J1リーグ
J1リーグ | |
---|---|
加盟国 | 日本 |
大陸連盟 | アジアサッカー連盟 (AFC) |
開始年 | 1993年 |
参加クラブ | 18 |
リーグレベル | 第1部 |
下位リーグ | J2リーグ |
国内大会 |
天皇杯全日本サッカー選手権大会 FUJI XEROX SUPER CUP |
リーグカップ | ヤマザキナビスコカップ |
国際大会 | AFCチャンピオンズリーグ |
最新優勝クラブ | サンフレッチェ広島 (2015) |
最多優勝クラブ | 鹿島アントラーズ(7回) |
テレビ局 | スカパー! |
公式サイト | Jリーグ公式サイト |
2016年のJ1リーグ |
J1リーグは、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)における1部リーグのことを指す名称である。
Jリーグは1993年から1998年までは1部のみの「Jリーグ」として最大18チームで開催され、1999年からの2部制導入に伴いJリーグ ディビジョン1(J. League Division 1、略称:J1)に移行、2015年に名称が変更された。
本項目では、便宜上1部リーグ時代の状況を含めて記すこととする。
概要
Jリーグヤマザキナビスコカップ、天皇杯と並び、日本の国内3大タイトルとされる。毎年早春(1993年シーズンのみ5月)に開幕し、晩秋から初冬の時期までリーグ戦を行う「春秋制」を採用しており、3大タイトルの中ではナビスコカップの後、天皇杯の前にタイトルが決まる。
J1リーグ戦の開催方式は#開催方式を参照のこと。なお、2015年シーズンから2ステージ制を採用している。
リーグ開始当時はJリーグ協賛スポンサーの最上級カテゴリーに当たる「ステージスポンサー」としてサントリー株式会社と、日本信販株式会社(現・三菱UFJニコス株式会社)が就任。第1ステージ(リーグ前半戦)を「サントリーシリーズ」、第2ステージ(後半戦)を「NICOSシリーズ」と、ステージごとにタイトルスポンサーをつけて開催。年間決勝戦のチャンピオンシップもサントリー株式会社の協賛による「サントリーチャンピオンシップ」として開催された[1]。
2015年より明治安田生命保険相互会社とJリーグ全体のタイトルスポンサーとしての契約(Jリーグタイトルパートナー契約)を締結し[2]、リーグ戦の名称を「明治安田生命J1リーグ(MEIJI YASUDA J1 LEAGUE)」とすることとなった[3]。
所属クラブ(2016年)
- 太字は2016年シーズンからJ1に昇格したクラブ。
- J1連続在籍年数は最後にJ1へ昇格してから。
クラブ名 | J1通算 在籍年数 |
J1連続 在籍年数 |
J1昇格 回数 |
J2降格 回数 |
3大タイトル 獲得回数 |
---|---|---|---|---|---|
ベガルタ仙台 | 9 | 7 | 2 | 1 | 0 |
鹿島アントラーズ | 24 | 24 | 0 | 0 | 17 |
浦和レッズ | 23 | 16 | 1 | 1 | 4 |
大宮アルディージャ | 11 | 1 | 2 | 1 | 0 |
柏レイソル | 20 | 6 | 2 | 2 | 4 |
FC東京 | 16 | 5 | 2 | 1 | 3 |
川崎フロンターレ | 13 | 12 | 2 | 1 | 0 |
横浜F・マリノス | 24 | 24 | 0 | 0 | 6 |
湘南ベルマーレ | 10 | 2 | 3 | 3 | 1 |
ヴァンフォーレ甲府 | 7 | 4 | 3 | 2 | 0 |
アルビレックス新潟 | 13 | 13 | 1 | 0 | 0 |
ジュビロ磐田 | 21 | 1 | 1 | 1 | 6 |
名古屋グランパス | 24 | 24 | 0 | 0 | 3 |
ガンバ大阪 | 23 | 3 | 1 | 1 | 8 |
ヴィッセル神戸 | 18 | 3 | 2 | 2 | 0 |
サンフレッチェ広島 | 22 | 8 | 2 | 2 | 3 |
アビスパ福岡 | 9 | 1 | 3 | 3 | 0 |
サガン鳥栖 | 5 | 5 | 1 | 0 | 0 |
開催方式
1993-1998年のJリーグ、および1999年以降のJ1には「2ステージ制」の時期と「1ステージ制」の時期があった。
- 2ステージ制(1993-1995年、1997-2004年、2015年-)
