回転SUSHI
回転SUSHI(かいてんすし)は、フジテレビ系列のバラエティ番組『はねるのトびら』内で放送されていたゲームコーナー。番組内では「かいてんずし」と読まれることが多い。
概要
外国人の多い街、東京・六本木にあるという設定の回転寿司屋で、外国人に扮したメンバーとゲスト(ただし2008年以降はゲストは本人役で出演するケースが多い)が、回転寿司のベルトコンベアから流れてくるネタ(料理・食材)を箸を使って口に運ぶというコーナー。2006年5月17日に初登場。好評につき、2006年・2008年の『お台場冒険王』、2007年の『ザ・冒険王』のコーナーとなっている。またこのコーナーがある場合、原則として番組の最初のコーナーとして放送している。2009年8月26日のみ番組の後半に放送した。
田村朋子プロデューサーの雑誌インタビューなどによると、それまでの『はねるのトびら』の要素(コントキャラクター、メンバーが体を張る企画)を組み合わせ、テンポのよい音楽などを加味して人気を得ることに成功した。このコーナーを番組冒頭に放送するようになってから、瞬間視聴率が劇的に上がったという(『キングコングのほにゃらじお』等で発言)。
基本的な流れ・設定
この回転寿司屋は「日本一箸の作法に厳しい店」という設定で、基本的に掴んで食べなければならないのはもちろん、箸でネタを突き刺す、箸で皿を寄せる、失敗した後の「ズル食い」は反則である。
外国人に扮した常連客と初期のゲストは、服装がそれぞれの国風で、喋り方も片言になっている。またスタッフも寿司屋の服を着ている。
常連客とゲストは基本的に「ヘイ、大将!」と言いながら来店。初期にはメンバーが揃うと大将の「ご注文は?」に対し、メンバー全員が「オ・マ・カ・セーッ!!」と叫ぶことで1皿目がスタートしていた。
2006年7月5日放送分からゲストの参加により、6人(7人)でネタを掴むため、1人当たりのネタを掴むエリアが狭まった(このため、罰ゲームやリアクションの時に衝突することが増えた)。
ネタが運ばれてくる時は『ミッキーマウス・マーチ』の替え歌(例:♪大トロ、大トロ、大〜ト〜ロ〜 ツカジョージ ツカジョージ ツカジョージという風に歌われる)が流れ、各メンバーが挑戦する直前に全員で歌う。
皿から落としてしまったり、自分の前(隣との境界である赤い線の範囲以内)を通り過ぎても掴めなかった場合は罰ゲームとして、店の奥から男性店員(若い衆)2人が出てきて、お客が椅子ごと回転させられてしまう。
初めて出たネタを1、2番目のメンバーが失敗してしまうと、他のメンバーと席替えすることが多い。全員がクリアしないと次のネタに行けない。2-3回失敗するとネタ切れで大将が次のネタを出す。2010年からはレギュラーメンバーの登場シーンは省略されている。
2010年からは数名がチームとして来店するため、メンバーとゲストが混ざって7人で挑戦。残ったメンバーは見学する。
ネタ
1皿目(初期はその限りでない)は高級なネタを使った握り寿司が登場する。ある程度放送回数を重ねた後は、スダチを搾るなどの手間を加える必要があったり、掴みやすいネタは倍速で流れるようになった(その際は歌う曲もテンポが上がる)。
主に2皿目以降はゲストの好物が登場(寿司でない場合が多い)。ゲストや宣伝する番組等にちなんだオリジナルの品が登場する場合もある。2008年頃からは皿自体も回転する「W回転」などで難易度が上がる工夫がされている。
後半は回によっては様々な趣向が登場する。
- 2006年には金萬福が作成したオリジナルの点心が登場(金本人も出演していた)。丸い形にしたり、あんかけで滑りやすくするなど非常に難易度が高かった。
- 1つの大きな皿に人数分のネタが入っていたり、七輪や鉄板に乗った焼き物、しゃぶしゃぶなど、全員で協力する流しそうめんも登場。
- スペシャルでは二者択一の福袋(一方に高級ネタ・もう一方に安価な食材が入っている)、新春スペシャルでは激辛ネタを食べたメンバーを大将が当てる演技力ゲームが恒例となっている。
最後の皿は果物やデザートが恒例だった。特に水分が多い果物は難易度が高い。
2006年12月20日放送分で発表された「取りにくい食材ベスト5」は以下の通り。
- 第1位 水餃子(後に研ナオコ扮するケンコンに攻略された)
- 第2位 柿
- 第3位 メロン
- 第4位 うずら卵のゆで卵(まるちゃん卵)
- 第5位 じゃがバター
本来のマナーとの相違
- 本来は不作法とされている顔を皿に近づける「犬食い」は容認されている。
