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「JR東日本E721系電車」の版間の差分

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=== 青い森703系電車 ===
=== 青い森鉄道703系電車 ===
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'''青い森703系'''は、青い森鉄道が輸送力増強を目的にE721系をベースとして新造した交流電車である。形式は目時方が制御車の'''青い森702形'''、青森方は制御電動車の'''青い森703形'''となっており、2両編成で運転される。車体・走行機器はE721系と同じだが、先頭車上部の前照灯が、HIDからLED(発光ダイオード)を用いたものに変更され、左右1つずつだった前照灯が、本形式ではロービームとハイビームが2灯にわかれた形状となり、尾灯を含めると左右にライト類が各3つ連装した形となっている。運転設備は500番台に準じたワンマン仕様になっており、両替機能付き運賃箱を設置してワンマン運転を行うことができる。車内設備・内装・座席配置はE721系と同じであるが、青い森703形の連結面側の車端部は優先席となっており、腰掛の色が一般席とは異なっている。同社で運転されている青い森701系に準じ、同社のイメージキャラクターである「モーリー」があしらわれているが、ピンク色の「モーリー」が1両に1箇所追加されている。総合車両製作所横浜事業所で2013年3月に2両編成2本が製造され、2014年3月15日から営業運転を開始した<ref>『鉄道ファン』2014年4月号、交友社、2014年、p.66 </ref>。車両番号は11, 12となっている。
'''青い森703系'''は、青い森鉄道が輸送力増強を目的にE721系をベースとして新造した交流電車である。形式は目時方が制御車の'''青い森702形'''、青森方は制御電動車の'''青い森703形'''となっており、2両編成で運転される。車体・走行機器はE721系と同じだが、先頭車上部の前照灯が、HIDからLED(発光ダイオード)を用いたものに変更され、左右1つずつだった前照灯が、本形式ではロービームとハイビームが2灯にわかれた形状となり、尾灯を含めると左右にライト類が各3つ連装した形となっている。運転設備は500番台に準じたワンマン仕様になっており、両替機能付き運賃箱を設置してワンマン運転を行うことができる。車内設備・内装・座席配置はE721系と同じであるが、青い森703形の連結面側の車端部は優先席となっており、腰掛の色が一般席とは異なっている。同社で運転されている青い森701系に準じ、同社のイメージキャラクターである「モーリー」があしらわれているが、ピンク色の「モーリー」が1両に1箇所追加されている。総合車両製作所横浜事業所で2013年3月に2両編成2本が製造され、2014年3月15日から営業運転を開始した<ref>『鉄道ファン』2014年4月号、交友社、2014年、p.66 </ref>。車両番号は11, 12となっている。



2015年7月22日 (水) 17:30時点における版


JR東日本E721系電車
仙台空港鉄道SAT721系電車
青い森鉄道青い森703系電車
SAT721系(左)とE721系0番台(右)
(2007年8月13日 仙台駅)
基本情報
製造所 川崎重工業(E721系・SAT721系)
東急車輛製造(E721系)
総合車両製作所横浜事業所(青い森703系)
主要諸元
編成 2両編成(1M1T
軌間 1,067(狭軌
電気方式 交流20,000V(50Hz)
最高運転速度 110
設計最高速度 120
起動加速度 単独走行時2.2[1]
減速度 常用・非常とも共通値
単独走行時4.2[2] [3]km/h/s
701系併結時3.6[2] [3]
編成定員 0番台:270(座席定員:106)
500番台・SAT:269(座席定員:104)
編成重量 74.4t
車体長 20,000
車体幅 2,950
車体高 3,550
車体 ステンレス
主電動機 MT76(125kW/ 基)
駆動方式 TDカルダン駆動
歯車比 1:5.93
編成出力 500kW(MT比1:1)
制御装置 VVVFインバータ制御IGBT素子
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ直通予備ブレーキ抑速ブレーキ・耐雪ブレーキ・純電気ブレーキ
保安装置 ATS-Ps
備考
第48回(2008年
ローレル賞受賞車両

カテゴリ / テンプレート

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E721系電車(E721けいでんしゃ)は東日本旅客鉄道(JR東日本)の交流一般形電車[4][5][注 1]

本項では、仙台空港鉄道が所有する同型車両のSAT721系電車(SAT721けいでんしゃ)、青い森鉄道が所有する同型車両の青い森703系電車(あおいもり703けいでんしゃ)についても記述する。