- 1シーズンを2つのステージに分けて行い、第2ステージ終了後に両ステージの優勝チームによるJリーグチャンピオンシップ(年間王者決定戦)を開催し、そのシーズンの年間優勝クラブ(年間王者)を決める。
- 1993-1995年は2回戦総当たりの2ステージ(年間4回戦総当たり)とし、同一チームが完全優勝(両ステージ優勝)をした場合、各ステージの2位同士でプレーオフを開催し、その勝者と両ステージを制したチームがチャンピオンシップに出場できる方式としていた(実際には行われず)。
- 1997-2004年は1回戦総当たりの2ステージ(年間2回戦総当たり)とし、同一チームが完全優勝をした場合はJリーグチャンピオンシップを行わないことになった。
- 2015年からは再び1回戦総当たりの2ステージ(年間2回戦総当たり)とし、チャンピオンシップはステージ優勝チームと年間勝ち点上位のチームで争うトーナメント方式となった。
- 通年制(1996年、2005-2014年)
開催日時
Jリーグはシーズンの開催期間を3月頃開幕・12月頃閉幕の「春秋シーズン制」を採用している。
基本的に開催期間内の毎週末(土曜日または日曜日)に開催されるほか、ゴールデンウィーク期間中をはじめとして祝日に開催され週2試合開催となることがある。週末開催については2012年シーズン以降は原則として土曜日に開催日が集約されているが、それ以前は終盤の数節を除き、土曜日に6-7試合程度、日曜日に残りの2-3試合程度を分散開催していた。また、週の半ば(基本的に水曜日)にリーグ戦を開催することもある(Jリーグ創設当初は水曜・土曜の週2回開催が基本であった)。
AFCチャンピオンズリーグ (ACL) に参加するクラブについては、ACLの試合がおおむね火曜日または水曜日に開催されることから、試合日・移動日との間隔を考慮して当該クラブの試合を日曜日、あるいは後日の平日に延期することがある。
日本代表の強化を優先させる観点から、日本代表の出場する国際試合(FIFAワールドカップ・AFCアジアカップの本選・予選)あるいはU-23日本代表が出場する国際試合(オリンピックサッカー競技・アジア競技大会サッカー競技)が行われる期間はリーグ戦が長期中断される。
水曜日に開催する場合は祝日と重ならない範囲であれば原則ナイトゲームである。ただし1993年・1994年・2011年のごくわずかな試合で平日のデーゲームが行われた事例がある[4]。
試合方式
以下は2015年シーズンの場合。
- 18チームによる1回戦総当たり17試合の2ステージ制(年間でホーム&アウェイ2回戦総当たり)を採用。
- 延長戦は行わず、各試合ごとに勝ち3点、引き分け1点、負け0点の勝ち点を与え、最終的に勝ち点の多いチームが優勝。同点の場合、得失点差・総得点・直接対決成績・反則ポイント・抽選の順で優劣を決める。
- 各ステージの1位(ステージ優勝)と、年間通算勝ち点の上位3位までの最大5チームによるJリーグチャンピオンシップ(年間決勝トーナメント)を行い、勝者を年間王者とする。
- チャンピオンシップの進出条件が重複(両ステージ優勝、ステージ優勝と年間勝ち点3位以内など)しても、次点チームを繰り上げる等の処置は行わない。
- 年間1・2位はチャンピオンシップファイナルステージの成績を基に決定。3位以下はチャンピオンシップのトーナメントの結果にかかわらず年間総合成績を基に順位を決定する。
- 原則として、下位3チーム(16-18位)が自動的に降格し、翌年はJ2所属となる(詳細は入れ替え制度の項目を参照)。
試合方式の変遷
- 詳細な試合方式については各シーズンの項目を参照の事。
- 1993-1998年までは1部制のJリーグ。
- 2ステージ制のシーズンはチャンピオンシップにより年間王者を決定。
年度 | クラブ数 | 試合数 | 延長戦 | PK戦 | 勝ち点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1993年 | 10 | 2回戦総当たり ×2ステージ |
あり (Vゴール方式) |
あり | なし(勝利数で決定) | |
1994年 | 12 | |||||
1995年 | 14 | 勝ち(内容不問):3点 PK負け:1点 負け:0点 |
||||
1996年 | 16 | 2回戦総当たり | マルチボールシステムの導入 | |||
1997年 | 17 | 1回戦総当たり ×2ステージ |
90分勝ち:3点 Vゴール勝ち:2点 PK戦勝ち:1点 負け:0点 |
|||
1998年 | 18 | |||||