- 本来の寿司屋の作法では箸を使わずに手で食べるのが正しいし、そもそもレーンから皿を取らずに直に料理だけ取っているので、回転寿司屋としての作法も破っている。
- デザートや果物などを箸でつかむのは本来マナー違反である(放送でも常連客に指摘されている)。
影響
カジカラス曰く「箸を使いたがらなかった子供達が、このコーナーを見て使うようになった。」「教育的コーナー」(2006年8月16日放送分より)。
また、メンバーやゲストが嫌いな食材も食べることで「好き嫌いなく食べる」という教育効果もある、とされている(2006年11月15日放送分など)。
レギュラー出演者
- 大将(西野亮廣)、 日本
- マスクメロンなどの難関を出す時やメンバー同士の結束が乱れると、「笑顔で帰ろう!!」というキャッチコピーでメンバーを奮起させる(2007年1月3日放送分は、番宣をしていたドラマが番組の直後だったため、「笑顔でドラマを見よう!」と発言した)。
以下の常連客はすべてボケ担当である。
- ツカジョージ(塚地武雅)、 アメリカ合衆国
- 登場時のネタ - 2006年:日本史の出来事(江戸時代系が多い)(関税自主権の回復、桜田門外の変、目安箱の設置、ええじゃないか運動など)→2007年前後:自身の家計報告(8人目子供が出来た、など)→2008年:一発ギャグ(自身の持ちネタ)、あるあるネタ
- 入店時は、明るく「ヘイ、大将」と挨拶する。衣装は白いスラックスにピンク色のジャケットと、星条旗や自由の女神をあしらったネクタイ。
- 最初になることが多いためか、密かに安定した実力を誇る。そのため、彼が成功するか否かで難関食材かどうかを判断することが多い(そのため、彼が失敗した次はたいてい大規模な席替えをしている。次の先頭はカジカラスが多いがゲストの箸使いがうまい場合やゲストに食材が回っていない場合などはゲストが先頭になることもある)。また、体重が重すぎるためかたまに罰ゲームを喰らっても大して回らない(が、2時間スペシャルでは思い切りぶん回された)。
- イタチャイ(板倉俊之)、 アメリカ合衆国
- 登場時のネタ - 道路交通に関するもの(羽田空港周辺の複雑な道路構成、溜池交差点の警察官の異様な数、五十日の渋滞、青山1丁目-西麻布間にある信号の間隔の短さ(200m)、国道246号渋谷付近の工事が始まった、など)でイタチャイが不運にあったこと。)→2007年現在:様々な都市伝説(世界の天気は大橋巨泉が決めている、など)、ミニ情報。
- 入店時は、不機嫌そうに目を伏せながら文句をブツブツとつぶやいている。衣装は白いインド風の服にターバン。
- プレッシャーに弱いのか、「一度大失敗したネタはもう掴めない」というジンクスを持つ。そのためか彼が失敗しても大規模な席替えは行われないことが多くせいぜい後ろに回されるくらいである。。回す店員の右ストレートを目に喰らったり、若い衆として佐々木健介が登場した時は関係がない時もかなりの強さで回されたり、また若い衆に違う人が失敗したからちゃんと回せよと言ったのにも関わらず、それが逆に関係の無い自分が回されたりするなど、つくづく不運な人(若い衆には自分が回して欲しいと聞こえていると言う可能性もある)。なお、「イタチャイ」という名前自体は、深夜時代に同名のキャラが存在する。
- アブチャン(虻川美穂子)、 中国
- 登場時のネタ - 商店街で顔(の鼻の周りが多い)が「芸能人に似てる」と言われた芸能人の名前。→2007年前後:自身の恋人「J太郎」についての情報 →2008年現在:(虻川本人として)モテない・仕事がパッとしないことへの愚痴
- 入店時は、まず「タイショ〜ウ」と声をかける。衣装は赤系のチャイナドレス。髪にも赤い髪飾りをつけている。
- 安定した箸使いを誇り、難関のマスクメロンの成功率も高いが、箸先を短く持つ癖があり時折他のメンバーにクレームをつけられる。難関の食材の際は後方にいることが多いためか、罰ゲームを受ける回数は箸使いが1番うまいとされるカジカラスよりも少ない。昔から、中森明菜のファンらしい(が、本人が来た日にはファンだという事でその日に限ってかなり動揺してしまい、2回同じネタで失敗してしまう)。
- 最近は上記のものも含め、ゲスト関連で貧乏くじを引くことが多い(久本雅美がゲストの際にはすしネタでの失敗を見せた。また美人女優や子役に対して強いひがみを見せるため男子メンバーに煙たがられている。菊川怜がゲストの際には僻みを見せすぎたためにレギュラーを外されそうになり、また、伊藤綺夏がゲストの際には怒らせてしまい、集中非難されたために何がほしいと聞き、物で機嫌をとろうとする羽目になる等)。
