ねこマン

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ねこマンは、女性声優平野綾が生み出したイメージキャラクター

キャラクターの発生とメジャーデビュー[編集]

キャラクターそのものは平野綾の完全オリジナル。

平野綾がシングル『冒険でしょでしょ?』のレコーディング時の合間に、らくがきしたものがはじまり。元々はデフォルメされたの頭とスーパーマンのような体躯を組合せた絵であり、ねこマンの名称そのものが「ねこ」+「(スーパー)マン」から来ている事を平野綾がラジオの番組中[1]で述べている。

出自や絵そのものの出来から見れば一発キャラクターで終わっていたかもしれない。しかしレコーディングに立ち会っていた『涼宮ハルヒの憂鬱』の監督である石原立也がこれを見つけて気に入り、そのまま『涼宮ハルヒの憂鬱』オンエア時の提供バック等に使用した事から、メジャーデビューとなる。

石原とのやり取りもあってか、平野綾自身もこのキャラクターを非常に気に入り、この後このキャラクターを多数産み出し、涼宮ハルヒの憂鬱本編や関連のメディアで多数公表されるようになる。『涼宮ハルヒの憂鬱』においては、京都アニメーションに寄贈された色紙に書かれた「舞妓ねこマン」が最後のもの[2]だが、放送終了後も、平野綾によってねこマンのバリエーションは増えている。 また、富士見書房のカードゲーム「ドラゴン☆オールスターズ」での参戦も果たした。

キャラクターの特徴[編集]

焼きおにぎりを思わせる三角形の頭と黒くて丸い目が印象的。基本的に同一キャラクターであるが、記号的解釈が為される着衣(コスチューム)と、額に書かれる文字によって書き分けられる。

性別は不明[3]。平野自身が最初のねこマンを書いていた時をふりかえり「どんどんカマっぽくなっていく」と発言していることから雄であるとも考えられる。しかし、一部キャラクターにおいて睫毛の有無がコスチュームによって書き分けられている[4]事から両性が存在するとも想像される。

作品等での出演[編集]

当初よりキャラクターそのものが好評を博した事から、テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』を扱う媒体でも扱われるようになる。

提供バック以外の本編では、第11話「射手座の日」中で、ゲーム中のSOS宇宙軍「みくる艦隊」旗艦の艦橋要員として登場、敵艦隊の砲撃にみくると一緒に右往左往している様がアニメーションとして描かれている。また第12話「ライブアライブ」では、北高の文化祭のパンフレット、ポスター等の印刷物で学祭イメージキャラクターとして扱われている。 そして第9話「サムデイ イン ザ レイン」ではハルヒの携帯電話にねこマンのストラップがついている。 2009年版第16話「エンドレスエイト」では肝試しのシーンにねこマンの人形が登場する。

また、劇中歌集シングル『涼宮ハルヒの詰合』のCMでは、平野がねこマンの声をあてている。更に、DVD化された際には各巻の特典映像として様々なバージョンの「ねこマン」が収録される。

なお、ウェブ上では、膨大なバリエーションの一部を『涼宮ハルヒの憂鬱』のオフィシャルサイトで見ることが出来、トップページなどで背景として使用されている。

「明日のプリズム」のPVやジャケットのために、ねこマンを模ったペンダント(プリズムねこマン)が作られた。

『涼宮ハルヒの憂鬱』終了後も、同じ京都アニメーションが制作したTVアニメ『らき☆すた』第10話において、平野綾演じる女子高生・泉こなたの服や、彼女のアルバイト先までの地図にねこマンが描かれた。ただしこれは、このアニメシリーズにおける膨大な『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディーネタのごく一部にすぎない。

[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部 第20回。
  2. ^ 『涼宮ハルヒの憂鬱』DVD第7巻の特典映像で確認できる。
  3. ^ 水着を着たもので、海パン、ビキニの両者が存在する。
  4. ^ チアガール舞妓ねこマンといった一般的に女性属性のコスチュームを着たもので、睫毛があるキャラクターも存在する。

外部リンク[編集]