1999年 - 2002年 | 16 | なし | 90分勝ち:3点 Vゴール勝ち:2点 引き分け:1点 負け:0点 |
1999年:J1・J2間の入れ替え制度開始 | ||
2003年 - 2004年 | なし | 90分勝ち:3点 引き分け:1点 負け:0点 |
||||
2005年 - 2014年 | 18 | 2回戦総当たり | 2008年に反則ポイント制を導入 | |||
2015年- | 1回戦総当たり ×2ステージ |
結果
年度 | 年間優勝 | 1stステージ優勝 | 2ndステージ優勝 | クラブ数 |
---|---|---|---|---|
1993 | ヴェルディ川崎 | 鹿島アントラーズ | ヴェルディ川崎 | 10 |
1994 | ヴェルディ川崎 | サンフレッチェ広島 | ヴェルディ川崎 | 12 |
1995 | 横浜マリノス | 横浜マリノス | ヴェルディ川崎 | 14 |
年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | クラブ数 |
1996 | 鹿島アントラーズ | 名古屋グランパスエイト | 横浜フリューゲルス | 16 |
年度 | 年間優勝 | 1stステージ優勝 | 2ndステージ優勝 | クラブ数 |
1997 | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 17 |
1998 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | 18 |
1999 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | 清水エスパルス | 16 |
2000 | 鹿島アントラーズ | 横浜F・マリノス | 鹿島アントラーズ | |
2001 | 鹿島アントラーズ | ジュビロ磐田 | 鹿島アントラーズ | |
2002 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | ジュビロ磐田 | |
2003 | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | |
2004 | 横浜F・マリノス | 横浜F・マリノス | 浦和レッズ | |
年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | クラブ数 |
2005 | ガンバ大阪 | 浦和レッズ | 鹿島アントラーズ | 18 |
2006 | 浦和レッズ | 川崎フロンターレ | ガンバ大阪 | |
2007 | 鹿島アントラーズ | 浦和レッズ | ガンバ大阪 | |
2008 | 鹿島アントラーズ | 川崎フロンターレ | 名古屋グランパス | |
2009 | 鹿島アントラーズ | 川崎フロンターレ | ガンバ大阪 | |
2010 | 名古屋グランパス | ガンバ大阪 | セレッソ大阪 | |
2011 | 柏レイソル | 名古屋グランパス | ガンバ大阪 | |
2012 | サンフレッチェ広島 | ベガルタ仙台 | 浦和レッズ | |
2013 | サンフレッチェ広島 | 横浜F・マリノス | 川崎フロンターレ | |
2014 | ガンバ大阪 | 浦和レッズ | 鹿島アントラーズ | |
年度 | 年間優勝 | 1stステージ優勝 | 2ndステージ優勝 | クラブ数 |
2015 | サンフレッチェ広島 | 浦和レッズ | サンフレッチェ広島 | 18 |
- 1993-1995年、1997-2004年、2015年以降は2ステージ制、1996年と2005年-2014年は1ステージ制で開催されている。
- 2ステージ制で完全優勝(同一年での両ステージ優勝)を達成したのは、2002年の磐田と2003年の横浜FMの2クラブ。
- J1とJ2両カテゴリーで優勝を経験しているのは、柏、広島、G大阪の3クラブ。なお、柏(2011年)とG大阪(2014年)はJ1昇格後1年目での優勝である。
- 連覇を達成したことがあるクラブはV川崎、鹿島、横浜FM、広島の4クラブ。また、鹿島は唯一3連覇を達成したチームでもある。
- 1993年のリーグ創設時の参加10クラブの「オリジナル10」のうち、J2降格の経験がないのは、鹿島、横浜FM、名古屋の3クラブである。
- J2からJ1に初昇格して以降、1度もJ2に降格経験のないクラブは、新潟、鳥栖の2クラブである。