- カジカラス(梶原雄太)、 メキシコ
- 登場時のネタ - 初期:スポーツ系のネタ→2006年10月-12月:カジカラスが最近馴染んだ事(「笑点」メンバーに春風亭昇太が加わったこと、キングコングの「笑っていいとも!」のレギュラー曜日が火曜日から木曜日に移動したことなど)。→2007-2008年現在:最近の芸能界の分析情報(堂本剛より光一のほうがボケてる、など)、自身や家庭内の話(十円ハゲが出来た、夫婦ゲンカなど)。
- 入店時は、なぜか必ず大笑いしている。衣装はポンチョとソンブレロ。店内でもソンブレロはかぶったまま。
- 自称箸の名手であるが、自分の技「皿すべり」がマスクメロンに対して通用しなかった時以来、罰ゲームを受ける回数が多くなっている。また、対メロン技「ネタとばし」を編み出したが、他のメンバー(特にマツリーヌ)から凄まじい非難を浴びた(正式な箸作法上はOKらしいが、行儀は悪いため現在は禁止行為)。また、箸使いだけでなくトークでも調子に乗った言動が多い。なお、本コーナーがスタートして初めて罰ゲームを受けたのもカジカラスである。また、イタチャイ曰く「ガラスのハート」らしい。好き嫌いがあり、本人曰く「人参」「トマト」「グリーンピース」は嫌いらしい。しかし、難関食材の成功率は高く、最初に水餃子をクリアしたのも彼である。
- なおカジカラスという名前は2003年のコント「イタカラス カジカラス」で登場しているが別のキャラクターである。
- アキバチョフ(秋山竜次)、 ロシア
- 登場時のネタ - 最近覚えた日本語(実に奇妙なチョイスであり、くもん、大塩平八郎の乱、つるピカハゲ丸、ジャスコ、ファイティング原田、肉のハナマサ、新日鉄旧八幡製鐵所、水島コンビナート、ホルモン道場など)。→2007年:自身のバンドや劇団報告、店外にいる子供などとケンカしているふり →2008年 特に何もなく、唐突に寿司ネタを注文するなど。→2009年・自身作のおすしのうた
- 5人のレギュラー陣の中では最もまともで静か(そしてシュール)な方。衣装は深緑色のロシア風衣装(ルパシカ)に黒い毛皮風の帽子。
- 実は、箸使いが下手(キャラとしてではなく、秋山自身の箸の持ち方が変な為)で、横でずっと見ていたカジカラスに指摘されたことがある。アキバチョフの服は箸を拭きやすい素材らしい(行儀は悪い)。1秒あたり300回拭いているらしい。ただ、拭きすぎて墓穴を掘ることもしばしば。席順が毎回後ろなので目の前を料理が流れず、箸を使う機会がないこともある。また、時に箸を鳴り合わせることもしばしば(当然違反だが、あまり言及されていない)。また、ゲストが女性アイドルや女優の場合、失敗した後にたまにセクハラ行為をする。だがその後、自分がミスを犯した場合は回転 + ペナルティータックルを受けるオチが何度かあるらしい。
- 1皿目での席順
ツカジョージ→イタチャイ→アブチャン→カジカラス→アキバチョフ→ゲスト(2006年7月5日から、店に入って来るのもこの順番である)
若い衆
- 初代: 第1回-2006年末まで登場。上半身裸のマッチョな日本人2人組。
- 2代目: 第17回(2007年1月3日)-第27回(2008年1月1日)に登場。同じく上半身裸のマッチョな日本人2人組。チンピラ風で、より強力な回転やラリアットなどが入るようになった。
- 3代目: 第28回(2008年1月30日)から登場。外国人2人組。1人がイス回しを担当し、もう1人は外国語で大声で罵る。一人だけで回すのであまり回転はしない。
- 第31回(2008年5月7日)から回す役が元力士の星誕期に交代した(が、番組内で特に触れられたことはない)。
- また、最近はキングコングの同期である平成ノブシコブシが若い衆を務めている。その際、どん底芸人と紹介されている。
基本的に芸人以外のゲストには手加減するが、それに関して文句をつけた場合、文句をつけたメンバーが何故か回されることがある(イタチャイが主な被害者)。
回によっては特別な若い衆または罰ゲーム執行者が出演することがある。
放送リスト / ゲスト
2006年7月5日からはゲスト席を作り、新たにレギュラー5名 + ゲスト1人(1組)となった。その際ネタもゲストに関わりの物となっている。また同年10月25日からは最初に普通の寿司が、最後にデザートが来るというパターンが廃止されたため、最初からより掴みにくい食材(ネタ)が登場することもある。