概要

仙台支社で運用されている在来線電車の車両更新と、仙台空港アクセス線での運用を目的に開発された車両である。

2007年平成19年)3月18日に開業した仙台空港鉄道仙台空港線名取駅 - 仙台空港駅)の建設事業では、仙台空港鉄道仙台空港駅とJR仙台駅間の直通運転が計画されていた。この直通運転に必要となる車両として、E721系電車(500番台)とSAT721系電車が製作された。そして、JR東日本仙台地区在来線の国鉄形電車置き換え用としてE721系電車の0番台車が製作された。製作を担当したのは川崎重工業東急車輛製造(現社名・横浜金沢プロパティーズ / 現事業・総合車両製作所横浜事業所)である。低床化の実現などが評価され、E721系電車とSAT721系電車に対して、鉄道友の会より2008年ローレル賞が贈られた。

なお、青い森鉄道では輸送力増強を目的に本系列をベースとした新型車両青い森703系を2編成導入する計画である[6][7]。2013年11月26日から27日にかけて総合車両製作所横浜事業所より甲種輸送された。

仕様

制御電動車クモハE721形(以下Mc車と記述)と制御車クハE720形(以下T'c車と記述)の2両で基本編成を構成する。

車体・設備

ステンレス製の軽量構体で、客用扉は両開き式のものが片側に3か所設けられている。

E721系電車は、バリアフリーの観点から、車体構造などの設計が従来車から細かく見直された上で製作された。その大きな特徴が低床化の実現である。床下の機器が小型化された上、従来車より 50mm 小さい 810mm 径の車輪が採用されたことによって、客室の床面高さが 950mm となり、ホームとの段差が190mm(760mmホームの場合)または30mm(920mmホームの場合)となって従来車に比べ小さくなった。従来車の床面はホームより20cm以上高く、ホームと車両の間に大きな段差が生じていたため車両の乗降口にステップが設けられていたが、E721系電車では低床化によりステップは廃止された。また、「くつずり」の延長により車両とホームの間のすき間も小さくなっている。ただし、乗務員室の床面は従来車と同一の高さで、客室と段差が生じている。このため、注意喚起の目的で黄色い点字が施されている。

客用扉の開閉ボタンの取付位置は従来車より低い位置に改められた。また、客室扉は、閉まる時に乗降客やその荷物を挟みこまないように、開口10cm程度となった時点で閉扉動作が一旦停止してから扉締めを完了する機構が採用されている。ドアチャイムがついており、ドアが開くときは1回、閉じるときは2回鳴るようになっている。

座席はセミクロスシート配置である。乗降扉の間にボックス式クロスシートが配置されており、それ以外の箇所はロングシートである。ボックス式クロスシートの座席間隔は1,585mm、ロングシート部分の1人分の座席幅は460mmで、従来車より広い。

0番台車の内装はE233系電車に準じており、優先席の部分の床材が赤紫色と灰色のツートンカラー、つり革がオレンジ色になっており、優先席以外の空間との区別が明確にされている。空調機器には乗車率や車内・車外の温度を検知し、設定基準温度や風量を自動補正する機能が備えられた。トイレは、電動車椅子での利用にも対応可能な面積が確保されている。ごみ箱は設置されていない。

自動放送装置は日本語と英語の2か国語対応のものが搭載され、ワンマン・車掌乗務ともに自動で案内放送が行われる。車外の行先表示器はLED式で行先のみを表示する。

今後のワンマン運転を想定し、整理券発券器と出入口表示器の準備工事がなされている。そのうち500番台車とSAT721系電車には仙台空港線でのワンマン運転にあわせて運転台にドア開閉スイッチが設置されている。ただし、同線では運賃収受を各駅で行っているため、整理券発券器や出入口表示器は準備工事のままになっている。

なお2010年10月に入った増備編成5本にはワンマン運転が可能なように、整理券発券機・運賃箱・出入口表示器・液晶ディスプレイ運賃表示器が設置された。701系との連結運転も実施されている。

走行機器

Mc車には主変圧器、主変換装置、集電装置といった主回路機器を、T'c車には空気圧縮機、補助電源装置といった補機類を搭載する[8]

主変換装置は三菱電機製のCI14である[2][3]IGBT素子による3レベルコンバータ+2レベルインバータで構成されており、主変換装置1基で1台車(2基の主電動機)を制御する1C2M方式である[9]。また、701系電車との協調運転が可能になっている。