統計
クラブ別優勝回数
クラブ名 | 回数 | 優勝年度 |
---|---|---|
鹿島アントラーズ | 7 | 1996,1998,2000,2001,2007,2008,2009 |
横浜F・マリノス | 3 | 1995,2003,2004 |
ジュビロ磐田 | 3 | 1997,1999,2002 |
サンフレッチェ広島 | 3 | 2012,2013,2015 |
東京ヴェルディ | 2 | 1993,1994 |
ガンバ大阪 | 2 | 2005,2014 |
浦和レッズ | 1 | 2006 |
名古屋グランパス | 1 | 2010 |
柏レイソル | 1 | 2011 |
クラブ別通算成績
クラブ名 | 年 数 |
試 合 |
勝 利 |
引 分 |
敗 戦 |
得 点 |
失 点 |
得 失 |
優 勝 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コンサドーレ札幌 | 5 | 162 | 35 | 14 | 113 | 191 | 346 | -155 | 0 | ||||
ベガルタ仙台 | 8 | 264 | 84 | 76 | 104 | 329 | 363 | -34 | 0 | ||||
モンテディオ山形 | 4 | 136 | 30 | 36 | 70 | 108 | 199 | -91 | 0 | ||||
鹿島アントラーズ | 23 | 782 | 434 | 106 | 242 | 1375 | 955 | +420 | 7 | ||||
浦和レッズ | 22 | 752 | 356 | 112 | 284 | 1180 | 1015 | +165 | 1 | ||||
大宮アルディージャ | 10 | 340 | 109 | 83 | 148 | 386 | 483 | -97 | 0 | ||||
ジェフユナイテッド千葉 | 17 | 578 | 227 | 70 | 281 | 874 | 980 | -106 | 0 | ||||
柏レイソル | 19 | 634 | 278 | 104 | 252 | 973 | 940 | +33 | 1 | ||||
FC東京 | 15 | 490 | 203 | 104 | 183 | 704 | 652 | +52 | 0 | ||||
東京ヴェルディ | 14 | 476 | 226 | 43 | 207 | 767 | 713 | +54 | 2 | ||||
川崎フロンターレ | 12 | 404 | 186 | 82 | 136 | 706 | 580 | +126 | 0 | ||||
横浜F・マリノス | 23 | 782 | 386 | 131 | 265 | 1200 | 936 | +264 | 3 | ||||
横浜FC | 1 | 34 | 4 | 4 | 26 | 19 | 66 | -47 | 0 | ||||
湘南ベルマーレ | 9 | 324 | 116 | 24 | 184 | 459 | 618 | -159 | 0 | ||||
ヴァンフォーレ甲府 | 6 | 204 | 55 | 52 | 97 | 200 | 307 | -107 | 0 | ||||
松本山雅FC | 1 | 34 | 7 | 7 | 20 | 30 | 54 | -24 | 0 | ||||
アルビレックス新潟 | 12 | 404 | 141 | 102 | 161 | 496 | 570 | -74 | 0 | ||||
清水エスパルス | 23 | 782 | 364 | 113 | 305 | 1149 | 1110 | +39 | 0 | ||||
ジュビロ磐田 | 20 | 678 | 343 | 90 | 245 | 1191 | 934 | +257 | 3 | ||||
名古屋グランパス | 23 | 782 | 371 | 110 | 301 | 1221 | 1110 | +111 | 1 | ||||
京都サンガF.C. | 11 | 352 | 104 | 41 | 207 | 398 | 640 | -242 | 0 | ||||
ガンバ大阪 | 22 | 748 | 350 | 98 | 300 | 1332 | 1147 | +185 | 2 | ||||
セレッソ大阪 | 16 | 536 | 212 | 84 | 240 | 835 | 886 | -51 | 0 | ||||