2006年
- 5月17日
- 難関ネタの枝豆や水餃子が登場。
- 5月24日
- ツカジョージが水餃子で3回連続失敗。
- 6月14日
- この日は番組冒頭に放送されなかった(クイズ!ヘキサゴンIIとの連動企画で、ヘキサゴンに出演したメンバーと島田紳助のトークを放送したため)。
- 難関のバナナが登場したが、カジカラスが攻略法を開発。
- 6月21日
- カジカラスがマスクメロンで2回連続失敗。
- 6月28日
- アブチャンが一度落としたマスクメロンを拾って食べヒンシュクを買う。
- 7月5日 マツリーヌ(松たか子)、 フランス
- 「ブレイブ・ストーリー」の宣伝で「女優生命の危機を省みず」登場。メイクも何もさせてもらえなかった為か、見た目は日本人(素のまま)として登場。
- カジカラスの中トロの「ネタとばし」を一番非難していたが、マスクメロンの時に自分もやろうとした。しかし失敗し回されてしまい、中トロしか食べられなかった。
- マツリーヌの好物のネギタン塩で、カジカラスが熱すぎて口から吐き出すハプニングで2回ミスし、食べられなかったマツリーヌを落胆させた。
- 7月12日 ケンコン(研ナオコ)、 ケニア
- 見た目の外国人化に極めて違和感が無かった。恐るべき箸使いを誇り、レギュラー陣が苦しんだ水餃子を簡単にクリア、他のメンバーをクリアへ導くというコーナー始まって以来の大快挙を成し遂げたが、自らがリクエストしたフォアグラは順番が廻ってこなかった為、食べられなかった。
- 8月23日放送分以降ではケンコンのリアルな銀色の銅像が登場し、掴みにくいネタが出る度にレギュラー陣から「ケンコン様!我に力を!」と崇められ神的存在になった。
- ちなみに銅像はパーフェクト達成者を称えるものだが、実は最初に出たイカを箸で突き刺そうとするボケを演じたため回された(12月20日の未公開集で放送)。
- 2007年8月15日放送の未公開トークで、収録に長女(顔出しなし。研のメイクを手伝った)をスタジオに連れて来ていたことが明らかに。
- 7月19日 ザビエル(ウエンツ瑛士)、 スペイン
- 白桃に苦しんだレギュラー陣(特にツカジョージ)を非難し、「食べられなかったらパンツ一丁で土下座」という条件で先頭に立って挑むが失敗(しかも皿を寄せる、白桃を刺すというズルも見せた為に、レギュラー陣からかなりの非難を浴びた)。結局パンツ一丁のまま「ブレイブ・ストーリー」の告知と宣伝をした。
- なおザビエルのキャラクターは2005年9月6日放送のコーナー「新説・幕末」にゲスト出演した時に演じたのと同じである。
- 回転SUSHI お台場店(8月9日)
- 挑戦者は大将&アナウンサー軍団(中野美奈子・渡辺和洋・本田朋子・川端健嗣)、 日本・フジテレビ
- お台場冒険王の「回転SUSHIお台場店」を舞台に、レギュラー5人のそれぞれの国のネタ(といっても、殆どイタチャイの「カレーのジャガイモ」で終わってしまった。結局ツカジョージ、アブチャンのネタは出されなかった)を大将が掴むという立場逆転バージョン。
- ゲストとして人気アナウンサー4人も出場したが、本田アナと大将以外は全員回された上に、中野アナは通り過ぎたネタを箸で引き寄せて食べるという、アナウンサーらしからぬズルをし、渡辺アナから「中野はジャガイモを落としてもいいけど、好感度は落とさないほうがいい」と突っ込まれた。
- 8月23日(2時間スペシャル) カトチャン(加藤茶)、 中国
- 8月30日 ヤマニョリータ(山下智久)、 スペイン
- 「女子バレーボール ワールドグランプリ」の宣伝で登場。ヤマニョリータの元ネタは「抱いてセニョリータ」から来ているらしいが、本人は本名だと言っていた。店内に入って早々、カッコ良すぎる告知をしてメンバー全員に反発された。左利きのためか寿司を口に入れる向きが逆になり、エビを尻尾から食べる羽目になった。最初はマツリーヌ同様、服以外は素のままで登場したが、最後のネタである紅マンゴーでミスをしてしまった為、つけ鼻を嫌々ながらも付けられた。それなのに、1回目と同じシチュエーションで失敗。金萬福のオリジナルメニュー第2弾では、特別な箸技(本来はルール上禁止だが金萬福のメニューがあまりにも滑りやすいため、両手箸で横から挟んで食べる方式にした)を編み出したカジカラスと共に見事成功したが、アブチャンがミスをしてしまう。
- 9月6日 ユースケ・ナカヤマ(ユースケ・サンタマリア(本名は「中山裕介」))、 日本