本系列は2種類の性能モードを有している[1]。本系列単独走行の場合には起動加速度2.2km/h/sとなり、最高運転速度120km/h対応の性能となる[1]。一方、701系併結時には701系に合わせた性能となり、最高運転速度は110km/hに抑えられる[1]

補助電源装置は、IGBT素子を使用した富士電機製の静止形インバータ SC84 を搭載する[10]。冗長性確保の観点から主回路部および制御部それぞれを完全に二重化した、待機二重系システムを採用した[10]。定格容量は4.5kVA(交流50Hz)、12kW(直流)である[10]

空気圧縮機は、スクリュー式であるMH1112-C1600MFを2基搭載する[9]。1基当たりの容量は1,600L/minである[9]

集電装置は、シングルアーム型パンタグラフ PS109 をMc車後位寄りに1基搭載する[11]。折り畳み高さを4,100mmとすることで、仙山線にも走行可能としている[11]

保安装置はATS-Psを搭載する。

前述のように、走行機器に関しては二重系構造となり、一方が故障しても健全な機器に切り替えることでなるべく運行が続けられるような配慮がなされている。

主要諸元

  • 車体構造:軽量ステンレス製・片側3扉(半自動ドアドアチャイム・開閉表示灯付き)
  • 外部装飾:緑と青の帯(500番台車)/ 緑と白と赤の帯(0番台車)
  • 座席配置:セミクロスシート(車椅子スペース付き)
  • その他設備:行先表示器・冷暖房装置・洋式トイレ(電動車椅子対応)・ワンマン運転関連機器(運賃箱運賃表示器、出入口表示器、整理券発行器(0番台・増備5編成のみ))
  • モニタ装置:MON16形
    • 701系のモニタ装置と互換性を持ち、両車間で機器の動作状況が監視できる。
  • 他系列との連結:701系電車と連結運転、719系電車651系電車[注 2]と相互に救援が可能。
    • 701系電車との連結運転の場合、同系列の性能に合わせて走行することになる。ATSの速度照査パターンも、同系列との連結運転の場合には同系列と同じ照査パターンになる。

車号区分

0番台

0番台車(2007年3月25日 郡山駅)
新地駅に停車していた2編成が駅舎ごと流された

JR東日本仙台地区の在来線日本国有鉄道(国鉄)時代から使用されてきた455系・457系717系417系などの国鉄形電車の置き換え目的で製造された。それらの国鉄形車両は2扉車だったため、ラッシュ時において駅での乗降手間取りに伴う列車の遅延が続出していたので(特に元急行形でデッキ付き片開き扉であった455系・457系で顕著だった)、3扉の本系列の投入によって、乗降の円滑化と列車の遅延防止も図られた。また、仙山線常磐線で逼迫していた輸送量の改善も図られた。一方、701系で採用されたオールロングシート構造は本系列では採用されなかったため、昼間時における着席率や居住性の確保も図られた。

第1編成は2006年(平成18年)11月に落成した。翌2007年10月までの1年間で2両編成39本の計78両が導入され、上記の旧型車117両を置き換えた[注 3]。旧型車から新型車への置き換え過程では一部で混乱が生じた[注 4]。同年2月1日より東北本線で、3月17日から常磐線で、4月22日から仙山線でそれぞれ営業運転を開始した。

本区分は地域輸送に専用することを目的とし、大型荷物置場は設置されていない。車体装飾帯の色は701系電車(仙台地区仕様車)や719系電車(同)と同様の緑+赤+白である。

2010年には増備車2両編成5本の計10両[注 5]が川崎重工業で落成し、同年9月7日から9日にかけて仙台まで甲種輸送された[12]。これらの増備車は同年10月より701系と共通運用されており、ワンマン運転も実施している。

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)では、常磐線新地駅に停車していた0番台(244M[13]、2両編成2本・P1編成(クモハE721-1+クハE720-1[13])+P19編成(クモハE721-19+クハE720-19[13]))[14]大津波によって流され、大破した[15]。当該車両は同月12日付で廃車となり[14]、同年4月14日より数日間にわたり現地で解体された[16]。これらの車両の代替新造は2012年現在行われていない。

500番台

500番台車(2007年11月4日 仙台駅)

仙台空港線との直通運転専用の車両で、2両編成4本の計8両が存在する。空港へのアクセスを担うために大型荷物置場が設置されている他、ワンマン運転装置やホーム監視モニタなど仙台空港線を運行するにあたって特有の設備を有することから、車両番号が500番台に区分されている。第1編成は2006年2月に東急車輛製造で落成し、その後同年9月から10月にかけて第2 - 第4編成が川崎重工業で製造された。

