友部駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
友部駅
南口(2007年7月)
南口(2007年7月)
ともべ
Tomobe
所在地 茨城県笠間市友部駅前1-24
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 トモ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
3,547人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1895年明治28年)7月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 常磐線
キロ程 98.8km(日暮里起点)
岩間 (6.9km)
(4.7km) 内原
所属路線 水戸線
キロ程 50.2km(小山起点)
宍戸 (1.7km)
(-km) (内原)*
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
* 一部列車が常磐線に直通。
テンプレートを表示
北口(2009年2月)

友部駅(ともべえき)は、茨城県笠間市友部駅前にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)のである。事務管コードは▲421111[1]

乗り入れ路線[編集]

常磐線水戸線の2路線が乗り入れる。このうち常磐線を所属線とし[2]、水戸線は当駅を終点としている。なお、両路線ともJR貨物の第二種鉄道事業区間でもある。

常磐線の特急のうち、「ときわ」(土浦駅発着便と沿線イベントに併せて運転される臨時便を除く)の全列車が当駅に停車する。また水戸線の列車は日中を除き、常磐線の水戸・勝田方面と直通運転している。

歴史[編集]

当駅が開業したのは「日本鉄道水戸線」(現在のJR水戸線および常磐線の当駅 - 水戸駅間に相当)開業の約6年後で、「日本鉄道土浦線」の開通で当駅が東京方面との接続駅となるのは開業約4か月後である。当時この一帯は「西茨城郡宍戸町」の一部で、隣駅である宍戸駅は水戸線開通と同時に開業している。一方、当駅名の由来である地名「南友部[注釈 1]」は「西茨城郡宍戸町」の中の字名に過ぎず、水戸線開業時に駅が置かれなかったことからもわかる通り当時は発展した市街地ではなかった。しかし次第に交通の要衝として友部駅周辺が栄えるようになり、1955年には宍戸町を含む4町村が「友部町」として合併。それまで宍戸町の一部であった「南友部」の地名が、駅周辺の発展をきっかけに宍戸地区を含む自治体名へと逆転することになった。2006年には、笠間市岩間町と合併し、笠間市の代表駅になった。

年表[編集]

  • 2005年(平成17年)2月:旧駅舎が解体され、仮駅舎を設置。駅舎の新築工事が開始。
  • 2007年(平成19年)3月4日:橋上駅舎が使用を開始。発車メロディを坂本九の楽曲に変更。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。直営駅管理駅であり、常磐線の岩間駅 - 赤塚駅間および水戸線の福原駅 - 宍戸駅間の各駅を管理している。みどりの窓口指定席券売機Suica対応自動改札機設置駅。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 常磐線 上り 石岡土浦上野東京品川方面[3]
上野東京ライン
 
2・3 下り 水戸日立いわき方面[3] 主に2番線
3・4・5 水戸線 上り 笠間下館小山方面[3] 主に3番線
常磐線 下り 水戸方面[3] 水戸線からの直通列車。主に4番線。
  • 常磐線は1番線が上り本線、2番線が下り本線。水戸線の本線は3番線。上下本線の間に2本中線があるほか、5番線の外側に5本の側線がある。
  • 基本的には、2番線が常磐線下り、3番線が水戸線、4番線が水戸線から直通の常磐線下りである。3番線は常磐線下り列車の待避線および水戸線からの水戸方面行き、4番線は水戸線、5番線は水戸線と水戸線からの常磐線直通列車も使用できるが、いずれも使用する列車は少ない。
  • 1番線ホーム(上りホーム)に一台Suica対応グリーン券売機が設置されている。
  • 4・5番線は水戸線列車(水戸方面直通を含む)専用であり、ホーム有効長の関係で常磐線の10両編成は入線できなかったが、輸送障害時の常磐線列車の折り返し運転機能向上を目的として2017年にホーム延長工事が実施され、10両編成の停車も可能になった。[4]