- 映画「UDON」の宣伝で登場。外国人の来る寿司屋という設定を無視した独りよがりな設定で登場し、メンバーを引かせる。箸の使い方はアキバチョフより下手。また、途中のトークでウソを連発したため、一時退店処分を受けた。また、「UDON」繋がりでメニューにも映画と同じ製麺所のぶっかけうどん(卵入り)が登場した。
- 10月4日(2時間スペシャル) タマソナ(中村玉緒)、 韓国
- 「CRぱちんこ冬のソナタ」がきっかけでヨン様にハマり、韓国人として登場。最初は箸使いの荒い部分もあったが、最後のネタである難関の柿に対して、箸を一回転させて口に運ぶという奥義・タマソナスペシャルを披露し、カジカラスを動揺させた。また、中村玉緒の昔のCMに因み、特別ネタ「マロニーのポン酢がけ」が登場(タマソナ自身は成功したが、「箸使い」というよりも、「口使い」がうまいと言われた)。
- 全員でマロニーのCMの踊りをし、キレが悪かったイタチャイが若い衆に回される。
- 10月25日放送分から、タマソナスペシャルが評価され、ケンコン銅像に代わり金色のタマソナの銅像が作られた(タマソナスペシャルを再現し、手首が回転する)。
- 罰ゲーム担当の若い衆として佐々木健介と弟子の中嶋勝彦が登場し、セットを破壊せんばかりの強力な「回し」や「ラリアット」を見せた。
- 10月25日 まるちゃん・たまちゃん(森迫永依・美山加恋)、 日本
- ドラマ『ちびまる子ちゃん』の番宣で登場。たまちゃんがツカジョージのファンであることを告白。が、ツカジョージをはじめレギュラー陣(アブチャン・アキバチョフを除く)にミスが多く、2人に呆れられる。
- まるちゃんは「回される」のがお気に入りらしく、最初にツカジョージが回されるのを見て激しくうらやましがり、その後も回されるメンバーのすぐ横で「楽しそうだなー」を連発していた。
- 最後のネタである杏仁豆腐(金萬福によるオリジナル料理)ではまるちゃんも失敗したが回される前に謝ったので店員も手加減して回転を楽しんでいた。また今回は、パーフェクト達成はできなかった。
- まるちゃんはドラマよりも強烈なキャラであり、レギュラー陣が失敗する度にあまりにも文句を言い続けるため「お前先頭に立ってみろよ!!」と大人達を本気でキレさせてしまう。極めつきにイタチャイが「唯一の嫌いな物が腐った大人達になってしまった」とまとめてしまう。また、それに比べてたまちゃんは少し遠慮がちで静かであった。
- 11月15日 大泉洋、 日本
- ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(ツカジョージ=塚地も出演)の番宣で登場。山本圭一の不祥事で急遽代役に起用された塚地を救世主と呼んだ。
- マスクメロンとイベリコ豚で作られた東京タワーを模した料理と(1皿目)、こちらも東京タワーを模した縦長のじゃがバター(2皿目)を、両方とも倒してしまった(あくまで難関食材を食べるための戦略なのだが、番宣としては極めて縁起が悪かった。東京タワーを模した料理はクリアしたが、じゃがバターは失敗した)。
- ジンギスカンで前のレギュラー陣5人が肉をすべて食べてしまい、大泉にはキャベツしか回ってこなかったことに対して文句を言った。
- 2.に対して大将が大泉の嫌いなカボチャを出したことに再び文句を言った。
- といった行動に対し、レギュラー陣6人(特にイタチャイ)から激しく非難され、その結果、ドラマのプロデューサーや嬬恋の皆さん(キャベツの産地)、北の大地(ジャガイモやかぼちゃの産地)に謝る始末であった(カボチャが出されて激怒したためか、ハロウィンにも謝らされかけた)。
- 上記のことから、回転SUSHIゲストの中でも、退店処分を受けたユースケ・ナカヤマに匹敵するほど扱いがひどかった(未公開シーンではあまりに扱いが酷い事に激怒して自分から捨て台詞を吐きながら退店してしまう程)。
- 11月22日 ロンドンブーツ1号2号(田村淳・田村亮)、 日本
- 『はねるのトびら』の次の番組『ザ・ベストハウス123』の番宣で登場、田村淳はこのコーナーにずっと出たがっていたという。
- 今回は『ザ・ベストハウス123』にちなんで「冬のご馳走ベスト3」として、蟹しゃぶ(単につまんで食べるのではなく、蟹の殻の部分を掴み、手元の鍋でしゃぶしゃぶし、皿の上にあるポン酢に漬けて食べるという手順を要する“時間的に”難しい食材。なお、大将曰く「さっきまで生きていた」ため、しゃぶしゃぶしなくても十分食べられたらしい)・おでん大根(箸で刺してはいけないのでこれも難関)が登場したが、主にツカジョージが足を引っ張り、パーフェクト達成は出来なかった。ちなみに田村淳は蟹しゃぶで右利きなのに左手で挑戦し、成功したため、他のメンバーから驚かれていた。