仙台空港線の開業日である2007年3月18日から営業運転を開始した。営業運転開始は0番台車が先行しているが、車両が落成したのは500番台車が先である。開始当初はワンマン運転であっても行先表示器には列車の行き先のみ(快速運転の場合は種別も併記)を表示していたが、後に「ワンマン」を併記するようになった。

500番台車は0番台車と異なり、JR東日本仙台支社のシンボルカラーである緑と空をイメージさせる青の装飾帯を車体にまとう。座席表地は0番台車と同じく青を基調としたものである。また、発車メロディWater Crown)を車外スピーカーより放送することが可能である。(0番台のワンマン編成の発車メロディもWater Crownである。)

SAT721系電車

SAT721系電車(2008年3月5日 名取駅)

SAT721系は、仙台空港鉄道の自社発注車で、同社は2両編成3本の計6両を保有している。仙台方が制御電動車のSAT721形、仙台空港方が制御車のSAT720形で、車両番号は100番台(101 - 103)が付与されている。全車2006年11月川崎重工業製で、2007年3月18日から営業運転を開始した。

外部塗色は正面の運転台周りと側面の上下に青色帯、正面と側面下部に黄色の細帯をまとっている。座席表地は赤を基調とした配色で、枕部は着席単位に分割されない布地である。他の仕様はE721系500番台と同一で、同車と共通運用されている。

車両管理業務は、JR東日本の仙台車両センターに委託されている。

青い森鉄道703系電車

青い森703系は、青い森鉄道が輸送力増強を目的にE721系をベースとして新造した交流電車である。形式は目時方が制御車の青い森702形、青森方は制御電動車の青い森703形となっており、2両編成で運転される。車体・走行機器はE721系と同じだが、先頭車上部の前照灯が、HIDからLED(発光ダイオード)を用いたものに変更され、左右1つずつだった前照灯が、本形式ではロービームとハイビームが2灯にわかれた形状となり、尾灯を含めると左右にライト類が各3つ連装した形となっている。運転設備は500番台に準じたワンマン仕様になっており、両替機能付き運賃箱を設置してワンマン運転を行うことができる。車内設備・内装・座席配置はE721系と同じであるが、青い森703形の連結面側の車端部は優先席となっており、腰掛の色が一般席とは異なっている。同社で運転されている青い森701系に準じ、同社のイメージキャラクターである「モーリー」があしらわれているが、ピンク色の「モーリー」が1両に1箇所追加されている。総合車両製作所横浜事業所で2013年3月に2両編成2本が製造され、2014年3月15日から営業運転を開始した[17]。車両番号は11, 12となっている。

編成・運用

本系列は全車が仙台車両センターに配置されている。仕様上は4編成8両まで連結しての運転が可能であるが、通常の営業運転では6両編成が最大である。運用範囲は以下のとおりである。

基本番台
臨時列車として仙台空港線に入線した事例がある。また、東北本線(一ノ関駅 - 盛岡駅間)にも入線した事例あり。
※ 震災による運用変更に対応するため、方向幕に「亘理(- 2013年3月15日)」「浜吉田(2013年3月16日 -)」「美田園」や、一ノ関以北の行先が追加された。なお、「美田園」以外では自動放送は行われない。
※ 稀に0番台のワンマン運転対応編成とワンマン運転非対応編成の混結運用も行われている。
※ 2011年7月頃から0番台のワンマン運転非対応編成 (P2 - P18・P20 - P39) もワンマン運転対応編成(P40以降)と同じデザインの車体番号ステッカーに交換されている。
※ このほか、乗務員訓練により盛岡車両センターまで入線したこともある[18]

2010年10月20日より、701系電車との併結運転が開始された[19]

500番台・SAT721系
※ 500番台車とSAT721系電車の車両運用は共通化されており、相互に連結しての運用もある。
※ P-501・P-503編成では側面のドアと窓の間と窓の下にステッカー型の広告が貼付されている。
※ 試運転で仙山線・磐越西線郡山駅 - 会津若松駅間)に入線した事例あり。
東日本大震災によって東北新幹線が運休し、それに伴って運転された臨時列車「新幹線リレー号」と臨時快速運用において、営業運転で東北本線(名取駅 - 福島駅間)に入線した[20]。この時500番台を全て連結した8両編成での運転が行われている[21]
※ 上記に加え、常磐線亘理駅 - 仙台駅間でも運用され、0番台との混結運用も行われていた。当初、行先表示器は「臨時」を掲示していたが、後に0番台ともにデータ更新が行われ、亘理を表示するようになった。2011年10月に仙台空港線が完全復旧・運転再開し、2012年現在は719系が常磐線の運用の一部を担っているため、以降は500番台・SAT721系は入線していない。