ヴィッセル神戸 | 17 | 552 | 170 | 111 | 271 | 707 | 915 | -208 | 0 | ||||
サンフレッチェ広島 | 21 | 718 | 315 | 101 | 302 | 1066 | 1006 | +60 | 3 | ||||
徳島ヴォルティス | 1 | 34 | 3 | 5 | 26 | 16 | 74 | -58 | 0 | ||||
アビスパ福岡 | 8 | 254 | 67 | 21 | 166 | 287 | 501 | -214 | 0 | ||||
サガン鳥栖 | 4 | 136 | 56 | 31 | 49 | 180 | 189 | -9 | 0 | ||||
大分トリニータ | 8 | 264 | 76 | 59 | 129 | 285 | 377 | -92 | 0 | ||||
横浜フリューゲルス | 6 | 228 | 117 | 0 | 111 | 375 | 373 | +2 | 0 |
- 2015年11月23日時点[5]
- 優勝は年間優勝のみ(ステージ優勝は除く)
賞金・賞品
チームに対する表彰は、Jリーグ表彰規定[6]に定めがある。下記は2015年の場合。
順位 | 賞金 | 賞品 |
---|---|---|
年間1位 | 1億円 | Jリーグ杯(優勝銀皿)、日本サッカー協会会長杯 メダル、チャンピオンフラッグ、明治安田生命杯「球軌道」[7] |
年間2位 | 賞金なし | Jリーグ杯(準優勝銀皿) |
ステージ優勝 | 5000万円 | - |
年間勝ち点1位 | 8000万円 | - |
年間勝ち点2位 | 3000万円 | - |
年間勝ち点3位 | 2000万円 | - |
チャンピオンシップ勝利 (決勝以外) |
1500万円 | - |
特典
年間優勝(年間王者)はJ1で年間の最終順位が1位(優勝)だったクラブのみに与えられる。J1で優勝したクラブには翌年のJリーグおよび天皇杯で使用するユニフォームの右袖に、金色のJリーグロゴマークエンブレムをつけることができる。ロゴマークの下には、2行で「yyyy(優勝した年)J LEAGUE CHAMPIONS」と表示されている。また、翌年開催されるFUJI XEROX SUPER CUPへの出場権が与えられる。
J1で年間最終順位の上位クラブに翌年のAFCチャンピオンズリーグ (ACL) の出場権が与えられる。出場枠については32クラブが本大会に参加するようになった2009年大会以降は「年間順位の上位3クラブ(上位3クラブのいずれかが天皇杯優勝クラブと重複する場合は上位4クラブ)」に出場権が与えられているが、本戦出場枠の見直しが行われた2015年大会以降は、「上位2クラブがグループリーグ(本戦)出場、3位(上位3クラブのいずれかが天皇杯優勝クラブと重複する場合は4位)のクラブがプレーオフ出場」となっている。
1993-2000年までの年間優勝には、AFCチャンピオンズリーグの前身であるAFCアジアクラブ選手権の出場権が特典として与えられていた。ただ、Jリーグが発足する前年の1992年は、Jリーグカップの優勝クラブ(ヴェルディ川崎)が国内リーグの優勝クラブ扱いでこの大会に出場した。
このほか、FIFAクラブワールドカップが日本で開催される場合、その年度の優勝クラブは「開催国出場枠」で出場する権利が与えられる(2007年以降)。ただし、ACLにおいて日本のクラブが優勝した場合はACL優勝クラブの出場が優先され(ACL準優勝クラブが「開催国枠」の代替で出場する)、Jリーグ優勝クラブはACLとの2冠でない限り出場できない[8]。
通算記録
2015シーズン終了時点
試合
順位 | 選手名 | 試合数 | 順位 | 選手名 | 試合数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 楢崎正剛 | 604 | 11 | 新井場徹 | 423 | |
2 | 伊東輝悦 | 517 | 12 | 川口能活 | 421 | |
3 | 遠藤保仁 | 503 | 13 | 藤田俊哉 | 419 | |
中澤佑二 | 14 | 二川孝広 | 394 | |||
5 | 山田暢久 | 501 | 15 | 森﨑和幸 | 393 | |
6 | 明神智和 | 482 | 16 | 秋田豊 | 391 | |
7 | 阿部勇樹 | 469 | 17 | 田中隼磨 | 389 | |
8 | 曽ヶ端準 | 464 | 18 | 闘莉王 | 388 | |