- また、「箸で取りにくい食材・BEST3」を紹介し(下記参照)1位に選ばれた水餃子が久々に出された。これは、蟹しゃぶ・おでん大根を余裕でクリアした上、トップバッターであった田村淳が、ケンコン・タマソナに続く自らの銅像化を賭けて自信満々に挑戦したものの、失敗に終わった。
- 箸で取りにくい食材・BEST3
- 水餃子(ケンコンの導きで初クリアした食材であり、レギュラー陣5人を最も苦しませた食材でもある)
- うずらのゆでたまご(2006年10月25日放送分で登場、まるちゃんの顔を模した飾りつき)
- じゃがバター(2006年11月15日放送分で登場、東京タワーをイメージして縦長)
- 12月13日 ヤクマール(薬丸裕英)、 アラブ首長国連邦
- 12月20日(クリスマススペシャル) スズキチョフ(鈴木拓)、 ロシア
- 過去の名シーンと取りにくい食材ランキングベスト5(前述)が紹介された。
- 出番の少ない鈴木が人気コーナーに挑戦する企画で、鈴木がスズキチョフに扮して(といっても、その姿はサンタクロースで、なおかつ他のメンバーは普通の衣装をしていたので出ていない)、取りにくい食材No.1である水餃子に挑戦したが、つかめず失敗した。その際、「視聴者の皆さん! これ普通につかめると思ってるでしょ? ふざけんなバカヤロ!!」と暴言を吐き、メンバーから激しく突っ込まれた。
2007年
- 1月3日(2時間半スペシャル) 唐沢寿明、 日本
- この直後に放送された新春ドラマスペシャル『明智光秀〜神に愛されなかった男〜』の番宣で登場。なお収録は唐沢のドラマの撮影の合間を取り、京都のホテルの一室で撮影した。
- 正月にちなんでおせち料理の黒豆、明智光秀にちなんで兜形のステーキ(アスパラガスで作った刀が添えてあり、それを食べなければステーキを取ることが出来ない)、織田信長のデザインのうずらの卵などが流れた。
- 正月特別企画として「トロシアンルーレット」(6個のうち1個のトロの握りに通常の30倍のワサビが入っている、それを誰が食べたのか大将に当てられなかったら100万円)で、最初はツカジョージの不甲斐ない演技であっさりバレたものの、泣きの一回に唐沢がワサビに当たったが、役者魂と金欲を発揮し隠し通した為、100万円を獲得した。
- 罰ゲーム担当の若い衆が交代した。
- 1月17日 アキナチョフ(中森明菜)、 ロシア
- 放送当日に発売のベストアルバム・ライブDVDの宣伝で登場。深夜時代からのはねトびファンで本来は純粋なコントに出たかったと語り、東北訛りのロシア人という特異なキャラを演じる。最初は付け鼻をつけていたが、アブチャンの意向で外された。
- 罰ゲーム担当のチンピラ系若い衆(2代目)の一人が中森のファンという設定で、中森に握手を求め、さらに回転の時は強烈な回しをするはずが優しく回したり、2度目は失敗をしたのに回されずにすんだ(この際、イタチャイが1度目は「ちゃんと回せよ」と文句を行って若い衆にボコボコにされたり、2度目はちゃんと回すと約束したのにも関わらず、回されたのは結果的に文句を言っていたイタチャイだった)。
- なお中森は、2007年1月15日の『HEY!HEY!HEY!』のコーナー「HEY!HEY!HEY!テレフォンボックス」のコーナーに出演していたが、この時にも回転SUSHIのメンバーが少しだけだが出演した。
- 1月31日 マチャミンモンロー(久本雅美)、 アメリカ合衆国
- 登場からいきなりマチャミネタ全開で登場。連発するネタがあまりに下品すぎたため、登場の時から全員に突っ込まれた。
- アブチャンは女性お笑い芸人の先輩であるマチャミンにいろいろと世話になっているため、彼女にいいところを見せようとしていたが、かえって緊張してしまい、失敗を連発した。『笑っていいとも!』『メレンゲの気持ち』で共演していたカジカラスは普段は非常に暗いことを暴露される。
- 全員で1粒ずつ取るネタの1つに節分豆があったが、これを先頭で失敗したカジカラスが罰を受けた際、マチャミンが所属するWAHAHA本舗から梅垣義明がいつもの格好で登場し、自らの鼻の穴に押し込んだ豆を飛ばしてカジカラスの口に放り込むという罰ゲームが登場。さらに、その後の蜜リンゴでも梅垣が口に含んだリンゴを食べさせるという罰を受けさせられた。オマケに口づけまでされてカジカラスは災難の連発だった。なお、アキバチョフのみネタが1つも目の前に来ないまま、この回は終わった。