脚注

注釈

  1. ^ 本形式は3ドアセミクロスシートで製作されているため、一般的には近郊形にカテゴライズされるが、JR東日本ではE231系以降、普通列車用の電車の区分において一般形を使用しているため(一般形車両 (鉄道)を参照)、本稿では一般形とする。
  2. ^ 2007年11月6日に常磐線(新地駅 - 坂元駅間)で行われた合同異常時訓練で、故障のため緊急停車した651系電車をE721系電車が救援をするという想定で訓練が行われた。
  3. ^ 在来車の残り27両は水戸線・常磐線友部駅 - 原ノ町駅間で運用されている415系電車(1500番台)に置き換えられた。
  4. ^ 常磐線では、2007年3月からE721系電車2両編成で運転される列車が生じたが、後日、一部列車で455系電車6両編成に戻され、同年11月に改めてE721系電車4両に編成変更された。磐越西線では、E721系電車投入により捻出された719系電車が455系電車を置き換える計画で、2007年7月に一旦は置き換わったが、同年9月から翌年3月まで455系電車1編成3両が磐越西線の運用についていた。
  5. ^ 701系100番台が2010年12月のダイヤ改正に合わせて仙台車両センターから秋田車両センターへ転属となる補充用。

出典

  1. ^ a b c d レールアンドテック出版「鉄道車両と技術」No.116「JR東日本 E721系500代一般形交流電車の概要」記事。
  2. ^ a b c 日本鉄道車両工業会「車両技術」233号「東日本旅客鉄道(株) E721系0番代一般形交流電車」記事。
  3. ^ a b c 日本鉄道車両工業会「車両技術」232号「JR東日本 E721系500番代一般形交流電車」記事。
  4. ^ ネコ・パブリッシング『Rail Magazine』No.282 P60
  5. ^ JR東日本E721系一般形交流電車|JR東日本殿向|川崎重工 車両カンパニー
  6. ^ 「IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道」、『鉄道ジャーナル』2012年12月号(通巻554号)、鉄道ジャーナル社、p.69
  7. ^ 「青い森鉄道「青い森703系」を導入へ」 鉄道ホビダス 鉄道ニュース 最新鉄道情報 ネコ・パブリッシング 2013年10月17日
  8. ^ 『鉄道ファン』2007年3月号、交友社、2007年、p.66
  9. ^ a b c 『鉄道ファン』2007年3月号、交友社、2007年、p.69
  10. ^ a b c システム機器 (PDF) 富士時報 第80巻第1号(2007年)、富士電機
  11. ^ a b 『鉄道ファン』2007年3月号、交友社、2007年、p.67
  12. ^ E721系2連×5本が甲種輸送される - 『鉄道ファン交友社 railf.jp 鉄道ニュース 2010年9月9日
  13. ^ a b c 『日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録』42ページ
  14. ^ a b ジェー・アール・アール 編『JR電車編成表 2011夏』交通新聞社、2011年、p.27頁。ISBN 9784330212111 
  15. ^ 「東日本大震災による東北新幹線・在来線の被災状況」『鉄道ジャーナル』2011年6月号(通巻536号) p102, 鉄道ジャーナル社
  16. ^ 津波で横転の電車撤去 福島県のJR新地駅(msn産経ニュース2011年4月16日20:10)
  17. ^ 『鉄道ファン』2014年4月号、交友社、2014年、p.66
  18. ^ E721系が盛岡へ - 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース 2013年2月25日
  19. ^ E721系と701系が併結運転を開始 鉄道ファン・railf.jp
  20. ^ “「新幹線リレー号」運転 東北線福島―仙台間で” (日本語). 交通新聞社. (2011年4月12日). http://www.kotsu.co.jp/index.php?cID=1040 2011年4月18日閲覧。 
  21. ^ “新幹線リレー号<トレインブックス>” (日本語). トレインブックス. (2011年4月12日). http://www.train-books.net/news/?p=1011 2011年4月18日閲覧。 

参考文献

  • 菊池隆寛(JR東日本鉄道事業本部運輸車両部(車両開発)在来線車両Gr)『E721系0番台』「鉄道ファン」2007年3月号、交友社、2007年、pp.64 - 69

外部リンク