発車メロディ[編集]

発車メロディは2007年3月4日から、笠間市にゆかりのある歌手坂本九の楽曲に変更された。

貨物取扱・専用線[編集]

JR貨物の駅は臨時車扱貨物の取扱駅となっており[5]、2014年3月15日改正時点では定期貨物列車の停車は設定されていない[6]

以前は専用線発着のコンテナ貨物も扱っており、本線の北側に沿って内原方面に伸びる引上げ線から、日本たばこ産業友部工場へ至る専用線が分岐していた。工場内の専用線の脇に貨物ホームが設置されており、コンテナ車にコンテナを積んだまま荷役作業を行っていた。かつては有蓋車で同様の輸送が行われていたが、1994年(平成6年)にコンテナ化された。その後、2012年3月17日の改正にて当駅でのコンテナ貨物取扱は廃止された。

また、駅北側にある太平洋セメント友部サービスステーションの貨車セメント荷役設備へ続く専用線もあり、セメント輸送が行われていた。また、改札口(旧駅舎)の西側に1面1線の貨物ホームがあった。

不定期であるが、当駅から機関車砂撒き装置に搭載するの発送がある。砂はトラ45000形に積まれ、関東地区の車両基地へ輸送される。車両基地構内には砂を積んだダンプカーを直接乗り入れにくいことから、このような輸送が行われている。

貨車入換作業福島臨海鉄道が受託している。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員3,547人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 3,903 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 3,781 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 3,649 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 3,578 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 3,614 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 3,615 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 3,569 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 3,658 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 3,705 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 3,573 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 3,501 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 3,461 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 3,576 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 3,636 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 3,596 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 3,608 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 3,531 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 3,547 [利用客数 1]

駅周辺[編集]

橋上駅となる前は1番線ホームに面した南側のみ駅舎があったことなどから、市街地はほぼ南側を中心に形成されている。市役所本庁舎の最寄り駅であり、商店や住宅が多い。他の公的機関や施設は笠間駅周辺に多く立地する。

北口[編集]

南口[編集]

路線バス[編集]

南口[編集]

系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
  住宅前 中央病院 茨城交通 土休日運休
  住宅前・中央病院・鯉渕営業所・若林 水戸駅 1日1本
  平町・旭台団地入口・鯉渕営業所・若林
  平町・旭台団地入口 鯉渕営業所 平日夜1本のみ
  平町・友部二中・旭台団地入口 友部駅 平日朝運転
  平町・旭台団地入口・友部二中 平日夕運転
  平町・県立こころの医療センター モノタロウ前 土休日運休
  柿橋 鯉渕営業所 平日朝1本のみ、学校休運休

北口[編集]

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
    工芸の丘陶芸美術館・笠間ショッピングセンター・笠間駅 友部駅 かさま観光周遊バス 月曜日運休(月曜祝日の場合は翌日)
工芸の丘陶芸美術館
工芸の丘陶芸美術館・笠間ショッピングセンター 笠間駅
  • 茨城交通の路線は旧茨城オートの路線
  • この他に、周辺のゴルフ場への送迎バス乗り場(10方面以上)がある。

隣の駅[編集]

※常磐線の特急「ときわ」の隣の停車駅は「ひたち (列車)」を参照。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
岩間駅 - 友部駅 - 内原駅
水戸線
宍戸駅 - 友部駅 (- 内原駅)

脚注[編集]

[ヘルプ]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 現在も当駅の北方に「笠間市南友部」として字名に残っている。

出典[編集]

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、[要ページ番号]ISBN 4533029809
  3. ^ a b c d 時刻表 友部駅:JR東日本” (日本語). JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2019年4月26日閲覧。
  4. ^ 会社発足30周年を迎えるにあたって別紙2(東日本旅客鉄道プレスリリース2017年3月7日、同日閲覧)
  5. ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 57頁。
  6. ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 131-132頁。

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]