- 2月28日 キクカーン(菊川怜)、 モンゴル
- 映画「蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜」の宣伝で登場。菊川の容姿が綺麗であるという事を理由に、この回はアブチャンはキクカーンに嫉妬していて、リアクションの声がうるさかった。この回、菊川が納豆クイーンに選ばれたことと、自身の家のオリジナル料理、「トマっとう」なるものが出されたのだが、つかめず失敗した。その上、放送日が誕生日という事でショートケーキ(周りのセロファンを箸で剥がして食べる)が出されたのだが、イタチャイ、カジカラスがミスして結果的に食べられなかった。
- また、カジカラスがトマト嫌いである事が判明(まるちゃん、たまちゃんがゲスト出演した10月25日放送分でも人参が嫌いである事も判明している。)し、この回はアブチャン以外の全員が回しの対象になった。
- 4月4日(2時間スペシャル) 志村けん、 日本
- 4月25日 カンノパトラ(菅野美穂)、 エジプト
- 知り合い(自分)が主演を務めるドラマ『わたしたちの教科書』の番宣で登場。全身ゴールドの派手な衣装で登場したため、メンバーはかなり驚いていた。女優であるためか、登場時に火曜サスペンス劇場のテーマ曲(ただし効果音は自分の声)で登場した。事前に練習をしていたため、ちくわぶ以外は全部成功した。ちなみに、ちくわぶでアキバチョフがミスをして回された際、カンノパトラに対してあまりに変態的な行動をとったために、大将やカジカラスにボコボコにされてカツラが取れてその後、席を離した。しかし、その後にまたちくわぶが出されカンノパトラがミスをすると、今度はツカジョージまでもが抱きついてしまい、最後は一触即発状態で終わった。またカジカラスや同じ埼玉出身のイタチャイも多少カンノパトラに対してメロメロにはなったが、セクハラ行為はとらなかった。
- 6月13日 ちびまる子&お父さん(伊藤綺夏・三村マサカズ)、 日本
- 『まるまるちびまる子ちゃん』の番宣で父娘そろって来店。まる子は「ガバショ」を知っているほどのはねトびファンだったが、イタチャイとカジカラスがミスした高級ピーナッツで失敗。しかし「子供の失敗の責任は親がとるべき」としてお父さんが代わりに回された。また、ピーナッツではカジカラスはネタとばしを再び使ったが失敗して回される。
- 8月8日 アイブチャン(相武紗季)、 中国
- 『牛に願いを Love&Farm』の番宣で登場。名前と衣装がカブっていたため、アブチャンからクレームをつけられた。回転SUSHI史上初めて、品物を回転させない物(流し素麺)が登場。失敗したため全員が一斉に回された。そしてまたしてもアキバチョフがセクハラ行為をとろうとしていた。
- 9月12日 ベッキー、イギリス
- 11月14日 優香 (2007年11月14日出演)、 日本
- ドラマ『美味しんぼ』の番宣で登場。最初、本人はドラマのヒロイン役の「栗田ゆう子」として出ていたつもりだが、周りからは普通に「優香」として見られていた。
- 全員参加の流しそうめんで優香が失敗の原因をツカジョージに「太った人がバクバク食べなきゃ」と責任をなすりつけ、ツカジョージが新キャラ「バクバク」として他のメンバーの皿まで食べる暴走を演じた。
- 11月28日 ワカヤンクン(井上和香)、 タイ
- 露出度の高い民族衣装で登場。実家の料亭で一番好きな揚げサトイモのあんかけで失敗した挙句、アキバチョフに抱きつかれて止められた。その後、アキバチョフは最後のメニューの「おっぱいプリン」で食べる際にイヤらしい箸のつかみ方をした後に失敗し、回す2人組からは回す前に頭を叩かれ、さらには無残な止め方をされるオチを出した。
2008年
- 1月1日(2時間スペシャル) 井上真央・柳葉敏郎、 日本
- 1月6日放送のスペシャルドラマ『あんみつ姫』の番宣で登場。
- 当初は「あんみつ姫」と「あわの団子の守(お殿様)」というキャラクターで進行していたが、一皿目が終わった時点で両者とも自分のキャラクターに変更した。
- ネタでは最上級越前ガニの握りや皿自体がモーターで回転するお節料理などが流れた。その際井上が取り損ねた皿を、柳葉が箸を使って井上の方に押し戻そうとするズルを犯したため、柳葉はテレビの前の娘に謝罪した(回転させられたのは井上のみ)。
