 3.00 1.40
2009 22 0 0 0 0 0 1 1 3 .000 99 19.1 29 2 13 2 0 22 2 0 13 13 6.05 2.17
TEX 30 0 0 0 0 2 2 0 4 .500 113 26.1 21 2 14 6 1 27 0 0 14 14 4.78 1.33
'09計 52 0 0 0 0 2 3 1 7 .400 212 45.2 50 4 27 8 1 49 2 0 27 27 5.32 1.69
2011 PIT 28 0 0 0 0 2 1 1 9 .667 140 32.2 24 2 15 5 4 37 3 0 10 9 2.48 1.19
2012 64 0 0 0 0 1 6 2 32 .143 244 58.2 45 7 22 4 2 90 0 0 20 19 2.91 1.14
2013 54 0 0 0 0 0 2 33 2 .000 202 50.0 40 4 13 0 1 74 1 0 15 15 2.70 1.06
通算:11年 384 16 1 0 0 21 28 36 85 .429 2159 498.0 475 48 211 22 27 463 22 0 242 231 4.17 1.38
  • 2013年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 35 (2000年)
  • 37 (2001年)
  • 41 (2004年)
  • 49 (2005年 - 2009年途中)
  • 52 (2009年途中 - 同年終了)
  • 39 (2011年 - 2014年)

脚注[編集]

  1. ^ Italian / American Father & Son Pitchers: Jason & Steve Grilli
  2. ^ White Sox take four in Rule 5”. MLB.com White Sox Press Release (2003年12月15日). 2014年12月24日閲覧。
  3. ^ White Sox agree to terms with 24 players on 2004 contracts”. MLB.com White Sox Press Release (2004年3月3日). 2014年12月24日閲覧。
  4. ^ White Sox option Jason Grilli to Class AAA Charlotte”. MLB.com White Sox Press Release (2004年4月1日). 2014年12月24日閲覧。
  5. ^ White Sox designate pitcher Jason Grilli for assignment”. MLB.com White Sox Press Release (2005年1月28日). 2014年12月24日閲覧。
  6. ^ Tigers acquire Kyle Farnsworth from Chicago Cubs”. MLB.com Tigers Press Release (2005年2月9日). 2014年12月24日閲覧。
  7. ^ Ted Brock (2005年9月17日). “Notes: Mudhens hit the clubhouse”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  8. ^ Tigers agree to terms with nine players”. MLB.com Tigers Press Release (2006年3月1日). 2014年12月24日閲覧。
  9. ^ Tigers agree to terms with nine players”. MLB.com Tigers Press Release (2007年3月2日). 2014年12月24日閲覧。
  10. ^ Rockies acquire pair of pitchers”. MLB.com Rockies Press Release (2008年4月30日). 2014年12月24日閲覧。
  11. ^ Rockies sign five arbitration-eligible players”. MLB.com Rockies Press Release (2009年1月20日). 2014年12月24日閲覧。
  12. ^ RIGHT-HANDED PITCHER JASON GRILLI DESIGNATED FOR ASSIGNMENT; OUTFIELDER MATT MURTON OPTIONED TO TRIPLE-A COLORADO SPRINGS”. MLB.com Rockies Press Release (2009年6月5日). 2014年12月24日閲覧。
  13. ^ Rangers acquire RHP Jason Grilli from Colorado in exchange for cash considerations”. MLB.com Rangers Press Release (2009年6月9日). 2014年12月24日閲覧。
  14. ^ Rangers outright RHP Jason Grilli and C Kevin Richardson to Triple-A Oklahoma City”. MLB.com Rangers Press Release (2009年10月21日). 2014年12月24日閲覧。
  15. ^ Indians Invite Four Players to Major League Camp”. MLB.com Indians Press Release (2009年12月2日). 2014年12月24日閲覧。
  16. ^ Todd Zolecki (2011年1月31日). “Grilli, Phillies work out Minor League contract”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  17. ^ Jenifer Langosch (2011年7月22日). “Pirates sign veteran righty reliever Grilli”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  18. ^ Pirates sign Grilli to one-year deal”. MLB.com Pirates Press Release (2011年12月12日). 2014年12月24日閲覧。
  19. ^ Jenifer Langosch (2011年12月13日). “Pirates bring back Grilli on one-year contract”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  20. ^ 2013年は225万ドル、2014年は400万ドルで、契約金は50万ドル。
  21. ^ Pirates sign free agent RHP Jason Grilli”. MLB.com Pirates Press Release (2012年12月12日). 2014年12月24日閲覧。
  22. ^ Tom Singer (2012年12月13日). “Pirates announce two-year deal with Grilli”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  23. ^ Tom Singer (2013年7月23日). “OGrilli on DL with forearm strain, to undergo more tests”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  24. ^ Tom Singer (2014年4月27日). “Grilli placed on DL with oblique strain”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  25. ^ Tom Singer (2014年5月24日). “Bucs welcome back Grilli, send Sanchez to Triple-A”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  26. ^ Alden Gonzalez (2014年6月27日). “Angels land Grilli for Frieri in deal with Pirates”. MLB.com. 2014年12月24日閲覧。
  27. ^ 2015年は425万ドル、2016年は350万ドル。56試合・60試合・64試合に登板するたび10万ドルが追加される。また、クローザーとして30試合・35試合・40試合・45試合・50試合・55試合に登板するたび50万ドル、60試合に登板すると100万ドルが追加され、最大400万ドルを獲得できる。
  28. ^ 違約金は25万ドル。
  29. ^ Braves Sign Three Free Agents”. MLB.com Braves Press Release (2015年1月7日). 2015年1月8日閲覧。
  30. ^ Braves add Outman, finalize deals with Pierzynski, Grilli”. Fox Sports (2015年1月7日). 2015年1月8日閲覧。

外部リンク[編集]