小笠原満男 | 19 | 大岩剛 | 386 | |||
10 | 山口智 | 448 | 20 | 松田直樹 | 385 | |
藤本主税 |
得点
順位 | 選手名 | 得点数 | 順位 | 選手名 | 得点数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 中山雅史 | 157 | 11 | 藤田俊哉 | 100 | |
佐藤寿人 | 12 | 遠藤保仁 | 98 | |||
3 | 大久保嘉人 | 156 | 13 | 玉田圭司 | 96 | |
4 | マルキーニョス | 152 | 14 | 城彰二 | 95 | |
5 | 前田遼一 | 146 | 15 | 武田修宏 | 94 | |
6 | 三浦知良 | 139 | 森島寛晃 | |||
7 | ウェズレイ | 124 | 久保竜彦 | |||
8 | ジュニーニョ | 116 | 18 | 福田正博 | 91 | |
9 | エジミウソン | 111 | 19 | ルーカス | 90 | |
10 | 柳沢敦 | 108 | 20 | 長谷川祥之 | 89 |
表彰
シーズン中において、以下の表彰に該当する成績を収めたチームや個人にはシーズンの全日程終了後に開催されるJリーグアウォーズにて表彰される。
個人賞
- 最優秀選手賞
- ベストイレブン
- 得点王
- ベストヤングプレーヤー賞
- 高円宮杯フェアプレー賞(チーム賞)
- フェアプレー個人賞
- 最優秀監督賞
- 最優秀主審賞
- 最優秀副審賞
- 功労選手賞
- 最優秀育成クラブ賞
特別賞
- Join賞
スタジアム
2016シーズン
浦和レッドダイヤモンズ | 鹿島アントラーズ | 柏レイソル | ガンバ大阪 | 横浜F・マリノス | 川崎フロンターレ |
---|---|---|---|---|---|
埼玉スタジアム2002 | 県立カシマサッカースタジアム | 日立柏サッカー場 | 市立吹田サッカースタジアム | 日産スタジアム | 等々力陸上競技場 |
収容能力: 63,700 | 40,728 | 15,900 | 39,694 | 72,370 | 26,000 |
ヴィッセル神戸 | ジュビロ磐田 | 大宮アルディージャ | 名古屋グランパス | サンフレッチェ広島 | アルビレックス新潟 |
ノエビアスタジアム神戸 | ヤマハスタジアム(磐田) | NACK5スタジアム大宮 | 豊田スタジアム | エディオンスタジアム広島 | デンカビッグスワンスタジアム |
30,132 | 15,165 | 15,500 | 45,000 | 50,000 | 42,300 |
ベガルタ仙台 | アビスパ福岡 | サガン鳥栖 | FC東京 | ヴァンフォーレ甲府 | 湘南ベルマーレ |
ユアテックスタジアム仙台 | レベルファイブスタジアム | ベストアメニティスタジアム | 味の素スタジアム | 山梨中銀スタジアム | Shonan BMW スタジアム平塚 |
19,694 | 22,563 | 24,490 | 50,100 | 17,000 | 18,500 |
関連項目
脚注
- ^ 2シーズン制が復活した1997-2004年も引き続きサントリーがCSをタイトル協賛した
- ^ "明治安田生命保険相互会社とJリーグタイトルパートナー契約を締結" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 16 December 2014. 2014年12月17日閲覧。
- ^ "リーグ戦大会名称・タイトルマーク" (Press release). 日本プロサッカーリーグ. 16 December 2014. 2014年12月17日閲覧。
- ^ 1993年はテレビ中継の都合による。1994年は開催スタジアムに照明設備がないため。2011年は東日本大震災発生に伴う被災地での省エネ対策のため
- ^ “J.League Data Site / 通算勝敗表”. 2016年1月11日閲覧。 から各クラブ毎に選択して抽出。
- ^ Jリーグ表彰規定 (PDF)
- ^ "明治安田生命J1リーグチャンピオンに授与される 明治安田生命杯「球軌道」が完成" (Press release). J.LEAGUE.jp. 27 November 2015. 2015年12月1日閲覧。
- ^ 2007・2008年の鹿島がこれに該当する(ACLで2007年は浦和、2008年はG大阪が優勝)。