- 正月特別企画として福袋(2つの福袋のうち1つに高級食材・もう1つには安価な食材が入っており、当然とり損ねたら回転)や「カラシアンルーレット」(7個のうち1個のウニの軍艦に激辛のカラシが入っている、それを誰が食べたのか大将が当てられなかったら100万円)が流れた。福袋では、カジカラスと井上のみ高級食材を当てた。柳葉は安価な食材としての豆を取り損ね回転させられた。また、カラシアンルーレットでは、激辛の軍艦が井上に回り、井上は涙目になり話せなくなったためあえなく大将に当てられた。以前「オシャレ魔女 アブandチェンジ」で大敗したこともあり、井上は「はねトびに来ていい事がない」と発言した。ちなみに、若い衆はまた正月飾りをつけての登場だった。
- この回以降、ゲストが日本人の場合は、表示される国旗は日本で、登場する際の名前も芸名になっている。
31.4月2日(2時間スペシャル) 長澤まさみ・瑛太、 日本
- 『ラスト・フレンズ』の番宣のために出演。ドラマ収録現場で流行っていた『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)』の歌で盛り上がる。非常にテンションが低くこのコーナー向きではないと自虐的な発言をした瑛太が時折急にテンションを上げて笑いを取る。全員が同じ鍋を使う鯛しゃぶや、スペシャル恒例の福袋が登場。また、この回から、水川あさみの出演回までゲストが回されなかった。
- 秋山も出演している映画『デトロイト・メタル・シティ』をPR。2人でクラウザーさんの面をつけて息の合ったサイレントコントを演じた。ドラマで共演した時、秋山が恋人に配慮して加藤とのキスシーンを断ったことを暴露される。
- 全員で1杯のかき氷を食べ切るチャレンジがあり、失敗した1回目で大将の判定が厳しすぎると常連客が抗議し、2回目では全員が大量にこぼしながら食べるボケを演じた。
- ハロウィンにちなみジャックランタンのかぶりもので登場。しかし顔が見えないのでジャックランタンを取ると、ジャックランタン風の目出し帽を被っていたというオチをつけた。プライベートでBONNIE PINKを交えて塚地と会ったことを暴露。塚地がまたメンバーに黙っていたことやBONNIE PINKに下心がありそうなことが槍玉に挙げられた。これらのトークのせいでドラマ『Room Of King』の番宣がほとんどできずに終わった。マツタケの炭火焼きとピオーネでアキバチョフが連続ミス。パスティッチーニ(プチケーキの盛り合わせ)がW回転で登場。
- 「スターだらけの大運動会」で負傷し入院したツカジョージが欠席。
- アキバチョフが来店時に「寒ブリある?」とボケのつもりで言ったが、実際に1品目で寒ブリが出された。
- ベッキー以来の宣伝のないゲスト。サンタクロースの衣装で登場。井森がアッキーナにちなんでミユッキーナを名乗り、2009年はこのコンビで活動すると強引にアピールしたが、南の父親と同い年・母親より年上であることが発覚するなどで相手にされず。井森がベテランの芸や料理を貪るように食べる姿で終始メンバーを爆笑させた。井森の出身地・群馬県の食材で統一したすき焼きを全員で食べ切るチャレンジが登場したがアキバチョフがミス。
40.12月24日(クリスマス2時間SP) マリエ・DAIGO、 日本
- ツカジョージが負傷する前に収録されたもので、今回は出演していた。
- 前回に続きゲストの宣伝は無し。トラフグの握りではマリエがネタだけを取りDAIGOが残りのシャリを食べる珍妙な連携を見せた(失敗ではないため回されず)。クリスマスにちなみチョコレートファウンテンが登場。また過去2回の新春SPと同様にカラシアンルーレットを行い、カラシで作ったモンブランを食べたマリエが涙目になり大将に見破られた。若い衆がサンタクロースの格好で登場。
2009年
- 1月14日 山田優、 日本
- 2月25日 ローラ・チャン/アグネス・チャン、 中国
- 4月22日 堀北真希、 日本
- 5月27日 加藤あい、 日本
- 7月15日 上戸彩、 日本
- ドラマ「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」の番宣で来店。
- 8月26日 北川景子/貫地谷しほり、 日本
- ドラマ「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」の番宣で来店。この回のみ番組の後半に放送したのは初である。
- 10月28日 吉高由里子/東幹久、 日本
- ドラマ「東京DOGS」の番宣で来店。